「あら。いらっしゃい、ミキちゃん」
「お久しぶりです。皆さんお元気でしたか」
 久しぶりのオフ。私は趣味のボランティア活動に勤しむ事にした。今日は街外れの老人ホームへの慰問にやってきた。ここに来るのは一ヶ月ぶり。
「それが、ミキちゃんがあまり来てくれないから、みんな元気がなくて」
「すみません。なかなか時間が取れなくて」
「ウフフ、冗談よ。お仕事忙しいものね。さあ、みんなに顔を見せてあげて頂戴」
 園長先生に連れられ、園内を回る。ここに暮らしているのは身寄りのないお年寄りばかりで、私の事を孫のように歓迎してくれる。その笑顔が嬉しくて、私もたびたび訪れてはお世話をして回る。今の仕事を引退したらここで働かせてもらおうかしら、なんて思ったりもする。
「ごめんなさいミキちゃん。私、用事が出来てしまってしばらく留守にするわね。夕方には戻るから」
「あ、はい。お構いなく」
 2時間ほど皆と触れ合ったりお世話をしたりしていると、園長先生がそう言って出掛けてしまった。昼食を終え、今はみんなお昼寝をしている。すると、一人のおじいさんが私の肩を叩いた。
「のうミキちゃん。久しぶりに来てくれたし、ささやかながらワシらで歓迎の催しをしようと思うんじゃが、来てくれるかの」
 そう言って、ニッと笑う。背後にいた数人のおじいさん達も同様に笑った。その笑顔は、これまで皆が見せてくれた和やかな笑顔ではなく。欲望の漲った、ギラギラした笑顔。
「え、ええ……もちろん」
 私はゴクリと唾を飲み込み、胸を高鳴らせながら頷いた。


「着替え、終わりました」
 普段リングの上でしか身につけないコスチュームをまとい、私は一歩前に出た。閉め切られた部屋の中、10人ほどのおじいさんの欲望に塗れた視線に晒されている。その何百倍の観客の前で同じ格好で戦うのにはすっかり慣れっこだというのに、今は羞恥で全身がじっとりと汗ばんでしまっている。
「おお、待っておったぞミキちゃん」
「テレビで見たのと同じ格好じゃな」
「格好良いのう」
 おじいさん達が一歩間を詰める。短い革のジャケットと革のハーフパンツに白いブーツという私のコスチュームは仲間たちより露出も少な目だし、私自身顔立ちは地味な方で他にかわいい子達はいくらでもいたから、男性ファンはあまり多くはなかった。そんな私がこんなに間近で大勢の欲望剥き出しの視線に晒されるている。頭に血が昇ってクラクラしてきた。
「ひゃっ」
 いきなりぺとっと太腿に触れられ、思わず声を上げてしまった。その声がきっかけとなり、おじいさん達が私の全身を撫で回し始める。二の腕、首筋、頬、髪の毛。コスチュームに包まれていない露出した肌を、ねっとりと撫で回す。
「ひゃあうっ」
 剥き出しの腹部を撫で擦られ、お臍に指を入れられクニクニとほじられて、あまりの刺激に私はへたりこんでしまった。
「ホッホッ、ミキちゃんは相変わらず敏感じゃのう」
「声もかわいらしいし、まったくたまらんの」
 情けない姿を晒した私におじいさん達の嘲笑が降りかかる。羞恥に頬を赤く染めたまま、私は顔を上げる。視線はちょうどおじいさん達の下半身の位置と同じ高さ。ズボンの上からでもはっきりわかるほどパンパンに張り詰めたそこは、年齢を全く感じさせない。私はこんな状況に至ったきっかけを思い出す。

「キャッ」
 ここに慰問に来てまだ日が浅い頃、ベッドメイキングをしていた私の背後から一人のおじいさんが抱きついてきた。
「おお、ミキちゃんっ。なんてかわいらしいんじゃ」
「あ、ちょっと。い、いやっ」
 お尻におじいさんが下半身をグイグイと押し付けてくる。そこには熱くて固い何かが感じられる。
「だ、ダメよオジサマ。こんな事いけないわっ」
