どうして幸村が隠しキャラなのか、と思いつつまず立海全員をクリアしました。ユッキーへ近づきますよ!
8月20日
蓮二のセリフに「まて、弦一郎。精市のことを忘れているぞ」が追加されました。そこから会話が続きます。

「ああ、そうだった。みんな知っての通りだが、幸村部長が退院し、現在は自宅で療養中だ。今回の学園祭にも参加することは出来ないが、準備の様子くらいは見に来るとの事だ」
「幸村、もうそこまで動けるのか!」

全然、動けますよ!全国大会に出てたしドキドキなサバイバルだってしてたじゃないですか。
「学園祭とか面倒だから、俺は自宅療養しとくよ。真田、後は頼む」
とか言って他の人に押し付けてたら面白いんですけど。

8月22日
弦一郎にユッキーの話題を振ったら超ベタ褒めしてました。幸村がいないので、皆に適当に話しかけていきます。取り立てて書く事もなく一日が終了。

8月23日
幸村来たぁぁぁ!!アトラクションのミーティング中に突然やってきました。

「やぁ、みんな。頑張ってるみたいだね」
「!」←ナゼか凄くビックリしてるヒロイン
「精市!」
「フッ…唐突な奴だな」
「部長!うわ、ホンモノだ!」
「フフ…みんな、久しぶりだね」

皆が懐かしがって挨拶している間にも、幸村はさっそくヒロインに目をつけました。

「…ん?その子は?」
「あ、あの…学園祭運営委員です。二年の檜山ひかるです。よろしくお願いします」
「そうか。幸村精市だ。こちらこそよろしく、檜山さん」

幸村は最初から名前を覚えてくれましたよ!ユッキーに「あんた誰」とか言って欲しかったという気もしますが、最初から好意的です。「短時間だけ手伝うっていうのも委員会として構わないのかな?」とヒロインに尋ねてきたので跡部サマに話を通しておきます、と答えました。

「そういうわけでみんな。不定期だけど俺も手伝うことにしたから。よろしく頼む」

え、まだ跡部サマの返事聞いてない…のにもう決定事項の如く伝えられました。

「そうだ、檜山さん。キミは両方の模擬店の準備に関わるんだよね。じゃあ進行具合もキミに聞けばわかるね。キミの携帯の番号、教えてもらえるかな。教えてもらいたい事とかあるからね」

会って5分くらいで、実にスマートに携帯の番号を聞き出されました!NOと言える空気じゃないしヒロインは「あ、はい」って普通に教えます。他の人には携帯の番号を教えるか教えないか選択肢が出るのに、それも無し。

「教えてもらうって、何を聞くんスか?」
「そりゃあ、赤也がさぼってないとか、仁王がどこかで昼寝してないかとか、いろいろね。弦一郎と蓮二の目の届かないトコとかもあるだろうし」

な、なんかいきなりちょっと怖いですよ!ヒロインはもうユッキーの手下みたいな感じです。でも普通に弦一郎も蓮二も同意しました。

「うむそうだな」
「いい判断だ、精市。檜山、出来るだけ客観的に伝えてやってくれ」

蓮二はもう「それで精市が満足ならいい、ヒロインを差し出そう」と思ってるかもしれません。仁王くんと赤也は困った顔をしていました。

「頼むね、檜山さん。ふふ…」

なんか怖いような気がしますが、決して気のせいじゃないでしょう。
跡部サマに「部分的にしか手伝わないけど、人数が一人増えます、幸村先輩です」と伝えました。

「そうか。…とうとうアイツの復帰か。ククッ、面白くなりそうだ。よし、参加を認める」

良かったね幸村。

赤也に幸村部長ってどんな人か尋ねました。

「一言で言えば化けモンかな」
「ええ?!あんなに優しそうなのに?」
「ばーか、そういう意味じゃねぇよ。テニスが化けモン並みに強いってこと」

なーんだ。でもそういう意味でもあるかもしれません。

「あーでもさ、部長が戻ってきてくれて俺は嬉しいな。早く相手してもらいたいぜ」

赤也はとても嬉しそうです。

8月24日
幸村は来ませんでした。あまりに何も起こらないで不安になりつつ、適当に皆に話しかけます。

8月25日
この日も何もないので大丈夫かと思っていると、夜幸村から電話がかかってきました。

「今日は様子を見にいけなかったからね。みんなの様子を聞こうと思って」

ヒロインは報告して作業の様子などを伝えました。

「フフ…他に何か、みんなの様子で変わったことはなかったかい?」

ヒロインは赤也が「戻ってきてくれて嬉しい、また相手して欲しい」と嬉しそうに言っていたと伝えました。

「そうか…ふふ、赤也は相変わらず可愛いね」
「か、可愛いですか?」
「ああ、生意気盛りの弟を持ってる気分だよ。うちに入部してきた時から負けん気が強くてね。生意気で、自信過剰で」
(ほ、褒めてるのかしら)
「アイツこそ、次の立海を背負う人間なんだよ。そうだね、復帰の練習試合は赤也にしようかな」

