「はあ、疲れたぁ」
 駅へと向かう道をとぼとぼと歩きながら、ポニーテールの少女は溜息を吐いた。彼女の名は桜井みずき。とある女子校の一年生。栗色の髪をピンクのリボンで縛り、スレンダーな肢体を白い半袖セーラー服に包んだ、なかなかの美少女である。バレーボール部の練習で疲れ果てたみずきは、紺のプリーツスカートがはためく勢いもなく、ゆっくりと歩いていた。
「うう、やっぱり寝不足だと体がきついなぁ。早く寝ればよかった」
 そう呟いて昨夜の自身を思い出し、真っ赤になるみずき。みずきも年頃の娘であり、人並みに性への関心もある。いや、人並み以上かもしれない。昨夜は何度も自慰に耽り、結果睡眠時間を削ってしまったのだから。
「……やっぱり私って、エッチなのかなぁ」
 誰にも聞こえないように、ポツリと呟く。
「でも、仕方ないんだもん。……あのお姉さんが、エッチすぎるから」
 タートルネックタイプのワンピース水着を着たボブカットの美女。色はアクアブルー。両手には白いロンググローブ、両脚には白のオーバーニーソックスを身につけ、黒いピンヒールパンプスを履いている。そんな美女が、顔を隠した全裸の男達の肉棒を両手で握り、シゴキたてむしゃぶりつき、全身を精液塗れにされている沢山の画像。それが、みずきが昨夜自慰のオカズにしたホームページの内容であった。どうやって辿り着いたかは良く覚えていないが、とりあえずブックマークはしておいたみずきであった。
「あんなエッチな事、恥ずかしすぎるよ。……でも、うっとりした顔、凄く綺麗だった」
 女子校育ちのみずきは男性よりも女性への憧れの方が強い。昨夜も男の欲望に塗れながらも淫らに映える女性の痴態に釘付けであった。そしてどこかで、その女性に自身を重ね、同じ目にあう自分を想像したりもした。
「やだもう。また変な気分になっちゃう。……あれ?」
 ようやく駅が視界に入った頃。薄茶のロングコートに身を包んだ美女が、巨大な駅構内に飲み込まれていくのが見えた。それは、昨夜ホームページで見たあの女性にそっくりであった。
 気づけば、みずきの足は彼女を追いかけていた。美女は階段を下ると、入り組んだ道をどんどんと歩いていく。それはみずきが初めて見る場所であったが、何本もの路線が入り混じるこの巨大な駅ならば自分の知らない場所もあるだろう、と考えた。
 しばらく歩き続けると、一人分しかない小さな改札と、その向こうに一両編成の電車が見えた。美女は女性駅員に定期と思しき物を見せると、改札を通り抜け電車に乗り込んだ。 「ど、どうしよう」
 つい改札前まで着いて来てしまったみずきは、一人その場に残されおろおろする。
「あら。どうしたの?」
 みずきの様子に気づいた女性駅員が尋ねてくる。深緑の制服に身を包んだ、ショートカットのかわいらしい女性であった。
「えっと、なんか迷っちゃったみたいで。○○線って、ここじゃないです、よね。アハハ」
 普段利用しているホームとは全く違う光景なのだから、同じ路線の訳は無い。女の人が気になって付いてきた、などと口に出来ないみずきは、とりあえず誤魔化してみた。
「ごめんなさいね。この線は……」
 そう言い掛けた女性だが、言葉を飲み込むと、みずきの手に向かって白手袋を填めた手を伸ばし、突然キュッと握った。
「えっ。あ、あの」
 突然の事にピクンと反応するみずき。3本のラインが入ったその白い手袋はみずきの手をさわさわと撫で回す。そして、女性駅員はみずきの手を離すと、両手でみずきの頬に触れた。
「あ、あの……駅員、さん?」
 戸惑いながらも、胸が早鐘を打ち体が火照り始めるみずき。
「あ。ごめんなさい。そうそう。あの電車は○○線の特別列車なの。○○線の定期はそのまま利用できるわ。定期は持っているかしら」
「えっと、は、はい」
 みずきの降車予定の駅も通るようだ。みずきは定期を駅員に見せ、改札を通る。いつもと違う電車に乗るというのは不思議な感じがした。
 電車に乗ると、先程の美女は一番端の席に座っていた。乗客は他に数名しか居なかったが、いずれも女性、それも美女揃いであった。みずきは空席も沢山あるというのに、ついフラフラと引き寄せられるようにその美女の横、車両の端の3人掛けの席の真ん中に腰掛けた。変に思われていないかと恐る恐る彼女の表情を盗み見ると、しかしその美女は優しげな視線でみずきを見つめ微笑んでいた。みずきの胸が幸福感に包まれる。