 年を実感させると元気が無くなってしまうような気がして、私はおじいさんたちの事をオジサマと呼んでいた。
「ああ、こんな老いぼれを人として扱ってくれるのはミキちゃんだけじゃ。頼むミキちゃん、最期のお願いじゃ。ワシに一発だけ射精させてくれっ」
「しゃ、射精って、ええっ?」
「ワシが勃起したのは5年ぶりなんじゃ。ミキちゃんに出会えていなかったら、ワシは枯れ果てたまま死んでいく運命じゃった。ミキちゃんは、そんなワシに神様が遣わしてくれた天使なんじゃ。今日を逃せばワシはもう一生男の本能を失ってしまうじゃろう。じゃから、頼むっ。お願いじゃ、ミキちゃん」
 私に下半身を押し付けながら、必死になって頼むおじいさん。
「そ、そんな事言われても、私どうしていいか」
「手でシゴいてくれるだけで良いから、な? ワシにもう一度男としての自信を取り戻させてくれっ」
 おじいさんの必死の訴えに、私は流されてしまった。15歳で今の世界に入った私は、男の人とお付き合いをした事もなかった。初めて見るそれは、おじいさんが言う様な枯れ果てたモノではなく、怖いくらい大きくてビクビクしていた。
 私の手の中で果てたおじいさんのそれ。私の手を大量の白いモノでベトベトにし、それでも収まりきらずに服や顔にも飛び散った。その時は、これっきりだと思ったし、おじいさんともそう約束した。でも、次に訪れた時は、また別のおじいさんに迫られた。訪れるたびに増える、私を求めるおじいさんの数。いつしか何人ものおじいさんを同時に相手にするようになっていた。
 いけない事とはわかっていた。でも、一人のおじいさんが口走った言葉が、私の耳にこびりついて離れない。
「ミキちゃんがいけないんじゃ。こんなにも愛らしいのに、ワシらなんぞの為に親身になってくれる。老い先短い身には、こうしてミキちゃんと触れ合える事だけが生きる喜びなんじゃ。ワシらはもう、ミキちゃんがいなければ生きていけないんじゃ。ミキちゃんがいてくれるから、ワシらは生きていけるんじゃ」
 私に触れる事で、おじいさん達が元気になってくれる。実際に、私との事をきっかけに明るさを取り戻したおじいさん達が何人もいた。いつの間にか私は、それがおじいさん達の為になるのならと、この状況を受け入れてしまっていた。

 十本もの滾った肉棒が、私の顔を獲物として捉えて漲っている。その状況に、私は興奮し息を荒げていた。すると一人のおじいさんが、大きく丸い平らな皿を、私の前にコトンと置いた。
「あ……こ、これ……」
 そこには、私のコスチュームの中で今唯一身につけていないもの、私のオープンフィンガーグローブが置いてあった。しかし、その上には、大量の白く濁った液体が降りかかっていた。
「ミキちゃんが着替えている間に、ワシら全員分をプレゼントしたんじゃ。出したての濃いのがたっぷりじゃぞ」
「出したての……濃い、精液……」
 むわっと臭気が漂う、私のグローブ。見つめているだけで、口の中が唾液でいっぱいになる。
「さあ、遠慮せずに身につけてみてくれ」
「えっ。で、でも……」
 微かに残った理性が、私を押し止める。けれど。
「ふふ、相変わらずミキちゃんは奥ゆかしいのう。いいんじゃよ、ワシらの前では取り繕わんでも。ミキちゃんはザーメンが大好きじゃろう」
 耳元で囁かれ、うなじや頬をそっと撫でられる。年齢と経験から来る絶妙のテクニックは、経験の浅い私を簡単に翻弄する。促されるように、私はその白濁に塗れたグローブに手を伸ばした。
 にちゃり。
「んう……」
 指で摘まみ上げただけで、粘つく感触が広がっていく。思わず手を離すと、べちゃっと音を立ててグローブが落下した。右手の親指と人差し指に、ネバネバした白い液体がへばりついている。2本の指をくっつけ、そして開くと、にちゃりとトロトロのアーチが掛かった。
