特殊技について
FF8の戦闘コマンドを分かり易くまとめると、
- 誰でも使えるコマンドは(比較的)弱い。
- キャラクターごとの専用コマンドは強い。
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例えば、
これらのコマンドは弱い。
一方、
スコール | 連続剣 |
キスティス | 青魔法 |
ゼル | デュエル |
セルフィ | スロット |
リノア | コンバイン |
アーヴァイン | ショット |
これらのキャラクター専用コマンドは強い。
FF8では上記のようなキャラクター専用コマンドをまとめて
特殊技と呼ぶ。
強い
特殊技は他の攻撃手段とは比べ物にならないほど強い。例えば、
- スコールの特殊技「連続剣」は敵に4〜8回の連続攻撃を放つ。
- 連続攻撃の1発1発が通常攻撃と同等以上の威力。
- つまり「連続剣」は通常攻撃の4〜8倍以上のダメージを与える。
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毎ターン連続して出せる
FF7のリミット、FF10のオーバードライブはゲージを溜めないと使用できない。そのため、毎回のように連続で出すのは難しい。しかし、FF8の特殊技は特定の条件を満たすことで、FF6のオリジナルコマンドのように毎ターン連続して発動できる。
切り札ではなくメインの攻撃手段として使っていける。
切り札型 | FF7(リミット)、FF10(オーバードライブ) |
連発型 | FF6(オリジナルコマンド)、FF8(特殊技) |
※後日執筆
基本的な考えかた
圧倒的に強いが、前述のようにHPを下げなければならない。そのため、
- 危険を覚悟で特殊技で一気に攻めるか
- 安全を重視して他の攻撃手段で戦うか
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敵の性質に合わせて戦いかたを考えていく必要がある。筆者のお勧めは、
- とりあえず特殊技中心で戦ってみる
- 敵の攻撃が激しく、やばいと感じたら安全重視な戦いかたに切り替える
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FFシリーズはボス戦の直前でセーブできる機会が多いので、1戦目は最初から様子見のつもりで戦ってもよい。
パーティーの役割分担
特殊技のために全員のHPを下げてしまうと、思わぬ全体攻撃で全滅してしまう危険性がある。リスクを避けるためには、
- パーティーに元気なキャラと瀕死のキャラを混在させる
- 瀕死のキャラクターが特殊技で敵を攻撃
- 元気なキャラクターが回復やドローなどの補助を担当
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元気なキャラクターは特殊技を使えないので攻撃に参加しても大した活躍ができない。何もやることがなくてヒマなときこそドローの出番。
時間のコントロール
FF8はATBを採用しているので、特殊技を狙って三角ボタンを何度も押しているあいだも敵が攻撃を仕掛けてくる。これを防ぐには、何らかの行動のモーション中に三角ボタンを連打するとよい。
ドロー | ドローのモーション時間は約10秒。三角ボタンを連打するには手ごろな時間。 |
召喚魔法 | 召喚魔法のモーション時間は15〜90秒まで千差万別。セルフィのスロット(後述)で粘るときの時間稼ぎに効果的。 |
ちなみに、モーション時間の長さを利用するという発想はFF8で初めて採用されたものではない。FF6でも、アルテマなどの演出時間中にカイエンの必殺剣ゲージを溜める等のテクニックが存在した。
男性キャラクターの特殊技は全て“敵にダメージを与える”タイプのものだ。
スコール | 連続剣 | 誰が使っても安定した強さを発揮。 |
ゼル | デュエル | コマンド入力が得意な人ほど強い。 |
アーヴァイン | ショット | アイテム収集に力を入れるほど強い。 |
安定型のスコール
コマンド入力が得意な人はゼル
弾丸精製を活用するならアーヴァイン
最強武器でスコールは一変
男性キャラクターの特殊技は特殊な性質を持つものが多い。
キスティス | 青魔法 | 特に回復と補助で威力を発揮。アイテム収集が必要。 |
セルフィ | スロット | 他の2人と比べて敷居が低い。その分、使い勝手は他の2人ほど広くない。 |
リノア | コンバイン | まともにやると使いにくいが、ルールを逆手にとれば恐ろしいぐらい役に立つ。 |
努力も閃きも必要ないのがセルフィ、アイテム収集という努力で強くなるのがキスティス、閃きしだいで強くなるのがリノアというように個性付けされている。