赤也は喜ぶだろうな、とヒロインは思いますがプレイヤーは赤也死ぬんじゃないだろうか、と心配しました。
ヒロインはちょっと緊張したけど幸村は優しい声だったと考えてこの日は終わりです。


8月26日
突然幸村がやって来ました。甘味どころの打ち合わせに一緒に参加です。しかしその後、行動出来るようになっても話しかけたりは出来ません。もう幸村は帰ってしまったようで、二人で話も出来ませんでした。

8月27日
今日も幸村は来ませんでした。その代わり夜に電話がかかってきました。進行状況を伝えて、分かりやすいと褒められました。

「…それにしてもキミの笑い声、初めて聞いたよ。俺と話しているときはいつも少し緊張しているみたいだったけど、ちょっとは慣れてくれたかな?」
「あ、あの…すみません。確かにちょっと緊張してて。みなさんからすごい人だって聞いてたし…」
「フフ…すごくなんかないよ。俺だってただの中学生なんだから」
「そ、そうですね」
「そんな困った声を出さなくてもいいんだ。ただ緊張する必要は無いよって言いたかっただけ。その方が俺も嬉しいからね」

ヒロインを余計圧迫してるような気もします。

8月28日
この日はデートもなく一日ゆっくりしました。

8月29日
セーブしたら好感度TOPの人の顔が出るんですけど、ユッキーの顔が!電話で2回話しただけなのに!凄い追い上げです。

スマッシュDEビンゴの景品打ち合わせをしていたら「やぁ、景品は決まったかい?」とやって来ました。仁王くんが「景品で部長の許可が欲しいことがあってな」って事でメールしてたようです。

「で、幸村。許可もらえるんかのう?」
「ああ、いいよ、。面白そうだしね」
「よっしゃ!」

…これってまさか。仁王くんシナリオのあれ?盗撮??
どんな景品ですか、と聞いても二人とも教えてくれまえんでした。

「まぁ精市が許可を出したのなら、構わんか」と弦一郎は言ってます。いいんですかね。

「それにしても…色んなものが集まってるね。…ん、このクッキーは?」

ヒロインの手作りクッキーにさっそく反応する幸村。味見をして、美味しいとめちゃ褒めてくれました。
その後、赤也の宿題の話になって英語が丸々出来ていない言葉この場でバレてしまいます。ヒロインに頼み込んで「頼むっ。写させて…じゃなくて、手伝ってくれ!」と言ったところでブリザードが吹きました。

「…赤也。テキスト一冊なら死に物狂いで頑張れば二日で出来る量だね」
「えーっ!無理っスよ!」
「いや、出来るよ。弦一郎もそう思わないか?」
「ああ、出来るな。見張る人間が必要になるが」
「そうだね。明日は弦一郎、明後日は蓮二でいいかな」

自分は全く手を下そうとしない幸村。しかしヒロインを赤也から遠ざけ、かつ赤也に宿題を自分で全部させるという事をいとも簡単にやってのけました。

「あの、私も何か手伝いましょうか」
「いや、キミがいると赤也は写せばいいと思ってしまうからね」
「う…」

やっぱりユッキーはすげぇや!

8月30日
ユッキーが来なかったので、夜かかってきた電話に「はい、今日の作業についてですね。えっと…」と説明をし始めました。その時!

「ああ、違うんだ。今日の用件は作業のことじゃないよ。明日、時間あるかな?」
「はい、ありますよ」
「じゃあ、俺とデートしない?」

デートのお誘い来たぁぁぁ!しかもはっきりデートと言って誘われました。初めてです。ヒロインは「えぇっ?!」とめちゃくちゃ驚きました。

「意外だったかな。俺がデートに誘うのは」
「は、はい」
「俺と歩いてるところを見られたら、困る人でもいるのかな」

うわぉ!ちょっと探りを入れられていますが、何だか怖い。脅されてるみたい。ヒロインは「い、いえ、いないです」と慌てながら釈明しました。

「じゃあ問題ないね」

え、でもデートするなんて一言も返事してないのにもう決定事項…

「あ、あの…どうして私を?」
「んー…理由は二つかな。一つ目は退院後、遊びに出歩くのは初めてでね。ゆっくりしたペースで歩きたいんだ。部の連中だとそうはいかないからね。まあリハビリみたいなもんだよ」
「あ、そういう理由なんですね(私…な、なんだか変な期待しちゃった。恥ずかしい)」

