■鮎川家の変態姉妹4■

 〜変態姉妹、初めてのラブホテル〜





前編



「お姉ちゃん、こんなところ、女の子同士で入ってもいいの?」

「・・・いけないわよ」

 綾奈と美麗は昼間のラブホテル街を歩いていた。手をそっとにぎりして、お互いの体温を感じながら、ひとつひとつ、入りやすそうなホテルを探している。

 女の子同士が手をつないで歩く光景はそう珍しいものではないものだろうが、それが昼間のラブホテル街とすれば話が違った。平日の昼間だけに人通りもそこまで多くはなかったが、その代わり、すれ違う人々(そのほとんどが男女カップルだった)はほぼ例外なく綾奈と美麗を好奇心の入り混じった表情で見ていたのだ。

 しかし、そんな視線を気にすることもなく、綾奈は隣の美麗に向かっていった。

「いけないけど・・・私たち、もっといけないことしてるじゃない?」

「でも、お姉ちゃん・・・」

「うん。ここがいいわね。ちょっとオシャレだし。行きましょう、美麗」

「・・・」

「何緊張してるの?」

 少し意地悪な表情を作ると、綾奈はいった。

「お姉ちゃんと、ラブホテル入るの嫌?」

「ううん。でも・・・恥ずかしい」

「ふふ」

 綾奈は、笑った。陽の光を浴びて、長い黒髪がいつもより綺麗に見える。握り締めていた手の力をぎゅっと強めると、唇を美麗の耳元近くにもっていき、ささやくようにいった。

「これから、お姉ちゃんと、もっと恥ずかしいことしたくないの?」

「・・・」

 返事はなかった。

 ただ、美麗の握り締める手の力が、強くなっていた。少し汗ばんでいるのも分かる。気をつけてみてみると、肩が小刻みに揺れて、吐く息も少しあらくなっていた。それが答えだった。

「今日は記念日なんだから」

 そんな美麗をみていとおしくなった綾奈は、周囲に誰もいないのをみはかって、かぷっと愛する妹の耳たぶを噛んだ。

「美麗の、生まれた日」

 そして、生暖かい息を吹きかけた。

「誕生日プレゼントに、お姉ちゃんの、体をあげる♪」

 鼓動と共に、美麗の興奮が伝わってくる。綾奈は嬉しくなり、もっともっと妹を喜ばせてあげようと、言葉を続けた。

「だから・・・いつも家じゃ出来ないこと・・・もっと変態なことを、今日はしようね」

 美麗は、そっとうなづいた。

 そしてそのまま、二人はホテルの中へと入っていった。

 

 

「わぁ、綺麗な部屋!」

 部屋の扉を開けるやいなや、美麗は驚いたような声をあげた。

 すぐに奥へと駆け込んでいく妹の姿を見て、綾奈は満足そうな笑みを浮かべると、後ろ手で扉の鍵をしめた。靴を脱ぎ、用意してあったピンク色のスリッパに履き替える。

 ホテルに入るのは簡単だった。

 平日の昼間ということもあり、部屋も何個か開いていた。無人のカウンターで(とはいえ、壁の裏側には人がいるのだが。客に従業員の姿を見せないようにしているだけなのだ)、綾奈は開いている部屋の中で一番値段の高い部屋を選んで、鍵を抜いただけだった。

 あとは今、この部屋に入るまで誰ともすれ違わなかった。

 綾奈は、胸に手をやった。

 どくんどくんと、心臓が動いているのが分かる。美麗の前ではことさら平静を装っていたのだが、内心はドキドキが止まらなかったのだ。綾奈にしても、初めてのラブホテルである。緊張しないわけがない。

 しかし、一週間も前からインターネット等で情報を調べ、入り方を調べ、何度か一人でラブホテル街を歩いてみたりなど、下準備はかかしていなかったのだ。

 それもこれも、全て。

(美麗の、為)

