フェニックス反逆? 大虎大暴れ!
 お昼の公園。弁当にと持ってきたサンドイッチをほおばり、オレンジジュースに手を伸ばすひなたとフェニックス。と、途端にフェニックスの目つきが悪くなり、べらんめえ口調になる。どうやら妖精にとってお酒に当たるような成分が、人間界ではありきたりなオレンジジュースに入っているようなのだ。慌てるひなたを豹変したフェニックスは押し倒し、一物を自身の身長を超えるほどにいきり立たせて迫る。
 「ちょ、ちょっとぉ、フェニックスぅ!」
 「これはいいことを知ったわ。」
 たまたまそれを見ていたなぎは、もっとフェニックスを酔わせようと大量のオレンジジュースを魔法で取り出す。
 「これをあの子の全身にぶっかけてやれば!」
 バケツいっぱいのオレンジジュースを抱え上げ、ひなたに投げつけようとした時、その中に浸かって鼻歌を歌っているリバイアサンを見つける。
 「ちょっと、リバイアサン、もしかしてあなたもっ!?」
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