FF8の真実(シナリオ編)※草案3
ゲーム序盤、サイファーはスコールにこんなことを言う。
サイファー「お前、本物の戦場ははじめてだろ? 怖いか?」
スコール「…わからない。でも、考えると怖くなりそうだ」
(Disc1序盤-SeeD実地試験中の会話より引用)
ところが、はじめての戦場とは思えないほどの勢いでスコールはガルバディア軍を蹴散らしていく。その後もスコールたちの活躍は続き、ついには世界を救う。
このスコールたちの信じられない活躍の裏にあるものはG.F.だ。
- 頑張ってレベル100まで育ててもHPは約4000。
- レベル10でもアルテマを集めてHPに装着すれば約6500。
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魔法を集めるだけで、人間の限界を超えた力が手に入ってしまうG.F.。スコールたちの強さはそのG.F.に依存したものであり、自らもそのことを自覚している。
スコール「戦い続けるかぎり、G.F.が与えてくれる力は必要だ。その代わりに何かを差し出せというなら、俺は構わない」
スコールたちは
自身の力だけで戦っているわけではない。それがFF8の物語の大きなポイントになっている。
スコールたちは17〜18歳。もう子供ではないが、かといって大人とも言えない微妙な年頃。FF8には彼らの年齢と境遇を意識した発言が幾つも出てくる。
※サイファーの発言
※スコールの発言
しかし現実は…。
※サイファー戻れないよ発言
※スコールの助けてくれ発言
スコールたちは、
- 幼い頃から訓練を積んでいる
- G.F.のお陰で身体能力が大幅に強化されている
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だから戦闘や任務の技術だけならベテラン兵にも負けない。しかし、
- ガーデンの授業で学んでない状況や事態に陥ったとき
- G.F.では強化できない判断力やストレスへの耐性が要求されたとき
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こういう場面に遭遇すると途端に未熟ぶりを曝け出してしまう。
ゼル | 放送局でうっかり自分たちの所属をばらしてしまう |
アーヴァイン | いざというときイデアを撃てない |
キスティス | 勝手に持ち場を離れてしまう |
リノア | 一人で勝手にイデアの元に乗り込み逆に殺されそうになる |
スコール | ストレスと不安で限界寸前まで追い詰められた |
要するに彼らはまだまだ半人前なのだ。
スコールたちはまだまだ未熟。はっきり言えば、世界の命運を賭けた戦いは荷が重い。だが、
※SeeD狩り発言
邪悪な魔女の目的の1つがSeeDの根絶にある以上、彼らは戦わねばならない。
※アーヴァインの仲間を護るために戦う発言
逃げ回っていれば、いつか誰かが魔女を倒してくれるという保証はどこにもなかった。
半人前には荷の重すぎる世界を賭けた戦い。スコールたちがその戦いを乗り越えることができたのは、
肉体面 | G.F.のお陰 |
精神面 | 仲間同士で支えあったから |
G.F.と仲間という2つの要素に恵まれたからだ。
※射撃できないアーヴァインを励ますスコール
※悩むスコールを支えようとするリノア
※リノアを励まそうとするアーヴァイン
仲間が脱落しそうになったときは支え、
※リノアを助けなきゃ発言
※「バカ」発言
仲間が道を外れそうになったときは暴言を吐いてでも道を正す。
スコールたちの仲間描写は、ちょうど風紀委員3人と対になっている。
※サイファー絶対服従の発言
仲間が間違ったら容赦なく「バカ」と言えたスコールたちに対し、風神や雷神は相手を無闇に批判しない関係こそ理想的な絆だと考えていた。
※風神の説得
最後の最後でようやく風神がサイファー説得に動くが時すでに遅く…。
※もう戻れない発言
スコールとリノアは共に17歳。あと数年で大人の仲間入りだが、
「ええと、私、ときどき思います。せっかく知り合ったんだから、誰もいなくなることなく、そんな不安もなく、ゆっくり大人になっていきたい。大人になっても、会えばまたにこにこ話したい」|学内ネットのリノアのコメント
自分はもう子供じゃないからしっかりやれると思っているスコールに対し、
大人になるのはまだまだ先のことだと思っているリノア。その辺の自覚の差が、物事の見方や価値観の大きな差に繋がっている。
- スコールの薄情さを堂々と指摘する大胆さ
- 「ハグハグ」などのユニークな言動
- 父親への反抗
- 思いついたら即行動(その代わり計画は穴だらけ)
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リノアの個性は、長所も短所も
