☆ゆきんこプロレス編
○目次
・プロローグ
・7年目4月
8年目
・開始時
・4月〜
・10月〜
9年目
・開始時 ※4/14更新
・4月〜 ※4/14更新
・10月〜 ※4/16更新
わたし、富沢レイ。
コスプレアイドル、じゃなかった、プロレスラーを目指す15歳。
ある日突然お尻に浮かび上がったベルトの形のアザを、
ひょんなことから変なおじさんに偶然見られて、
ゆきんこプロレスっていう小さな団体に入ることになっちゃったの。
田舎の小さな団体だけど、チャンピオン目指してがんばるぞ☆
富沢「っていうオープニングでいいの? 社長」
社長「小さいとか田舎とか言うんじゃない。
それに変なおじさんってなんだ。
変なおじさんにお尻を見られたって、それじゃまるっきり犯罪者じゃないか」
富沢「おんなじようなもんじゃない。
コスプレ会場で女の子のお尻ばっかり見てたし」
社長「だからそれは富沢くんの魂を受け継いだ子を探していてだな」
カンナ「そろそろ私達も登場して良いでしょうかね?」
金井「そうだよ〜。レイちゃんばっかりずるい〜」
社長「ああ、スマンスマン。
では改めて現状を説明しよう。霧子くん、頼む」
霧子「やっぱり面倒な説明は私なのですね……」
霧子「では、改めまして。
この世界に新たにゆきんこプロレスが誕生し、現在は6年目4月。
我が団体にてアザを持つ選手は3人。富沢さん、金井さん、カンナさんです」
富沢「まさか私が最初に転生するとは思わなかったわ。
これでベルトに一番近い位置にいることになるわね」
カンナ「さあ、それはどうでしょうね。ククク」
富沢「むっ」
霧子「はいはい、その辺で。
とはいえ富沢さんは4年目に転生したので、まだまだ新人といったところです」
富沢「そうなのよねえ。最初の一年は基礎練習ばっかりだったし」
霧子「3年目からは徐々に技練習に入ってもらいますので、そのつもりで」
富沢「は〜い」
社長「では、入団から一年での君たちの成長を確認してみよう」
富沢 276→565 +289
金井 290→586 +296
カンナ 343→670 +323
金井「む〜。カンナちゃんずるい〜」
カンナ「そう言われても、私は一度しか特訓をしていないんですがね」
社長「う〜ん。一応計算して釣り合うように育成したつもりなんだがな」
富沢「っていうか。これじゃ私が一番成長してないじゃない」
社長「まあ、その辺の微調整はおいおいしていくということで。
さて、ではいよいよ交流戦の開始だ。
と、いきたいところだが……実際問題、君たちはまだまだ新人の域を出ていない。
なので交流戦は、来年か再来年からのスタートとなるだろうな」
富沢「まあね。私もまだ基本技しか使えないし、試合にならないわよね」
カンナ「その頃にはこの団体のエースは私でしょうしね。ククク」
富沢「なんですってーっ!」
社長「まあまあ。とりあえずペースは掴めたし、この感じで進めていこう。
今年は杉浦くんや白石くんも入ってくるし、君たちも先輩らしく頼むぞ」
※6年目4月時点
富沢 742
カンナ 705
金井 646
「7年目4月」
○評価値
富沢 902
カンナ 862
金井 818
杉浦 592
白石 448
富沢「ウチもようやく賑やかになってきたわね〜」
金井「そだね〜。まだ2人しかいない団体もあるらしいもんね」
カンナ「社長。そろそろ本格的な活動に入らないのですか?」
社長「う〜ん。といってもまだコマ不足だしな。
しかし、このまま目的もないままでも困るだろう。
富沢くんが3年目を迎えた頃にでも、ベルトを作ろうか」
富沢「社長、やっさしい〜。私に最初にベルトを巻かせてくれるつもりなのねっ」
カンナ「そう上手くいけばいいですけどねえ。ククク」
富沢「ムッカ〜ッ。アンタ本当にムカつくわねえ」
金井「ちょっと二人とも、あたしだっているんだからね〜っ」
杉浦「私達の事は完全に眼中にないようですね」
白石「……ん……」
杉浦「まあ、今はまだ仕方ありません。力不足なのは確かですし。
しかしいずれ、その認識を変えてみせます」
白石「あ……風船……」
杉浦「貴方も眼中に無しですか……」
「8年目開始時」
富沢「今年はさらに三人入団したわ。でも、聡美はいいとしても……」
中森「どうも」
十六夜「フフ。どうしたの。災厄が降りかかったような顔をして」
金井「ひびき先輩とあずみ先輩が後輩になったって言われても、なんだかピンとこないね〜」
杉浦「以前の記憶があるというのがまた厄介ですね」
カンナ「まあ、誰が何年目だろうが、私のやることは変わらりませんがね」
中森「そういうことです。みなさん、お気遣いなく」
富沢「って言われても、ねえ」
白石「……ん……?」
杉浦「貴方の泰然自若さが羨ましいです」
小縞「よ〜し、今度こそがんばるぞっ」
富沢「あら。聡美、ずいぶん気合入ってるじゃない」
小縞「はいっ。だって私、どこの世界でも、入団はするけど活躍した記憶がないんです。
だから、今度こそトップを狙えるようになりたいなって」
金井「そういえば、フェアリーでもゆきんこでも、さとみちゃんは新人だった記憶しかないね〜」
十六夜「貴方はこちらに来たのね。てっきり、あちらへ行くものかと思っていたけど」
中森「……確かに、決着をつけたい相手はいました。
ただその想いよりも、私は貴方と対等に向き合えるようになりたいという想いが強かったようです」
十六夜「フフフ。自分から私と関わろうとするなんて……貴方も物好きね」
中森「そうかもしれませんね」
社長「そうそう。コミッショナーから大事な連絡事項がある。
ウチの選手の場合は特にだな」
富沢「なになに?」
社長「今回、原則として、オリジナル技は得意カテゴリー3つから