 引篭もりの美麗に、なんとか家から出るための口実を作ってあげたかったのだ。実際、美麗が家を出たのはいつ以来だろうか?もうそんなことを忘れてしまうくらい、長い長い間、美麗は引篭もっていた。

(今日は美麗の誕生日)

 綾奈は、そっと自分に言い聞かせるようにいった。

(たくさんの思い出を、作ってあげなくちゃ)

 しかし、そう言いながら、美麗のためといいながら、その実、自分のためであるということも分かっていた。部屋に入り、これからしようとしていることを考えるだけで、自分のあそこがすでにびしょびしょに濡れているのが分かる。

「お姉ちゃん!早く〜」

 部屋の奥から、自分を呼ぶ声がする。

「分かったわよ、美麗」

 ひとつ深呼吸をすると、綾奈はいった。

「時間はたっぷりあるんだから・・・あせらなくていいのよ?」

 

 

「・・・ん・・・ふぅ・・・」

「・・・あ」

「んん・・・はぁ」

 ベッドの上で、二人の姉妹は、長い長い口付けを交わしていた。

 二人とも、すでに服を脱ぎ捨てて、生まれたままの姿になっている。お互いを強く抱きしめながら、唇を合わせていた。

 美麗は下になり、その上に綾奈が覆いかぶさるような格好になっている。いつもは形のいい綾奈の乳房が、美麗の体にぎゅっと押し当てられてつぶれている。

 まるで生き物のように、綾奈の舌が動いていた。少しでも多く、美麗の口内にある唾液を吸い取ろうとしているかのようだ。

「・・・お姉ちゃん・・・」

 うっとりとした視線で、美麗は姉を見つめた。

 大好きな姉は、口元から唾液をたらしながら、舌をちろちろ動かしている。

「なぁに?」

「お姉ちゃん、暖かい」

「ふふ。どこが?」

「・・・ここと」

 美麗はそっと指先を動かすと、姉の唇に触れた。そしてまた笑うと、指を姉の乳房へと動かす。

「・・・ここ」

「ここ、ってだけじゃ分からないよ」

 綾奈は再び美麗に口付けをすると、いった。

「もっとお姉ちゃんに分かりやすく教えて」

「・・・び」

「なぁに?」

「お姉ちゃんの・・・乳首」

「あん」

 言葉と同時に、とがりたった乳首の先を指でこねくりまわされた綾奈は、思わず声をあらげてしまった。快感が、背中の裏側にまで走り抜けたかのようだ。

「美麗・・・もっと・・・、そこ、コリコリして・・・」

「お姉ちゃんの、変態」

「言わないでよぉ・・・」

 口ではそういいながら、綾奈が興奮しているのが分かる。美麗が乳首をきゅっとひねるたび、綾奈の体もそれに合わせてびくんびくんと動いていった。

「・・・気持ちいい・・・」

「もう、今日は私の誕生日祝いのはずなのに、お姉ちゃんばかり気持ちよくなっているじゃない」

「ごめんね」

「ううん。いいよ」

 美麗は姉の乳首を触る指の動きは止めずに、いった。

「お姉ちゃんが感じてくれている姿を見るだけで、私も感じてくるから」

「ふふ、そうね」

 綾奈は、足を動かした。

 二人の姉妹の足は、お互いからみあうようにもつれている。上にいる綾奈のちょうど太ももの上の部分が、美麗の一番大事なところにあたっているのだ。

「美麗のここ、すごくヌルヌルしてきているもの」

「だって・・・気持ちいいんだもの」

「もっと気持ちよくしてあげるね」

 綾奈は体を動かした。太ももが触れるたび、美麗の体がぴくぴく動く。