子供っぽさに起因するものだと思っていい。
そして、FF8はそんなリノアが少しずつスコールたちの生きかたに少しずつ感化されていく物語でもある。
※キャンプみたいで楽しい発言
リノア「私、みんなと一緒にいてときどき感じることがあるんだ。あ、今、私たちの呼吸のテンポが合っている…そう感じることがあるの。でもね、戦いが始まると違うんだ。みんなのテンポがどんどん速くなっていく。私は置いて行かれて、なんとか追いつこうとして、でもやっぱり駄目で…」
アーヴァイン「僕たちはもう小さな子供じゃない。みんなとっても強くなった。もう黙って離ればなれにされるのは嫌だから…。だから僕は戦う。少しでも長く一緒にいるために。それが僕にできる精一杯のことだから」
(略)
リノア「みんな…強いんだね…」
スコール(強い? それはきっと違うような気がする。深く考えると、身動きが取れなくなる。みんな…それが怖いんだと思う)
リノア「…私、戦うから。守られるだけじゃ嫌だから戦う。私にも誰かが守れるなら戦う。みんなと一緒にいたいから戦う」
リノアはSeeDでもガーデン生でもない。G.F.の力を借りているとはいえ、数週間前まではハウリザードと戦ったことすらなかっただろう少女が、世界最強の精鋭SeeDと行動を共にするのは大変だろう。パーティー6人の中でバトルの素人が1人という設定は、なかなか味があって興味深い。
製作スタッフの発言によるとFF8のテーマは『愛』だという。
- FFの前提であるバトル中心主義
- FF8のテーマである『愛』
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一見すると水と油なこの2つの要素をFF8は“
愛おしい者を守るために戦う”という王道路線でまとめている。
「私がアルティミシアに操られて暴れたら…。SeeDは、私を倒しに来るでしょ? SeeDのリーダーはスコール…。そして…。そしてスコールの剣が私の胸を…。でも、スコールならいいかな。スコール以外ならやだな。ね、スコール、もし、そうなった時は…」
「やめろ! 俺はそんなことしない。俺が倒す魔女はリノアじゃない。リノアを怯えさせる魔女アルティミシアだ」
スコールは世界の平和のためにアルティミシアを倒そうとしたわけではない。リノアを守るたいからアルティミシアと戦ったのだ。
ただ、この“愛おしい人を守る”という構図は、スコールとリノア特有のものではない。直接的なバトルをしたわけではないが、
イデアは大事な子供たちを守るために魔女の力を継承し、
エルオーネを守るために大きな犠牲を払った。
また、18年前のエスタは魔女アデルに支配された恐怖の国だったが、
ラグナは実の娘のように愛しいエルオーネを救うため、臆することなくエスタへと向かう。
彼がエルオーネを助けたあとウィンヒルに戻らず、アデルを倒す作戦に参加したのは、エスタの人々を見捨てておけないという義侠心と、エルオーネを再び誘拐されないようにという2つの気持ちからだった。
さらに、ゲームの進めかたによっては、
アーヴァインのこんな台詞を読むこともできる。
要するにFF8で描かれている『愛』はスコールとリノアのエピソードだけじゃないのだ。愛おしい者を守るため、恐怖に臆することなく邪悪な魔女に立ち向かった人々の物語。それがFF8だと言えるだろう。
我々の世界の魔女とFF8の世界の魔女では格が違う。
現実 | 悪魔の契約して魔法が使えるようになった人間を魔女と呼ぶ |
FF8 | 創造主ハインの末裔あるいは後継者だと言われている |
ソース。
※引用
※引用
※引用
創造主、すなわち神さまの力を受け継いでいるだけに、魔女の力は圧倒的だ。
- 壁をすり抜ける
- 相手の心を読む
- 石像に命を与える
- 民衆を洗脳する
- 時間を圧縮する
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一見“なんでもあり”に見える魔法の力。しかし、それが逆に魔女の弱点にもなっている。
※魔女が洗脳能力を持っているというGガーデン生の情報
※アルティミシアが最強の存在を呼び出したときの発言
魔女は他人の心を読んだり洗脳することもできる。自分の心を読んだり支配したりできる相手と親しく付き合うのは誰だって嫌だろう。魔女は圧倒的な魔法の力と引き換えに親しい人全てを失ってしまうリスクを背負う羽目になる。
リノア「怖れられる前に、嫌われる前にいなくなりたい…」
これはリノアの発言だが、全ての魔女にとって切実な問題だ。
イデアは言う。
イデア「騎士がいない魔女は多くの場合、力を悪しき道のために使ってしまうのです」
これは一体どういうことだろう?
