「こん棒よ、袋から出よ!」
 クラブのジャックがろくろ細工の職人から免許皆伝のしるしに貰った、こん棒の入った革袋。その用途を聞くと職人は「こん棒よ、袋から出よ!」と唱えるとこん棒が飛び出し、持ち主の危機を救ってくれると言う。
 旅の途中でたちの悪い宿屋にだまされ、身ぐるみ剥がされようとしたとき、この袋のことを思い出したクラブのジャックは魔法の言葉を唱えてみる。すると職人の言葉通りこん棒が飛び出し、宿の主人をしこたま殴りつけて退治してしまった。許してくれと差し出された今までの犠牲者のお宝を頂戴し、得意満面のクラブのジャック。
 しかしこん棒は自分の持ち主が女だと知ると憤然といきり立ち、倍くらいの太さになって、クラブのジャックのベルトを弾き落としズボンの中に潜り込んでくる!
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