1.自作単セル放電器

2.自作単セル放電器Ver2new

3.秋月の放電キット


自作放電器

プロポの単三電池の消耗が結構早いので充電池を使うことにしました。
が、メモリー効果が気になる・・・
メモリー効果を抑えるには放電が効果的らしい、
と言うことで電気知識0の自分ががんばって自作してみました。

で、いきなり完成です(笑)
極普通にセメント抵抗で放電しています。
複数セルを直列、または並列接続にて同時放電
でもいいのですが、
放電にばらつきが出そうなので単セル放電にしました。
電池を差し込むと放電開始。
各々の豆電球が消えたら放電完了です。
ニッケル水素電池は1Vまで放電させるのがいいらしいのですが、
豆電球が消た時に外すと丁度1V付近になります。
そのまま放置すると過放電になるので気を付けねば(^^;

パーツは
0.56Ωのセメント抵抗(約2A放電)
1800mAhの電池を使っているので1.2Cくらいの放電ですね
電池ボックス
豆電球(2V0.3A)とソケット
セメント抵抗放熱用の適当なヒートシンク

作り方は見て分かる通り
電池にセメント抵抗と豆電球を並列で繋いでるだけです。

ついでに単四用も作ってみました。
こちらは1.2Ωのセメント抵抗にしました。

充電はデルタピークオートカット充電器にて1A充電。

こういう普通の充電器でもいいんだけども↑こういうのやってみたかったので(^^;




自作放電器Ver2

上で作った放電器を改良することにしました。

改良点
1、単三単四を1つのボードでセット出来るようにする。
2、放電電流値を換えやすいように、抵抗の取り付け取り外しをしやすくする。
3、充電ジグとしても使えるようにする。

はい出来ました(^^;
ボードはダイソーのアクリル板。
(アクリル板単品のは薄いので、ネームプレート用の厚くて小さいやつを選びました)
それをドリルで各所に穴を開けてパーツを取り付けました。

下にある二つのスイッチは、放電するか充電ジグにするかの切り替え。
真ん中にあるスイッチは充電開始スイッチ。

裏はこんな感じです。

抵抗を交換しやすいように秋月で売っているピンソケットを埋め込みました。
ピンが1本ずつ折れるので便利。

抵抗にはピンヘッダオスをハンダ付け。
こちらも1本ずつ折れるタイプが便利です。

あとは差し込むだけ。



秋月放電キット(1200円)制作

RC用の安物放電器は放電終止電圧がいい加減な物が多いようなので、終止電圧を設定して自動停止してくれるこのキットを制作することにしました。

キットなので抵抗などを取り付けはんだ付けしていきます。

完成!
あとは各々に合うバッテリーコードや電池ボックスを繋ぐだけです。
ここでとりあえず動作確認。

テスターで確認しながらバッテリーを放電したところ、
設定した5.4Vきっかりに自動停止しました。
5.4Vにしたのは6セルニッカドバッテリーに合わせた設定です。
(1セルあたり0.9V×6=5.4V)

ちょこっと改造

ニッカドバッテリーしか放電しない場合は以上で終了ですが、
手持ちにはニッケル水素バッテリーもあり最適放電終止電圧も違うので、
それをスイッチで切り替えられるように改造しました。
といっても終止電圧を設定してる半固定抵抗を増設、切り替え出来るようにしただけですが(^^;

無難に収まってますよね。

裏はこんな感じです。

スイッチ切り替え時の振動が気になったので
増設基板との間にゴムブッシュを挟んでみました。
(RCパーツの流用)

それともう一つ、比較用に5Vを作り出す為ACアダプターを接続する必要がありますが、
付属のレギュレータは低損失型で最低5.2V以上あれば5Vを供給出来るそうです。
RCの6セルバッテリーはニッカドでも5.4Vで放電終了するから・・・
バッテリーから電源供給出来るじゃん!
ということで配線をしてACアダプターも不要になりました。
大分使い勝手いいですよ!