 しばらくその幸福感に浸っていたみずきだが、いつしか眠気に襲われスヤスヤと寝息を立てていた。みずきが眠っている間に次々と乗り込んできた女性は、いずれも美女ばかり。席が美女でいっぱいになると、今度は黒い全頭マスクを被った男達が乗り込んできて、美女の前に立つ。電車内がいっぱいになると、ドアが閉められ、アナウンスが流れる。
「それでは、専用射両、発車いたします」
 その声は先程の女性駅員と同じであったが、すでに深い眠りに落ちていたみずきには聞こえていなかった。

「んっ、んぽっ、ジュポッ」
 眠るみずきの耳に、湿った音が聞こえてくる。
 シュッシュッ。シコッシコッ。
「ジュポッ、グポッ、ジュルル、ズポッ」
 何かが擦れるような音と、何かを舐めしゃぶるような下品な音。それらを延々と耳穴から流し込まれて、みずきは体が自然と熱くなると同時に、その意識も覚醒に向かっていった。
「ううん……」
 ようやく目を覚ましたみずき。いまだ車内はいつの間にか満員のようだ。
「ウフフ。ようやくお目覚めね」
 隣から妖艶な声が届く。いつの間にか頭を隣に預けていたようだ。
「あ、ごめんなさっ、っ!?」
 顔を上げたみずきの視界に飛び込んできたあまりに衝撃的な光景に、みずきは二の句が告げなくなり目を見開いて口をパクパクさせた。
 みずきの右隣に座る美女は、やはり昨夜のホームページの女性とそっくりであった。切れ長の瞳に、真っ赤なルージュの引かれた妖艶な唇、口元のセクシーなほくろ。艶やかな黒髪は襟足で綺麗に切り揃えられている。
 そして、いつの間にかコートを脱ぎさった彼女は、ホームページの画像と同じ格好をしていた。タートルネックタイプのワンピース水着。色はアクアブルー。両手には白いロンググローブ、両脚には白のオーバーニーソックスと、黒のピンヒールパンプス。
「あ……ああ……」
 そして彼女は、そのロンググローブを填めた右手で、目の前に立つ男がまろび出している勃起した肉棒をしっかりと握りこんでいるのであった。
「あらあら。そんなに驚いた顔をして。やっぱり、この電車に乗るのは初めてみたいね。昨日の夜は楽しみのあまり興奮して眠れなくて、せっかくの電車内で眠っちゃったって所かしら。ウフフ、でも大丈夫よ。電車はまだ発車したばかり。時間はたっぷりあるわ。……アン、もう。せっかちね。ペチョッ」
 美女がみずきに話し掛けている間も、前に立つ男が待ちきれないと言う様に肉棒をグイグイと美女に突き出してくる。口元に押し付けられた亀頭を、美女は唇を開き赤い舌を覗かせるとペロッと舐め上げた。
「ひ、ひっ……」
 突然目の前で繰り広げられた、理解を超えた淫靡な光景に、みずきは慌てて顔を背ける。しかし。
「あっ、グポッ、ジュポッ、貴方、ようやく起きたのね。ジュロッ、チュチュゥ、貴方が起きないから貴方の分のチンポ、もらっちゃってるわよ。ベロベロ、ンブチュッ」
 みずきの左隣で繰り広げられている光景は、さらに衝撃的な物であった。黒のライダースーツに黒のレザーグローブを填めたストレートロングの黒髪美女が、両手にそれぞれ肉棒を握り、さらに口で交互に肉棒を咥え込み、2本同時に奉仕していたのだ。
「んほぉ、チンポ、チンポ好きぃ〜。ジュパッ、ベロベチョッ。速さでは男になんか負けないこの私が、ライダースーツを欲望の対象としか見ていない男達のチンポに跪くなんてぇ。でもぉ、それがたまらなくいやらしいのぉ〜。レロォォォ〜」
 ライダースーツの美女はキリッとした美貌を欲情に蕩けさせ、舌をテロン垂らすと2本の肉棒に同時に擦り付けられ、恍惚の表情を浮かべていた。
「あ、あぁぁ……」
 衝撃的な光景に慄きながらみずきは首を巡らせる。人と人の合間に、バニーガールやバスガイド、はたまた婦人警官の格好をした女性達が、肉棒をシゴき口で咥える様が目に飛び込んでくる。
「どうしたの」
 右隣から優しい声を掛けられ、みずきは縋り付く様にそちらを向く。しかし、水着姿の美女のその手にはやはり肉棒が握られたまま。
「ウフフ。遠慮しなくていいのよ。ここは専用射両。貴方の好きなように、オチンポをたっぷりと味わっていいの。ほら。触ってごらんなさい」
 水着美女がみずきの手を取る。みずきの手にはいつの間にか、白いシルクのロンググローブが填められていた。その指先が誘導された先、肉棒に触れようとしたその瞬間。
「いやぁっ!」
 みずきは大声で叫んでいた。車内の空気が一瞬凍りつく。
