システム案内

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FF8の特徴的なシステムについて、簡単に紹介。

 魔法

FF8にはMPがない。その代わり、魔法を個数で管理する。
  •  1人につき魔法を32種類×100個まで持てる。
  •  魔法を唱えるとアイテムのように消費する。
魔法は『ドロー』や『精製』といったアビリティを通して手に入れる。
ドロー生物の体内やフィールド上に溜まっている魔法エネルギーを吸収する
精製アイテムを別のアイテムや魔法に加工する
ドローの例。
ボムファイア等の炎魔法をドローできる。
オチューサイレスやブライン等のST魔法をドローできる。
ブエルファイア、サンダー、ブリザドをドローできる。
精製の例。
南極の風冷気魔法精製でブリザラ20個に加工できる。
蜘蛛の糸時空魔法精製でスロウ20個に加工できる。
コカトリスの羽ST魔法精製でブレイク20個に加工できる。

 ジャンクション制

FF8には装備の概念がない。その代わり、魔法エネルギーを身にまとって、能力値を強化することができる。
HPJ50AP。HPに魔法を装着して強化できるようになる。
ちからJ50AP。ちからに魔法を装着して強化できるようになる。
魔力J50AP。魔力に魔法を装着して強化できるようになる。
…etc
例えば、
ケアル100個HPに装着すると+200。ちからに装着すると+4。
ファイア100個HPに装着すると+100。ちからに装着すると+10。
全体的な傾向として、
回復魔法HP、体力、精神の上昇量が大きい
攻撃魔法ちから、魔力の上昇量が大きい
時空魔法早さ、命中、回避の上昇量が大きい
FF8は、
  •  魔法を唱えて戦闘を有利に運ぶか?
  •  魔法を温存して能力値を維持するか?
こういう2択になっている。

 レベル連動制

FF8はモンスターにもレベルが設定されており、
  •  モンスターのレベルはこちらの平均レベルで決まる。
  •  つまりレベルを上げるほどモンスターのレベルが上がる。
これは一長一短がある。
  •  レベルが上がれば当然モンスターは強くなる。
  •  その代わりレベルの高いモンスターからは強力な魔法やアイテムが手に入る。
例えば、
ボム レベル15HPは***。ファイアをドローできる。
ボム レベル25HPは***。ファイア、ファイラをドローできる。
ボム レベル35HPは***。ファイア、ファイラ、ファイガ、メルトンをドローできる。
また、
ケダチク レベル15HPは***。戦利品は蜘蛛の糸1個(→スロウ20個の材料)。
ケダチク レベル25HPは***。戦利品は蜘蛛の糸2個(→スロウ40個の材料)。
ケダチク レベル35HPは***。戦利品は蜘蛛の糸4個(→スロウ80個の材料)。
先ほど説明したようにFF8は魔法を集めて能力値を高めることができる。つまり、
低レベル敵が弱いコース
高レベル魔法やアイテム集めが豪快(=能力値を一気に育てやすい)なコース
FF8のレベルはプレイヤーの好みをゲームに反映させる要素と思ってしまって構わない。どちらのコースを選ぶのもプレイヤーの自由だが、
  •  歯応えある戦闘
  •  豪快な成長
  •  豊富なアイテム
こういうRPGらしい楽しさを味わいたければ高レベルコースのほうが楽しいと思う。

 特殊技

FF8ではピンチになると特殊技が使える。
  •  HPが減ると「たたかう」の右側に三角マークが表示されることがある。
  •  そのとき「たたかう」にカーソルを合わせて右ボタンを押しっぱなしにすると特殊技を選べる。
特殊技はとても強い。例えば、
連続剣通常攻撃の4〜8倍以上のダメージを与える。
青魔法本作のマイティガードはシリーズ最高性能。ホワイトウィンドも役立つ。
HPが減れば減るほど特殊技が出易くなる。
HPが最大値の1/4**ターンに1度ぐらいのペースで特殊技が出る
HPが最大値の1/8**ターンに1度ぐらいのペースで特殊技が出る
HPが最大値の1/16**ターンに1度ぐらいのペースで特殊技が出る
絶体絶命のピンチとなれば毎ターンのように特殊技を連発することもできる。FF8の戦闘は、
  •  わざとピンチ状態を維持する
  •  起死回生の特殊技で一気に相手を潰す
一瞬の油断が全滅に繋がるハイリスク&ハイリターンなバトルシステムを採用している。

 全体的な傾向として

FF8のシステムはかなりマニアック。
  •  魔法を唱えて戦闘を有利に運ぶか?
  •  魔法を温存して能力値を維持するか?
とか、
  •  敵が弱い低レベルで進むか?
  •  戦力を整え易い高レベルで進むか?
とか、
  •  リスクは大きいけど特殊技で戦うか?
  •  リスクは小さいけど使い勝手の悪い他のコマンドで戦うか?
こういう悩ましい2択が大好きだ。「たたかう」連打で勝てるようなゲームじゃないので、けっこう難易度は高いかもしれない。



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