俺は保健室の二宮先生に借りていた腰痛のための薬を返すために保健室へ寄った。
朝から早いもので、保健室では二宮先生が窓を開けて煙草をふかしていた。
扉を開けた俺に気付くと火を消して、おはようございますと言った。
「お早いですね、二宮先生。」
「いつもですよ。体のお加減はいかがですか。」
「この薬のお陰か、すっかり元気になりました!」
「そうですか、それはよかった。」
二宮先生はいつも親切。
教員である俺にもこんなに優しくしてくれる。
そういえば、甥っ子が1年生にいるとかいないとか、噂を聞いたことがある。
「また体調が悪くなったらいつでも来て下さいね。」
「はい。」
俺は頭を下げて、保健室を出た。
*教室へ行く。