高難度の技を2つずつとすることにした」
金井「……? ねえねえ美月ちゃん、どういうこと?」
杉浦「要は、なんでもかんでもリネームするなということです」
社長「そういうことだ。前回のゆきんこ編はリネームしすぎて
多少訳が分からないところがあったからな。
今回はオリジナルホールドは本当にフィニッシュ足りえる技に絞ろうというわけだ」
中森「私はシンプルな方が助かりますね」
富沢「でもそれ、つまんなくない?」
社長「まあ原則だからな。どうしても気に入ってる技名がある時は、一つ二つのオーバーは認めるさ。
むしろ、大変なのはウチより他所だろうな」
金井「確かにフェアリーガーデンにいた頃は、今みたいに色んな技なかったもんね。
むしろ6つ考える方が大変かも」
※8年目4月現在
4年目 富沢、金井、カンナ
練習生 杉浦、白石、小縞、十六夜、中森
「4月」
社長「さて。富沢くんが来月にはデビュー5年目を迎える。
そこで、今月ベルトを作って、来月タイトルマッチを行うぞ」
富沢「ということは、当然私に挑戦権があるわけよね」
社長「うむ。君には交流戦でのシングルパート優勝という実績があるからな。
そして今月、カンナくんと金井くんでシングルマッチを行い、
その勝者をもう一人の挑戦者とする」
☆ヘビー級ベルト『Crystal of SnowQueen』創設
『Crystal of SnowQueen 次期挑戦者決定戦』
「カンナ神威 vs キューティー金井」
中盤まではそれぞれ持ち味を発揮した好勝負を展開。
終盤、カンナの必殺カンナスペシャルが炸裂。
なんとか起き上がった金井を水面蹴りでダウンさせると、グラウンドに引き込む。
なんとか振り解き、カンナを投げ飛ばした金井。
しかしロープに走った金井をカンナがカウンターの掌底で迎撃。
動きを止めた金井に飛びついて、シャイニングデルタロックに捕らえる。
ロープまで懸命に足を伸ばした金井だが、
カンナがそのままローリングし位置を変えてエスケープを阻止すると、
金井耐え切れずにとうとうギブアップ。
カンナが金井を破り、挑戦権を手中に収めた。
○カンナ vs 金井× 17分43秒 シャイニングデルタロック
※カンナ神威、次期CoSQ挑戦者に決定
カンナ「ククク。挑戦権はいただきました。このままベルトもいただきましょうか」
金井「はうぅ〜。また勝てなかった〜」
「5月」
富沢:入団5年目
杉浦:入団3年目
小縞:入団2年目
社長「なぜかウチは5月入団が多いな。
それはともかく、富沢くんもようやく一人前のレスラーと言えるようになってきたな」
富沢「フフン。まあね〜。それじゃ、誕生祝いにベルトをもらってこよっかなあ」
社長「杉浦くんはようやくデビューだな。
君もすぐにベルト挑戦の機会も訪れるだろうから、頑張りなさい」
杉浦「はい。いつ挑戦権が訪れても問題ないように、
温めていた新技を早くマスターしようと思います」
『Crystal of SnowQueen』タイトルマッチ
「富沢レイ vs カンナ神威」
ベルト奪取になみなみならぬ決意を漲らせる富沢、ゴング直後から猛スパート。
カンナ、ほとんど反撃できぬまま追い込まれてゆく。
中盤、富沢のウィッチブレイドが炸裂。
さらにランニングミドルキックを叩き込み、カバーに入るがカウント2.9。
なおも攻め手をゆるめず、起き上がったカンナにダッシュから飛びつきYRRに捕らえるが、
カンナなんとかエスケープ成功。
圧倒的有利の富沢、フィニッシュへとアピールからロンギヌスを放つが、
カンナこれを見切って組み付き、カウンターの必殺カンナスペシャルが炸裂。
しかしダメージの蓄積か後が続かず。
最後は富沢がショルダータックルでダウンを奪った後、今度はしっかりとロンギヌスを突き刺し、
カバーから3カウントを奪った。
○富沢 vs カンナ× 19分35秒 ロンギヌス→片エビ固め
富沢「や……やった……。
私、とうとう……チャンピオンに、なったんだわっ。やったーっ!」
カンナ「クッ……。
フッ。今日は先輩に花を持たせてあげただけです。
せいぜい束の間の幸福を噛み締めてください」
〜富沢レイ 初代『Crystal of SnowQueen』戴冠〜
〜新技〜
金井:ノーザンライトボンバー(投)
ノーザンライトスープレックスの体勢で持ち上げながら
相手の股に手を入れ、頭から落とす。
勘違いから生まれた技。
杉浦:足湯のススメ(極)
うつ伏せの相手を裏四の字固めで痛めつけつつアンクルを極める。
これをくらうと湯治の旅に行く羽目になるとか。
「6月」
〜新技〜
富沢:ドラグーンバレル(打)
まずは左の蹴りを3発、続いて右の蹴りを3発打ち込むマシンガンキック。
名前は某ガンダムから。レイの機体のドラグーンシステム、みたいな。
杉浦:ホットスプリングスラム(投)
オリンピックスラムと同型。間欠泉ばりの瞬発力でうんぬん。
「7月」
社長「来月、富沢くんの防衛戦を行う。
そこで今回は、金井くんと杉浦くんで挑戦権を争ってもらう」
金井「よ〜し。今度こそ勝つんだからっ」
杉浦「私の計算が正しければ、勝機は必ずあるはず。
あとは私が、それを掴めるかどうか」
『Crystal of SnowQueen 次期挑戦者決定戦』
「キューティー金井 vs 杉浦美月」
序盤はグラウンドに引き込み杉浦が有利に立つ。
しかし金井が強引に投げで引っこ抜くと、戦況は一変。
DDTなどで金井が攻め込んでゆく。
そして終盤、金井が新技ノーザンライトボンバーで杉浦の頭部をマットに叩きつける。
カバーに行った金井だが、しかし杉浦金井の足を捕らえ膝十字固め。
金井なんとかふりほどくも、足にかなりのダメージ。
