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ゲフェンダンジョン byすぅ

 ※お題『血』
 ※すぅ
 
続き
 

『ゲフェンダンジョン ~人々に等しき幸福あれ~』

「リル~っ、早くーっ」
「ちょ、ちょっとまってくださいよー」
さっそくゲフェンダンジョンに入った私たち。
「痛っ!」
「ヒール!」
「ありがとう、リル」
『張り切ってみよー』とミレイさんががんばる中、私達は、「待ってください」といって早歩きをするミレイさんに追いつく。
「早すぎるよ、ミレイ」
「何言ってるのよウェイル!奥の方まで行くなら早く行かなきゃ!お宝とられちゃうわ!」
困ったことに、お宝(もといレアアイテム)探しに張り切っているのです・・・
「だから、ミレイ、僕たちはレアアイテムをとりに来たんじゃなくて、モンスターを狩りに来たんだってば!」
「そんなことどーでもいいのよっ!さあ、お宝探しに行くわよーっ!」
また早歩きでスタスタと歩いて行ってしまうミレイさん。
「ミレイさんっ、そんなに前にいったら・・・!」
「キャーっ!」
突然悲鳴を上げるミレイさん。
「ミレイっ!」
ウェイルさんが駆けつけ、私もそのうしろから追いかけて行く。
「・・・!」
どん・・・
「いったぁ・・・いきなり止まらないでくださいよーウェイルさ・・・!」
思わず絶句してしまった私達。
そこには、ガクガクと震えているミレイさんと、その前に血で真っ赤に染まった冒険者が1人。
私はハッとして、呪文を紡ぎ、
「ヒールっ!」
結果は、静かなまま・・・起き上がりもしない、冷たい体。
私は、神に仕えるものとして、言った。
「・・・神よ、死に行く者の魂を天へ導き給え・・・」

そして、私達は街まで死体を運び、埋めた。

「・・・リルっ・・・わたしっ・・・」
そのまま泣き出してしまったミレイさん・・・。
私は・・・彼女を、慰めることが出来なかった・・・。

そして、宿に戻った。
―――少し、気が落ち着くまではダンジョンにいくことは無いだろう―――
と、私は思った。
そして、私は祈った。
人々に等しき幸福がありますように・・・と―――


血って言うお題でバットエンド(?)になっちゃいましたね・・・
本当はもう少し明るくしたかったんだけどなぁ・・・
RO小説書くのはゲフェンの酒場が一番最初なんですよね。
それ以外のときは、書き殴りさんと言うスレイヤーズファンサイトでスレイヤーズ小説を書かせていただいておりました。
結構小説があるので最初は読みまくってましたね・・・
書き殴りさんに小説を載せたいと思ってたんで、小説書くのも趣味になっちゃったので、RO小説も書かせていただきました。
これからもよろしくお願いします^^
2004.04.26 すぅ