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SS~花咲きロンダリング

鼻 責 め 注 意 むい女体化 有一郎生存if時空

続き

 こんにちは、時透無一郎です。
 今日も拷問の訓練です。

 お風呂に入った僕は体中をきれいにしました。訓練の前はやっぱりからだを清潔にしておかないと。兄さんがなめたり触ったりするときがあるのだから、普段より徹底的にきれいにしておかなくてはなりません。兄さんになにかあったら僕は悲しいです。胸が張り裂けてしまうかもしれません。逆に言えば兄さんが霞屋敷で僕の帰りを待っていてくれる限り、僕は負けなしです。兄さんのおかげで僕は柱としての任務をこなせています。大切な兄さん、愛しい兄さん。そんな兄さんのためにおしりの中もきれいにして、と。最近ひとりで洗うのにもだいぶ慣れてきました。兄さんに見られたら自慰をしていると思われて叱られてしまうので、ささっとやらなくちゃいけません。
 ともあれこれで準備はおわり。髪もからだもおなかのなかも全部きれいな僕のできあがりです。

 土蔵に入った僕は兄さんの冷たい瞳に一瞥されて肩をすくめました。
 訓練の時の兄さんは人が変わったように冷徹です。もっとも普段から口が悪いし、言いたいことはズバズバ言うし、猫かぶりはうまいし、性格がいいとは言えないのですが、僕には特にあたりが強いです。だけどそれは兄さんが僕を心配してくれているからなんです。僕はその事をよくわかっています。
「無一郎、脱げ。訓練を始める」
 来ました。
 僕はおとなしく服を脱ぎます。黒レースのオープンブラとショーツだけの、大事な部分が丸見えの姿で、兄さんの前へ立ちます。裸で居るよりもずっと恥ずかしい姿です。
「これを飲め」
 兄さんは薬瓶を僕へわたしました。飲めと言われたら飲まなくちゃいけません。僕は小瓶のなかみを残さず飲みきりました。兄さんは小瓶を回収すると、そのまま値踏みをするように僕の全身を見回します。視線が刃物のように突き刺さり、僕はだんだんと高まっていきます。それから兄さんは身体検査をはじめました。僕の全身の輪郭をたどるように両手で触れていきます。
「……ん」
 お胸を触られたとき、兄さんに乳首を掴まれました。瞬間的に快感が走り、思わず息が乱れます。
「いま反応したか?」
「してません」
「いい返事だ」
 兄さんはゆっくりと上半身を撫で、下半身へと移っていきます。兄さんの指が花びらへたどりつきました。兄さんはそこへ息を吹きかけます。
「う…っく…」
 我慢していても声が漏れてしまいます。兄さんは無関心な瞳のまま僕のはなびらの中央へ指をあてます。そこはもう蜜であふれていて、ふとももまで濡れています。早く来てとからだがうずきます。お腹の奥がきゅんとして欲しがっているのがわかります。ずるりと兄さんが指を押し込んできました。ああ、これ、待ってました。三本もの指が互い違いに動いて僕の繊細な部分へ触れてきます。
「しめつけがきつくなっているぞ、無一郎」
「そ、れは、んっ、異物を排出、するため、です」
「呼吸が乱れている。あいかわらず快楽には弱いな」
「ちが、ます」
 懸命に否定しても兄さんは知らんぷりで指を動かし続けます。僕の弱いところを熟知している動きです。僕の意思に反して衝動は激しくなっていく一方です。見た目だけは気をつけの姿勢をしたまま、兄さんの指に翻弄されます。喉元まで出かけた声をのみこみ、僕は兄さんの検査が早く終わるよう祈ります。さわさわとなぞるようだった兄さんの指が、しだいに大胆になっていきます。僕は奥歯をかみしめました。
 こっそりと降参してまぶたを閉じ、下肢からのぼってくる快楽の波に揺られます。兄さん、もっと。もっと、おねがい。答えるように兄さんの指がうごめきます。急所をつまびかれて僕はのけぞりそうになりました。ちかっと光が走ります。膨らみきった風船が弾けるように僕の内側を悦びが襲います。全身どこもかしこも触ってほしくてたまりません。僕は乱れそうな息をひそめて平気なふりを続けました。
「よし、まあ合格としようか」
 僕の中から兄さんの指が出ていきます。物足りない感触に僕はつい物欲しげな目で兄さんを追ってしまいました。兄さんは蜜に濡れた自分の指を舌先で舐めとっていきます。僕はその倒錯的な姿にぞくりと背筋をふるわせました。
 と、同時に異変に気づきました。鼻がかゆいです。むずむずして、僕は思わず両手で顔を覆いましたが、もう止まりません。
「はっ、くしゅ……!」
「効いてきたみたいだな。次の訓練に移る。おまえは痛みには強いからこっちも合格できるだろう」
 兄さんは僕の後ろにまわると、背後でむりやり僕の両手へ手錠をかけました。その間にも鼻のかゆさは増していきます。
「くしゃん! はっく、しゅ! ひ、くしゃん! 待って兄さん、どうなって、くしゅっ!」
「一時的に花粉症になる薬だ。苦しいか?」
「く、くるしく、ないで、はくしゅん! ……す!」
「呼吸を乱すな」
「は、はい……ぶしゅ! ふえっく、くしゃんっ!」
 くしゃみが止まりません。兄さんは手錠になにかを取り付けています。背中から僕の背筋を昇ってきた冷たいレザーの感触が頭頂を通り過ぎ、僕の顔にまで垂れてきます。先端は突起のような金具が取り付けられています。