これで金井の足狙いに絞った杉浦。金井のWアームスープレックスをリバースで切り返すと膝十字、
キューティーフライを剣山で潰すと膝十字と、金井の足をパンク寸前まで追い込む。
しかし金井、全てを耐え抜き、杉浦を仰向けに倒すと痛めた足をおしてポストに昇り、
もう一度キューティーフライで飛翔。
これが完璧に決まり、今度は杉浦返せず、金井が勝利を上げた。
○金井 vs 杉浦× 18分56秒 キューティーフライ
※キューティー金井、次期CoSQ挑戦者に決定
金井「やった……か、勝ったよぉ……ふえぇぇん……」
杉浦「金井さんがあの足攻めを耐え切るとは……私の計算ミスでした」
「8月」
十六夜:入団2年目
『Crystal of SnowQueen』タイトルマッチ
「富沢レイ vs キューティー金井」
序盤から試合は完全に富沢のペース。
グラウンドテクニックに完封され、反撃の糸口が掴めない金井。
中盤、富沢がウィッチブレイドでダウンを奪うと、リング中央でロメロスペシャルで絞り上げる。
金井これはなんとか堪えるも、かなり体力を消耗。
富沢一旦距離を取ると、ふらつく金井に向かいダッシュしてYRRで捕らえる。
ロープににじり寄る金井であったが、最後は堪えきれずタップした。
○富沢 vs 金井× 11分41秒 YRR
金井「うう〜。せっかく挑戦したのに、何もできなかったよう」
富沢「美加には悪いけど、私もまだこのベルトを手放したくないからね」
〜富沢レイ 『Crystal of SnowQueen』初防衛成功〜
「9月」
☆入団
ブラッディ神楽
社長「今月は神楽くんが入団だ」
神楽「ハァ〜イ。ずいぶん遅れちゃったのねえ。聡美より1年半も後輩になっちゃったわぁ」
小縞「そうですよ、紫苑さん。
今の私は、十六夜センパイや中森センパイと同期なんですから。ふふ〜ん」
神楽「なぁにその顔。ムカつくわね〜」
小縞「いひゃひゃひゃっ。ほっぺひゃひっぱらないでくらひゃい〜」
社長「ま、まあ、仲が良さそうでなにより、かな?」
☆イベント
富沢:CM出演(50AP)
富沢「やっと私にもこういう仕事が来たわね〜」
社長「チャンピオンとして知名度が上がってきたという事かな」
(つづく)
「10月」
中森:入団2年目
社長「白石くんももうすぐデビューだが、まだタイトルマッチには早いだろう。
次期挑戦者は、カンナくんと杉浦くんで争ってもらうかな」
『Crystal of SnowQueen・次期挑戦者決定戦』
「カンナ神威 vs 杉浦美月」
序盤はカンナが圧倒したが、場外戦で杉浦がペースを掴む。
リングに戻ると、カンナが執拗に関節技で攻める。
腕ひしぎで腕を殺すと、さらに暗き光で締め上げる。
なんとかエスケープした杉浦、起死回生の必殺ホットスプリングスラム。
しかしカンナ、笑みを浮かべたまま立ち上がり、反撃の強烈なバックドロップ。
たまらず場外にエスケープした杉浦に、コーナーポストからミサイルキックを投下。休む隙を与えず。
最後はリング内に放り込んでフェイスクラッシャーで叩きつけてから、カンナスペシャルでトドメを刺した。
○カンナ vs 杉浦× 19分5秒 カンナスペシャル→体固め
※カンナ神威、次期CoSQ挑戦者に決定
〜新技〜
カンナ:神殺し(投)
雪崩式ツームストンパイルドライバー。禁じ手。
「11月」
白石:入団3年目
社長「白石くんもいよいよデビューだな。
君は成長が早いから、ベルト戦線に絡むのも早そうだ」
白石「ベルト、重い……。フワフワのがいい……」
社長「ふ、フワフワ?」
白石「うん……綿100%……」
社長「さすがに、風で飛んでいってしまいそうなベルトは困るな」
社長「富沢くんに映画のオファーが来たんだが、
今月はタイトルマッチの為、断った」
富沢「もったいな〜い。せっかくのSF映画だったのにぃ」
社長「これも王者の宿命というヤツだ。いずれまたオファーも来るだろう」
『Crystal of SnowQueen』タイトルマッチ
「『Crystal of SnowQueen』富沢レイ vs カンナ神威」
カンナ「もう王者気分は満喫したでしょう。
そろそろそのベルト、渡していただきましょうか」
富沢「フンだ。アンタにだけは絶対渡したくないわ」
序盤、グラウンドの攻防を制した富沢、そのまま有利に試合を展開。
中盤、ウィッチブレイドでダウンを奪うと、
カンナの起き上がりに飛びついてYRRを極め、追い込んでいく。
なんとかエスケープしたカンナ、続いて飛んできた富沢のミサイルキックをかわすと
ダウンした富沢に絡みついて暗き光に捕らえるが、これはニアロープ。
最後は富沢がランニングミドルキックでカンナの動きを止めると、
ドラグーンバレルで蹴り倒し、そのままカバーして3カウントを奪った。
○富沢 vs カンナ× 17分0秒 ドラグーンバレル→体固め
〜富沢レイ 『Crystal of SnowQueen』2度目の防衛成功〜
〜新技〜
白石:ホーリーナイト(パ)
ハイジャックバックブリーカーで担ぎ上げた相手を頭から叩き落し、
マットに落ちる瞬間に相手の両腕に飛び乗る。
技後の姿勢はキン肉ド○イバーの様な形になる。
ちなみにナイトは騎士じゃなく夜の方。ノエルだけに。
「12月」
☆イベント
富沢:映画出演(SF)
社長「先方はよっぽど君に出演してもらいたかったようだな」
富沢「さすが、見る目あるじゃない。
ふふ、次のコミケは私の役のコスプレでいっぱいになるわよ」
「1月」
金井:入団5年目
☆イベント
富沢:映画公開〜ヒット(300AP)
社長「映画はなかなかのヒットだったようだな」
富沢「フフ〜ン。これは、今年の芸能大賞はいただきかな」