「どうじゃ、ミキちゃん。粘っこいじゃろう。このグローブを見ながらミキちゃんの事を想っただけで、こんなに濃いのが出たんじゃぞ」
「私を、想って?」
「そうじゃ。ミキちゃんの事を考えるだけで、年甲斐もなくワシらのチンポはビンビンになってしまうんじゃ。枯れ果てたと思っとったザーメンも、次々湧き出てくる。ほら、もっと味わっていいんじゃぞ」
「は、はい」
 おじいさんに促され、私は再びグローブに手を伸ばす。たっぷりと白濁液を吸い込んだそれは、握り締めるとブジュルッと汁を染み出させる。私は両手のひらをグチャグチャにしながら、ゆっくりとグローブを身につけた。
「はあぁ……」
 ドロドロになった自分の両手を見ながら、私は思わず嘆息する。丁寧にグローブの内側にまで何発も精液をぶちまけていたようで、覆われた両手の甲とひらが、少しの動きだけでにちゃにちゃと音を立てる。剥き出しの指先も、白い粘液でコーティングされている。重力に引かれ、手首から肘まで幾本も白い筋が走っていた。
「すごい……みんなのザーメンで、私の両手がぐちょぐちょ……」
 まるで精液風呂の中に両手を突っ込んだような、両手をザーメンで作った手袋で包まれてしまったような感覚。背筋をぞわぞわと背徳の快感が駆け抜けていく。私の理性も羞恥も彼方へ追いやられ、その感触を思う存分味わう事しか頭からなくなっていた。
「んはぁ……にちゃにちゃしてるわぁ……すぅー……んぷっ……スゴイにおひぃ……あたま、とろけるぅ……」
 白濁に濡れそぼった両手を顔の前に寄せ、思い切り鼻から臭気を吸い込む。精臭が鼻腔を駆け巡り、脳髄を侵食する。
「ヒヒヒ、いい顔をするのうミキちゃんは。とろけそうな表情で、涎まで垂らしおって。ザーメンが欲しくて欲しくてたまらん、ドスケベな痴女の顔じゃ」
「そんな……私、痴女なんかじゃ」
「自分で気付いておらんとは、筋金入りじゃの。ほら、こんなにも零れておるぞ」
 おじいさんがしわがれた指で私の口端を拭うと、キラキラと透明な液体が糸を引いていた。
「ああ……本当に私、よだれ垂らしてる……ザーメンの匂いに発情して、よだれまでこぼしちゃってるぅ」
 濡れたおじいさんの指が、ルージュを引くように私の唇を這う。私は精液を欲しがる痴女の化粧を唇に施されてしまった。
「ほおら、発情痴女のミキちゃん。ワシらからのプレゼントを、思う存分味わっておくれ」
「ああ……ゴクッ……は、はい……」
 私は頷くと、白痴のようにだらしなく口を開き、唾液が零れるのも構わず犬のように舌を垂らしながら、両手を思い切り顔に押し付けた。
「おおっ」
「ああぁ〜……はあぁぁ〜っ……」
 おじいさん達が歓声を上げる中、私は白濁に塗れた両手で顔中を撫で回し、精液を塗りつけていく。顔全体に精液パックを施すと、鼻から精臭を思い切り嗅ぎながら、こってりと精液の染み込んだグローブに吸い付いてジュルジュルと吸い出す。ほろ苦い皮の味と混じり合う生臭い精液の味に悪酔いした私は、舌を伸ばしてベロベロと手のひら全体を舐め上げては、貪るように皮に噛み付き染み出る精液を吸い尽くそうとする。
「ひゃひゃひゃ、何とした事じゃ。いつも優しく愛らしいミキちゃんが、これではケダモノではないか。そんなにザーメンが美味いのか。ん?」
「はひぃ……あむ、くぷっ……ザーメン、おいひいのぉ……濃くって、ネバネバで、どろどろでぇ……ズチュ、ブチュルッ……ふわあぁ、……頭の中まで、もう、ザーメンだらけぇ〜……」
「ふひひ、すっかりザーメン狂いの変態痴女に堕ちてしまったのう。ミキちゃんのドスケベぶりに当てられて、ワシらもまた爆発寸前じゃ。若い頃女房にだってこんなにすぐには勃たんかったぞ」
