新空港捜査日記(応用編) |
みつお隊長捜査レポート
<はじめに> もうすでに開港より1ヶ月半近くになろうとしている新空港。すでにかなりの方が体験したと思われる。 しかし、まだ利用してない方のために先日、2回目の新空港体験をしたので(訪タイしたので)、その方々のためにも「応用編」と題して足りないものを補足しつつ前回の「初体験編」での訂正箇所も含めてレポートしたいと思う。 <到着> すでに体験している新空港である。勝手知ったるなんとやらで前回の初体験時のように何も迷わずにロビーに出られた。かなり機能的な造りであるので、2回目くらいからは何も迷わずにスムーズに入国出来ると思われる。 問題であったターンテーブルよりの荷物の受け渡しも、ほぼ問題はなくなって来ているようである。ただ、ドンムアン空港に比べて若干ではあるが荷物が出てくるのは空港が広い分だけ遅いようである。 到着ロビー。意外に広かった。 <出発> まったく問題ないのは言うまでもないだろう。自分のチェックインするカウンターに行けば良い。 やや広いが到着ロビー入り口に航空会社別に案内表示があるので、それを見ながら館内に入れば良い。 <タクシー> 最大の関心事はこれであろうか?今回はチェンライに途中、旅立ったので合計2往復利用した。もう問題はないと思われる状況と私はなった。ここで細かくレポートしてみたい。 1階の正規タクシー乗り場である。ここから乗ると50Bのチャージが別に必要。画像の色合いが悪く失礼! 前回のおさらいをしてみよう。 行き BKK空港→市内 深夜到着 南回りバンナー・トラート・ハイウェイ 高速料金40B サラデーンまで25分 メーター料金247B 43` 高速出口 ラマ4世通りクロントーイ付近 帰り 市内→BKK空港 日曜夕方 北回りバンコク・チョンブリ・モーターウェイ (下走り) ラチャダーから35分 メーター料金195B 32` という結果だった。 ここで重要なのは、北回りの高速道路を使用してなかったことである。明らかに南回りの高速使用が距離は長くメーター料金がかかるが早いように感じてしまった。 そこで今回の利用状況である。 行き BKK空港→市内 深夜到着(リムジンタクシー利用) 北回りバンコク・チョンブリ・モーターウェイ (下走り) ナナまで約30分 メーター固定料金 距離不明 帰り 市内→BKK空港 平日昼 北回りバンコク・チョンブリ・モーターウェイ 高速料金25B ナナから32分 メーター料金185B 30` 高速進入口 ラマ9世通りMPキャサリン付近 行き BKK空港→市内 日曜昼到着 北回りバンコク・チョンブリ・モーターウェイ 高速料金65B アソークまで23分 メーター料金191B 30`ちょっと 高速出口 スクンビット通りナナ付近 帰り 市内→BKK空港 平日夕方 北回りバンコク・チョンブリ・モーターウェイ 高速料金65B ラチャダーから33分 メーター料金203B 35` 高速進入口 ディンデーン通り付近 という感じであった。 明らかに南回りも北回りも時間的に同じようである。迷わず北回りで行くべきである。渋滞もしてないのに南回りを選ぶ運転手がいたら北回りにしてもらおう。殆どが北回りで行くと思う。 安いのは北回り。それで早いのはすべての高速を使うことである(40B+25B)。スクンビットのナナ〜アソークあたりに行きたいのであれば、メーター料金は200B前後、30`ちょいで高速料金は65Bである。 ドンムアンと比較してメーター料金でナナ周辺の場合に限っては30〜50BくらいUPで距離は5`くらい多いか?時間的には5〜10分余計にかかるかなといった具合である。改めて参考にして頂きたい。 ラチャダーの場合はかなり遠くなるのがわかるであろう(ドンムアンよりも)。 それでは空港内ではどこで拾うかである。 正規のタクシー乗り場は、到着階の2階から1階に降りて外へ出たところにある。行けばわかる。 そこで出発階から客を降ろして待機しているタクシーに乗り込む術は?これはドンムアンと同じであるので説明することもないと思うが一応。 4階出発ロビー外。タクシーがチラチラと空車で待機している。 出発ロビーで待機しているタクシーに乗り込めば、正規の乗り場から乗るチャージ50Bは不要である。 彼らはこれもドンムアン同様に、警備員に追い出される前に客に乗ってもらいたいのであるから、乗ってくれるだけで大歓迎で、何も言わずにメーターで走り出すケースが多い。たまに変なのもいるが・・・・ ドンムアンとスワンナプームには明らかに違いがある。ドンムアンの場合は、ロビーを出たところしかタクシーに乗り込む場所がなかったが、ここスワンナプームでは、さらに横断歩道を渡ったところにも待機場所がある(成田空港をイメージして頂ければと思う)。ここは警備員もうるさくないのでタクシーが待機しやすい。 横断歩道を渡るのが面倒臭いかもしれないが、ロビーを出たところにタクシーが待機してない場合はここで拾う。遠くで運転手が手招きをして「おいでおいで」をしているのですぐにわかると思う。 私もここで利用したが問題はなかった。 出発ロビーを出て横断歩道を渡ったとこにもタクシーが待機している。ここで客を降ろす場合が多い。 <リムジンタクシー> 今回は1度だけ利用してみた。 2階の到着ロビーから外に出たところに乗り場がある。これもドンムアン同様に、到着ロビーを出ると、リムジンタクシーの呼び込みのオネイサンらが声をかけてくるであろう。 はっきり調査したわけではないので参考までにして頂きたいのであるが、欧州車は900Bと言われたので、日本車を選んだ。トヨタであった。800Bであった。乗り心地はまあまあであった。 ドンムアンでは650Bくらいであったので、かなりの値上げだが車は新車になっているようである。 たまにはリッチな気分で利用してみるのもいいだろう。 また、雨や週末とかの深夜で、メータータクシー乗り場が長蛇の列や出発階でもぜんぜん拾えない場合などは、リムジンはすぐに乗れるので有効に活用出来るであろう。急いでいるときにもいいと思う。 800バーツは高いと思うが、タニヤで1時間楽しんだ程度の値段である。安全も確保出来る。 2階の到着ロビー外である。わかりにくいがリムジンタクシーがここで待機してしている。 <国内線> 今回はチェンライに行ったので、国内線も利用した。 国内線はターミナル正面に向かって左の端の方の3列くらいが国内線チェックインカウンターである。 ここには各社の国内線のチケット売り場がある。両替所もある。行けばすべてわかると思う。 ドンムアンと違うのは、かなり広くサテライトまでかなり距離があることである。かなり歩く場合もあるので、ドンムアンのようにチンタラしてると乗り遅れるかも。余裕をもってチェックインしたい。 空港が広いので、ドンムアンより飛び立つのがかなり遅かったようである。20分はかかった。 <出発ロビー外の昼間の写真> 前回、撮影したのは夜であったので外の写真が暗くてわかりにくいだろう。 今回は昼間に撮影したので何枚か「出発ロビー外の写真」を掲載しておく。 <最後に> 最初に利用した時は、だだっ広くて何が何だかわからず迷ってしまったが、もう2回も利用すると、何度も言っているが機能的な空港なのですぐに慣れるであろうと思われる。 まだ利用してない皆様、そろそろ不安は解消されたであろうか? みつお 発行日 2006年11月09日 |