イデア「あのね、リノア。魔女でいることの不安を取り除いてくれる方法を教えましょう。それは…魔女の騎士を見つけることです。いつでも貴方のそばにいて、あなたを守ってくれる騎士」
イデア「騎士はあなたに安らぎを与えます。あなたの心を守ります。だからリノア。あなたの心の騎士を見つけなさい」
魔女は強大な魔法の力を持っている。自分の身を守るだけならば他人の力を借りる必要はない。だが、魔女の精神的な強さは普通の人間と変わらない。
- 親しい人が魔女の力を怖れて離れていってしまうのではないかという不安
- その不安を誰にも相談できない孤独
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こういった気持ちが魔女の心を蝕んでいく。そんなとき、魔女になってしまった女性をしっかりと受け止め、不安や孤独を取り除いてくれるのが“魔女の騎士”なのだ。
魔女の騎士は男性しかなれない、という決まりがあるわけではない。ただ、前述のように、魔女は心が読めるし洗脳能力もあるため、
- 自分の心が読まれてしまうかもしれない
- 自分の心が支配されてしまうかもしれない
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そうなっても構わないという強い覚悟、或いは彼女は絶対そんなことをしないという信頼がなければ魔女の騎士を続けられない。結果的に、夫や恋人が魔女の騎士を勤める確率が高くなる。
幼い頃のリノアは甘えん坊だった。
(より引用)
だが、
(より引用)
母親は死に、父親とは喧嘩中。それでも普段は元気でやっていた彼女だが、
(より引用)
シュメルケに襲われたリノアは恐怖のあまり激しく気が動転してしまう。彼女が今まで平然と戦えたのは、
(より引用)
戦闘のプロが近くにいるという安心感とG.F.による戦闘力の強化のお陰であり、一人ではシュメルケのような下等な魔物にすら満足に立ち向かえないことを、リノアは直接体験したのである。
そんなリノアに、スコールが声を掛ける。
(より引用)
スコールは傭兵としての責任感からそのような発言をしただけだ。そのことは当然リノアも分かっている。だが、それでもリノアは嬉しかった。スコールが一緒にいれば魔物なんて怖くない。
(より引用)
その後、紆余曲折を経てスコールとリノアの仲はどんどん近くなっていく。
(より引用)
リノアはスコールの容姿に惚れたわけじゃない。彼の容姿に好感を抱いていたのは確かだが、決定打になったのは、
スコールと一緒にいてくれれば不安や心配に耐えることができるということだ。リノアがスコールに抱いている特別な感情がそのまま魔女の騎士の定義にぴったり当てはまるわけだ。スコールの存在がリノアの勇気の源、と表現するとかっこいいかもしれない。
幼い頃のスコールはリノア同様、甘えん坊だった。
(より引用)
だが、
(より引用)
親代わりだったエルオーネの突然の失踪でスコールは変わってしまう。
(より引用)
一人で生きたいと願うスコール。
(より引用)
だが、数日前まで候補生にすぎなかった17歳の少年には荷が重すぎた。藁にも縋りたい心境のスコール。そんな、精神的にダメダメになっていくスコールに手を差し伸べる人間がいた。
(より引用)
でも、スコールはリノアの好意を素直に受け取れない。ここで他人に甘えれば楽になれる。でも、またいつか、エルオーネのときのように、つらい別れを味合わなければならないのではないか。過去のトラウマがスコールに二の足を踏ませた。
(より引用)
そんなスコールの不安を取り除いたのがアーヴァインだ。
(より引用)
アーヴァインは自分の戦う動機を語ったにすぎない。だが、それはスコールにとっても、とても参考になるものだった。
(より引用)
つらい別れが嫌だったら戦えばいい。いま手元にある力を、一人で生きていくためではなく、仲間を護るために使えばいい。だから、他人と親しくなることに不安を感じる必要はない。アーヴァインの言葉がきっかけで、ようやくスコールの中で他人の好意を受け入れる準備が整ったわけだ。
以降、スコールにとってリノアは心の支えになる。
※宇宙で思ったこと
※エンディングで弱音を吐く
実は、
- スコールがリノアに抱いていた感情は「好き」でも「惚れた」でもない。
- スコールが抱いていたのは「リノアがいないと不安に立ち向かえない」という切実な気持ち。
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自分が誤った道を進みそうになったらリノアが指摘してくれる、つらいときはリノアが弱音を受け止めてくれる、いろいろ情けない姿を見せているのにそれでもリノアは自分を信じてくれる…etc。リノアにとってスコールが勇気の源だったように、スコールにとってもリノアは勇気の源だったわけだ。
一見似ても似つかぬスコールとリノアは実は似た者同士だ。
- どちらも1人で生きていけるほど強くない。
- 互いに相手の存在が心の支えになっている。
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※続きはあとで書く
Disc3でリノアを失ったスコールは激しく取り乱す。
このとき、スコールの胸の中にあった感情はなんだろう? リノアへの想いの強さ? もちろん、それもある。だが、それ以上に大きいのはエルオーネ失踪のトラウマだ。
もともと、スコールは親しい人を失うのがイヤで、12年間、誰にも気を許さなかったのである。しかし、アーヴァインに感化される形で、
ところが、それから大して時間の経たないうちに、
いきなり仲間が大きな危機に陥った。このまま彼女の意識が戻らなかったら、スコールは12年前エルオーネ失踪で味わった悲しみを再び味わうことになるのだ。
要するにスコールがディスク3で激しく取り乱したのは、
- リノアに対する想いの強さ
- エルオーネ失踪のときに味わった悲しみをもう1度味わいたくないという必死さ
- 仲間を守るために戦うと決意したのに仲間を守れなかったことに対するショック
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こういう様々な感情が一気に爆発した結果だ。
ディスク3でスコールが起こす数々の常軌を逸した行動は、人生の半分以上を孤独に怯えながら生きていたという、普通の人間ではまず味わえない特殊な境遇に起因している。
スコールはひどい奴だ。
- キスティスに「壁に放していろよ」発言
- ゼルの握手を平気で無視
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そんなチームリーダーの下で、どうやって仲間意識が育まれたのだろう?
