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ふげんいじり02

 まだ妄想してます。とりあえずキャラ絵くらいは起こしたいね!
 そしてエロシーン描くぞむはーてなってたのに何故かセリフ起こしてる自分がいた。
 グロシーンしか思い浮かばんのだもの。

 そして、こんなの書いてますが、本人ホラーの類はてんで苦手です。
 驚かされるのが嫌いなんじゃよー。
 
  ファイル 179-1.gif
 
 ※望普えろげ妄想・OPイベント・セリフだけ
 
続き
 
 
(スタート・屋上)

普「きれいな夕日だね」
望「……そうだな」
普「望ちゃん、ありがとう」
望「なんだよ、急に」
普「今日、誘ってくれてさ。
  最後にいい思い出ができたよ。
  卒業したら、僕は遠くに行っちゃうから」
望「……」
普「ちっちゃい頃からさ、僕たちいつも一緒にだったね。
  僕はいつもキミの足をひっぱってばかりだったけど、
  望ちゃんが居たから僕はいつも楽しかった。
  いつも遊んでくれて、一緒に居てくれて……
  いじめられてた時には助けてくれたし、
  泣いてたらなぐさめてくれた。
  ……望ちゃんはさ、僕のヒーローだったよ。
  ありがとう。
  キミのこと、忘れない」
望「……」
普「帰ろっか」
望「……ああ」

(移動・2F階段)

望「あれ?」
普「……階段が、ない」
望「俺らこっちから上ってきたよな?」
普「そのはずだけど」
望「向こう行ってみよう」

(移動・廊下)

普「……ないね」
望「……どういうことだ」
普「閉じこめられたのかな」
望「不吉なこと言うなよな。
  だいたいおかしいだろ、誰がこんな大掛かりなことするんだよ」
普「そりゃそうだけど……。
  ねえ、怒られるの承知で、携帯で連絡入れて迎えに来てもらおうよ」
望「……圏外だ。そっちはどうだ?」
普「僕もダメだ」
望「クソッ。どうしちまったんだ」
普「……思い出作りが妙な事になっちゃったね」
望「他の出口がないか探そう」
普「うん」

(移動・2FALL)

普「ねえ、望ちゃん」
望「なんだ」
普「僕、いやなこと気づいちゃったんだけど」
望「なんだ?」
普「太陽がさ、さっきから動いてないんだ」
望「……どうしてそう言える?」
普「だって僕達、ずいぶん校舎内を歩き回ってるよね。
  いい加減日が落ちてもおかしくないと思うんだけど」
望「おかしな場所を歩いてるから、時間の感覚が狂ってる
  だけかもしれないだろ?」
普「……僕も最初はそう思ったんだけど。
  太陽が窓枠の下まで行ったと思ったら、
  また上のここに戻ってるんだ」
望「……」
普「影も同じ。太陽にあわせてゆっくり角度が変わって
  いくけど、たまにかくっと元の位置に戻るんだ。
  あと、教室の時計。さっきから、短針が動いてない」
望「……そういえば腹も減らないし、喉も渇かない。疲れも、ない」
普「僕が思うにさ」
望「……」
普「時間が、ループしてるんじゃないかなって……」
望「何故?」
普「わからない、わからないけど、ただひとつ確かなのは」
望「ここから出られないってことか……」
普「……うん」
望「3階に行ってみよう。何か手がかりがあるかもしれない」
普「そうだね」

(移動・3-B教室)
(一枚絵・窓際でぼうとふげんがディープキス)

普「!」
望「!」
ぼ「……」
普「ご、ごめんなさい」
ぼ「何を恥ずかしがる。さ、こちらに来るがよい。
  ともに悦びを交わそう。ふげんもそれを望んでおる」
普「!」
望「な……」

(移動・廊下)

望「なんなんだ、あいつら。頭おかしいんじゃないのか?」
普「……」
望「それより、普賢。
  あの白いセーラーの子、おまえにそっくりだったな。
  それに名まえも……”ふげん”って」
普「……なんだったんだろう……気持ち悪い」
望「おまえさ、生き別れの妹とかいないよな?」
普「いないよ!それを言うなら、望ちゃんだって同じじゃないか」
望「なんでだよ!」
普「黒いセーラーの子、髪と目の色は違うけど、望ちゃん
  そっくりだったよ……」
望「……」
普「屋上……戻ってみようか……」
望「ああ」

(移動・屋上)

望「!」
普「え?」

(一枚絵・フェンスの上にふげん)

望「うそだろ?さっきまでたしかに3-Bに……」
普「……東側の階段から上がってきたのかな」
望「屋上への入り口はこっち側にしかないんだぞ?」
普「向こうからいけるようになったのかもしれないよ。
  階段が消えるくらいなんだし」
望「ま、まあ確かに。
  しかし、見れば見るほどそっくりだな、おまえに」
普「……気味が悪いや。
  けど、何か知ってるかもしれない。話しかけてみようよ」
望「え、おい、待てよ」
普「こ、こんばんは!」

(ふげん・振り向く)