「ちょ、ちょっと。どうしたの?」
「いや、いやいやっ。もう下ろしてぇっ。誰か助けてぇっ」
 驚きに目を丸くする水着美女。みずきは目に涙を浮かべ、ブンブンとかぶりを振った。訳が分からなかった。一刻も早く、この異常な空間から抜け出したいと思った。しかし、足に力が入らず立ち上がる事すら出来ず、ただ赤ん坊の様にむずがるしかなかった。
「ちょっとぉ。なんなのよこの子。盛り下がっちゃうじゃない」
 ライダースーツの美女が興を削がれたという様に眉を顰める。
「まさかこの子、全く知らずに乗ってきたの? 綾ったら、何やってるのよいったい。仕方ないわ。少し大人しくなってもらうわね」
 水着美女は握っていた肉棒を放すと、立ち上がって網棚の上のバッグを弄りピルケースを取り出し、白い錠剤を一錠取り出す。奉仕を止める事になってしまった男に一言謝るが、男は気にするなと首を振る。
 美女は座席に座り直すと、ぐずり続けているみずきの両頬を両手で掴み、真っ直ぐ覗き込む。
「落ち着いて。貴方、お名前は?」
 至近距離で正面から見る美女は、息を飲むほどに美しかった。
「さ、桜井、ヒクッ、みずき、です」
 その黒水晶のような美しい瞳に見つめられ、みずきはしゃくりあげながらも思わず答えてしまう。
「みずきちゃん、ね。驚かせてごめんなさいね。貴方にお薬を上げるわ。心が落ち着いて、すごく気持ちよくなれるお薬。さ、飲んで」
 みずきが返事をするより早く、美女は指で弾いて錠剤をみずきの口内に放り込む。そして、
「んむぅっ?」
 みずきに唇を重ねてきた。逃れようとするみずきをギュウッと両手で抱き締めると、トロトロの唾液を口内に流し込んでくる。溢れるほど流し込まれると、みずきはとうとう我慢できなくなりゴクンと錠剤ごと唾液を飲み込んでしまう。
「んむ、んくっ、ゴクンッ……はぁ、は、あぶっ。ブチュッ、チュバ、ジュパッ」
 みずきが錠剤を飲み込んだのを見届けた美女は、しかし唇を離さず、なおもみずきの唇を貪り続ける。
「はぷっ、えぶ、ブチュ、ヌロォ、あぷ、グチュ、ムチョヌチョォッ」
 頭をガッチリと押さえられ、美女に口内をむしゃぶりつくされるみずき。初めてのキスは女同士、衆人環視の中でのディープキス。頭のおかしくなりそうなそのシチュエーションのせいかそれとも先程の錠剤の作用か、みずきの体からも心からも抵抗が失せていく。
「んっ、んぶぅっ!? ……ぷあっ。はぁ……はぁ……」
 ようやく唇を解放された時には、みずきはピクピクと体を震わせながらぐったりと背もたれにもたれ、視線を宙に彷徨わせていた。
「うわぁ。艶奈さん、凄いテクニック。いかにも生娘っぽいこの子が、キスだけであんなにトロンとして。いいな、羨ましい」
 ライダースーツの美女が、2本の肉棒を握ったままうっとりとみずきの顔を見つめている。
「ウフフ。今度、雷華にもたっぷりしてあげるわ。クールな美女ライダーを、トロトロのドスケベライダーにしてあげる」
 艶奈(えんな)と呼ばれた水着美女は、みずきとの濃厚接吻で濡れ光る唇を舌で嘗め回しながら、雷華(らいか)と呼ばれたライダースーツの美女に艶然と微笑む。
「くぅんっ。ああ、私、艶奈さんの牝にされちゃうんだわ、はあぁ〜」
 雷華は艶奈にキスで堕とされる事を夢想し、プルプルと体を震わせて悩ましい吐息を吐く。湿った雷華の吐息を吹きかけられた肉棒がビクビクと震えた。
「さて。でもこの子、どうしようかしら。……綾。いったいどういう事なの、これは」
 艶奈は彼女の右隣、車両の端にある車掌室のガラス窓をノックする。
「なあに、艶奈さん」
 車掌室のガラス窓から車内を覗こうと顔を出したのは、みずきをこの専用射両へと乗せた女性駅員であった。

「まったくもう。何を考えているの、綾。専用射両に何も知らない子を乗せるなんて」
 くにくに。コリコリッ。
「ひうっ」
「ごめんなさぁい。でもでも、この子絶対素質ありますって。私の白手袋に触られただけで、ピクピクしちゃうくらいだもの。今だって、ほら」
 むにむに。キュムッ。
「ひゃぁうっ」
 敏感な乳首を強めに摘ままれ、みずきは悦びの悲鳴を上げた。
「ウフ。確かに素質は十分みたいね」
 女性駅員・綾の乳首攻めに悶えるみずきを見て、水着美女・艶奈は微笑みながら、みずきの髪を慈しむように優しく撫でた。