社長「さて、次のCoSQだが、若い世代に挑戦権を与えてみようと思う。
杉浦くんと白石くんでシングルマッチだ」
杉浦「半年の差は、まだ大きいはず。負けませんよ」
白石「勝ったら……ふわふわベルト……♪」
『Crystal of SnowQueen・次期挑戦者決定戦』
「杉浦美月 vs ノエル白石」
白石の足一本に狙いを絞った杉浦。
序盤から執拗なローキックで足を殺しに行く。
白石もスクラップバスターなど豪快な攻撃を見せるが、踏ん張りが効かずに威力が半減。
最後は杉浦がリング中央で膝十字に捕らえ、ギブアップを奪った。
○杉浦 vs 白石× 12分7秒 膝十字固め
※杉浦美月、次期CoSQ挑戦者に決定
〜新技〜
金井:絶交(飛)
膝立ちの相手へのニールキック。
「2月」
カンナ:入団5年目
『Crystal of SnowQueen』タイトルマッチ
「『Crystal of SnowQueen』富沢レイ vs 杉浦美月」
中盤までは互角の展開。
終盤、富沢のロンギヌスがヒット。
杉浦を引き起こすとブレーンバスターで一気に流れを手繰り寄せようとした富沢だが、
しかし杉浦、これを逆に投げ返す。
そしてマフラーホールド、膝十字固めと足を痛めつけ、
さらにはホットスプリングスラムで投げ捨ててから足湯のススメへ。
悲鳴を上げる富沢だが、幸運にもニアロープで、なんとかエスケープ成功。
完全に杉浦の流れであったが、とどめと足を獲りにいった杉浦に、
富沢痛めた足でミドルキックを放つ。
これがカウンターで決まり、強烈な一撃に膝が落ちた杉浦。
富沢さらに渾身のドラグーンバレルで杉浦を蹴り倒し、
そのまま押さえ込んで勝利をもぎ取った。
○富沢 vs 杉浦× 25分22秒 ドラグーンバレル→体固め
杉浦「く……。詰めが甘かったようですね」
富沢「危なかったわ。グラウンドで後れを取るなんて……」
〜富沢レイ 『Crystal of SnowQueen』3度目の防衛成功〜
〜新技〜
カンナ:暴魔遺影(打)
神威流秘奥義。カンナ曰く、暴れ狂う魔を葬り去る必殺の膝、だとか。
ボマイェに似ている?
杉浦:バックスライド・フロムスパ(他)
杉浦曰く、コリの治る逆さ押さえ込み。原理は不明。
「3月」
☆入団
渡辺智美
星野ちよる
渡辺「へへ〜。また一緒だね、ちよるん」
ちよる「トモ……。うん。また、一緒……」
社長「いやあ、渡辺くんが自分でテストを受けに来てくれて助かったよ。
こっちはちよるくんのスカウト活動で精一杯だったからな」
渡辺「でしょ〜。感謝してよね、社長。
それじゃ、一緒にベルト目指して頑張ろうね、ちよるんっ」
ちよる「べ、ベルトなんて……無理……」
渡辺「ムリなんて言ってちゃダメダメ〜ッ。
この世界は交流戦なんて目立つには一番の舞台があるんだし、頑張らないとっ。
それに、交流戦に出られないと、戦えない人たちもいっぱいいるからね〜」
ちよる「戦いたい、人……?」
☆イベント
金井 スポンサー〜:12ヶ月(食品・マウス)
CM出演(50AP)
社長「今月は金井くんにオファーが色々来ていたな。
金井「わ〜い。クリームシチュー一年分、もらっちゃった〜っ」
「8年度総括」
社長「今年もさらに3人が入団した。
所属選手数ではウチが一番多いのかな」
富沢「なんていうか、しのぶ先輩たちの世代だけいないって感じよね」
社長「そんな激戦区の中、富沢くんは見事ベルトを守り抜いたな」
富沢「フフ〜ン。まあね〜。
って、あまりのんびり構えてもいられないんだけどね。
評価ではカンナだけじゃなくて美加にも負けてちゃってるし」
社長「それでもベルトを守り抜いたというのはたいしたものだ」
富沢「まあね。交流戦は、ウチの代表としてがんばってくるわ」
○シングルトーナメント出場者:富沢
△ワイルドカード決定トーナメント出場者:金井、カンナ、杉浦、白石
☆芸能ポイント
富沢:350ポイント(映画300+CM)
金井:170ポイント(スポンサー120+CM)
「9年目開始時」
〜「スーパーインディーフェスティバル'08」総括
社長「昨年度はIWBCは富沢くんが獲ったものの、
シングルトーナメントは三連覇を阻まれてしまったな」
富沢「IWBCを獲ったとはいえ、他の候補より半年は解禁が早かったものね。素直に喜べないわ。
シングルトーナメントも、完全に一番星に食われちゃったし。
……さすが、私が憧れてた団体よね」
社長「富沢くん……」
カンナ「何をセンチメンタルな事を言っているんです。
そんなことではベルトもすぐに貴方の腰から飛んでいってしまうでしょうね。ククク」
富沢「うるさいわね。来年は優勝を取り返して、春女って言わせてやるわよ」
杉浦「春女……なんだか危険な響きですね」
カンナ「貴方にはせいぜいミスIWBCがお似合いですよ。ヒーヒッヒ」
富沢「あ〜もう、うるさいなっ。なんなら今すぐ防衛戦やってやってもいいんだからねっ」
金井「ちょっとレイちゃん、落ち着いて〜っ」
白石「……ベルト……♪」
金井「ノエルちゃんも立候補しちゃダメ〜ッ」
社長「これだけ活気があれば、来年は優勝を奪回できそうだな」
社長「さて。5月に小縞くんがデビューすると、デビュー済の選手が6人に達する。
そこで今年度から、いよいよタッグ王座を設立するぞ。
まずは今年度のチーム分けを行おう」
金井「タッグか〜。久々にレイちゃんと組んじゃったりもするのかな?」
杉浦「残念ながらそれは不可能です。戦力が均衡しなくなってしまいますので。
富沢、金井、カンナ、杉浦の4選手と、
白石、小縞、十六夜、中森の4選手でそれぞれカードを引き、
同じアルファベットのカードを引いた選手同士がタッグを組む事になります」