もうヒロインは幸村のとりこです。二つ目は「今は内緒、俺自身はっきり言えない」ということで、あっという間に1時に駅前で待ち合わせすることが決まりました。今までのキャラだと、誘われた後「はい、空いてます」と「それが、明日は…」と選択出来たのですが幸村の場合、選択肢ナシ!まさに「YES or はい」って感じです。

電話を切った後も(…デート…じゃなくてお出かけの付き添いよね。うん、勘違いしないようにしなくちゃ)と考えるヒロイン。既に幸村のペースです。

8月31日
会うなり「…へぇ、可愛いね」と言われます。
「えっと、何がですか?」
「キミがね。その服、似合ってるね」

幸村はサラリと褒めて相手を照れさせるのです。
二人で植物園に行きました。その後、ヒロインが休憩しようと誘って喫茶店に行き、幸村に病気の事などを語られます。

「今はね、全国でどういうプレイをしようとか、そんな事ばかり考えてるよ。ああ、もう一つ考えてる事があったな」
「なんですか?」
「自分の心に素直になろうって事かな」

幸村は病気を経験したので我慢とか待つとかを考えないで、毎日悔いのないように生きたいそうです。

「幸村先輩は、今何をしたいんですか?」
「知りたい?」

幸村がヒロインにずずっと近寄ってきました。

「はい」
「フフ、まぁそのうちにね」
「『毎日悔いのないように』なのにそのうちなんですか?」

ヒロインは焦らされるのは嫌なようですw
しかし幸村は落ち着いたもので「この場合はね。雰囲気とかが大事だから」と匂わすだけでヒロインを放置。「そのうち分かる」といい置いて去っていきました。

(…今日ってデート、じゃないけど、デートみたいだったな…)

振り回されてる感のあるヒロインです。

9月1日
あんこを作りました。

9月2日
慰労の水泳大会には行かず働いていると、幸村がやってきました。一緒にお掃除なんかをします。
ヒロインは慰労が水泳大会だと知らなかったので、幸村が説明してくれました。

「優勝者に商品は無い代わりに、最下位には罰ゲームがあるそうでね」
「な、なんだか激しそうですね。皆さん大丈夫でしょうか」
「勿論大丈夫だよ。メールで激励しておいたしね」

そのメールの内容、見たいです。

「どんな激励したんですか?」
「フフ…内緒だよ」

…やっぱり恐怖の匂いがします。
そして、水泳大会を終えて戻ってきた皆はめちゃくちゃ疲れた顔をしていました。

「フフ…頑張ったね、みんな」
「そ、そりゃ…あんなメールもらったらな」

ブン太が引きつった表情で答えました。どんなメールだったんだ!でもユッキーはにこやかな表情のままでした。

「やる気、出ただろ?」
「それはもう…」

紳士もたじたじ。赤也は「部長の怖い所…久しぶりに思い出しちまったぜ…」と言っていました。まさに絶対王政。

9月3日
幸村が「今日は一日、俺に付き合ってもれないかな?」と言ってきました。これまた、他の人には「はい」と「それが…」の選択肢があるのに幸村には逆らえません。やっぱり「YES or はい」です。この日、明日も一緒に回ってくれないか?と明日の予定も押さえられました。これまた選択肢はありませんでした。