 おじいさん達がズボンを下ろし、いきり立った肉棒をしごきながら私との距離を一歩詰める。十本もの肉棒の標的にされながら、私は顔に精液を塗りつけるという変態的な遊びに溺れていた。
「このままではすぐに精液を吸い尽くしてしまいそうじゃな。どうじゃミキちゃん。おかわりが欲しいんじゃないかの」
「んはぁ〜……ベロ、ムチュッ……おかわり、欲しいですぅ……もっといっぱい、ザーメンほしい〜」
「そうかそうか。仕方のないのドスケベ娘じゃな。待っておれ、すぐにたっぷりとおかわりザーメンをぶっ掛けてやるからの」
 私がはしたなくおねだりすると、おじいさん達は肉棒をしごくスピードを上げた。ますますガチガチに固くなり、先端から透明な先走りをピュルピュル溢れさせる肉棒。それだけ見れば、とてもお年寄りだなんて思えないくらい。そうさせているのは私。ザーメン狂いのドスケベ痴女な、私なの。
「くっ、出るぞ、もうすぐ出るぞい。ほらミキちゃん、おねだりじゃ。ザーメン沢山欲しいんじゃろう。精一杯のおねだりを見せてみろ」
「ふあいぃ〜……ミキに、ミキに掛けてぇ〜……ドスケベな顔してザーメンおねだりしちゃう変態痴女に、どぴゅどぴゅ白いのぶっ掛けてぇ〜……ミキ、処女だったのに、ドスケベフェロモン撒き散らしてオジサマ達を発情させちゃったから、オシオキにレイプされちゃったの。ガチガチオチンポで、ザーメン狂いの発情痴女に調教されちゃったのぉ〜……ミキはもう、オジサマ達のザーメンがないと生きていけないのぉ……だから、汚してぇ。頭のてっぺんから足の先まで、ミキをザーメン塗れにして、溺れさせてぇっ……発情マゾ牝のミキを、ザーメン便器に改造してくださいひぃ〜〜〜っ」
「くっ、うおおっ」
 顔に精液を塗りたくりながら、私は開いた唇から精液塗れの舌を突き出し宙を卑猥にベロベロと舐め回し、白痴丸出しのおねだりをした。それに呼応し、肉棒が次々と脈打ち、ブビュルッと濃い白濁を放出した。白濁は勢いよく飛び散り、私の髪に、顔に、コスチュームに、べちゃべちゃと降り注ぎ、全身を真っ白に汚していく。
「あはぁっ、ザーメンッ、ざーめぇん〜〜っ」
 両手のひらを上向けてくっつけ皿を作ると、顔も上に向け、私は全身でザーメン受け皿になる。頬に、瞼に、びちゃびちゃと張り付く精液。手のひらで作った皿にも、なみなみと白濁が注がれていく。
 全員の射精が終わると、私は零れ落ちそうなほどこんもりともられたザーメン皿を、顔に向かって一気にひっくり返した。
「ぷあ……アハ、アハハ……はぷ、じゅるっ……ザーメン、ザーメンいっぱぁい……んぶ、ぶちゅるっ……ぬちゃぬちゃで、ぐちょぐちょぉ……ザーメン、きもちいいのぉ……ザーメン大好きぃ……」
 大量の白濁に包まれて、身も心もとろけさせて快楽を貪る私。射精したばかりだというのに、そんな私を見下ろすおじいさん達の肉棒が、ピクンと動いた。
「なんて娘じゃ……この年になって、これほど滾る事があるとは思わんかったぞ」
「ああ。この子は神がワシらに遣わした堕天使かもしれん」
「いや、ひょっとすると死神かもしれんな。こんな調子で射精し続けては、ワシらも長くはないじゃろう」
「フン、死神でもなんでもワシは構わんぞ。どうせ身寄りもないんじゃ。この子を抱きながらあの世へ旅立てるなら本望というもんじゃ」
「ワシもじゃ」
「ワシも」
 おじいさん達は頷き合うと、私を押し倒した。私の体は全身精液塗れだというのに、気にする事無くあらゆる所に肉棒を擦り付けてくる。
「んひゃあっ、ザーメンいっぱい、チンポいっぱいぃ〜」
 顔に肉棒を3本押し当てられながら、私はとろけきった嬌声を上げた。


「んっ、ンポッ、ジュブ、ブポッ」