金井「む〜。ざんねん」
中森「私達もクジを引くのですか?」
社長「ああ。もちろんデビュー後からの活動にはなるがな」
十六夜「フフ。私を引き当てたら、タイトル挑戦も私のデビューまでお預けになるわけね。
とんだ災厄を抱え込んでしまうわね」
中森「貴方にそんなことを言われてしまうと、貴方よりデビューが遅くなる私の立場がないのですが……」
社長「それでは、クジ引きだ」
A カンナ&中森
B 富沢&十六夜
C 杉浦&白石
D 金井&小縞
カンナ「ほう。長い目で見れば、良い選択になったと言えそうですねぇ」
中森「とはいえ、実働できるのは半年未満になってしまいますが」
十六夜「フフ……よろしく頼むわね。センパイ」
富沢「ア、アハハ……お手柔らかに、おねがい……します(うう、タメ口とかムリ〜)」
杉浦「まさかノエルさんと組む事になるとは思いませんでした。
貴方のパワーは私が活かしてみせましょう」
白石「……おまかせ……」
金井「わ〜い。アイドルコンビだねっ」
小縞「はいっ。二人でトップアイドル目指しましょうっ」
霧子「では、こちらが今年度の興行予定です。
4月 通常興行
5月 CoSQ王座
☆小縞デビュー
6月 CoK王座
7月 南国興行(という体でバカンス)
8月 Kanto-1(シングルリーグ)
☆十六夜デビュー
9月 CoSQ王座
10月 CoK王座
☆中森デビュー
11月 南国興行(という体でバカンス)
12月 なまはげワンナイトトーナメント(シングルトーナメント)
1月 CoSQ王座
2月 CoK王座
3月 南国興行(という体でバカンス)
以上となります」
社長「なんというか、裏が見えすぎじゃないか霧子くん」
「4月」
☆イベント
富沢 ファンクラブ増(2)
カンナ CM出演(50AP)
金井 CDレコーディング
社長「4月はイベントが立てこんでいるな。
さて、今月は次期CoSQ挑戦者決定戦を行う。
ここは実績重視で、SIFのワイルドカード決定トーナメントで準決勝まで進んだ二人でいこう」
『Crystal of SnowQueen・次期挑戦者決定戦』
「カンナ神威 vs 杉浦美月」
序盤からハイスパートな攻防となったこの試合。
序盤からミドルキック、フェイスクラッシャーと強烈な攻撃を繰り返していくカンナと、
徹底してグラウンド勝負を挑む杉浦。
十分過ぎ、カンナが裏投げを炸裂させると、ふらつく杉浦にバックからダッシュして暴魔遺影。
勝利を確信したが、カンナが「カンナスペシャルだー!」と見得を切るが、
しかし杉浦丸め込んでそれを阻止。
ならばと最後はカンナがもう一度正面から正調の暴魔遺影を放ち、杉浦をねじ伏せた。
○カンナ vs 杉浦× 13分41秒 暴魔遺影→体固め
※カンナ神威、次期CoSQ挑戦者に決定
「5月」
☆イベント
金井 CD発売(150AP)
カンナ 始球式(30AP)
☆ニュース
富沢:重症
小縞聡美デビュー戦
社長「なんということだ。一発重症とは……」
カンナ「情けないチャンピオンですね。ベルトを返上してはいかがです?」
富沢「う、うるさいわね。アンタなんかケガして楽勝なん、イタタ……」
社長「無理するんじゃない。CoSQは来月に延期だ」
〜新技〜
杉浦:打たせ湯(飛)
相手をコーナーに打ちつけ、ロープを伝って相手が背にしたコーナーに昇り、
ほぼ垂直にジャンプして相手の背中にミサイルキック、というかフットスタンプを叩き込む。
小縞:メインプレート(パ)
派手なだけじゃないパワースラム。あの市ヶ谷様も大ダメージを食ったとかなんとか。
「6月」
☆イベント
ファンクラブ増:金井(10)
写真集撮影:カンナ
☆ニュース
富沢:完治
CoKタッグ設立
富沢「よっし。もう全快よ〜」
カンナ「チッ。大人しく返上しておけばいいものを」
富沢「うっさいわねっ。アンタにベルトはあげないわよ。
第一、芸能の仕事ばっかりやってるアンタなんかに負けるわけないんだから」
カンナ「おや。オファーがこないひがみですか」
富沢「ムッキーッ!」
小縞「美加先輩。なんだかレイ先輩が荒れてますけど、放っておいていいんですか?」
金井「ん〜? 大丈夫だよ、いつもの事だから。それより私たちは自分たちの事に集中しないとね」
小縞「は、はい! デビュー翌月にタイトルマッチだなんて……でも、頑張るぞっ」
杉浦「あちらも燃えているようですが、冷静に分析すれば私達が有利。
ではノエルさん、行きましょう」
白石「……メガネ……♪」
杉浦「ああっ、眼鏡を取らないでください。これでは正しい分析ができなくなってしまいます」
『Crystal of SnowQueen』タイトルマッチ
「『CoSQヘビー王者』富沢レイ vs カンナ神威」
序盤、早くも富沢がYRRをリング中央で決め、カンナがギブアップ寸前まで追い込まれる。
なんとか堪えたカンナ、反撃の暴魔遺影を発射。
強烈過ぎる一撃でぐったりしてしまう富沢。
さらにカンナがリング中央で腕ひしぎをしかけ、
完治したばかりの右腕をへし折らんばかりに攻め立てる。
終盤、カンナのシャイニングデルタロックがリング中央で炸裂。
富沢、痙攣しつつも意地でロープ際までにじり寄りエスケープ。
しかし、酸欠気味ながらもロープを掴んで立ち上がろうとした中腰の富沢に、
カンナがダッシュして暴魔遺影を正面から放つ。
この一撃が無情にも顔面に炸裂、失神した富沢をカンナが押さえ込み、3カウントを奪った。
×富沢 vs カンナ○ 8分27秒 暴魔遺影→体固め
〜カンナ神威 第2代『Crystal of SnowQueen』戴冠〜
カンナ「ク……ククク……ヒーヒッヒッヒ!
さあ、今からカンナ神威、いや、Canna様の時代の幕開けです!
