まあ観光には向いてないし、泳ぐにはまだちょっと早いんだけど、
「ほら最近仕事仕事で大変じゃん?連休も近いし、ここでひとつぱあっと遊びにいくのも悪くないんじゃないかな。雑誌で調べたんだけど、こことかいいと思うんだよね。離れ小島で大自然満喫、海の幸食べ放題だよ。まあ観光には向いてないし、泳ぐにはちょっと早いんだけど、釣りならいつでもできるし穴場も結構あるらしいんだよ。のんびりしてリフレッシュするにはぴったりじゃないかな。ホテルじゃなくて個人の家なんだけど、なんかでかい洋館でオーナーの意向で特別に旅行客に開放するんだってさ。宿代もホテルより断然安いし、屋敷付の一流シェフが獲れたてのエビや魚を料理して食べさせてくれるらしいよ。フランス料理とか好きじゃんね、キミ。日帰りでもぜんぜんいけるみたいだし、ちょっと考えてみてくれないかな。ああ、島の名前はね、浅死島」
らめぇぇぇぇぇぇ!行ったらまちがいなく殺人事件に巻き込まれちゃうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!
と、思ったところで目が覚めた。