普段は絶対に自分の部屋に案内してくれない
ゼル。
ゼル「おい、スコール! そっちはオレの部屋だ。神聖だ! 立入禁止だ!
ディンお母さん「そっちはゼルの部屋ですよ。入るとゼルがうるさいから入らないでくださいね」
バラム占領という緊急事態になってようやく、
ゼル「仕方ねぇなぁ!ホテルが使えないんじゃあな〜。オレの部屋で休もうぜ。いいか〜?招待したってわけじゃ〜、ないからな!」
ゼルに部屋を案内してもらえると知ったときの
仲間キャラのモーションが面白い。特に
キスティスは興味津々のようだ。
そして実際に入ってみると…。
キスティス「男の子の部屋とは思えないくらい片付いているわねー」
普段のやんちゃな姿からは想像もできないこざっぱりとした部屋。
セルフィと一緒だと
ゼルはこんな発言をする。
ゼル「いいか、少しは遠慮しろよ。俺はこう見えてもきれい好きなんだ」
暴れん坊、泣き虫
ゼル、物知り
ゼル、チキン野郎に続く5つ目の
ゼルの横顔、それは“
きれい好き”。6人のバトルメンバーの中で
ゼルにこの役割を当てたところが意外で楽しい。
Disc1の頃は、チキン野郎と言われるとすぐ興奮した
ゼルだが、
Disc3終盤では自ら、
ゼル「○○○には昔の支配者、○○○○○が帰って来たんだよな? これ、○○○の罠じゃないよな? …なんか、オレびびってるな。やっぱ、これじゃチキンだぜ」
こんな発言をしている。微妙な心境の変化が面白い。もう
サイファーに挑発されても平常心を失うことはないだろうね。
バラム閉鎖時に見られるイベント。3人目のキャラクターによって内容が変わる。攻略的にはどうでもいいエピソードだが、
仲間の人となりが分かって面白い。
アーヴァインの場合。
スコール「ここ、ゼルの部屋なのか」
アーヴァイン「ま、男の部屋なんか入れても、嬉しくともなんともないけど〜。…っと!なんだなんだ!? ずいぶん旧式の銃が飾ってあるじゃん!」
ゼル「それはオレのじいちゃんのだぜ!汚ねぇ手でさわんなよ〜」
アーヴァイン「いいなぁ、いいなぁ!すごいよなぁ!」
ゼル「…へへへ。そんなに言うなら少しくらいは触ってもいいけどよ〜!」
アーヴァイン、銃を暴発させてしまう。
ゼル「あーーー!なにしやがんだ、おまえ!!!」
スコール(…やると思った…)
セルフィの場合。
スコール「ここ、ゼルの部屋なのか」
ゼル「いいか、少しは遠慮しろよ。俺はこう見えてもきれい好きなんだ」
セルフィ「わーお」
ゼル「おいっ! 言ってるそばから飛び乗るな!」
セルフィ「なんだよ〜。ゼルってば、かなり、心せまーい。可愛い女の子がキミのベッドに座ってあげてるんだよ〜。感謝してほしいぐらいだよ。ね、スコール」
そう言われてみればそうだな/いや、迷惑だろう
そう言われてみればそうだな
ゼル「おい、スコールまで…」
セルフィ「へ〜! スコールって、全然わかってない感じなのに、けっこう、分かってるんじゃん! それに比べて、ゼル君ってば、ぜんぜんダメ〜」
ゼル「あ、コラ!」
いや、迷惑だろう
ゼル「そうそう、迷惑だ」
セルフィ「それって、あたしだから迷惑って意味〜? スコール君とゼル君のランクダウン、けってーい」
ゼル「ええっ!? 冗談だろ!?」
リノアの場合。
スコール「ここ、ゼルの部屋なのか」
リノア「あれって、ゼルのおじいさん?」
ゼル「おお! 俺が一番尊敬してる人さ! 前の戦争じゃ、大活躍だったんだぜ。単に強いだけじゃない。攻め際、引き際を見極めて、どんなときでも沈着冷静…」
スコール「…つまり、お前と逆だな」
ゼル「!!! おい、スコール! 今なんて言った?」
リノア「でも、余計なお世話かもしれないけど…、…スコールはちょっとだけ、冷静になりすぎるかな?」
スコール「……」
ゼル「へへっ、言われちまったな、スコール。そうだぜ〜? ちょっとは俺みたいな熱いハートを持ったらどうよ?」
キスティスの場合。
スコール「ここ、ゼルの部屋なのか」
キスティス「男の子の部屋とは思えないくらい片付いているわねー。あら? ゼル、Tボード、没収されたんじゃなかったの?」
ゼル「へへっ。オレくらいになると1台じゃ足りないんだもんね。あれ? なに、笑ってんだ〜?」
キスティス「くすくす…。Tボードと言えば、思い出しちゃったの。スコールは知らないでしょうね。ゼルの有名な事件」
ゼル「? なんの話だ?」
キスティス「ゼルったらね、Tボードで学校内を走り回っていてね、勢いあまって女子トイレに…」
ゼル「ダーーーー! その話はナシーーー!」