これからこの団体をもっと面白くしてあげますから、楽しみにしていなさい! ペッ!」
社長「おお……Cannaくんがとんでもない形で復活してしまった……」
〜
初代『Crystal of KIZUNA』決定戦
「杉浦美月&ノエル白石組 vs キューティー金井&小縞聡美組」
激戦となったこの試合。序盤はデビューしたばかりの小縞の奮闘が光る。
金井も小縞をフォローしつつ序盤から積極的に前に出るが、
逆に中盤、杉浦組の猛攻にあい追い込まれてしまう。
それでもカクテルライトスープレックスをカウンターで一閃させると小縞にタッチ。
しかし小縞の足を潰しにかかる杉浦。膝十字の連発で悲鳴を上げる。
終盤、金井が猛攻で勝機を掴む。
杉浦にカクテルライトスープレックスを決め、カウント2.8。
すかさずポストからキューティーフライでダイブ。しかし杉浦、剣山で迎撃。
変わった白石がスクラップバスターなどパワーを活かして攻め立てるが、
負けじと白石をノーザンライトボンバーで抱え上げ、マットに突き刺す。
だが、フィニッシュに狙ったどさんこドライバーを堪えられ、白石ブレーンバスターで投げ返す。
代わって出てきた杉浦が膝十字から足湯のススメと強烈な連携で金井の足を破壊する。
それでも金井、杉浦の猛攻を耐え抜き、そのままタイムアップとなった。
△杉浦、白石 vs 小縞、金井△ 30分時間切れ引き分け
〜『Crystal of KIZUNA』は団体預かりに〜
社長「ぬう。引き分けか。
要所で持ち技の少なさが響き、両チーム共に決めきれなかったようだ」
〜新技〜
杉浦:レジェンド・オブ・GR(極)
リバース・ステップオーバートゥーホールド・ウィズ・チキンウィングフェイスロック。
要は裏STFのFの部分をチキンウィングに。
名前の由来は杉浦曰く、
杉浦「下呂温泉の効能は全身に効くのです。
この技で全身がホッキホキになったら、温泉に浸かって療養すると良いでしょう」
GRとしたのは、下呂をカタカナで表記するのを杉浦が嫌がった為。
「7月」
☆イベント
写真集発売:カンナ(150AP)
社長「カンナくんの写真集は上々の売り上げだ。
ベルト戴冠後に滑り込みで入れた、袋とじの素顔の写真が良かったのかな」
Canna「クク。そうですか。皆さん、なかなか見る目があるようですねえ」
〜新技〜
富沢:バーニングマンダラー(飛)
コーナーポストからの飛びつき高速ウラカン・ラナ。
名前の由来は某火星。
「8月」
社長「さあ、今月は『Kanto-1』を復活させるぞ。
エントリーは、富沢、金井、Canna、杉浦、白石、小縞の6名だ」
十六夜「あら。私は出場できないのね」
社長「さすがにデビューからいきなりリーグ戦というわけにもいかんだろう。
まだろくに技も持ってないのに」
十六夜「そう。てっきり、出場者に災厄が降りかかるのを未然に防いだのかと思ったわ。フフ」
☆ニュース
カラミティ十六夜デビュー戦
『ゆきんこ夏祭り Kanto-1』'09開催
・初日
○富沢 vs 杉浦× 11分32秒 ウィッチブレイド→体固め
○金井 vs 白石× 13分26秒 キューティーフライ→体固め
必殺どさんこドライバー、カクテルライトスープレックスと食らっても
なおカウント2.9で返し粘った白石だが、最後は金井がキューティーフライで締めた。
○Canna vs 小縞× 8分2秒 暴魔遺影→体固め
初日は現王者、前王者共に勝利。
・二日目
○富沢 vs 白石× 11分57秒 YRR
○金井 vs 小縞× 10分14秒 QTO→片エビ固め
○Canna vs 杉浦× 10分54秒 暗き光
キャリアの差がそのまま現れ、4年度組が全勝を守る。
・三日目
○富沢(9)vs ×小縞(0) 10分56秒 ロンギヌス→片エビ固め
○杉浦(3)vs ×白石(0) 8分14秒 打たせ湯→体固め
○金井(9)vs ×Canna(0) 10分1秒 どさんこドライバー
互角の展開の中、金井のキューティーフライをCannaが剣山で迎撃。
しかしCannaが暴魔遺影を狙った所を金井がカウンターでジャンピングニー。
これが顎に入り、ふらつくCannaを金井が一気にどさんこドライバーでマットに突き刺し、
現王者から勝利を奪った。
現王者が敗れる波乱の展開に。全勝は富沢、金井。
・四日目
○杉浦(6)vs ×小縞(0) 11分36秒 レジェンド・オブ・GR
○Canna(9)vs ×白石(0) 8分11秒 暗き光
×富沢(9)vs ○金井(12) 10分6秒 カクテルライトスープレックス
丸め込み合戦で優勢に立った金井、
最後は必殺の投げを一閃させて優勝をグッと手繰り寄せた。
金井が続けて前王者を破り優勝へリーチをかける。
・最終日
○白石(3)vs ×小縞(0) 7分4秒 ホーリーナイト
○富沢(12)vs ×Canna(9) 12分4秒 YRR
カンナスペシャルを2回とも丸め込みで封じた富沢が、
最後はリング中央でYRRを極めギブアップをもぎ取り、優勝の可能性を残した。
○金井(15)vs ×杉浦(6)10分57秒 ノーザンライトボンバー→片エビ固め
杉浦の足攻めをしのぎつつ、最後はDDTからノーザンライトボンバーで磐石の勝利。
『ゆきんこ夏祭り Kanto-1』'09
☆優勝 キューティー金井(初)
金井「やった〜。優勝だ〜。
この勢いでベルトも巻いちゃうぞ〜っ」
Canna「……チッ。
いいですか。チャンピオンとは、タイトルマッチに勝てばいいんです。
来月、それを証明してあげましょう」
※次期CoSQ挑戦者、キューティー金井に決定。
社長「Cannaくんの2敗も驚いたが、金井くんの全勝優勝にはそれ以上に驚かされたな」
霧子「シングルではこれまで結果を出せていませんでしたからね」