「な、なにこれ、ひぐっ、くしっ!」
「鼻フック」
 兄さんは短く言い捨てると、僕の鼻へそれを取り付けました。痛みが走ります。我慢していた鼻水がとろりとあふれだしました。僕は恥ずかしくて顔から火が出る思いです。
「見ろ、無一郎。これが今のお前だ」
 兄さんが手鏡で僕の顔を写します。そこにあったのは、ぞっとするほど醜い顔でした。鼻は潰れ、鼻水は垂れ流し、目も満足に開けられず、唇はひっぱられてめくれあがり歯茎がむき出しになっています。こんな姿を兄さんにさらしているなんて。羞恥が襲ってきて僕は顔を背けようとしました。
 兄さんが僕の顔を平手で打ちます。
「何をしている。この程度で折れるな」
 頬がじんじんと痛みます。それ以上に鼻がつらくて、僕はつい仰向けになってしまいました。こうするとすこし楽になります。だけどそれを兄さんが許してくれるわけがありませんでした。
「どうした。痛みには強いんじゃなかったのか」
 僕のおなかに拳がめり込みました。反射的に前かがみになり、僕は強く鼻を引っ張られました。もげてしまったかのような苦痛が走ります。僕はそれを深呼吸でやりすごし、また背筋を伸ばしました。だけどこみあげてくるくしゃみだけはどうにもなりません。
「へぶしゅっ、はっくし! うう……はっくしょん! ひっ! 兄さん、これ以上は!」
「俺に逆らう気か?」
 あろうことか兄さんはこよりを取り出しました。何をしようとしているかは一目瞭然です。やはり兄さんはそれを僕の鼻の穴へいれてきました。奥をくすぐるように小刻みに動かします。
「ぶえっく、ぶしゅっ! えぐしゅん! げほっ、げほげほっ! にいしゃ、やめっ!」
「今なんて言った?」
「ぶえっくしょん! な、も! 言ってな、です、ぶしゃん!」
 お鼻の奥から鼻水があふれてきます。鼻の下だけだった汚れがどんどん広がっていきます。くしゃみが止まりません。とうとう僕は鼻水まみれになり、顎から下へ垂れるほどになりました。情けないです、泣きたいくらいです。それでも兄さんは僕のお鼻を責めるのをやめません。そもそもこれは拷問の訓練です。この程度で折れていたら兄さんの言うとおり、お話になりません。僕は気力を振り絞って耐え続けました。そのうち、たびかさなるくしゃみで、鼻水が兄さんの手へかかりました。
「汚いな」
 それだけ言うと兄さんはこよりでの責め苦から解放してくれました。お鼻がすこし楽になります。くしゃみもすこしずつおさまってきました。薬の効果が切れてきたのでしょうか。
「もう時間切れか。分解が早いな、さすが柱と言ったところか。無一郎、顔を洗ってやる」
 兄さんは僕を正座させ、水を張ったたらいへ頭を押し込みました。苦しい、苦しいです。息ができません。お鼻の中に水が入ってきて気持ち悪いです。顔を洗おうにも両手は背中側へ戒められたままです。兄さんは乱暴に僕の後頭部を掴み、水から引きあげました。やっと空気にありつけます。僕はお鼻から水を垂らし、犬のようにあえぎました。
 ざぶん。また兄さんが僕を水につけます。肺の中の空気を吐ききったところで引きあげられ、何度も水責めにあい、僕は意識が朦朧としてきました。
「きれいになったじゃないか」
 ああ、そういえばそうでした。僕はもう顔を洗っていたのだということすら忘れてしまっていました。どうにかまぶたをこじあけ、兄さんを見つめます。兄さんは僕のお鼻を指先で弾きました。鼻フックがさらにお鼻へ食い込みます。
「痛いのはどうだ」
「はあ、はあ、へいき。へいき、れしゅ……」
「とてもそうは見えないがな。だが今日はがんばったほうじゃないか。ごほうびをやろう。口を開けてチクニーしろ」
 僕がそのとおりにすると兄さんは前をくつろげて大事なものを僕のお口の中へねじこみました。まだ柔らかいそれを僕は大切に大切に愛撫します。舌を絡ませ、よだれをたっぷりとまぶして。お胸を自分でまさぐり、乳首をつねります。待ちわびていた感触に僕の秘所がきゅっと締まりました。
 そのまま両の突端を指でつまみ、前後へしごくように手を動かします。しだいに快楽がからだの中で飽和していきます。熱いものが僕のだらしなく大きなお胸へ集まっていきます。胸の快感に流されないように僕は口を動かし、頭を前後させます。そのたびにフックが食い込んで痛むけれど、今はそれすらも甘いスパイスとなって僕を追い詰めていきます。
「んん。んぶ、にいひゃん、にいひゃっ、んっ」
「そろそろか?」
「ん、うん、うん!」
 僕の乳房から勢いよく母乳が吹き出ました。やっとありついた快楽に僕は陶然とします。同時に兄さんは口から大事なものを引き抜き、僕のお鼻へあてて射精しました。遠慮もなにもない熱が僕のお鼻の奥まで昇ってきます。喉の奥まで届いたその蜜を、僕は恍惚とともに飲みこみました。

「お鼻いたい」
「半日もすれば痕も消えるだろ」
 そっけなく答える兄さん。だけど、今夜のおかずはさりげなく僕の大好きなふろふき大根でした。これだから僕は兄さんが大好きです。
「兄さん、兄さん」
「なんだ」
「大好き」
「……そうか」
 兄さんはそっぽをむきました。その頬が赤くなっているのを僕は見逃しませんでした。