管理人の2007年8月の1回目の訪タイ記

前書き
前回は後半ダレました。暑さとか、行き過ぎとかの影響でダレたかと思っておりました。しかし、そうではありませんでした。帰国して気が付きました。「タイに行きたい病」が帰国後、消え去っていたのであります。
理由は色々とあるでしょう。このところのバーツ高はかなりあります。「最近は安く遊べないな」と考えているうちにタイへの情熱が消え去って行った感じなんでしょうか?とにかくやる気がぜんぜん出ません。たまにこんなことはあるのですが、ここまでパワーダウンすることはありませんでした。このままタイへの情熱が完全に消え去るのではないかとまで考えてしまいました。たいしたことではないと思いますが、少々考え込んでしまいました。
こんな状況での訪タイと今回はなりました。なんとか情熱を取り戻す旅ではないかと思っておりますが、さてどうなるのでしょうか?やや不安な訪タイです。


7月31日(火)
昼過ぎに成田へ向かい家を出ます。すごくやる気が出ません。なんか今回は行きたくない、なんてとこまで来ておりました。しかし、なんとか情熱を取り戻すために、そういう旅になるのでしょう、タイに行きます。

今回は成田空港にてJALのサクララウンジを使用しました。静かなところで心を落ち着けます。それでも、ぜんぜんやる気がわいて来ません。なんなんだ、このパワーダウンは!すごく不安だな〜
座席はオーバーブッキングでなくなっておりました(笑)。グレードアップ、ビジネスクラスに変更ということで勘弁して下さいとのことでした。エコノミーからビジネスに変更なら問題ありません。逆に嬉しいですね。
ということで、今回は久々のビジネスでゆったりとタイへ向かうことになりました。機内ではのんびり。が、やはり、このパワーダウンが気がかりで、ビジネスに乗ったという喜びより不安なほうが大きく、あまりリラックス出来ませんでした。こんな不安な訪タイ、どう切り抜けるか、早くスワンナプーム空港へ到着してくれ〜

スワンナプーム空港へほぼ定刻の時間に到着しました。機外へ20:50に出ます。
ちょっとタバコを吸っているうちにイミグレがめちゃ込みになってしまいまして、かなり時間がかかりました。少し出遅れてタクシーに21:30に乗り込みます。

今回の宿は、チョンノシー駅前に新しく出来たアイレジデンスです。
タクシーは順調に高速を走り、およそ30分、22:15にホテルに無事に到着しました。

アイレジデンスは、そこそこ綺麗で、部屋は狭いですが、まあ気に入りました。そこそこですかね。

  今回、宿泊したアイレジデンスの部屋のベッド。


しかしだ、バンコクに到着してホテルにも無事にチェックインしたというのに、未だにやる気がおきない。何故にこんなにやる気が出ないんだろう?このまま寝てしまおうかと思うくらいにやる気が出てきません。
ホテルに50分もいて考え込んでしまいました。これではいけない、何しに来たかわからない。
取りあえずはタニヤにでも行こう、そう考え23:05に重い腰を上げホテルを出ることにします。

BTSであっという間にサラデーン駅、タニヤに到着です。
夜のタニヤの光景、いつもだったら燃えるはずなのですが・・・・・・
未だにやる気が出ない。少し考え込んでしまいました。お店に入ってオネイサンとたわむれれば、いつもの自分を取り戻すことが出来るだろう、そう考えてまず1軒目に突入することにします。

結構、ストライクゾーンの子を選んでたわむれる。楽しい、楽しいのですが、それほどパワーは蘇らない。えい、一気にこの子持ち帰って○○すれば蘇るだろう、と考えて問いかけて見ると、ノーオフの子でした・・・・・
だめだこら、次に行きます。パワーを蘇らせるために次に行きます。

