相田game

俺は許しを請うてみることにした。

「教頭先生、あの、俺何かまずいことでもやったんでしょうか。」
「まずいこと?」
「…どうして、こんな。俺、逃げも隠れもしません。どうして縛られないといけないのですか。」

あ、やばい、マジで涙が出てきた。
俺の顔をしばらく見つめていた教頭先生は、少し考えて、言った。

「逃げも、隠れもしないと?」
「してないじゃないですか、今までだって…」
「ふむ…」

教頭は考えを変えてくれたらしい。
マイクのコードを外してくれた。
腕や足にコードに沿って赤い跡がついていた。

「少しやってみたかっただけだよ。許してくれるね。」
「はい。」

ってゆーか、少しやってみたかっただけで縛られてたら、今後俺はどんな目に遭うんだ…
はやく転勤にならないかな…。

fin.-6


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