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ゲフェンの酒場 byすぅ

 ※お題『酒場』
 ※すぅ
 
続き
 

「ゲフェンの酒場」

「ふわぁぁ・・・眠いなぁ・・・」
目をこすりつつ、窓を開けて、朝の光を浴びる私。
私の名前はリル。14歳。職業はアコライト。性別は女
「早くご飯食べよ・・・」
さっとアコライトの服に着替えて部屋を出る私。
階段に行く途中で隣の部屋にいたマジシャンさんとあった。
「おはよう、リルさん。」
「おはようございます。ミレイさん。」
軽く言葉を交わす私達。
彼女はミレイ。14歳で私と同い年のマジシャンさんで、性別は女。
「リルはご飯?」
「そうですよ。」
「そっか。今日の日替わりモーニングセットなにかなぁ~♪」
ウキウキとしながら言うマジさん。
「じゃあ、私は下行きますね」
「うん。わかったよ~」
そういって分かれる私達。

「すみません。」
「はーい♪ご注文ですか~?」
「えーっと、日替わりモーニングセットを1つお願いします。」
「はい♪日替わりモーニングセットがおひとつですね~♪」
パタパタとかけて行くウェイトレスさん。
「お待たせ~。ついでだからウェイ起こしてきたよ~」
「そうですか、ありがとうございます」
「いつもそうなんだけど、ウェイって寝起き悪いよね。あ、ウェイトレスさ~ん、日替わりモーニングセット1つね~」
ウェイというのは、15歳のソードマン。性別は男。本名はウェイルだけど、ミレイさんは「めんどいからウェイでいいの」といって、ウェイルさんのことをウェイってよんでる。
「噂をすれば、ですね」
「おはよ・・・リル・・・ミレイ、いきなり起こさないででくれるといいんだけど・・・ふわぁ・・・眠い・・・ZZzzz・・・」
「ああっ!寝るなっ!それも立ってっ!」
耳元で叫ぶミレイさん。
鼓膜が破れそうで怖いけれど、あれだけいつも怒鳴られても寝てるウェイルさんもすごいと思う・・・。
「ミレイさん、その辺で止めておいたほうがいいと思います・・・」
「何言ってるのよ、こいつはちゃんと言っておかないとっ!」
「そうじゃなくて・・・周りの視線が・・・」
「へっ?」
急いで周りを見るミレイさん。
「・・・」
「ね?」
カァーーッ
いっきに顔が赤くなるミレイさん。
「きっ、気にしないでくださいっ!」
「そうだね、いつものことだからね」
「あんたのせいでしょっ!」
カチャリ
運んできてくれた紅茶を一口飲む私。
「いつも元気だよね・・・二人とも・・・」
とか独り言を言いながら飲んでたりする。

15分後

「もともと、いつものことなんだから、こんなに怒らなくてもいいのよね」
やっと開放されたウェイルさん。
「ご馳走様でした、先にゲフェンダンジョンに狩り行く支度してるね」
「えぇーっ、リル、もう行っちゃうのー?」
「僕たちまだ何も食べてないよ」
私は苦笑いをして、
「ケンカ始めてから20分たってるんだけど・・・」
『え゛』
「あの、ハモらせていわなくても・・・」
困る私に、いつも通りに何かしら言ってくる2人。
「支度するねっ!」
「あっ!にげるなぁーっ」
急いで階段を駆け上る。
これも、いつものこと。
いつものようで、ちょっと違う。
それが、楽しかったり、寂しかったり。
悲しかったり、嬉しかったり。
ちょっぴり違う、色々な事があるから、毎日は新しいんだよね。


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2004.04.21 すぅ