2軒目に突入すると、何度か連れ出した記憶のある子がいました(はるか昔の連れ出しですが)。
他にピンとする子が時間的にいないので、選んで席に着かせる。
相変わらずに生意気で、ところどころムカつく奴。が、なんとかパワーを蘇らせなければいけません。仕方なくこいつを持ち帰ろうと画策。が、がががが、決定的なことが・・・・・・
お口臭いんです。ソムタムの匂いがもう充満、臭いんです。耐えられないくらいに臭いんですよんんん。
無理だ、この臭さでは対戦不可能。いくらなんでも臭すぎる・・・・・

「アナタ、お腹空いてるカ?」
「ああ、さっき空港に到着してタニヤに直行だからお腹空いてるよ」
「ゴハン食べましょうヨ」
「オフしろってか?」
「チガウ〜、出前するナ」
「ここで喰うのか?」
「そうヨ、イサーン鍋注文するナ」
「え!ここでそんなもん注文出来るのかよ?」
「下の屋台から持って来てもらうナ」
「なるほど」
ということで、イサーン鍋他盛りだくさん、テーブルに並べられました。
他に客はいない。お店の子は殆ど帰った。すでに1:00近い時間となっております。完全に我々だけの貸しきり状態のお店。しかし、こんなところで飯喰って優越感に浸っている場合ではなかろうに。

「アナタお会計するナ」
「はいはい、いくらだよ」
「チップ込みで320バーツヨ」
「なんだよ俺がこれ全部払うのかよ、従業員とかの分も全部かよ」
「アナタ、優しいからダイジョウブナ」
「・・・・・」
こいつめ、全部俺に払わせやがって! それが狙いだったんだな。
私が食べているのはイサーン鍋とアヒルの口ばしだけ。娘は豚の肉丼みたいなもんを食べてるし、鍋もアヒルも喰ってる。従業員は何点か食べてる。ママも・・・・・ まあ、いいか・・・・・
ママが言う。
「アナタ、ご馳走様ナ」
(うるせい)
従業員も言う。
「コープンカップ!」
(うるせいってんだよ)

注文したすべての(大量の)料理の代金はすべて客持ちにする。恐るべしタニヤ嬢。

店はすでに終ってる。すでに1:00をかなり回っている。全員、私服に着替えてる。とても静か。
こんなとこでいつまでも飯喰ってまったりしてる場合ではない! パワーを取り戻さなくてはいけない。こいつはオフしてやらない(する気も彼女も行く気なし)。慌てて会計して店を出る。
とにかく、このやる気のない状態をなんとかしなくてはいけない(やる気はないのですが、下半身だけはうずく)。とっとと外でタクシーを拾う。目指すはテルメだ、テルメしかない!テルメに行くんだ!!!

テルメに1:35に到着。いい時間ではあります。
中を散策。そこそこいい子がいるようないないようなですが、積極性が生まれない。声をかけるようなパワーや気合がみなぎってこないのであります。気が付いたら誰もいない・・・・・

外に行きます、外の屋台に出てみます。
中にはそこそこの子がいたと思いました。声をかけることもなく外へ出る。
外へ出てもパワーはみなぎらない。それよりも、誰もいないじゃないか!探しようもないくらい・・・・・・
結局、外の屋台でダラダラしておりまして。俺は何をやってるんだろ?

もう、こんな自分にいやになり、さっさと一人でホテルにタクシーで帰ります。2:50着。

こんな感じです。バンコクに着いて、そしてタニヤとテルメを廻るも、まるでパワーがみなぎらない。日本にいたときと同じ。さらに現実的な状況で、落ち込みも激しく、3:30に、もやもやしながら寝てしまいました。
実際はもう帰りたい状態でした。なんでこんな状態になってしまったんだろう?
明日は何かのきっかけを掴みたいものです。凄く悩みながらの初日でございました。


8月1日(水)
8:30に起床。とても不快な朝を迎えます。けだるい、やる気のない朝を迎えるのです。
とりあえずホテルの朝食を食べることにします。ここのホテルの朝食は、屋上のようなところで食べるようです。外なので蒸し暑い。ビルの谷間の屋上なので、開放感がなく息苦しい。そしてまずい・・・・・・
ここのホテルの朝食は究極のまずさでした。品揃えも少ない。サラダとかミルクとか温まってて気持悪い。接客はいいんですが、これじゃあもう食べたくないや。さらに落ち込み状態が加速して行きます。

