病院で、専用のメガネを作ってもらいました。
それに立ち合うホシカゲ先生。




「…どうぢゃな神乃木クン、…ちゃんと見えるかね」

「ああ…、見えるぜ…」

「本当に見えるかね?」

「……また太ったんじゃねえかい、ジイサン」

「どうやら、ちゃんと見えておらんようぢゃの」

「……安心しな、ジイサン。アンタのそのヒゲもメガネもハッキリ見えるさ」

「そうか…、良かった。良かったのお、神乃木クン」

「…ところで、いつになったらオレは、ジイサン以外のモノを見せてもらえるんだい?」



<<<その2

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