 みずきは今、二人の美女に挟まれて座席に座っている。右側には艶奈、そして左側には綾。彼女はみずきと会った時とは違い、制服の上着を脱いで上は白いブラウス一枚、下は深緑のタイトスカートに黒いパンティストッキングを履いている。下着を身につけていない綾は、ブラウスにくっきりと勃起した乳首のシルエットを浮かび上がらせ、スカートの奥では潤ませた愛蜜で秘所に黒パンストを張り付かせていた。
 そして、先程まで左側に座っていた雷華はと言うと。
「んぼっ、グポッ、ズボッ、おぶ、ジュボッ、グボボッ」
 みずきの目の前で車両の床に尻餅をつき、両手に一本ずつ肉棒を握りシゴかされながら、口に肉棒を捻じ込まれ頭を押さえつけられてグポグポと獰猛なイラマチオに晒されていた。
「ねえ、貴方。みずきちゃん、だったかしら。どうしてこの電車に乗ってきたの。この電車は本来、選ばれた人しか乗ることが出来ない特別な車両なのよ。んむっ、ペロッ」
 艶奈がその赤い舌でみずきの白い首筋を舐め上げながら尋ねる。白いロンググローブを填めた右手はみずきのスカートの中へ潜り込み、肉芽をコリコリと指で摘まみ弄り回す。
「はひぃっ。そ、そこダメれすぅっ」
 みずきは背を仰け反らせ、喉をピクピクと震わせる。みずきの下着は上下とも、艶奈に外されてしまっていた。みずきはセーラー服にプリーツスカート、白のシルクロンググローブに紺ハイソックス、という出で立ちであった。
「みずきちゃん、艶奈さんの後ろをつけてきたんだよね」
 薄手の夏服にくっきり浮き出た乳首をくにくにといじりながら、綾が言う。みずきは身悶えながらコクコクと頷いた。
「あら。どうして私の後をつけたりしたの?」
 艶奈が舌を垂らし、みずきの右耳をネロネロと舐め上げながら尋ねる。
「んあぁっ、みみ、みみぃっ。わ、わたひ、お姉さんが、艶奈さんがすごくキレイだから、目が放せなくなって、それでぇっ」
 耳愛撫にヒクヒクと反応しながら、みずきは絶え絶えに答える。
「まあ。ありがとう。貴方みたいな可愛らしい子にそんな風に思ってもらえるなんて、とても嬉しいわ。……でも、それだけかしら」
 艶奈は微笑みながら、しかしもっと奥深くを探るように、舌を伸ばすと耳穴の中にねじこんでいく。
「ひぃうっ。みみ、みみあなぁっ」
 クチョクチョ、ヌチュヌチュ。脳裏に直接送り込まれる耳穴を舌が這い回る汁音。みずきは快活な顔を蕩けさせ、舌を垂らしてアヘアヘと淫らに喘ぐ。尖りきったみずきの乳首を、制服の上から綾がチュウチュウと吸い立てる。
「他に理由はないの?……クチョクチョッ……それだけの理由で、車内まで私を追い掛けて来たの?」
 みずきの小さな耳をパクリと咥え、耳穴を舌先でほじりまわしながら、艶奈はなおも問い詰める。みずきは簡単に追いつめられ、昨日見た物について話してしまう。
「あひいぃっ、き、昨日、艶奈さんとそっくりな女の人を、インターネットで見たんですぅ。それで、どうしても気になって、あはぁっ」
 みずきの言葉に、艶奈の中で全てに説明がついた。
「ウフフ。そういう事だったのね。ねえ、みずきちゃん。そのホームページでは、私そっくりのその女の人は、今の私と同じ格好をしていなかったかしら」
 艶奈はみずきの手を取ると、水着を押し上げている自らの乳房の上に重ねさせる。彼女の乳首もまた、くっきりと布地に浮かび上がっている。
「はひぃっ、して、してましたぁっ」
 みずきはコクコク頷きながら、手の中の柔らかな肉をムニムニと揉みたくる。それはみずきがこれまで味わった事の無い、蕩けるような柔らかな感触であった。
「そう。やっぱりね。それじゃ、そのホームページの中で、その女の人はどんな事をしていたのかしら」
「えっ。そ、それは……」
 口篭もるみずき。艶奈は舌を伸ばし、みずきの桃色に染まった柔らかな頬をネチョネチョと舐め上げながら囁く。
「私が答えてあげましょうか。その女は、何本ものオチンポに囲まれ。両手でシコシコといやらしくシゴきながら舌を伸ばしてベロベロ舐め上げ、お口にパックリ咥えてジュパジュパとしゃぶりついて……」
 チュパッチュパッとみずきの頬に吸い付きキスマークをつけながら、淫らに囁き続ける艶奈。みずきは興奮のあまり艶奈の豊かな乳房をギュムギュムと揉み潰している。
「そして、何本ものオチンポを絶頂に導くの。そのたびにドピュドピュとザーメンをぶちまけられ、顔も水着も手袋も、ザーメンでドロドロにされちゃうの。そうでしょ?」
 艶奈が両手でみずきの頬を挟み振り向かせると、真っ直ぐに瞳を見つめてくる。
