僕、彼女のお部屋を捜査しました!

廃人特捜隊隊員よりの投稿

管理人の前書き
4月の訪タイを前にして廃人隊員よりひとつのメールが来た。「僕、彼女のお部屋に行き、そして泊まりたいのです」とのことであった。私らは特別捜査隊板橋本部の執行部員全員を招集、意見を色々と聞いても見た。皆の下した答えは良いとして、私の判断としては「行かない方が良いぞ」である。理由は特に無いが、彼女の家へ泊まるという夢を見ているように思ったからである。決してまだ2度3度程度の初心者が、初訪タイ時に高級ホテルに宿泊したものがそこに見る現実は○○である、と忠告した。
タイ人の生活は、とても質素であるし、またそうではないにしろ、物余り金持ち贅沢な日本人の生活とはかけ離れていると言うことを説明した。エアコンは無いし、各種虫も揃い踏みで登場、建物は壊れそうなくらいゆがんでいたりする。それは私も経験済みだからである。
詳しくは語れないが、廃人隊員は「それでも行きたい」とのことであった。その時の捜査レポートが上がって来たので、ここに掲載することとした。
彼女の部屋の画像1 彼女の部屋の画像2
廃人特捜隊隊員レポート 注・文はすべてそのまま、編集しておりません。
以前から電話のやり取りで、彼女の部屋に宿泊する事が決定しておりましたが、全集サイドの方々から強い反対を受け、取り合えずホテルを予約していた状況で訪タイしましたが、結果正解でした。私は夢を見ていたのです・・・・・何かに獲り付かれるように・・・・・
そうです、それはタニヤマジックなのです・・・・。何故か彼女の流れにのまれ危うく人生そのものを破滅に追い込み、堕落への一途を辿るところでした・・・ 管理人様から『そんなものはタニヤ嬢の手です』といかにも冷たくあしらわれた事が、私の軌道修正となりました。現にBKK市内から30分くらいタクシーにのり、彼女のアパートに着いた瞬間・・・ あれれ?って感じでした。1階が食堂になっていて、部屋自体は8畳もあろうかと思われる部屋で共同玄関・共同便所・共同冷水シャワーでまるで『ドクダミ荘』にでも来ているかのような生活を目前とし正に『声にならない』とはこの事だ!と実感致しました。
部屋には以前、私が仕送りして買ったと思われる中古冷蔵庫(6000B)・古めかしいタンスが一つとベット?とも言えないマットレスが敷いてあるだけの何とも貧しい?部屋・・・ 窓を開けると何処となく懐かしい?鉄格子(セキュリティー用)・・・・ どう考えても無理である・・・・ ここに1時間とも居られない状況・・・・ 驚嘆の現実を叩きつけられ、私は唖然としていると彼女がいつも食べているというラーメン?スプライトを持って部屋に戻って来た。言葉少なく食していると、小さい虫が飛んでいる・・・・ 居ても立っても居られなく、彼女にホテルに戻ろうと言いタクシーに乗り込んだ。この部屋では1日たりとも暮らせない!刑務所の独房の方がまだましなのである(入ったことはないっすよ!)。
言葉少なく私は、こんな惨めな生活をしているのかとしばし考え込んでいた。助けるべきなのか、しらっと決め込むべきなのか・・・・ 良く考えてみると、私がタイに来る目的は結婚ではない!あくまで観光?遊びをメインとしている事に気付いた。もうこんな部屋は御免だ!と言う結果に辿り着きました。皆さんはどうです??殆どの姫がこれに近いような生活を送っている??文化の違いだから仕方ない・・・ と言ってしまえばそれで終わってしまうが、日本人で良かったと思わされた経験でした。

廃人
彼女の部屋の画像3 彼女の部屋の画像4
管理人の後書き
私は廃人隊員の彼女に悪い事をしたかもしれない。それは『彼女は本気だったかもしれない』からである。『そんなものはタニヤ嬢の手です』などと、一般的なタニヤ嬢がお金欲しさに一人の日本人男性を『カモ』にしょうと落とし入れようとしているのでは?と忠告してしまったからである。それはそれで私のような小粒な人間が語る範囲の事でもないし、内外の反発も予想されるかもしれないので、これ以上は語らない。
実際に彼女から離れたのは廃人隊員の意思であるから、これはこれで良かったのではないだろうか?皆はこのような『タニヤに良くある物語』について、どう思うだろうか?


廃人隊員はちょいと大げさかもしれない。何がか?それは『彼女の部屋』に対する感想である。私がこの部屋の画像を見た限り、それほど窮屈な生活をしてるようにも思えない。それは何年も私がタイを初めとする東南アジア各国を回り、限界に等しいゲストハウスやヤワラーの旅社などを良く利用してて免疫があるからだろうか?
廃人隊員は、昨日今日始めて東南アジアを訪問し、まともなホテルしか泊まっていないからだろうか?いわばカルチャーショックという奴であろうか?

皆はこのレポートに対しどう思うだろうか?考え方は人それぞれである。
私は一つの人間の『彼女の部屋に行った感想』として興味深いレポートのように感じる。


発行日 2005年4月30日

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