パワーダウン、落ち込み状態は相変わらず。こういうときは行動あるのみ。ホテルに閉じこもってても、さらに暗くなるだけです。出かけることにします。パワーを蘇らせたい。

10:30にホテルを出ます。サラデーン方面に行くことにします。
ホテルからチョンノシーの駅は目の前です。すぐにつきます。昼間の太陽が眩しい。辛い・・・・ 外に出て、何かのきっかけを作ることに成功したいと思います。なにかきっかけがあれば・・・・・・

  チョンノシー駅ホームよりサパンタクシン駅方面を撮影。


サラデーン駅にはすぐに到着。
まずは100バーツ床屋でさっぱり。そしてマッサージに行くことにします。マッサージはスランプでも関係ないからね。11:00〜13:10でもんでもらう。少し体が軽くなった感じ。やはりマッサージはいい。これだけは裏切らない。

タクシーで一旦ホテルに戻ります。少したたずんで次は遅いですが昼食をと。定番、いつものラチャテウィー駅前の日本料理屋の焼き鳥に行くことにします。最近、2日目のランチは殆どここですね。

13:55ラチャテウィー駅に到着。駅前なのですぐにお店へ。
最近、ここの店はランチを安くしましたね。激安に近いのか?99バーツ定食を食べます。量も豊富で問題なし。
やはり、場所柄か日本人が来ないので、対象をタイ人にしぼって値段を安くしてきたか。あまり高いとタイ人は敬遠しますからね。このところ、まあまあ繁盛してるようです。

  99バーツランチ。お味もそこそこ。


15:00まで焼き鳥にいました。すでに閉店しておりましたが・・・・・

さてと抜くか・・・・
エロマッサージに行くことにします。街をウロウロしても元に戻る気配がない。行動することによって元に戻る。それが当たり前でしょう。ですが、何故か腰が重い。なんだろう、行くのにウキウキしない。

BTSで移動、15:35にエロマッサ店入場! 気合は入っておりませんが・・・・

アルバムを見て気合を奮い立たせる。う〜ん・・・ どうもまだやる気がおきない・・・・
ロリを指名してみる。ロリでないと最近は燃えません。ですのでロリを指名。
出て来たのはガキじゃねえか?ちょっと小太りだな?顔は子供にしか見えないこんなガキじゃあな〜 って、はい、ストライクゾーンなんです、ごめんなさい。自己嫌悪の世界か?

オイルマッサージを選びました。
どうもお父さんが子供に無理矢理マッサージをさせてるイメージ。幼児虐待の世界を想像、何故か私は燃えてしまうのだ。そんでこのガキ、マッサージが異常に上手い。もう居眠り状態でした。
気持ちの良いひと時を終え、やる気が出ませんがお約束のスペシャルへと。
「アナタ、スペシャルナ〜」
「おい、電気を全部消すな!」
「だって、アナタ初めてお客サン、恥ずかしいナ」
(ふざけたこと言ってんじゃね〜 見せろ!)
暗い、暗すぎる・・・・・
素っ裸になった子供は、いきなり覆いかぶさりペロペロ。んで、がっちり★☆★となります。ううう・・・ やばい・・・ こいつ上手い。テク凄い・・・ くくく、15秒くらいしかもたなかった。
「アナタ、早いナ」
(うるさい!)
こんなガキのような顔して、体形して、テクはプロ並みかいな。恐るべしエロマッサ嬢。

パワー減退、やる気無しの私ですが、あそこだけは意志に反して勝手に燃えて逝ってしまう。

17:35に終了。帰ろうと思うが外は土砂降りです。
10分ほど待つと小雨になってきた。ホテルに戻ることにします。

すっきりした、毒を抜いた気分だ、なんとなくさわやかです。が、なんだろう、余計にやる気が出てこなくなった。もう、やることが済んだらどうでもいいという、そういう状態。いつもはそうじゃありません、夜になるにつれて改めてやる気が出てくるのです。毒抜きが逆効果になるとは。本当にやる気が出てこなくなったぞ。