「そ、そうです、その通りれすぅっ」
 みずきはだらしなく舌を垂らし、ハヘハヘと息を荒げながらコクコクと首を縦に振る。
「それで。いやらしいみずきは、それを見てオナニーしちゃったの?」
「はへっ?」
 尋ねる艶奈に、みずきは間の抜けた返事をする。艶奈は舌を伸ばすと、みずきの鼻をペロンと舐め上げて、再度尋ねる。
「ドスケベ女子校生みずきは、私が沢山のチンポにザーメンをぶっかけレイプされているのを見て、発情してオマンコをグチュグチュ弄り回したの」
「そ、それは、その……」
 艶奈に至近距離で見つめられながら卑極まりない質問を受け、みずきは思わず口篭もる。艶奈がみずきの後ろにチラリと視線を送ると、綾がみずきのスカートの中に両手を潜り込ませる。
「ザーメン塗れの私をオカズに、処女マンコをグチョグチョ虐めてオナニーしまくったんでしょう。はっきり言いなさいっ」
「ひぎいぃぃっ!?」
 艶奈は舌先をみずきの目に伸ばし、白目をレロンと舐め上げた。激痛にみずきは悲鳴を上げ、目尻から涙がポロポロ零れる。
「はっきり答えるまでやめないわよ。ザーメン塗れの私を視姦したこのいやらしい目を、イジメ抜いてあげるわ」
 艶奈に白目を舐められるたび、みずきはビクビクと反応する。しかし激痛に合わせて、スカートの中で綾の手が肉芽をくじり肉唇を撫で上げる為、快楽も共に合わさってみずきは完全に混乱した。
「ほら、どうなの。スケベオナニーしたんでしょ、みずき」
「は、はひぃっ。しました、オナニーしましたぁっ。精液塗れの」
「ザーメンよ」
「ザーメン塗れの艶奈さんを、オカズにして、アソコを」
「オマンコよ。スケベオマンコ」
「ス、スケベオマンコを、グチョグチョ弄り回してオナニーしまくりましたぁっ」
 みずきはとうとう、自らの唇から淫語を吐き出し自慰行為を告白した。艶奈は満足気に微笑むと、みずきの目から舌を離し、チュッとその頬に口付けた。
「よく言えたわね、みずき。かわいいわ。あむっ」
「はむ、プチュ、ヌチョ、んほぉ」
 艶奈はみずきを褒めると、その唇に唇を重ねる。優しくもねっとりといやらしいキスに、みずきはたちまち蕩けてしまう。
「つまりみずきちゃんは」
「みずきって呼んでください、艶奈お姉さまぁ」
「あらあら」
 すっかり蕩けて艶奈にしなだれかかるみずき。艶奈は微笑みながら、優しくその髪を撫でてやる。
「つまりみずきは、昨日ズリネタにした私が目の前に現れたから、気になって仕方なくてつけてきちゃったのね」
「は、はい。ごめんなさいぃ」
 叱られるのではと小さくなるみずきに、しかし首を振って見せる艶奈。
「ウフフ。綾の言う通り、みずきは素質たっぷりなようね」
「ね、言った通りでしょ、艶奈さん」
 綾が自慢げに言う。
「ねえみずき。オチンポ塗れになって、ザーメンに溺れている私を見て、どう思ったのかしら」
「えぇと、とってもいやらしくて……でも、すごくキレイでした」
 艶奈の問いに、うっとりと答えるみずき。
「それだけじゃなくて、私に貴方を重ねてみたんじゃない? 自分も沢山のオチンポにご奉仕したい、ドロドロのザーメンを息も出来ないほど全身にブッ掛けられたい、って」
「えっ。そ、それは……」
 艶奈の問いに、みずきが逡巡する。その時は、ただ艶奈の痴態が衝撃的過ぎて、夢中で股間を弄っていただけだった。だが今は。
「どうかしら」
「わかりません……あの時は、ただ夢中だったから。でも、今は、艶奈お姉さまみたいになってみたい。あんなにいやらしくて、それなのに綺麗な艶奈お姉さまみたいに、私もなれるのなら……私も、ザーメン塗れになってみたい……」
 言い終えると、みずきはプルプルッと身を震わせた。
「ウフフフ。かわいいわ、みずき。貴方は今日、乗るべくしてこの専用射両に乗ったのね」
「専用射両……」
 耳慣れない言葉に、繰り返してみるみずき。
「そうよ。私達が思い思いのコスチュームに身を包み、好きなだけザーメンを浴びながら絶頂する為の車両。それがこの、『専用射両』なの。私はこの、キツキツの水着にロンググローブ。雷華はピチピチのライダースーツにレザーグローブ。綾は駅員の制服に白手袋。もっとも綾は、本当に駅員なんだけど」
 艶奈は囁きながら、みずきの手を取りサワサワと撫で回す。
