日本人団体専用クラブを探れ!外伝 |
マグ朗特捜隊隊員よりの投稿
皆様方は、バンコックでの遊びについては熟知され、お気に入りのプレイスポットも当然の如く存在するであろうし、充実した『遊び』を満喫しておられると思料する。 しかし、「天使の都」に初見参、なんの事前情報もなく、全くの初心者だったら如何なものか?(そもそも前提に無理があるが・・・) 咥えて、もとい、加えて複数人あるいは大人数で渡タイし、同行したメンバーも同様だとしたらどうだろうか?(くどいようだが、前提に無理があるが・・・) 観光ガイドに導かれ、言われるがままに向かう先、それが今回特別捜査した「日本人団体専用クラブ」である。(論理が強引ではあるが・・・) 2年前になろうか?某県議会議員が海外視察中に訪れ、マスコミに話題になったのを覚えておられる方々もいらっしゃるであろう。そう、その日本人団体専用クラブに潜入した際の話である。皆様方は目にもかけない遊び場であろう。これからは、あくまで私の独断でとらえたものであるから参考までに願いたい。 シーロム通りとスリウオン通りとの間にその店は存在する。訪れたのはPM7:00過ぎであろうか。時間が早いせいもあろうが、タニヤのような喧騒とは全く異質な通りである。 入り口には呼び込みの姿はなく、1人の男性が椅子に腰掛けている。 「このお店、何時からですか?」 尋ねるとその男性は、一旦店の中に入り、ママと思わしき女性が変わって現れた。 「ドウゾ イラッシャイマセェ。 ミルダケ イイデス。」 そして私は彼女に尋ねた。 「何時からですか?」「独りでもいいですか?」「ここは初めてですが、大丈夫ですか?」 矢継ぎ早の質問に答えることなく、ママは私をひな壇の前に立たせた。 「エランデクダサイ」 そこには「バニー」を上回る人数の女性が現れた。80人くらいは居たか?「バニー」でも初回は驚いたが、驚き指数は人数に比例する。 それから、ようやくシステムの説明が為された。 ★女性を決めてホテルに行く ★ホテルでは朝までOK、AM6:00には女性は帰る ★料金は1万二千円(+「キニイッタラ アサ チップ オネガイシマス」・・・H代?) ★女性を決めてからは呑み放題でカラオケもできる ★女性が気に入らなければチェンジもOK ★店はPM6:00〜PM11:00 ただし、ママは『呑むところ』でないことを流暢な日本語で強調した(「ノムダケ アリマセン」とも言ったような)。 女性陣といえば、『バリエーション』が豊富と言っておこう。老若、細太、長身チビ、巨乳、貧乳、派手地味、多種多様に入り乱れていた。タニヤと比すと若い娘は少ないようだったが、容姿についてはいい勝負ではなかったか? 少々ビビリ気味の私は、極々フツーな感じの嬢の番号を告げた。 「ホテル スグ イキマスカ?」 流石に、即連れ出しには躊躇した私は、「ビールとカラオケを・・・」と依頼したところ、上の階へと案内された。 2階は踊り場(嬢連の待機場?)になっており、3階が広いラウンジ風(ただし、客の姿はなし)。プラス一応の個室があり、そこへ通される。 日本円の持ち合わせがない旨を伝えると、「4500バーツ」とのことだった(為替違ってねぇか?)。支払いを急かされ、言われるがままに支払う私。ママは受金すると、すぐさま階下へ消えた。 隣に座った嬢の日本語は、タニヤ嬢と遜色ない(後に大違いと判明するが・・・)。タニヤ・パターンの日本語で暫しの時間をつぶす。 おっと、そんな場合ではない、この店情報を聞き出さねば・・・。カラオケは方便だ。 残念ながら、嬢がそれほど日本語に長けている方ではなかったようで、情報は限定的。客は早い時間にやってくるのが多いようだった。 暫くしてママが戻ると、 「カノジョ ホテル ツレテカエリマスカ?イイデスカ?シンジン デス」 意外に、いい感じの嬢だったので了承。嬢が着替えに行き、戻ったところで階下へと移動した。 入店時に客は私だけだったが、5、6人の日本人客がひな壇の前で女性を選んでいるところだった。 ★振り返り★ 別に嬢に当たれば、それでいいと思うが、店に4500Bという金額は?である。 フリで入るタニヤの呑み放題1時間+連れ出しの3倍、指名嬢が居る店だとしても、2倍くらいであろうか。 「絶対にデキる」という保証はあるものの、店内では、ゆっくり呑むのもままならない。嬢には日本語もそれほど通じない(個人差はあろうが)。「クラブ」という感じは薄く、これははっきり言って「○屋」である。 県議会議員のコメントは、限りなくグレーだと推定する。 マグ朗 発行日 2005年6月5日 |