18:25にホテルに戻ります。
もう、危機的状況です。なんのやる気も出なくなった。このまま寝てしまおうかとか考えてしまいます。
ただ、腹が減るので出かけます。20:00に少し休んでホテルを出ます。

新タニヤプラザの大戸屋で一人でディナー。なんとなく寂しい気分。燃えるものも無し。
20:50に食事を完了して外に出てみるが、タニヤのネオンを見てもワクワクもしない。行きたくもない。
ここまでひどい状態なのは本当に今までない。どうしてなのか? 悩んでいてても仕方がない。何かしなければ元の状態には戻らない。打破しなければで、21:00よりタニヤの★店に入ってみる。

★店に入ったというより、半ば強引に呼び込みに引き釣り込まれたという感じです。悲しいかな、意思まで弱くなって来ております。まあ、人気店なので元気をくれるいい子がいるでしょう。

大勢の娘がいた。選ぶのに困るくらいいた。しかし、何故か以前選んだ娘を選んでしまう。他にも興味をそそるのがいたのですが。やはり意思や選択意欲も軽減している。が、別に悪くないと記憶している娘なので良しとする。この娘は明るさが取り柄で巨乳であります。元気をわけてくれ。

「アナタ、久し振りネ、選んでくれて嬉しいナ〜」
「ああ」
「ビール飲みたいナ〜」
「・・・・」
明るくて性格はいい。一緒にいてても楽しめる。あまりタイプではないのですが・・・・・・
どこを触ってもいじっても、ぜんぜん抵抗しない。普通なら燃えるところですが、どうしても燃えて来ない。楽しいような楽しくないような、良くわかりません。楽しいのかもしれません、いつもなら・・・・・
「アナタ、ビールもう1杯飲みたいナ〜」
(飲めよ、うるさいな)
なんだかんだ2時間もいてしまった。楽しかったはずなのですが。酔っ払いもしません。
「アナタ、もう1杯くらいビール飲みたいナ〜」
「飲めばいいだろうが!」
「1杯150バーツ、アナタ、ヤサシイからOKネ」
「好きなだけ飲めよ・・・」
ビール3杯飲まれてくだらない話しをして終了。まったりし過ぎてしまった。

「アナタ、今夜一緒帰るカ?」
(そういう気分ではないんだよな)
「一緒帰りたい〜〜」
(いらねえ)
どうも連れて行くという気分がわかない。どうでもいい感じ。

外に出る。23:00だ。こんな状態では辛い、ホテルに戻りたくなっておりますが、また呼び込みに引き釣り込まれてしまいます。意思の弱さも重症です。力も弱くなって来ておりまして・・・・・
お店に入るが選びようがないではないか!
「おいおい、選びようがないよ、これじゃ」
「アナタ、お願い、お客サンイナイ、1時間だけ、助けて〜」
「ううう・・」
押しも弱くなっております。どうでもいいので適当に美形(ブスですが)タイプを選ぶ。
当然、適当などうでもいい1時間でございました。
それなりに性格もいい、常時マッサージもしてくれる、気を使ってくれる。とてもいい子じゃないか。そういう問題ではないですね。その前に、どんどんやる気が失せて行きます。もう苦痛な1時間・・・・・
「アナタ、一緒に帰りたいナ」
「いらない」

予定通りお店を出てホテルへさっと戻る。まだいい時間かもしれませんが、こんな状態では徘徊する気力もない。意気消沈しながら24:35にホテルに戻りました。一人でいじけて1:15就寝。


8月2日(木)
7:30頃に起きます。とても不快な朝を迎えております。本気で帰りたくなっております。
あと今日を含めて2夜しかありません。俺は何をしてるのか?前半の2夜はまるで楽しめておりません。このままこんな状態が最終夜にまで続いてしまったとしても、何かのきっかけくらいは作っていきたいもんです。