社長「これは来月のタイトルマッチ、かなり楽しみになってきたぞ」
「9月」
☆イベント
ファンクラブ増:金井(12)
CM出演:富沢(50AP)
☆ニュース
神楽:入団2年目
『Crystal of SnowQueen』タイトルマッチ
「『CoSQヘビー王者』Canna vs キューティー金井」
金井の投げを警戒し、徹底的な腕攻めに出るCanna。
しかし金井、腕を痛めつつも強引に投げで攻めてゆき、強烈な一発一発にCannaも顔を顰める。
だが中盤にさしかかると、明らかにダメージの蓄積が目立つ金井。
それでもWアームスープレックスで引っこ抜いたが、ロックが甘く、
そこをCannaに腕ひしぎで捉えられてしまう。
なんとか振り解くも腕が上がらない金井。
ここを勝機と見たCanna、「カンナスペシャルだー!」と見得を切るが、しかし金井丸め込む。
Cannaなんとか跳ね除けると、前に出た金井に延髄斬り一閃。
尻餅状態の金井にすかさず暴魔遺影を叩き込み、3カウントを奪った。
○Canna vs キューティー金井× 22分20秒 暴魔遺影→片エビ固め
〜カンナ神威 『Crystal of SnowQueen』初防衛成功〜
Canna「ククッ。タイトルマッチにはタイトルマッチの戦い方があるということです」
〜新技〜
十六夜:災厄降臨(パ)
ワンハンドネックハンキングで災厄のパワーを篭め、
悲鳴を上げながら一気にチョークスラムで叩きつける。
「10月」
☆イベント
ファンクラブ増:金井(14)
☆ニュース
イージス中森デビュー戦
社長「今月は空位になっているCoK王座のタイトルマッチを行う。
金井くんは先月CoSQに挑戦したので回避し、富沢&十六夜組が挑戦だ。
今月も引き分けになるようだと、考えないといけないところだが、さて。
初代『Crystal of KIZUNA』決定戦
「杉浦美月&ノエル白石組 vs 富沢レイ&カラミティ十六夜組」
序盤は徹底的に十六夜を狙った杉浦。バースピアーでダウンさせるとすかさず打たせ湯で蹴り飛ばし、
リング下まで転げ落ちた十六夜はしばらく戦線離脱。
その後、白石と富沢がやり合う。
ロメロスペシャルを白石が振り解くと、杉浦が富沢をダウンさせ、白石がダイビングギロチンを投下。
ダメージの大きい富沢を杉浦がリング中央で足湯のススメに捕らえる。
カットに入ろうとした十六夜に、白石が突っ込みもろとも場外へ。
富沢、懸命にもがいてなんとかロープまで辿り着くも、
足を押さえて動けない富沢を杉浦が担ぎ上げホットスプリングスラムで叩きつけ、3カウントを奪った。
○杉浦、白石 vs 十六夜、富沢× 24分13秒 ホットスプリングスラム→片エビ固め
〜杉浦美月&ノエル白石組、初代『Crystal of KIZUNA』戴冠〜
杉浦「計算通りの結果になったようです」
白石「……重い。あげる……」
杉浦「ノエルさん、自分の分は自分で持ってください」
〜新技〜
中森:パーフェクトレッグロック(極)
変形膝固め。どんな仕事(試合)も完璧に終わらせる事が出来る、とかなんとか。
「11月」
☆ニュース
白石:入団4年目
〜新技〜
白石:トナカインパクト(投)
腕を無造作にグルンと回し、ロープに走ってから繰り出す強烈なアックスボンバーで
相手の顎をかちあげ、ダウンした相手に上体を乗せてフォールに入る。
ルドルフボンバーの発展系。
中森:エクスプロイダー(投)
得意技。フィニッシュ時はリストクラッチ式。
「12月」
社長「今年の最終戦では『なまはげワンナイトトーナメント』を開催する。
越後くんがいないこのトーナメントも少し寂しくはあるが……。
ともかく、これに優勝すれば今最も勢いのある選手という事になるだろう。
エントリーは、富沢、金井、Canna、杉浦、白石、小縞、十六夜、中森の8名だ」
『なまはげワンナイトトーナメント』'09開催
※組み合わせ抽選
A 金井 vs 杉浦
B 中森 vs 富沢
C Canna vs 小縞
D 白石 vs 十六夜
・Aブロック第1試合
「キューティー金井 vs 杉浦美月」
序盤からペースを握った金井。最後は延髄斬り2連発からQTOで快勝した。
○金井 vs 杉浦× 8分18秒 QTO→片エビ固め
・Aブロック第2試合
「イージス中森 vs 富沢レイ」
やはり経験の差が現れ、富沢が優勢に。
終盤、ミサイルキックでダウンを奪うと、すかさず中森の起き上がり際にYRRで絡め取る。
中森なんとかこれをエスケープ。
トドメと間合いを詰めた富沢を中森が捕まえると、
カウンターで必殺エクスプロイダーで投げ捨てる。
しかし追撃に出たところを今度は逆に富沢がロンギヌスをカウンターで突き刺し、
そのまま押さえ込んで3カウントを奪った。
×中森 vs 富沢○ 7分42秒 ロンギヌス→体固め
・Bブロック第1試合
「Canna vs 小縞聡美」
Cannaが小縞をまったく寄せつけず。
パイルドライバーでマットに突き刺すと、追い打ちをかけるようにフェイスクラッシャーで押し潰し、
最後は暴魔遺影で容赦なく叩き潰した。
○Canna vs 小縞× 9分17秒 暴魔遺影→片エビ固め
・Bブロック第2試合
「ノエル白石 vs カラミティ十六夜」
真正面から激しくぶつかり合う両者。
戦いは場外でも繰り広げられ、十六夜がDDTでコンクリートに白石を突き刺せば、
白石もランニングバックドロップで叩きつける。
再びリング内に戻ってもラリアットの打ち合いで両者引かず。
しかし最後は白石が強引にスクラップバスターで叩きつけると、
ダウンした十六夜を担ぎ上げてホーリーナイトでまっ逆さまにマットへ突き刺し、ノックアウトした。
