FF3コラム

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 FF3のシナリオ性

 主人公たちの個性
FF3はFF1と並んで主人公たちが無個性だと言われる。確かにシステム的には無個性。だが、シナリオ的には十分に個性的だ。
「おやおや、悪ガキ4人衆が揃ってどこにお出かけだい?」
4人の少年たちは孤児で偏狭の村ウルで僧侶トパパに育てらえた。
大地震でクリスタルが地中に沈み、そこに出来た洞窟へとやってきた。
4人は探検気分。ちょっとした度胸試しのつもりだった
近所のおばさんに悪ガキ扱いされたり、深く考えず洞窟に行っちゃったり。
「いてて…」
「落とし穴におっこっちまった!」
「参ったな…」
「大丈夫かよ。こんなところまできちまって」
「なに言ってんだ。言い出したのはお前だぞ」
「おい!喧嘩してる暇があったら出口を探せ!」
落とし穴に落ちただけでここまで大騒ぎ。

FF8のゼルみたいな愛すべきバカが4人集まったことでFF3はすごく賑やかで会話のテンポが面白いゲームになっている。
「よーし、潜るか?」
「できっこないぜ!」
「カエルにでもならなきゃね…」
「この穴に入れればなあ」
「無理さ!」
「小人にでもならなきゃね…」
「泉だ…」
「不思議な色だ」
「ちょっと飲んでみようぜ!」
「よせよ…」
変則的なボケツッコミが成立してる。まるでコントだ。
「お姫さまのベッドに寝ちゃおっと!」
おいおい。
クリスタルが輝きだした。
クリスタル「お前たちは選ばれた…」
「おい、クリスタルが喋ったぜ!」
本音をずばずば言っちゃう性格なのでプレイヤーの気持ちを代弁してくれることも。
「よーし、これを履けば底なし沼を渡ることができるぜ!」
「ありがとう、爺さん!あんたたちは立派な勇者だぜ」
「自信だ!逃げろ!」
「駄目だ!エリアを残してなんて…!」
爺さん「ひえー!助けてくれー!」
「おい、さっきの爺さんたちだぜ!」
「助けよう!!」
情に厚く、“冒険したい”と思ってるプレイヤーなら容易に一体感を味わえる。

FF3のポイントは、
  •  主人公たちにはちゃんとした個性がある
  •  しかし冒険のテンポが崩れないような工夫されている
  •  いやむしろ主人公たちの性格が冒険のテンポを加速させる役目を担っている
うまいね。
 FF3のラブコメ描写
FFにラブコメの要素が入ったのは一般にFF4以降と言われているが、実はFF3にもラブコメ描写はあったりする。ただし、前述の主人公の性格描写同様、ゲームを邪魔しない、すごく上手い構成になっている。
「サラ姫。サスーン城に帰りましょう」
「いやよ。もう少し遊んでいたい!お城にはまだ帰らないわ」
「えっ?」
「サラ姫…でも…」
「もう、にぶいんだから!もう少し貴方と一緒にいたいの!」
「……」
「なに照れてるの!」
見ているプレイヤーのほうが照れちゃうような展開。

でも、
  •  サラ姫の好意が明らかになるのはエンディング
  •  サラ姫が好意を抱いているのは明らかだが、主人公がどう思っているかは描かない
だからゲームの邪魔にはならないし、サラ姫に一緒にいたいのと言われたあとの「……」は肯定的に受け取っても否定的に受け取っても構わない。どんな意味が込められているのかはプレイヤーの想像に委ねられているわけだ。
 おまけ・主人公の未来はどうなる?
もう1つエンディングのサラ姫ネタ。
踊り子「お礼にキッスしてあげる」
サラ姫「ダメ!」
「……」
サラ姫のことが好きだとしても、嫌いだとしても、大変な未来が待っていそう。

 定石

 ダンジョンには魔法系ジョブ×4で入る
例えば、忍者、忍者、賢者、賢者の組み合わせでボスに挑むつもりならば、ボス直前までは賢者4人で行ってしまうといい。
  •  賢者のままでいくキャラクターには敢えて魔法を使わせない。
  •  忍者になって戦う予定のキャラクターがバハムル、リバイア、カタスト等を連発。
もし魔法回数が切れたら? そのときは忍者にジョブチェンジしてしまえばいい。忍者は魔法が使えないので、魔法を使いきってしまっても困らない。

 ライトな話題

 プロテスやばいよ
FF3のプロテスは、
  •  物理ダメージも魔法ダメージも軽減できる
  •  重ね掛けできる
そのため、プロテスを何度も唱えると波動砲で1ダメージしか受けないという恐ろしい状況が成立してしまう。すごい話だ。



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