ゲーム中盤
リノアも端末で正直に感想を述べているけど、
バラムガーデンって、
- とても傭兵学校とは思えない明るい雰囲気
- 緊張感があまりに薄い
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普通の学校ならともかく傭兵学校で緊張感がないというのは問題じゃないか? どういうことだろう?
その理由は
Disc1の
スコールのさり気ない発言で推測できる。
生徒の中でもずば抜けた実
力の持ち主だった
スコールですら、本物の戦場に出たのは
SeeD実地試験のときがはじめてだった。つまり、
- ガーデン生の大半は本物の戦場を知らない
- そのため自分たちが殺伐とした世界に片足を突っ込んでいるという実感も沸かない
- それが緊張感の薄さにも繋がっている
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ここまで読んで、傭兵学校の生徒がそんなことで本当に大丈夫なのだろうか…と不安に思った人は大正解。
Disc2終盤のガーデン決戦で
バラムガーデン生全員が否応なくが軍との戦闘に巻き込まれることになったんだけど、はじめて正規軍との戦いを経験して、
ガーデンを降りる生徒も出ている。やっぱ、
SeeDじゃない一般生徒に本格的な戦闘は荷が重かったんだろうね。
チュートリアルの文章を追っていけば、深く考察するまでもなく大きな
矛盾に気づく。
よく考えてみよう。
- バラムガーデンはG.F.を中心とした戦闘技術を教えてくれる
- でもそうやって学んだ戦闘技術は就職先の各国軍では使用が禁止されている
- 就職先で使いもしないような技術をわざわざ教えるバラムガーデンって…?
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これ、どういうことだろう? どうして
バラムガーデンは就職先で使いもしないような
G.F.中心の戦闘技術を生徒たちに教えるのだろう?
その理由は教師や
理事長の口から赤裸々に語られる。
そう、
- ノーグたちはそもそも生徒たちの将来のことなんて微塵たりとも考えちゃいない
- 生徒たちにG.F.を使わせるのもSeeD派遣業で莫大な利益を得るため
- 要するにノーグたちは生徒を犠牲にして金儲けをしている
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ノーグに忠誠を誓う覆面教師たちは金儲けのためなら嘘をつくことも厭わない。
のちに
シドが、
ノーグのことを激しい言葉で罵ったけど、実際
ノーグたちはそう言われても仕方ないぐらい悪どいことをやってきたわけだ。