ふ「……こんばんは」
普「えっと、キミ、さっき3-Bにいなかった?」
ふ「いたかもしれない、いなかったかもしれない……。
  いくつかに枝分かれした30分のひとつだから」
望「……普通にやばくないか、こいつ」
普「しっ!ね、ねえ。君たち何処から来たの?
  よかったら、出入り口を教えてほしいなって」
ふ「ここから出たいの?」

(『そうだ』を選択)

ふ「どうして?こんなに完璧なのに。
  ここは誰もいない。
  だから何をしてもいい。
  ここは誰も知らない。
  だから何しても怒られない。
  ここは永遠に夕焼け。
  だから帰らなくていい。
  望みのすべて叶った、僕らだけの完璧な世界」
普「……イヤだよ。こんなのよくないよ。ダメだよ!」
望「お、おい、普賢?」
ふ「……外に出たらぜんぶ壊れちゃうよ?」
普「キミ、何か知ってるんでしょう?教えてよ!
  せめて望ちゃんだけでも外に出られる方法を!」
ふ「……。
  ……解を」
普「解?」
ふ「解を、探してごらん。
  夕暮れから日没までの30分間。
  その間に何があったのか。
  キミ達は知ってる。つまり僕達も知ってる。
  解にたどりつけばループが解ける。
  ぼうちゃんを探してごらん。
  ぼうちゃんが今一番解に近いところにいる」

(移動・2F理科室)

ぼ「来たか。少しはわしらを受け入れる気になったか?」
望「……」

(『出口を知らないか』を選択)

ぼ「出口?ははは、面白いことを言う。
  誰がここから出ようとするものか。
  ようやく念願の世界を手に入れたというのに」
望「……どういうことだ」
ぼ「夕暮れから日没までの30分間。
  このすばらしき時間を久遠に楽しむために
  わしはおぬしらをここから出さぬ。
  この校舎内で、おぬしらは自由に振舞ってよい。
  わしが自由以外のすべての快楽を保証しよう。
  だが外へ出ることは許さぬ」
普「キミが、僕達をここへ閉じこめているんだね」
ぼ「わしは門番だ。おぬしらの自由を断固拒否し、
  全力で妨害する。そのために在る」
望「どうしてこんなことを!」
ぼ「謳歌するために。享受するために。
  夕暮れから日没までの30分間を。
  この幸福、神とやらが在るのならば感謝の
  祈りをささげたいほどだ」

(『ふざけるな!』を選択)

望「ここから出せ!」
ぼ「できぬ」
望「出せよ!」
ぼ「く、離せ!」

(効果音・突き飛ばし)

普「危ない!」

(効果音・棚が倒れガラス器具が複数割れる音)
(一枚絵・ぼう・割れたガラス棚の下敷きになって死)

普「……」
望「……」
普「あ、ああああ!!」
望「普賢!」

(効果音・足音)
(移動・廊下)

普「どうするの?ねえ、どうするの?
  あの子、死んじゃったよ?死んじゃったよ!?
  どうするのさ!!」
望「知るかよ!知らねえよ!事故だ!今のは事故だ!!」
普「だって死んじゃったんだよ!?
  ガラスがたくさん刺さって、あんなに血が出て!」
望「落ちつけよ!いいから落ちつけって!」
普「無理だよ!だって、だって、人を殺したのに!
  逃げなきゃ!ねえ望ちゃん、逃げなくちゃ!」
望「どこにだよ!ここから出られないんだぞ!?」
普「……」
望「……」
普「……そっか……」
望「……そうだよ……」
普「どうしよう……」
望「わからない……けど、あのままにしてはおけないよな」
普「うん……」

(移動・理科室・倒れたガラス棚だけがある)

望「……居ない!?」
普「うそ……。血だまりもない……あんなに出血してたのに」
望「悪い夢でも見てるみたいだな……」
普「あは。夢かあ。あはは、夢かもね。
  あははは、はは、ははは……。
  ……夢だったら、どんなにいいかなあ」
望「落ちつけよ。入ってきたんだから出られるはずだ。
  大丈夫だ、俺がついてる。そうだろ?」
普「うん……。うん。そうだね、そうだね」
望「とにかく、どういうカラクリかは知らないけど、
  今の事故は無かったことになってる。
  つまりあの女は死んでない。
  俺らはあの女を殺してなんかいない」
普「……そっか……、そうだね」
望「おまえって、ほんと俺がいないとダメだよな」
普「ひどいなあ。
  でも僕……望ちゃんと一緒なら、何も怖くないよ」
望「……普賢」
普「がんばろうね。一緒にここを脱出しよう」
望「ああ、一緒にな。必ずだ。
  行こう。あいつらをとっつかまえて全部吐かせてやる」
普「!」

(一枚絵・ぼう・戸の隙間から片目だけのぞいている)

ぼ「出さぬ」

ぼ「出すものか。おぬしらは永遠の夕焼けの中を彷徨うのだ」

(ぼう・消える)
 
 
 
 今気づいた。
 木造校舎に屋上はない。
 ついでにこの前に日常パートが入る予定だった。
 もういい疲れた!寝る!