こんなときはホテルに閉じこもってるより、外に出かけて行くのが宜しいかと。昨日も同じようなことを言っておりましたが、動かないことには何も起こりません。何かをつかみに出かけることに。
9:45にホテルを出ます。
ちょっと趣向を変えて観光にでもと。BTSでサパンタクシン駅に取りあえず向かいます。

  チョンノシー駅のホームより下の道路を撮影。


サパンタクシン駅にあっという間に到着です。ホテルが駅前だとやはり移動が早い。
到着はしたものの、駅近くにあるお寺、ワット・ヤンナワーにでも行こうくらいしか予定がない。せっかくなので、チャオプラヤ川でも見に行くことに。茶色く濁った、それでも雄大なチャオプラヤ川を見ながら思いにふける。願いはこのスランプが滞在中に撃破出来るかだけ。偉大なるチャオプラヤの神は、果たして私の願いを聞き入れてくれるのでありましょうか?それは未だにこの時点ではわかりませんね。
サパンタクシン船着場から見たチャオプラヤ川は、ただ黙っているだけなのでありました。静かに。

  サパンタクシン船着場から見たチャオプラヤ川。


チャオプラヤ川を離れ、当初の予定通りにワット・ヤンナワーに行く。駅からもすぐ。勿論、サパンタクシンの船着場からもすぐです。境内に入りお寺見物。入場料は無料でございました。

この寺は、特に何もありませんね。地球の歩き方を見ると、大きな王室なんたらかんたらのユーモラスなデザインの船が置いてあるとのこと。それだけがここのメインのようです。
境内に入るとありました。巨大なユーモラスと言えばそのような船が。お寺の真ん中にどかんと。

  
 お寺の中にあるのはちょっと変な大きな船。確かにユーモラスですが、それ以外何もないような・・・・


ここは船が無ければなんでもないただの普通のお寺ですね。適当に徘徊します。
船の上に登れるとのことで登りましたが、たいして高い建物なわけでもなく見晴らしはどうってことない。まあ、ここに来た目的は、気分転換に観光でもしてみるでしたので、こんなんでいいでしょう。
じっくり見るものでなく30分ほどサパンタクシン駅周辺をぶらついて、さっさとサラデーン駅、タニヤ近辺に戻ることにします。なんとなく気分転換は出来たような感じです。

  船の上から見晴らしたお寺の境内。


10:00にタニヤ到着。ネットカフェに行って、腹が減ったのでサリカフェでカツどんを食べました。ついでにマッサージで2時間もんでもらい、14:15にホテルに戻って来ました。
一般の観光客と同じような行動パターンでした。暫くホテルで休みます。洗濯をしたり新しいGダイを読んだりと、なんだか日本にいるときと変わらない生活になって参りました。あ〜あ・・・

気分を変えて17:55にホテルを出ます。夜の部スタートです。
BTSに乗ってラチャテウィー駅に向かいますが、途中でBTSの車両が故障して動かない。外に追い出されて次の電車に乗せられます。もの凄い混んでました。なんとかラチャテウィー駅に18:20到着。

いつも行くラチャテウィー駅に近いイサーン食堂に行くことになっておりました。○○系はやる気が出なくても、食欲だけはあるようです。色々な料理を注文して味を楽しみました。

  いつも行くイサーン食堂です。

今回は勧めれて変わった料理を注文しました。プラスチックの入れ物にふたをして料理が出てきました。「なんだこれ?」って思ったのですが、横の水槽に泳いでいる小さな川エビが中にたくさん入ってぴょンぴょんと跳ねてます。そうです生です。エビ、生きてます。川エビの踊り食いです。生きていてあっちこっち跳ねて逃げてしまうので、プラスチックの入れ物に入れてふたをして出てきたのでありました。面白い料理でした。味のほうはまあまあ。それよりも、もの凄く辛い。美味しいけど辛くて食べるのが大変でした。おまけにすきを見せるとエビが跳ねてどこかへ逃げてしまいます。ちょっと食べたらふたをしてちょっと食べたらふたをしての繰り返し。忙しい料理です。でもエビは、ほっておくとすぐに死んでしまいました。死んでしまう前に食べるのが通のようです。