「ザーメンだけじゃないの。私は手袋フェチでもあるのよ。ううん、この専用射両に乗っている子は、みんなそうかしら。この手袋をグチュグチュのネバネバに犯されちゃうのが、たまらないの。みずきはどう。手袋、嫌いかしら」
 みずきの白いシルクロンググローブの上を這い回る、ロンググローブを填めた艶奈の手のひら。滑らかな布同士の擦れるスベスベとした感触が、みずきを蕩かしていく。
「わ、私も、好きです。こんな高貴そうな手袋なんて、填めるの初めてだけど。滑らかで、スベスベしてて、なんだか、たまらないです」
 みずきの答えに、満面の笑みを浮かべる艶奈。
「ああん、もうっ。なんてかわいらしいの、みずきは。今日貴方に出会えたのは、運命に違いないわ。これから私が、貴方を徹底的に躾けてあげるわ。手袋を填めただけで欲情して、ザーメンを浴びただけでアクメしちゃう、私好みの手袋フェチのザーメンマニアにしてあげるわ。ブチュウゥッ」
 悦びのあまり、艶奈はみずきを抱き締めて全身をロンググローブを填めた手のひらで撫で回しながら、その唇を貪りつくす。
「んぶ、んふうぅ、あむ、チュブ、ブチュッ」
 みずきも艶奈のディープキスに酔いしれながら、水着に包まれた艶奈のムチムチしたボディをシルクグローブで撫で回す。滑らかなシルクを通して感じる艶奈のきめ細やかな肌と水着のスベスベした感触に、みずきも陶然となった。
「ウフフ。エッチなベロキスしながらの手袋愛撫、たまらないわ。みずきも、気持ちいいでしょう」
「はいぃ。お口も手のひらも、溶けちゃいそうですぅ」
 うっとりと艶奈を見つめるみずき。その唇はお互いの唾液でテラテラと艶かしく濡れ光っている。
「貴方が手袋フェチになるには、それほど時間は掛から無さそうね。それじゃ今度は、ザーメンの良さを教えてあげる」
「えっ。は、はい……」
 そう返事をしてはみたものの、みずきは期待より恐怖の方が上回っていた。女子校育ちのみずきは処女であり、男性と触れ合うような経験も父親以外とはほとんどなかった。男性器に触れと言うだけでも、かなりの勇気がいる。
「大丈夫よ。ひどい事はしないから。それに、エッチなみずきなら、すぐに良さがわかるようになるわ」
 艶奈はみずきの不安を掻き消すように優しく頭を撫でてやる。そして、目の前で強制手コキをさせられながらイラマチオで口を犯され続けている雷華に声を掛ける。
「雷華。オチンポは口マンコにハメていただいたまま、立ち上がりなさい。そしてその大きなお尻を私に突き出すの。そうしたら、素敵なご褒美を上げるわ」
 その声に、雷華の体がビクンと震える。実は、みずきを艶奈が堕とすまでは雷華は絶頂を禁じられ、3本の肉棒も射精を禁じられていたのだ。イラマチオが一旦ストップされると、雷華は肉棒を口に咥えたままよろよろと立ち上がる。そして、むっちりと大きな尻を艶奈に向かって突き出した。
「あっ」
 思わずみずきは息を飲む。雷華のライダースーツは、股の間が二つ繰り抜かれて穴が二つ開いていた。すなわち、性器と尻穴が丸見えになっているのだ。雷華の肉唇はすっかりくつろげ、赤い媚肉を晒しながら透明な愛液をトプトプと溢れさせている。そして、尻穴の窄まりはヒクヒク蠢いていた。
「ウフフ。オマンコ肉がヒクヒクしているわ。イラマチオと手袋コキで攻められて、アクメしたくてたまらないのね。変態ライダーさん」
 艶奈がねっとりとライダースーツの上から雷華の尻肉を撫でると、雷華の尻が嬉しそうにフルフルと揺れた。そして再び、イラマチオと強制手コキが始まる。男の欲望に晒され揺れ動く尻を見ながら、艶奈がみずきに尋ねる。
「ねえ、みずき。艶奈のライダースーツ姿、どうかしら」
「え、ええと……すごく、カッコイイ、です」
 みずきの呟きに、雷華の尻がフルフルッと震えて反応する。
「そうね。雷華はスタイル抜群だし、脚も長いし、ライダースーツが本当に良く似合うわ。この格好の雷華にクールに迫られたら、私だって簡単に堕ちてしまいそう。……でもね」
 艶奈は両手で雷華の尻肉を掴むと、グニグニと揉みしだいた。途端、尻肉がビクビクと跳ねる。
「本当の雷華は、どうしようもないマゾなの。ライダースーツを着込んで颯爽と振舞いながら、いつでも力ずくで押し倒されてオチンポの奴隷にされる事を望んでいる、ザーメンマゾなのよ。ねえ、雷華」
 返事の代わりに、雷華の秘裂からドプリと濃い粘液が溢れた。