その疑問の手がかりは意外なことにアーヴァインを観察していれば得られる。
※魔女狙撃の件
スコールは仲間意識からアーヴァインを励ましたわけではない。任務遂行のためにアーヴァインを励ましただけだ。だが、励まされた側のアーヴァインは違う受け取りかたをした。
※バトル野郎の話
助けてもらったことが縁でスコール支持に回ったのはアーヴァインだけじゃない。
ゼル | ・スコールはD地区収容所でゼルを助ける。 ・そのときゼルはスコールの足を掴んで離さないほど感激していた。 |
リノア | ・スコールが大統領官邸でリノアを助ける。 ・Disc3の花園でリノアはそれがスコールに惹かれるきっかけだったと語っている。 |
彼らはいつかスコールに恩返ししたいと考えていた。
※コンサートイベント
最初は戸惑うスコールだが、やがて、
※
彼はみんなの好意を受け入れる。つまり、
- スコールがチームリーダーとしてメンバーやクライアントの尻拭いや救援を頑張った
- 助けてもらったメンバーやクライアントが今度はスコールがピンチのときに彼を支えた
- スコールたちのあいだに信頼関係が生まれていった
|
スコールはカリスマ性や主人公特権といった曖昧なものではなく、『メンバーやクライアントの尻拭いや救援をしっかり勤めた』という明確な実績から仲間の信頼を得ていったわけだ。
スコールたちの戦う目的に注目してみよう。
Disc1 | 大統領拉致 | 任務だから |
魔女暗殺 | 任務だから |
Disc2 | ミサイル基地に潜入 | バラムガーデンを守るため |
バラム | バラムをガ軍から開放するため(バラムはゼルのホームタウンでもある) |
ガーデン衝突戦 | 相手から挑んできた(戦わねば自分たちが殺される) |
Disc3 | エスタ潜入 | ママ先生を救いたい(スコールはリノアを救いたい) |
打倒アルティミシア | リノアを救いたい |
彼らが傭兵としての活躍が描かれているのはDisc1の間だけだ。それ以降は、自分の親が心配だとか、お世話になったママ先生を助けたいとか、愛する人を守りたいという風に、個人的な動機から戦うようになっている。つまり、
- FF8のシナリオの肝は『仕事だから戦う』→『大事な人を守るために戦う』という変化にある。
- スコールたちの傭兵という設定は、その変化のための前振りにすぎない
|
という訳だ。
ちなみに、その構図はラグナ編にも当てはまる。
- ガルバディア兵時代のラグナは、ティンバーに向かわないでジュリアとよろしくやってるような、あまりバトル熱心ではない男だった。
- そんな男が遥々エスタに向かい魔女アデルを倒したのはエルオーネを救いたかったからだ。
- ラグナの元軍人という設定も、スコールの傭兵という設定同様、『仕事だから戦う』→『大事な人を守るために戦う』の変化のための前振りだろう
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FF8を彩る幾つかのキーワードのうち、『愛』と『軍隊』という接点のまるでない2つの要素に関しては、『愛>軍隊』だと言いきることができる。
FF8には、傭兵、子供、魔女、友情、愛など様々なキーワードがあるが、おおむね次のようにまとめることができる。
※あとで書く
FF8の物語の本質は、
- 子供と大人の狭間で揺れる微妙な年頃の若者たちの物語。
- 思春期にありがちな“青臭さ”が他のシリーズにないFF8の物語の特徴。
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ちなみに、スコール編で描けない“青臭くないヒーロー”の姿はラグナ編が担当している。
※あとでもっと詳しく書く