○白石 vs 十六夜× 14分47秒 ホーリーナイト
・準決勝Aブロック
「キューティー金井 vs 富沢レイ」
両者一歩も譲らず、激しい技の応酬。
先に仕掛けたのは富沢YRRで一気に絞り上げたが、金井なんとか踏ん張りロープエスケープ。
その後も富沢がグラウンドで勝利を狙うも、金井エスケープを繰り返して勝機を窺う。
富沢いったん距離を置き、再度YRRを決めようと走りこむが、
しかし金井これを掴まえカウンターでQTOを炸裂。
そのままフォールに入るが、カウント3直前で富沢ロープに手を伸ばす。
ならばと金井、富沢を引きずり起こすとガッチリ組み付き、
カクテルライトスープレックスでアーチを描く。
富沢これは返せず、金井が決勝にコマを進めた。
○金井 vs 富沢× 10分6秒 カクテルライトスープレックス
・準決勝Bブロック
「Canna vs ノエル白石」
ゴング直後、Cannaが白石の腕を取り強引に腕ひしぎに引きずり込む。
これで完全に右腕が使えなくなった白石。
Cannaが悠々抱え上げ、カンナスペシャルでトドメを刺した。
○Canna vs 白石× 2分11秒 カンナスペシャル→片エビ固め
・決勝戦
「キューティー金井 vs Canna」
いきなりCannaが延髄斬り一閃。膝が落ちた金井に容赦なく暴魔遺影を叩き込む。
勝利を確信し金井を踏みつけ両手を広げつつフォールしたCanna、
しかし金井がカウント2.9で肩を上げる。
これに憮然とした表情のCanna。
無情にもコーナーに金井を担いで上り、神殺しでリングにまっ逆さまに突き刺す。
完全に動けなくなった金井の上にそのままCannaが乗り上げてフォールし、優勝を決めた。
×金井 vs Canna○ 3分2秒 神殺し→体固め
☆優勝 Canna
Canna「まあ当然の結果と言えるでしょう。
これなら来月の防衛戦などやる価値もない。
……と言いたい所ですが、夏に恥を掻かされたままの人がいますねえ。
決勝まで来れなかった情けない人ですが、どうしてもというなら挑戦させてあげてもいいですよ。ククク」
富沢「好き勝手言ってくれちゃって〜!
来年もSIWのトーナメントに出る為に、ベルトを腰から引っぺがしてやるから、覚悟してなさいよね!」
※次期CoSQ挑戦者、王者の指名により富沢レイに決定
〜新技〜
白石:ターキーボム(パ)
クロスアームしてのパワーボム。
フィニッシュ時はランニングしてのボム(つまりはサイバーボム)に。
食らった瞬間、相手が丸まって焼けた七面鳥のようになる、とか。
「1月」
☆ニュース
金井:入団6年目
『Crystal of SnowQueen』タイトルマッチ
「『CoSQヘビー王者』Canna vs 富沢レイ」
序盤から激しくやりあう両者。Cannaは脇固め、腕ひしぎと富沢の腕に一点集中。
富沢は蹴りの連打でCannaを追い込む。
中盤、Cannaの強烈なミサイルキックが炸裂。
すぐに暗き光に捕らえてギブアップを迫るが、富沢なんとかエスケープ。
流れを掴んだCanna、さらに富沢を攻め立て、
アピールからカンナスペシャルを狙う。しかし富沢、丸め込んでこれを阻止。
だが跳ね除けたCannaがすかさず暴魔遺影を放ち、富沢をマットにねじ伏せた。
○Canna vs 富沢× 19分3秒 暴魔遺影→体固め
〜カンナ神威 『Crystal of SnowQueen』2度目の防衛成功〜
Canna「ククク……ヒーヒッヒ!
残念でしたねえ会場の皆さん。ベルトが移動するところが見られなくて!
ですがこれからも、ベルトはずっと私の腰で輝き続けますよ」
〜新技〜
白石:アドバルーンボム(投)
ダイビングセントーン。
落下速度が遅く、フワリと落ちてくるが、最高到達点が高いので威力は大きい。
小縞:サトMIXトレッチ(極)
小縞オリジナルの複合サブミッション。
コジMAXホールドに似ているが何かの角度が違う。
十六夜:カラミティストリーム(投)
いわゆるHエッジ。旋回式ロックボトム。
災厄の奔流に相手を飲み込んで、とか。
「2月」
☆ニュース
金井:ファンクラブ増(16)
Canna:入団6年目
社長「CoKの次期挑戦者だが、Cannaくんは興味が薄く中森くんもまだ早いと静観の構えである為、
初代決定戦で引き分けを演じている金井&小縞組が名乗りを上げたぞ」
『Crystal of KIZUNA』タイトルマッチ
「『CoKタッグ王者』杉浦美月&ノエル白石組 vs キューティー金井&小縞聡美組」
再挑戦となった金井&小縞組だが、前回の対戦とは違い、
タッグとしての経験を積んだ王者組が試合を完全にリードしてゆく。
終盤、白石がダイビングギロチンを投下し、杉浦がレジェンド・オブ・GRに金井を捕らえ、
金井凌ぎきったものの戦線離脱。
最後は杉浦がキチンシンクを小縞のどてっぱらに叩き込み、
悶絶する小縞に打たせ湯を浴びせて、半年前の決着をつけた。
○杉浦、白石 vs 金井、小縞× 20分46秒 打たせ湯→片エビ固め
〜杉浦&白石組 『Crystal of KIZUNA』初防衛成功〜
「3月」
☆イベント
CDレコーディング:Canna
写真集撮影:金井
☆ニュース
渡辺:入団2年目
ちよる入団2年目
「9年度総括」
社長「今年は富沢くんを追い落とし、完全にCannaくんの年となったな。
しかし夏の金井くんの勢いも素晴らしかった。
タッグベルトが動き出した事で下の世代も絡み始めたし、これは面白くなってきたぞ。
○軍団戦メンバー:Canna、金井、富沢、杉浦、白石
○シングルトーナメント出場者:Canna
○タッグ戦(エキシビジョン)出場:杉浦&白石組
△ワイルドカード決定トーナメント出場者:金井、富沢、杉浦、白石、小縞、十六夜、中森