「今から雷華が、とびきりのザーメンアクメを決めるわ。イラマチオで喉奥にブチ撒けられ、手コキで顔をドロドロにされて、イキまくりのアヘ顔を晒すの。その顔をオカズに、オナニーしてイキなさい、みずき。ザーメンアクメ顔を至近距離で見ながら、ザーメンの匂いを嗅ぎながらアクメするの。そうすれば、すぐにザーメンの良さに目覚めるわ」
「は、はひぃ」
 艶奈に頬を撫でられながら命じられ、みずきはコクコクと頷いた。ライダースーツの中心で蠢く媚肉に釘付けになりながら、シルクグローブを填めた両手をスカートの中に潜り込ませ、肉芽をいじりながら秘裂を指の先で何度もなぞる。
「ひうんっ」
 ピクピクと体を震わせながらも、自慰を止めようとしないみずき。
「ウフフ。これじゃあみずき、ライダースーツフェチになっちゃうかも。そうしたら雷華、責任を取っていつでもみずきのオナネタになってあげてね」
 艶奈の言葉に、雷華の尻がクネクネと蠢いた。
「それじゃ、雷華。散々待たせてごめんなさいね。今から私がイカせてあげる。オチンポ様達も、雷華の絶頂と同時にザーメンをブチ撒けて、このライダースーツクイーンをザーメンアクメ便器にしてあげてくださいね」
 触れてもいない雷華の肉裂がクパクパと伸縮する。3本の肉棒も、ブルンと震えた。
「ウフフ。私の手袋指でドスケベなオマンコ肉かき回されて、イッちゃいなさい」
 艶奈は右手の人差し指と中指をくっつけると、雷華の秘唇にズブリと突き刺した。
「おぶぅっ!」
 秘肉を貫かれ、雷華が呻く。それでも強制手コキとイラマチオは止まらない。雷華は目を剥きながら、スベスベの手袋指に淫肉をほじくり回され、尻を振りたくる。みずきの目の前で、艶奈の滑らかな手袋に指先がグチュグチュの淫布に変貌していく。
「さあ、雷華、イキなさいっ」
 艶奈が指を鍵型に曲げ、雷華のもっとも敏感な部分を手袋指でコリコリとくじる。
「んぶうぅぅーーーっ!」
 ここまで絶頂を抑え込んでいた雷華は、たちまち絶頂を迎える。そして同時に爆ぜる、3つの肉棒。
 ドクッ、ドビュドビュッ。
 ズビュウッ、ブピュピュッ。
 ドブッ、ビュグビュブッ。
「んぼおぉぉ〜〜〜っ」
 クールなライダースーツクイーン雷華はみずきの目の前で、秘裂を手袋指にほじられ大量の白濁をその美しき面差しにブチ撒けられて、ケダモノの様な嬌声を上げて絶頂を迎えた。
「ウフフ。さあ、よく御覧なさい、みずき。これが手袋ザーメンフェチのアクメ顔よ」
 艶奈は雷華の肉壷からにゅぼっと指を抜き去ると、前の男達に目配せする。雷華の口から肉棒が引き抜かれ、両手も解放される。そして、雷華は再び膝立ちにさせられ、みずきへその美貌を晒した。
「あっ……ああ……」
 涼やかな目元は蕩け、絶頂に飛ばされた視線は宙を彷徨っている。ツンと尖った小鼻は精臭を逃すまいとヒクヒク震え、卑猥に緩み大きく開かれたままの唇からはドロドロと白濁が溢れ出し、テロンと垂らされた舌は唾液と白濁の糸を何本も地面に垂らしていた。
 そしてその美顔全体を覆いつくす、粘ついた大量の白濁粘液。峠の女王と謳われた美貌は、哀れな便器面に成り下がっていた。
 あまりの衝撃に呆然としているみずき。艶奈はその顔をぐっと前に出させると、耳元で命じる。
「さあ、最高のオカズ顔がここにあるわ。ザーメン牝のアヘ顔を見ながら、たっぷりとザーメン臭を嗅いで、手袋オナニーでアクメするのよ。いいわね、みずき」
「は、はひぃっ」
 みずきは弾かれた様に自慰を再開する。肉芽を弄り回し肉穴をニュポニュポと指で犯しながら、雷華のアクメ顔をアップで捉えて視姦する。濃厚な精臭に鼻腔をヒクつかせながら、それでもみずきはその匂いに嫌悪感よりもなぜか後を引くような感覚を覚えてしまう。
「ウフフ。思った通りね。初めてのザーメン臭にそんなにうっとりしちゃって。みずき。貴方のザーメン初体験を、一生忘れられないようにその体に刻み込んであげるわ」
 艶奈は綾に目配せすると、舌を垂らしてみずきの右耳に捻じり込む。同時に、綾もみずきの左耳に舌を捻じ込んだ。
「ひぐぅっ」
 両耳をグチュグチュと舌でかき回されながら、両乳首を摘ままれ全身を撫で擦られ、そして自身で肉芽をこね回し肉穴をかき回す。限界を超えた快楽の爆発に、みずきはすぐに絶頂へと駆け上がる。
「いっ、イクッ。もうらめ、イキますっ」
「イキなさい、みずき。ザーメン臭を嗅ぎながら、手袋オナニーでアクメするのよ。ヌロォッ」
 淫語と共に耳朶をねぶる淫音を脳に直接送り込まれ、みずきは絶頂に達した。
