特捜隊に迫る怪奇植物
 魔の樹海で行方不明になりながら奇跡的に生還したという××博士に不信感を抱いた○○隊員は、彼の植物学研究所に向かう。ものすごい湿気と毒々しい熱帯花の臭いにむせながら博士を捜す○○隊員。だが彼女を待ち受けていたのは、博士の皮膚を破り這い出して蠢く、蔦状の怪奇な植物であった。
 「君も我々の仲間になるのだ」
 怪植物が○○隊員に迫る。腰のパラライザーに手を伸ばすものの、一瞬早く蔦に絡め取られてしまう。
 「このッ」
 逃れようとする○○隊員。しかしなんだか体が重い。どうやら温室に繁るいずれかの植物が、人体を麻痺させる物質を噴霧しているらしい。のたのたと這って逃げる隊員の足を蔦が捕らえる。

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