  ぴょんぴょん跳ねる小エビの料理は辛いです。

18:40〜20:40くらいまでビールを飲みながら楽しく食事タイム。2時間もいました。いつもは2時間もいませんが、○○方面が相変わらずやる気が出ないので、こんなにダラダラと飯を喰ってた感じです。
食事は美味しく頂きまして、とても満足でありました。

食事が完了しても何故か燃えて来ない。タニヤへ行こうかどこ行こうか、迷ってるうちにどんどん時間が過ぎて行きます。食事が完了してもダラダラと、このラチャテウィー駅周辺に留まってしまいます。時間ばかり無意味に過ぎて、とうとう22:00に。どこへ行けばいいんだ、決断力も薄れております。重症は前日と変わりません。

いつまでも考え込んでいても仕方ないので、取りあえずタニヤへ向かうことにしました。やっとラチャテウィー駅を離れることになります。しかし、やる気はまるで戻って来ません。なんか悪化して行ってるような・・・・・・

BTSに乗ってサイアム駅で乗り換えてサラデーン駅へ向かうことに。なんですが、体が動かない。サラデーン駅で降りなければならないのに、そのまま乗り越してホテルのあるチョンノシー駅に行ってしまいます。あげくのはてはホテルに22:25という早い時間ですが戻ってしまいました。
理由は簡単です。やる気のなさが末期状態、重症になって来ておりまして、体がタニヤや他の夜遊び場に行くことを拒むんです。頭では行こうと思ってるんですが・・・・・・

こんなこと初です。あとでこう考えました。タニヤに行って、さらにつまらなく、これ以上悪化したら、本当にタイが嫌いになってしまうんではないかと。いや、すでに重症です。ただ、まだタイが嫌いにはなってません。

今日は夜遊び&エロに関することは何もしてません。このところこんなことありません。
もう開き直って、行きたくならないのに行く必要は無し。何も考えず。今回はこの状態だから仕方ない。
いじけて今日も24:10就寝。今日は1723Bしか使ってない・・・

8月3日(金)
8:35にとても元気良く快適に目覚めます。本当に良く寝たな〜
体調ももの凄くいいです。そりゃそうだ、昨日は夜遊び系を何もしてない。ただ単にダラダラと1日が過ぎただけでしたからね。なんというか、とても体調がいい! ですが、それに反して精神的には追い込まれております。今日は最終日になるというのに。ただ、もう完全に開き直ったとこはあります。もう仕方ない・・・・・

朝食は、昨日のイサーン食堂の残り飯をコーヒーを飲みながら食べます。冷たくて美味くないですが。
少しのんびり、何も考えないようにして行きます。

今日も観光に出かけます。もう、それしか気を紛らわす術もなくで。
久し振りにホアランポーン駅周辺からチャイナタウンでも歩いて散策でもしようと思いました。タイに来初めの頃、殆どこの周辺に泊まっておりましたし、ここらで軽く遊んでもいました。初心に帰ることで何かをつかめればいいんではとも思ってはおります。11:30にホテルを出て出かけます。

サラデーン駅で地下鉄に乗り換えてホアランポーン駅に11:50到着。
なんとなく懐かしい。駅前からジュライロータリー近辺と1周し、1時間ほどダラダラと歩いて昔を懐かしみました。あまりここらは変わってませんね。それほど開発は進んでいないようです。昔のまま。

  チャイナタウンのジュライロータリー。

それよりも暑い中、1時間も歩いてヘバッてしまいました。腹も減って来た。いくら体調がいいと言っても、炎天下の中、1時間も歩いていたらヘバるでしょう。ちょいと疲れました。ホラランポーン駅に戻って、地下鉄の構内に入り、良く効いた冷房にあたってほっとしました。涼しいです。

次は腹を満たします。ホアランポーン駅から地下鉄に乗り、2つ先のシーロム駅へ。13:05到着。ここらに来ると、また少しほっとします。ここ最近、来慣れたとこですからね。

