4日目。
赤澤さんと話していると、裕太くんがやってきました。ヒロインに料理について質問して、去って行きます。すると赤澤さんの眉間にしわが!
「どうしたんですか?」
「ん?ああ、悪い。お前は裕太とはよく話すのか?」
嫉妬なんですかコレ!!!
しかし、ほんと突然です。今まで普通に話すのみの包容力がある赤澤さんだったので、ちょっと驚きました。そしてヒロインのヒトコト。
「何か気に障る事でも?」
分かってて聞いてんだろ!という感じです。
「い、いや、気にしないでいい。俺の思い過ごしだろう」
次。またまた観月さんのとこに行きました。話すまでもなく
「皆まで言わなくともわかりますよ。赤澤部長の事でしょう」
と言われます。よく分かりましたね、と感心するヒロイン。
「こう何度も聞きに来られれば嫌でもわかりますよ。ただ、分からないのは、なぜあなたが赤澤部長にひかれるのか、ですが…」
「え?」←分かってんだろオメー!
まあヒロインはにぶいのが売りなのでしょうがありません。
観月たんは、スポーティな人が好みのタイプと教えてくれました。
「あなたも運動は得意の様ですから、その範疇に入っていそうですね」
観月さんに検討を祈る、とまで言われました。応援してくれてるのがちょっと怖いです。
次。虹が出てますよ、と赤澤さんに話しかけました。
「ああ、きれいだな。珍しくはないが、お前がいるせいかな、いつもよりきれいに見えるぞ」
本当に、二人はいつの間にこんなこと言う仲になったんでしょう。やはりカレーを作ったからなんでしょうか。急な展開すぎてそれ以外考えられません。
ヒロインは「よくそんな恥ずかしい事が言えますね。聞いてるこっちが照れますよ」と言いますがなんだかんだで一緒に見て喜びあってます。もうらぶらぶ!
探索に出掛けて、洞窟を見つけて、またヒロインが足を滑らせて、赤澤さんにおんぶしてもらいました。キャラクターの人数分足を滑らせてるって事は20回ですね。大変だ、足が。
こうしておんぶしてもらったらコスモが爆発です。好感度もぐんぐん上がりました。
帰ってからも、足を気遣ってくれたり杖をくれたりでアフターケアもばっちりです。
赤澤さんに月見草をもらいました。
「お前は、笑うと可愛いな」
「え?」
「…喜んでもらえて、良かったって言ったんだ」
もう付き合ってるみたいな会話の二人です。
次の日の洞窟探索を打ち合わせして、終了しました。
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