9月4日
模擬店を色々回った後スマッシュDEビンゴの所に行くと、幸村は「蓮二のところに行ってくる」と場を離れました。その間に弦一郎にお礼を言われました。

「精市が元気になったのはお前のお陰だ。お前がしっかりとフォローしてくれたからだ」

え、そんな…だってまだ会って1週間くらいだし。ヒロインは「そんな…私はただ、幸村先輩の事が心配で…」とピントがあってない答えを言いました。

「フッ…それでいい。お前の存在そのものが、精市に力を与えているのだからな」
「えっ?私が…」
「ああ、精市はお前のことを…」

って言ってたら幸村が帰ってきました。弦一郎が余計な事を言ったとバレたら恐ろしい事になるんじゃないでしょうか。

「どうだった、蓮二の方は」
「ああ、少し売り上げが伸びないって言っていたから注意しておいたよ

…怖いよ。

「む…注意、したのか?」
「ああ、いつものようにね」
「そうか…蓮二も大変だな」

弦一郎も大変だね…
まだ模擬店を見ようって事で綿菓子を買いに行ったら手塚に会いました。病気は大丈夫か、キミこそ肩は、と話した後幸村が言います。

「それは楽しみだね。キミの全力プレイが見れたのはかれこれ…三年も前の話かな」

やっぱり、小学生の時に対戦したのはこのゲームで既に伏線として出ていたのです。凄い、乙女ゲーと原作がリンクしてるって。

「全国では是非、お前と手合わせしたいものだな」
「そうだね。でも、俺としては弦一郎を倒した、噂のルーキーが気になるよ」

これまた原作の流れをこの場で…
場所を変えた後、ヒロインは「幸村先輩、さっきの人は?」と手塚に興味を示します。説明した後、幸村は「弦一郎もそうだけど、手塚も年齢不詳だし」と二人の芽を潰すような事を言いました。

「わ、私そこまで言ってませんよ」
「でも、思ったよね?」
「そ、それは…その…」
「フフ…」

怖いって!

模擬店コンテストの結果を見ると、甘味どころが優勝でした。

「ああ、丸井。よくやったね。すごいじゃないか」

幸村は褒めますが、ブン太は引きつった顔でしか答えません。

「あ、あー…まぁその…部長に注意されたし…」
「ああ、幸村くん。なんとか…やり遂げましたよ」
「うん、よくやったよ、柳生」
「…部長に注意された以上…やらないわけにはいきませんから…」

ここでブン太、蓮二、柳生の三人が並んでいますが、三人ともすっごい困った顔しています。

「な、なんだかみんな疲れてるような…」
「フフ…みんな一生懸命だったんだよ」

だから怖いって。

キャンプワイヤーと社交ダンスの時に、幸村に誘われて静かな場所に行きました。そして帰宅部である事と、高校も立海に進学だという事を確認されました。すると頼みたいことがあると言うユッキー。マネージャーになってほしいとか?と思ったのは甘かったです。

「頼みは三つ。一度に言うね。一つ目、テニス部マネージャーになって欲しい。二つ目、キミの事、これから名前で呼ばせて欲しい。三つ目、俺、キミの事好きだから付き合って欲しい」
「え・・・・・・・・・・・えええっ?!」

立て続けに三つ言われ、何から返事していいのか分からずヒロインは驚きます。なんで?と焦って聞き返しました。

「理由かい?三つ目のは好きだから。これ以外に理由はないね。二つ目は付き合うからにはやっぱり名前で呼びたい」

いやいやいや、二つ目の理由、付き合うからにはって、まだ返事してな…
まあユッキーにそんな事言っても仕方ないんです!

「一つ目は、キミのマネージメント能力が高いことと、マネージャーになってくれれば、俺としても安心だから」
「あ、安心って?」
「傍にいる機会が多いだろう?それに俺が卒業した後だって部の先輩としても会いにいけるし。テニス部にいれば、悪い虫も寄って来ないし、寄って来たとしても赤也に虫除けになってもらえばいいしね」

赤也が虫除け…ヒロインは全く付いていけず「あ、あの…」とか言ってます。ユッキー、気にせず追い討ち。

「この三つの頼み、聞いてくれるよね?」

言外に「いいからはいって答えろよ」と聞こえるのは気のせいなんでしょうか。

「いきなりで…あの、混乱してて…」
「デートに行ったとき…言ったよね。自分の心に素直になろうって。悔いのないようにってね。キミと俺は会って間もないし、一緒に居た時間も短い。でもね、そんなことは関係ないんだ。俺はキミが好きだ。だから傍にいてほしい。だたそれだけなんだよ」
「先輩…」
「キミ自身が俺のこと、どう思ってるかわからないんだろうね。今はそれでもいいんだ。これから俺の傍にいて、俺の事を見ていてくれ。そして俺の事、好きになって欲しい」

ヒロインは混乱の中説得され、催眠商法で高い布団を買わされるが如くYESと答えました。

「先のことは分からないけど…今、何もはっきり言えないけど…先輩の傍に、いたいと思います」

あーあ、言っちゃった。しかしテニス部には安泰が訪れました。

ED
桜を背景に幸村が微笑んでいます。

「ひかる、入学おめでとう。やっと同じ学校に通えるね。まったく、長い一年間だったよ」
「ふふ。先輩ったら最近そればっかり」
「それだけ楽しみにしてたってこと。ずっと待っていたんだからね。入部届けは出してきたのかい?」

ヒロインは始業式の時に赤也と一緒に出すと答えました。

「そうか、そういや赤也もいたね」

・・・・お前。

「いいんだよ。俺にとってはキミが最優先なんだから」

幸村はヒロイン溺愛のようです。
二人で告白しあって終わり!です。