 その光景を見て、綾奈も興奮が止まらなくなった。もはや二人の汗で、お互いの体もくちゅくちゅに濡れている。

「美麗」

「はぁ・・・なぁに、お姉ちゃん?」

「お口を、あけて」

「え?」

「私の唾液、今からたくさん垂らしてあげるから」

 そういうと、綾奈は口をあんぐりとあけた。ぬらぬら光るその口内は、それだけで卑猥な別の生き物のようだった。

「お姉ちゃんの唾液・・・」

「そう」

 綾奈は舌を伸ばした。その舌を伝わって、透明な唾液がだらだらとこぼれ始めてくる。

 美麗は眼を閉じると、口を大きく開いた。

 その口元も、唾液でぬらぬらと濡れている。

 垂れてきた姉の唾液が、美麗の舌先に触れた。生暖かく、また、姉の匂いがする。

 舌と舌を触れ合わせる。びくびく動いているのが分かる。

「美麗、私の唾液、どう?美味しい?」

「あん、お姉ちゃん、飲みきれないよ・・・」

「だーめ、こぼさず飲むのよ」




 だらだらと唾液をたらしながら、綾奈は妹の顔を見ていた。紅潮した顔は、いつも引篭もって蒼い顔をしている時の百倍も美しいものに見える。

 綾奈は脚を動かすと、美麗の一番大事なところを何度も何度もついた。

 お互いの体液でしばらくの間ぐちゃぐちゃになった後、美麗は眼を開けた。

「・・・美味しかった・・・お姉ちゃんの唾液・・・」

「よかった」

 綾奈は笑うと、いった。

「でも、今日はもっともっと、美味しいものを美麗に飲んで、食べてもらうからね」

「・・・お姉ちゃん、それって」

「ふふ」

 そっとキスをすると、綾奈はいった。

「あせらないの。今日は長いんだからね」

「うん!」

 唾液まみれの顔で、美麗は微笑んだ。

 

「・・・出そう?」

「ううん。まだ出そうにないよ・・・」

「じゃぁ、もっと暖めましょうか」

 唾液交換の後、二人の姉妹はベッドの上に膝立の状態になると、お互いぎゅっと抱きしめあったまま、力んでいた。

「キスしながら、今日最初の、うんちをしましょう」

 と、綾奈がいったのだ。

 美麗はもちろん、嫌とは言わなかった。

 愛する姉に抱きしめられながら、頑張って踏ん張っている。

 ラブホテルに行こうと姉に言われたのが一週間前。その時から今日までずっと、美麗はうんちを我慢していた。

 今日、たくさんたくさん、姉の前で出すために。

 しかし、あまりにも我慢しすぎていたので、硬くなったうんちはなかなか出てこようとはしなかったのだ。

「美麗、どんな感じ?」

「お腹は痛いんだけど・・・」

 姉のキスに応えながら、美麗はいった。

「お尻の穴が、なかなか開かない」

「ふふ。美麗の肛門、ちゃんと開いているわよ」

 綾奈は腕を回すと、美麗の肛門をそっと触った。そこは大きくぱっくりと開いている。綾奈はしわの一本一本の感触を楽しみながら、いった。

「この中に、美麗のうんちがつまっているのよね?」

「ああん。お姉ちゃん、そんなこと言わないでよ」

「美麗の、う・ん・ち♪」

 綾奈は美麗の言葉を無視すると、指先を美麗の肛門の中へと突っ込んでいった。中に入れてすぐ、硬いものにあたる。

「出口近くにまでは来ているみたいよ」

「あぁん。お姉ちゃん、何に触っているのぉ・・・」

「さっきも言ったじゃない」

 意地悪い笑みを浮かべる。今日、この表情をするのは何度目だろう?