 私は頭を押さえつけられ、口に大きな肉棒を押し込まれていた。顔の上に跨られ、両頬はおじいさんの太腿で挟まれている。ガッチリ固定されたままズボズボと口を犯される私は、誰が見ても精液排泄用の便器だろう。おじいさんの勝手なリズムで続く抽送に息苦しさを覚えるが、その酸欠状態さえ心地よく感じてしまう私は、もう狂ってしまっているのかもしれない。
「んお、おひぃっ、んぶ、くふぅ……」
 口だけでなく、私は全身を犯されていた。皮のジャケットは前を開けられ、中のブラは引きずり下ろされて乳房は剥き出しになっている。ショートパンツもずり下げられ、申し訳程度に左足に引っかかっていた。グローブは填めたまま両手にそれぞれ肉棒を握らされしごかされており、紐を緩めたブーツの中に肉棒を押し込み、私の足とブーツの間で肉棒をしごくおじいさんすらいた。私は全身が射精用の道具と化していた。
「くおっ、で、出るぞっ」
 膨れ上がった肉棒が胎内深く押し込まれ、子宮に向かってブビュッと熱い粘液を噴射する。
「ふむぅっ! ……ん……んっ……」
 お腹の中を焼かれる感触に、私はブルッと体を震わせる。それを合図に、その他の肉棒も一気に弾けた。
「おぶっ、ぐもぉ……んぐ……ぶふえぇ……」
 喉奥を灼熱の奔流が襲い、目が白黒する。ほとんど飲み込めず、鼻から逆流しドボドボと零れ出る。手のひらはベトベトに染まり、ブーツの中に飛び散った精液は足の裏までネチョネチョにした。
「さ、交代じゃ」
 射精を終えたおじいさんが私の体から離れ、肉棒をしごきながら順番を待っていたおじいさん達が再び私を取り囲む。休む間もなく、私の股間に肉棒が押し込まれていく。
「おおぉ……んはあぁっ……」
 ズブズブとゆっくりとねじこまれていく肉棒に膣道を擦り広げられ、私は下腹部から生じる快楽に舌を出して溺れた。
「くくく、いい顔じゃ。色に溺れた牝そのものじゃ」
 私を挟むように座った二人のおじいさんが、グローブを填めた手に肉棒をしごかせながら快楽に溺れる私の顔をニヤニヤと覗き込む。
 反論など出来るはずもない。自分でもわかる。私は例えようもないほど淫蕩な表情をしているのだろう。その証拠に、私の顔を覗き込んでいるだけで、おじいさん達の肉棒はグングン硬くなっていくのだから。
「んあ、あひっ……ひゃ、あんっ……くあ、あはぁっ……」
 私のオマンコを犯すおじいさんの抽送が激しくなると、私は飲み込めなかった精液を鼻や口から吹き零しながらだらしなく喘いだ。肉棒を握った手には上から両手が重ねられ、ゴシュゴシュとおじいさんの肉棒をこすりあげるオナホールに変貌させられる。
「くうっ」
「あはあぁーーーっ」
 おじいさんの肉棒が再び膣内で脈打ち、私のオマンコを精液でいっぱいにした。敏感な膣壁をビタビタと叩かれ、私は甘い衝撃に目を瞬かせる。その時。
 ベロリ。
「あひいいぃーーーっ」
 私は喉から悲鳴を迸らせた。私に肉棒をしごかせていたおじいさんが、私の顔に顔を寄せ、私の目を舐め上げたのだ。
「ひゃ、はひ、ひゃぎいぃぃっ」
 私は声にならない声を上げ続けた。子宮に精液を浴びせられ絶頂を迎えながら、両の瞳をベロベロと舐め上げられる。痛みに目から涙が零れたが、それすらも美味そうに啜られる。焼き切れた私の理性は、次第にそれが痛みなのか快楽なのかもわからなくなり。目玉をしゃぶられながら子宮と両手のひらに精液をたっぷりとぶちまけられ、私は狂った絶頂を迎えた。
 全身を精液に塗れさせ、体を弛緩させたて横たわる私。がに股に開かれた足の間、だらしなくくつろげた秘所から、ドロドロと白濁液が溢れ出てくるのが自分でも分かる。
 指一本すら動かせないでいる私の腰を掴むと、再び秘所を肉棒が割り裂き始めた。
「あ……あひ……はぁ……」