ラーメン亭で食事です。かなり腹が減っているのでたくさん注文しました。塩ラーメンに餃子にライス320B!ちょっと頼みすぎかな。はい、腹が苦しくなってしまいました。とにかく量が多いですからね。
全部で320B。良く考えたら、最近のバーツ高で日本と値段的にタニヤでの食事は変わらなくなっているか、逆に高く感じます。こういうところにもバーツ高は響いているんでしょうね。美味しかったですけどね。

昼食が完了して、腹がいっぱいになったところで、午前中に歩き疲れたので14:15にホテルに戻ります。かなり疲れてました夕方まで休みます。途中、1時間も寝てしまいました。

16:30に目が覚めます。とうとう最後の怖い夜がやって来ます。
未だにパワーは戻っておりません。が、すでに開き直っております。こういう時もあると。ですが、何かしておきたいという願望はあり。ナタリーにでも行っておくことにします。17:05にホテルを出てナタリーへ!

BTSとMRTを乗り継ぎナタリーの近くのホイクアン駅に17:40に到着。そこそこの時間に到着ですかね?この駅からナタリーまでは歩いてすぐですが、どうも今までにない足取りの重さです。なんというか、別に行きたくない、そういう感じです。まさかナタリーまで行きたくなくなるとは重症です。それでも根性で入店します。

ひな壇を見ると選べない。サイドを見てもワクワクしない。いい姫はいるようですが、どうも乗り気にならない。ここまで来て帰るわけにも行かず、2300Bあたりのサイドでも選んでみることに。コンシアに尋ねる。
「2300の姫はどれだい?」
「これとこれネ?」
「へ?これだけかよ?」
「そう、こことあそことあっちとぜ〜んぶ2500ネ」
「んだよ、これは2300だろ」
「2500ネ」
「あれは」
「2500ネ」
あっちはよ!」
「2500ネ」
「なんだよ、2300なんて殆どいないじゃないか!」

2300の姫は、3〜4人しかいなかった。どれも同じに見える(そういう気分)ので、選べそうな目の前の2300の姫を選んでみることにしました。かなり適当に選ぶ。もうどうでもいい感じでやけくそで。
せめて最後の夜くらいは、いくらこんな状態でも何かを残しておかなくては、まるで次回につながらない。一番怖いのは、次からも「タイに行きたい病」が消えてしまうこと。それは避けたい。何かをつかんで帰りたい。

選んだ姫が目の前に来た。良く見ると、ついこの間来たときに選んだ姫だ。こいつは性格はひん曲がっているけど、サービスの内容はそこそこ。何かをつかませてくれるには最適の姫か?

姫とお部屋に入る。姫は私のことを完全に忘れているようだ。こちらも目の前に来るまで気がつかないくらいだから、お互いにたいした印象はないのだろう。そうこう言っているうちに一連のサービス開始。
勝手知ったるで、敵の動きがなんとなくつかめる。あまり体をさわらせてくれないのもわかる。だが巨乳。もんでももんでもパワーが蘇らない。それでもしつこくもむ。
「アナタ、いつまでもんでる、早くスルナ」
「は・・・ はい」
パワー不足でなかなか終らない。感じてはいるのですが、燃えてこない。
「アナタ、遅い!」
「・・・・・・・」
なんとか終了。何かをつかめたようなないような・・・・・・・
サービスはそこそこ。部屋には1時間22分いたからそこそこなんですが・・・・・・
どうでもいいのでサヨナラして19:15にナタリーをあとにする。

なんか寂しくナタリー駅・・・・ ホイクアン駅にとぼとぼ歩いて行く。これでもパワーが蘇らない。
これからどうしようか?本当に何もしたくない。タニヤでも行ったほうがいいんではと思うのですが、まるでやる気が出て来ない。う〜ん・・・・ 腹も減ってるし、取りあえずタニヤ近辺に舞い戻ることに。

