シナリオ推測
背景
ディスク1
キスティスは教員資格を持っているが、同時に
ガーデン生でもある。教え子である
サイファーとは同い年、
スコールとも1歳差だ。なぜ
バラムガーデンの首脳部は生徒に生徒を教えるという無茶をしたのか。その理由は
G.F.の副作用にあるのではないか。
- ノーグ派の教師はG.F.の副作用を知っているからG.F.を使わない。
- 生徒にG.F.を使わせているのに、教師がG.F.を使わないのは色々と都合が悪い。
- この歪んだ状況を解消するには『G.F.を使ってくれる優秀な教師』が必要だ。
- だが豊富な軍隊経験をもった人材がG.F.の副作用を知らないはずがない。
- ガーデンで純粋培養された人材を教師にするしかない。
- 卒業生よりも、まだ社会に出ていない在校生のほうが情報コントロールをし易い。
- 優等生が他生徒を教えるという体制が出来上がれば人件費を大幅に節約できる。
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そうやって選ばれたのが
キスティスなどの優等生だったのではないだろうか。ある意味で
キスティスは、
ノーグ一派の教育よりもビジネスを優先した姿勢の犠牲者なのかもしれない。
同じ
ガルバディア人であるジュリアの名字がレウァール(ラグナの姓)に変わっていること、
リノアが父カーウェイに強く反発していること等を総合的に考えてみると、父が嫌いだから母の姓を名乗っていると解釈するのが妥当か。
ディスク2
ポイントは
魔女がSeeDの根絶を目論んでいることだ。
※SeeD狩りについての台詞
G.F.抜きで敵に対抗するのが難しい以上、
SeeDである
スコールたちにとって『記憶か
G.F.か』の二択は、『記憶か自分の命か』なのである。生き残るには
G.F.の
力が必要。実は選択の余
地なんてないのだ。
そしてもう1つ、
スコールたちが、記憶より
G.F.をあっさりと選らんだ間接的な理由がある。それは年齢だ。彼らはまだ17〜18歳の若者、まだ記憶の重みを実感するには若すぎた。
アーヴァインと
リノアは
SeeDではない。
魔女に直接狙われることはないし、
魔女を倒すという宿命を背負っているわけでもない。彼らには旅をやめ、あとは
スコールたち
SeeDに任せてしまうという選択肢もあった。だが結局、彼らが離れなかったのは何故だろう?
実は
アーヴァインはディスク2冒頭では、彼らと一緒に旅を続けるかどうか悩んでいる。
収容所を脱出したあとの発言
しかし、
スコールを感謝する気持ち
セルフィにどうにかしなくちゃ発言
もう皆と離れたくない発言
ディスク2全般を通じて少しずつ気持ちが固まっていき、最後は、
ガーデン決戦での発言
一方、
リノアは、
※あとで書く
G.F.の記憶障害という設定にはどんな意味があるの?
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スコールたちが
イデアのことを覚えていなかったとか、みんな幼なじみだったとか、色々あるけど、より大きいのは、(1)
SeeDの強さが突出している設定的な理由、(2)エン
ディングの2点だろう。
- G.F.は素晴らしい。なにせ、HP600程度の若造が魔法とアビリティ次第でHP9999にだってなれるのだ。G.F.は圧倒的な戦闘力を与えれてくれる。だが、一般の軍隊は副作用が怖くて使わない。逆説的な言い方になるが、記憶障害という副作用があるからこそ、SeeDはあの若さで世界に名だたる精鋭として活躍できるわけだ(副作用がなく各国軍が手軽にG.F.を使えるならSeeDはそれほど注目されることはないだろう)。
- スコールはトラビアガーデンで戦う力が必要だ、そのためには思い出なんて要らないと言った。ところが、アルティミシアを倒した直後、G.F.の記憶障害のせいで、リノアのことを思い出せなくなってしまい、時間圧縮の世界から帰れなくなってしまう。自らが思い浮かべる最強の存在や未来の魔女を倒したスコールも、記憶障害という副作用には勝てなかったのだ。
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“みんなが幼なじみだった”という衝撃の事実にばかり目がいっていると、本当に重要な意義をスルーしてしまう可能性があるので要注意。
ディスク3
ラグナが
アデル打倒を決意した理由は1つではない。
人情から
ラグナ「魔女アデルが支配して、天才だが人でなしのオダインがいる国だ。おまけに、その頃の2人の興味はちっちゃいエルオーネにあったしな。んじゃ、サイナラって訳にはいかなかった」
ディスク4
おそらく
G.F.の記憶障害のせいだろう。今まで
スコールたちは
G.F.を使い続けてきた。つまり、記憶障害に陥る可能性を常に抱えていたわけだ。