メークロン線路市場とアムパワー水上市場特捜記 |
JACK隊員よりの投稿
JACK特捜隊隊員よりのレポート 初訪タイの友人がいたこともあり、めずらしく腰を上げて、観光に行ってまいりました。 最近脚光を浴びているメークロンの線路市場です。調べると、ピンクラオのほうから電車―船―歩き―電車とめげそうな行程ですが、意を決して参ります。 日曜の朝、サトーンのホテルからタクシン橋を渡って、ウォンアヤイ駅へ。聞いてはいましたが、タクシーが知っていたので助かりましたが、目の前の道を歩いていても、市場に埋もれていてわかりにくい。BTSの新しい終点ウォンアヤイ駅からも歩いて10分ぐらいだそうです。タクシーは日曜なので、10分ぐらいで着きましたが、平日はこうはいかないでしょう。電車の時刻も調べて、行程を設計しないと、メークロンには1日4本ですのでうまくいきません。 8時35分発マハチャイ行きです。9時40分着予定で電車賃が1時間乗って10B。海に向かって葦の湿地をのんびり行きます。車体は日本のお下がりのようです。ところどころに日本文字。のんきな電車で駅ではどこからでも乗れますが、意外にも厳しい検札があり、切符なしが、厳しくとっちめられていました。 マハチャイはバンコクの海の台所だそうで、海産物の集積地です。駅からうまそうな海産物の店が軒を連ねていて、これだけでも行って、味わう価値がありそうです。店で好きな海産物を仕入れて、食堂に持っていくと料理をしてくれるとどこかで読みました。海老、かに、特に赤貝、ムール貝、ばい貝、はまぐりと貝天国です。 (夜の貝情報は以前にアートさんが特捜:マハチャイ置屋情報を書いてくれていますのでそちらで・・。) 海産物の中を歩きながら、3分ほどで渡し船着場。3B.対岸から再度、電車に乗ります。橋がかかってないのですね。歩いて10分と聞いたので、方向もわからないので輪タクです。20B。 1日4本の超のんびりした駅がありました。この駅にも船着場があり、ここに直接着く船もあるようですが、わかりませんでした。メークロンまでは1時間、またもや10B。ここでいきなり30分遅延。まぁ、タイの電車が遅れないほうがおかしいと、達観・・。 メークロンは意外にも大きな街で、電車が入って行くと両側に大きな市場が広がっています。これが線路市場でしょう。 モーゼの十戒のような線路が開く様は電車を見送らないと見られないので、市場で電車を見送ります。この市場は内陸部のせいか、打って変わり、なまずなどの川魚が増えます。 市場を眺めるうちに、駅のほうから、警笛が鳴りました。合図のように、サクサクとかたずけが始まります。黄色い電車が見えてきました。まだこのへんはかたずけてます。終ったのは5秒前ぐらい。絶妙な間合いです。果物などで、線路際に置いたままもあります。高さ的にOKなのでしょう。 目の前10cmを走りすぎます。なんという迫力。結構早いです。通った瞬間からまた、パタパタと店ができていきます。う〜ん、不思議な光景です。なんで、こんなところに店を開こうと思ったのでしょうか? ここから、アムパワーの水上市場に向かいます。 線路市場と平行して走っている大通りに出て、テンソウトラックたまりから、アムパワー行きが出ています。 (セブンイレブン前)8B。15分ほどです。さすがに日本人は見かけません。アムパワーはダムンヌアサックの水上市場と違い、タイ人観光用、しかも夜メインで蛍の名所だそうです。(土日のみ)市場の両側のみやげ物店の2Fが民宿になっており、3〜400Bで泊まれるそうです。 バックパッカー的ですが、こんなところで、ぼやっ〜とビールを飲んで過すのもいいですねぇ。奥まで行って川を眺めながら、ビールと米粉焼きそばでお昼です。そうなんです、まだお昼です! さて、バンコクへの帰還ですが、そこいらへんでタクシーを聞いたら、ない!ときっぱり言われました。市場をまたいでいるバス通りにバンコク行きのバスがあると聞いて、停留所を見つけました。おおっ!1時間1本のバスが5分後!70Bで、冷房車。パタピンクラオそばまで1時間、ぐっすりでした。 それにしても全ての交通費が121B。タニヤで何万バーツも浪費しているワタシはナニ? 通りからのウォンアヤイ駅入り口、前を歩いていてもわからない。 駅の看板、全く読めません。 出札口、少しは英語で書いてくれ〜 駅の看板、植物に隠れてこんなところに・・。 出札口に小さく英語が。8時35分発、マハチャイ行き10B。 電車が来ます。 どこからでも乗れます。 マハチャイ駅に着きました。 マハチャイは海産物天国です。 おいしそうな貝類。 船着場 マハチャイ港です メークロン行きバンレーム駅まで輪タク20B。 バンレーム駅出札口 ローカルな電車です。 メークロンに着きました。 けっこう乗ってます。途中からの客が多い。 これが電車が通らないときの線路市場です。 野菜系が多い市場。 警笛が鳴りました。かたずけが始まります。 電車が見えます。まだかたずけています。 まだかたずけています。 果物なんかは出しっぱなし。 うゎー、結構早い! あっという間に元通り。 メークロンからテンソウで15分のアムパワーの水上市場。 両側の建物の2Fが民宿になっています。 食べ物を売る船が多い。 これも。 これも。 一番奥が川に向かって展望レストランになっています。 昼飯の焼きそば。50B。 バンコク行きバス亭。 JACK 【隊長よりのコメント】 JACK隊員、ご苦労であった。 かなりローカルな観光の特捜ですな。私はこういうの大好きである。こんな面白そうな観光スポットも、バンコク郊外には、まだまだたくさんあるのですな。改めて感じさせられた。 発行日 2009年10月09日 |