19:45にタニヤに到着。そこそこいい時間じゃないか。が、入る気にならない。適当に呼び込みを交わしてサリカフェにでも行く。まずは腹ごしらえでもしておくことにする。
呼び込みの方々に話しを聞きながら歩く。どうも暇でどうにもならないらしい。引っ張り込む力もいつになく力強い。負けそうなくらい。私はいつもと違う意思が働いているので、こちらもいつになく力強く振り払う。いつもなら無理矢理どこかの店に引き釣り込まれているはずですが・・・・・・
「お盆は日本人いっぱい来るか?」としつこく聞いて来るが、そんなん知らない。ただ単にバーツ高が影響してんだから暇なんだろ、お盆は少しは日本人来るよ、と交わしてサリカフェへ行く。

20:00にサリカフェに到着。なんか、誰もいないような。
ナポリタンとレモンジュースを注文。何故かダラダラと食べる。あ〜、やる気が出ない。
ダラダラと食べてる途中、隣のサリカマッサージの呼び込みに発見され近寄られる。
「アナタ、それ食べたら、お店来てチョウダイ」
「え、これ食べたらタニヤへ行くつもりなんだけどぉ」
(そのつもりでいましたが・・・・)
「アナタ〜、お店、お客サンいな〜い、暇です、来て下さ〜い」
「しかし・・・・」
「オネガイシマス〜」
(今日はなんかしつこいな、本当に客がいないような感じ)
「わかったよ、これ食べたら行くと思う」
(タニヤへ行くつもり)
「アリガトウゴザイマ〜ス、マッテルネ」
(俺は最後の夜だからよ、タニヤへ行くんだよ、逃げるぜ悪いな)

30分で食事完了!
外へ出る。タニヤへ向かおうとする。が、またしても足取りが重い。なんなんだこの状況は!
ちんたらしていると、サリカマッサージに引き釣り込まれて2時間、20:35〜22:35まで普通のマッサージ。
俺はどうなってるんだ、これじゃあただの観光客ではないか。とてもいい時間なのに、近くにタニヤがあるのに普通のマッサージ。それもオバちゃん。意思が弱いので簡単に引き釣り込まれて・・・・・

暗闇の中外へ出る。タニヤ通りはすでに23時近い。呼び込みも凄い。
はい、どこも入らずに無視してそのままホテルに帰るのでありました。
結局こんな状況。最初から最後まで元に戻りませんでした。まるで死人。目的を忘れた、目標を失った私は、とぼとぼといじけてBTSでホテルに戻るのでありました。22:55ホテルに戻りました。

「今回の旅は、ドブに金を捨てたみたいだな」と、そう思いながらすでに開き直ってる私は、明日の朝、帰国のために荷物をまとめて24:40に悩みながら寝ました。

 最終日、寝る前にホテルの室内から撮影したBTSの駅。

8月4日(土)
5:30に起床です。6:00にチェックアウトして空港へ。30分で到着。
帰りの空港へ向かうタクシーの中では、本当に死人のような状況でした。この先のことは何も考えられず、今回の反省も考えられず、本当に何もなく放心状態。
そのままの状態で飛行機に乗り込みそのままの状態で19:18に日本の自宅に無事に戻り、今回の訪タイは終了したのでありました。飛行機も30分くらい遅れましたけど気にならないくらいの放心状態でした。

後書き
何も説明のしようがありません。こんな状態でこんな情けない訪タイでした。とにかく、初めから終りまで悲惨な状態、夜遊びをする気力もやる気も出ないままでした。こんなのは初です。
帰国後、数日間は悩みました。このままタイから離れるのか?それもいいのか?いや、嫌いにはぜんぜんなってないので、こんな状態は打破したい。が、すでに日本に戻って何も出来ない・・・・
こんな状態では暫くいましたが、数日で忘れては行きました。それはそれでいい。

この旅行記を書き上げた時点ですでに8月後半、10月と2回訪タイが完了しております。
しかしだ、とても不思議だ、17日後にタイに戻ったときは元に戻って、いつもの弾けまくる自分に戻っておりました。一体、この8月前半のやる気のなさは何だったんだろう?まったくわからずに元通りでした。
こんな時もたまにある。あまりあっては欲しくないのですが、ひとつの経験として忘れないようにしたいと思います。次はこんな状態がいつ来るか、とても怖い感じでもあります。

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