その24:戦争犯罪人

 

(左)仏印方面第17連隊に配属された際に撮影された被告の写真

(右)逮捕後、現場検証の際に撮影した被告の写真

「被告は、1945年8月10日に現場となったハノイ市郊外の駐屯地において

現地人婦女子を強姦・虐殺した疑いで逮捕・起訴されました。

被告人はこの起訴事項について反論はありますか。」

「うう。ぼくは、そんなことはしていません。人殺しなんてやったことは

ありませんし…「ごうかん」って…なんでしょうか。」

「反省の色がまったく見えませんね。とぼけるにも程があります。

右の写真を見てわかる通り、被告には性交をする能力があります。

そもそも、日本軍の憲兵隊員が、虐殺や強姦をやっていないなんて

とても信用するに値しないことです。裁判長…判決を。」

「被告の犯行は、非戦闘員を対象とした人道に背反する行為であり、

まったく反論の余地のない許すべからざる犯行であります。

主文…被告を終身刑に処す。」

「…ぼくは、何もやっていないのに…。それより、ぼくにいやらしいことを

した兵隊さんは処罰しないのですか……。」

「反省の色がまったくないジャップだ!判決取り消し!

主文…被告を……。」

ガイジン…嫌いですぅぅぅ。(笑)