「イクッ、イグゥーーーッ! ザーメン、てぶくろぉ、アクメイグウゥゥーーーーーッ!」
 目を剥き舌を垂らし顔面を蕩けさせて。人より少しHなだけの快活な美少女は、生まれて初めて卑猥極まりないアクメ面を披露した。
「アアン、すごいわみずき。なんていやらしいアクメ顔なの。貴方の顔を見ているだけで、私もイッちゃいそうよっ」
 みずきのアクメ面を目の当たりにし、艶奈はゴクンと唾を飲み込む。
「雷華。貴方のザーメン、私に分けてね」
 艶奈は両手を伸ばすと、雷華の顔全体を手のひらでねっとりと撫で回す。
「は、あへ、はへぇっ」
 白濁で覆われた美顔をロンググローブを填めた手のひらでグチュグチュと撫で回され、雷華はライダースーツに包まれた肢体をビクビクと震わせた。たっぷりと布地に覆われた手のひらに精液を塗すと、艶奈は雷華から手を放す。そして、横で物欲しげに自分の手袋指を咥えている綾に告げた。
「綾。雷華の事、お願いね」
「えっ。いいんですか。わーいっ」
 綾は満面の笑みを浮かべると、座席から降りて雷華と同じく膝立ちになり、雷華のライダースーツを抱きすくめるとその顔にベロベロと舌を這わせ始めた。
「ウフフ。みずき。まだアクメの余韻に浸っているわね。これから私が、ザーメンの味を教えてあげる。今度は一緒にアクメしましょうね」
 艶奈はみずきに跨り座席に膝立ちになると、精液塗れの手袋指をみずきの口内に捻じ込んだ。
「んぷあ、にゅぶ、はぶちゅ」
「お口の中全体にザーメンを塗りこんであげる。舌先から歯の裏側まで、ザーメン塗れにしてあげるわ」
 指先の精液を塗し終えると、パレットから絵筆で絵の具を掬う様に、手のひらから指先で精液を掬い取り、みずきの口内に収めていく。
「ウフフ。すっかりザーメン臭くなっちゃったわね、みずきのお口。オチンポを入れた事すらないのに、すっかり口マンコの匂いよ。たまらないわぁ。さあ、今度は舌を出して」
「ふぁい……えろぉ〜〜っ」
 絶頂の余韻で意識をふわふわと漂わせたまま、言われるがままに舌を垂らすみずき。その舌を、親指と人差し指で両手で交互にゆっくりとしごきあげてゆく。
「舌は口マンコのクリトリスよ。たっぷりと磨き上げれば、クリトリス以上に感じる事だって出来るわ。舌を手袋指でシコシコされるだけでビクビク感じるようになるの。グチュグチュのベロキスやオチンポをペロペロ舐め上げるだけでイッちゃえるドスケベ少女になりなさいね」
「はひ……あへ……」
 艶奈に舌をしごかれる間、みずきはだらしない顔を晒し続けた。艶奈の指がみずきの舌をようやく解放した頃には、みずきの口内は手袋越しに移された大量の精液と、次々湧き出る唾液とですっかりグチュグチュの蜜壷となり、雄臭さと甘酸っぱさの混じった卑猥な匂いを漂わせていた。
 艶奈はみずきのどうしようもない牝顔をうっとりと見つめながら、瞳を潤ませていた。
「みずき……。私、つい先程貴方と会ったばかりだというのに、貴方が愛しくてたまらないの。こんな気持ち、初めてよ。おかしいかしら」
「わらひも……えんなおねえひゃま……らいふきれふ……」
 口をポッカリと開けたまま、ろれつも回らずにみずきが答える。その瞬間、艶奈の胸の高鳴りもまた弾けた。
「ああ、みずきっ。あぶ、ジュチュ、チュバッ。みずきぃっ。ジュプチュチュゥッ」
「んぶ、ズブチュ、グチュプ、おねえひゃま、はぶ、ブチュムチュッ」
 二人は大きく開いた唇を重ね、貪るようにザーメンキスに耽った。艶奈の舌が桃色の肉穴を擦り上げるたびに、みずきの瑞々しい肢体がビクビク跳ねる。そしてまた、艶奈自身の舌も完全な快楽肉突起であるが為に、みずきを攻めながらも艶奈もまたビクンビクンと腰を跳ねさせていた。
「ジュチュゥッ、チュル、ジュパッ」
「ジュプム、ブチュ、ムチュルルッ」
 敏感な舌を互いに吸い合い、絡め、嘗め回す。二人は目を剥きながら、互いに高まっていく。そしてついに、
「おぶうぅぅーーーっ」
「んむふぅぅぅーーーっ」
 ザーメンディープキスで同時に絶頂を向かえ、アクメ面を晒し合った。二人は意識を飛ばしながら、なおもネチョネチョと舌を絡ませ合い絶頂の余韻に耽る。そんな二人を取り囲む、無数の肉棒。みずきは今、ようやく専用射両の乗車資格を手に入れたに過ぎないのであった。

 (続く)



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