 ズチュ、ズチュと、ゆっくりと抽送する肉棒。これまでの爆発するような快楽とは違い、下腹部がじんわりと痺れてくるような心地よさに、混濁していた私の意識も徐々に覚醒していく。焦点を失っていた私の視線がようやく結ばれると、そこにはきっかけとなったおじいさんの顔が、私を優しく覗き込んでいた。
「ミキちゃんや……」
 腰をゆるやかに動かしながら、おじいさんが私の唇に顔を寄せてくる。私は思わず顔を背けた。
「どうして逃げるんじゃ」
「だって……アン……私の口、みんなのザーメンでドロドロで……嫌われたくない……」
「何を言っておる。ザーメン臭くったって関係ないわ。ワシはかわいいミキちゃんと接吻しながらイキたいんじゃ。ほら、じっとしておれ」
 おじいさんは私の頬を両手で挟むと、ブチュリと唇を押し付けてきた。
「んあ……うん、むぷ、ブチュ……んほぉ、はむ、ジュジュッ……」
 膣奥をズンズンと突かれながら、口内を舐めこそがれ、舌をしゃぶられる。大量に送り込まれた唾液は、飲み込めずに二人の口の合わせ目から溢れて零れ、私の頬をテラテラと濡らす。
「くうぅっ。イク、イクぞミキちゃんっ」
「……んぱぁっ。きて、きてぇっ。ぶちゃぶちゃキスしながら、オマンコの奥までドクドク出してぇっ。ミキをキスとオマンコでイカせてぇーっ」
 おじいさんは左手を私の首の後ろに、右手を後頭部に回すと、グイと引き寄せて唇を思い切り押し付ける。そして、股間も精一杯奥まで押し込み、次の瞬間、ブビュッと射精した。
「ンンーッ……ンーッ……はぷ、ぷぁ……んふぅ〜ん……ムチュ、ブチュッ……ふみゅぅ〜……チュッ、チュピッ……」
 奥の奥までいっぱいにおじいさんの愛情で満たされて、私は絶頂に達した。射精が終わっても、離れたくなくて、両腕と両脚をおじいさんに絡め唇を押し付け貪りあっていた。
 絶頂の余韻に酔いしれながら目を閉じうっとりと唇を重ね続けていると、ふと頬をツンツンと突つかれた。
「んぅ?」
 目を開けると、おじいさん達が再び股間をそそり立たせて私を見下ろしていた。
「おいおい、ミキちゃん。ミキちゃんを愛しているのは、なにもその爺さんだけじゃないんじゃぞ」
「そうじゃ。まったく見せつけてくれおって。お陰でワシらもまた爆発寸前になってしまったわい」
「責任を取ってもらわんとな。ワシらの愛の深さも、たっぷりミキちゃんに刻み付けてやる」
 口ではちょっと怒った素振り。でも、みんな笑顔。だから私も、笑顔で答える。
「私も……私もオジさま達みんな、大好きよ。だから、みんなでミキを愛して。私はみんなにご奉仕するのが何よりの幸せなのっ」
 私は両手を広げ、みんなを迎え入れた。私は今、すごくいい顔をしているんだろうなと思う。私はボランティアをしている時が、一番幸せなのだから。


〜〜〜


「と、いうような事が繰り広げられてると思うわけよ。じゃなきゃ、わざわざボランティアになんていく訳ないじゃ〜ん。ご褒美くらいないとね」
「そしてこれを漫画化したのが、ジャジャーン、こちらでーす。これ今度のイベントでオリジナルとして出しちゃおっと」
「もちろんあたしに企画原案としてのギャラは出るよね」
「ええ。こんなにハードなの描いたのは初めてだわ。あんたのお陰ね」
「……ちょっと、あなた達」
「え。って、ギャーッ! ミキ先輩っ」
「私がこんな事してる訳ないでしょうっ! ボランティアをなんだと思ってるのあんた達はっ! 不健全なあなた達に私がボランティア魂を叩き込んであげるわ。今日から一ヶ月、私の手伝いをしなさいっ」
「いやーっ、お助けーっ」
「ダメよ! まずは町内一周ゴミ拾いからっ!」
「いや〜んっ」

(終)



小説TOPへ戻る  TOPへ戻る