本能とあなたとわたし。

「なんだと。よし、コロッケだ！」
　
　※ついった投下分　セリフだけ　短い
　
続き
　
　
　

　
「雲行きがあやしいっス」
「軍を留めるか」
「スース、台風来てるさ！」
「なんだと。よし、コロッケだ！」
「えっ」
「えっ」
「台風と言ったらコロッケだろ」
「何でさ」
「台風来たらやることないから山盛りコロッケ作ってみんなで食べるのだ、玉虚宮の慣例だ」
「太公望殿、嘘はいけねえ」
「ごろ寝しつつ一杯ひっかけてもぐもぐ食うのだ」
「よし、仙界に倣おうぜ」
「親父ェ……」
「お師匠さま、僕厨房でバイトしてたことあるんです！」
「ハニーのために作ってあげちゃう！」
「もちろん兵も食べるんだよな！」
「武王、糧食を確認して発言してください。ねえ、楊ゼンさん」
「そうですよ、だいたい台風はホットケーキにアイスが乗る日です」
　
＋＋＋
　
元始「ひどい台風だったのう」
道徳「はい、あまりにひどかったんでカツ丼大盛りにしました！」
玉鼎「うちはホットケーキにアイスを乗せましたよ」
太乙「うちは新製品の全自動オーブンでバナナケーキ焼きました、これおすそ分け」
雲中子「うちはピザですよ」
白鶴「まさか……」
雲中子「もちろん宅配さ」
一同「鬼！悪魔！」