「私の指先に触れているこの塊、美麗の、う・・ん・ち♪」

「はぁ・・・お姉ちゃん・・・あんまりうんち触らないで」

「どうして?」

「だって・・・恥ずかしいもん」

「何をいまさらいってるの?」

 綾奈は、もっと美麗を困らせてやろうと思い、もっともっと卑猥なことを口にした。

「いつも、あんなにたくさんのうんちをひりだしているのに、今さら何が恥ずかしいの?美麗の変態」

「もう・・・変態はお姉ちゃんの方じゃない」

「そうよ」

 綾奈はそういうと、自らも肛門に力を入れ始めた。

 ぶりりりり・・・

 汚らしい音と共に、綾奈の肛門が開き、中から茶色いどろりとした塊が顔を出し始めた。

「私、変態よ」

 そういいながら、美麗を見つめたままで排泄を続ける。

「お姉ちゃん・・・」

「美麗、今、私、うんち出してるよ」

 綾奈の体の中に隠されていた匂いが、部屋中に充満し始めた。なんともいえない匂いだ。

「お姉ちゃんの匂いがしてきたよ」

「美麗、もっとはっきり言って」

「はっきり?」

「そう」

 ぬるぬると出されたうんちが、綾奈のふくらはぎの上へと落ちていく。大量のうんちがそこでとぐろを巻き始め、その暖かさに綾奈の興奮はまた上昇していった。

「何の匂い?」

「お姉ちゃんの・・・」

「私の?」

「・・・うんちの匂い・・・」

「よく出来ました♪」

 排泄を続けながら、綾奈は美麗をぎゅっと抱きしめると、そっと耳元でささやいた。

「私も、嗅ぎたいな」

「・・・」

 返事はなかった。姉の言わんとすることは、姉の体温を通じて伝わってきていたのだ。

 返事の変わりに、美麗は力んだ。

 肛門が、開く。

「お姉ちゃん」

「なぁに?」

「出るよ」

「うん」

「出していい?」

「うん」

「こんな変態な妹で、私でいい?」

「いいよ」

 ぶりゅっという音と共に、綾奈はまた体の中に残っていたうんちを搾り出すと、いった。

「私だって、変態だもの」

「・・・お姉ちゃんの、変態」

「美麗の、変態」

「変態」

「変態」

「あぁぁぁぁぁ!」

 美麗の絶叫と共に、放屁の音がした。

 ブブブブブブッという、爆裂音だ。

 可愛らしい美麗の生み出した音とはとても思えない音の後。

「出る!出る!うんちでちゃう!肛門から飛び出すよぉ!」

 ブリブリブリブリブリ・・・・

 茶色い塊が、美麗の体から飛び出してきた。

 痙攣を続けながら、美麗の排泄は止まらない。

 卑猥な音と共に、大量の排泄物をベッドの上に撒き散らしていく。

 脚に、ふくらはぎに、太ももに、シーツの上に、ベッドの外に、床に、壁に。

 勢いのついた美麗のうんちは、いたるところに飛び散っていった。

「気持ちいいよぅ・・・」

「美麗、うんちしながら感じてるの?」



「だって・・・だって気持ちいいんだもの」

「一週間ぶりの、排泄よね?」

「そうだよ・・・すっごく溜まってたの。お腹、苦しかったの」

「見せて、美麗の顔、もっと見せて」

「お姉ちゃん、お姉ちゃん・・・」

「あん。もう止まったと思ったのに、私も・・・」

 ぶりゅ・・・という音と共に、綾奈の肛門がまた開き、中から今度はどろりとした軟便が零れ落ちてきた。

「うんち・・・出てきたよ」

「お姉ちゃんの匂い、すごいよ」

「そういう美麗の匂いも、たいしたものよ」

 綾奈は鼻をぴくぴくさせるといった。

「すっごい匂い。何を食べたらこうなるの?」

「もう・・・言わないで・・・」

「美麗」

「なに?お姉ちゃん」

「好き」

「うん」

「大好き」

「うん」

「愛してる」

「うん」

 排泄をしながらの姉の告白に、美麗も排泄をしながら応えた。

「私も、お姉ちゃん、大好き!」

 

 お互いのうんちを撒き散らしながら、お互いの想いを何度も何度も告白していた。

 変態姉妹は、うんちにまみれた部屋の中で、お互いをむさぼりあっていた。

 

 今日は美麗の誕生日。

 

 宴は・・・まだ始まったばかりだった。

 

 




後編に続く





戻る