もっと宍戸サンが出てくると思ったのに。代わりに比嘉中3人が悪役で出演です  
  


4日目。
長太郎がいないので他の人に話しかけようとしたら声をかけられました。
「キミ、いい人ってどう思う?」
突然何なんでしょうか。いい人で終わったとかいう経験でもあるんでしょうか。
「いい人?親切な人って事?ステキじゃないかな」
ヒロインはいい人が嫌いな人なんていないと思う、と答えます。
「じゃ、じゃあ、キミも、その…好き、なんだね?」
別に好きとは一言も言っていません。
しかし優しいヒロインはもちろんだよ、と答えます。その後「どうしてそんな事を気にするの?」とも尋ねました。しかし長太郎は言葉を濁して答えず。 これはフリかと思ったのですがこの謎は解明されませんでした。

長太郎にどこに行くの?と尋ねました。
「やあ、トレーニングを兼ねて、海で泳いでこようと思ってね」
こうして一緒に泳ぎます。もうデートだ!ですよね。半裸の長太郎が画面で微笑んでます。そしてお約束、足がつっておぼれかけて暗転です。気が付いたら長太郎が覗き込んでました。
「や、やった!呼吸が戻った!」
えっ!呼吸停止になる位おぼれてたのですか。
危ないじゃないですか。めっちゃお礼を言うヒロイン。
「い、いいんだよ。俺はキミを助けたい一心だったし。だから人工呼吸も…

なんと人工呼吸イベントだったのです!
しかしえーっ!と驚いたヒロインに傷ついた長太郎はゴメンと言って走って去ってしまいました。
さっきまで呼吸が止まってた人を放って行かないように。

次、長太郎を追いかけます。もう一度お礼を言いますが、
「あ…い、いや…その…」
と気まずいままの長太郎。
でもヒロインが「助けてくれたのが鳳くんで嬉しかった」とか人工呼吸の事も「鳳くんだったから…良かったかなって…」とか言いました。
もう小宇宙が燃え上がるもえあがる。好感度の上がり具合も天井知らずです。

最近、よく話すよね、という会話になりました。
「鳳くんと話すの楽しくて好きなんだ」
と言うとめっちゃ喜び、
「同じ学年だしね、話しやすいよね〜」
と言うとガッカリする長太郎。分かりやすすぎです。しかもこんな鈍感ヒロインなのに
「俺も、キミと話すのは好きだから」
と言われると
「鳳くん、そういう事あんまりさらっと言わない方がいいよ。…女の子は勘違いしちゃうから」
とか注意しちゃいます。えーっ、お前もさっき言っただろーが!と長太郎は思いますがはっきり言えません。
「…何でもない。その内、ちゃんと俺が言うよ」
告白予告です!

そして突発的に終盤へ向かうイベントが。跡部サマが毒蛇に咬まれたというアレです。長太郎と一緒にロッジに行ってお見舞いに行きます。
しかし樺地が面会謝絶と断りました。まあピンピンしてるから会ったらバレるしね…
緊急ミーティングがあり、鳳がすんごく心配そうにしてこの日は終了です。


5日目。
長太郎が起こしに来てくれました。
「朝だよ。そろそろ起きた方がいいよ」
あと5分…と寝ぼけるヒロインにも
「そうしてあげたいのは山々なんだけどね。もうすぐ朝食だし」
一緒に食堂に行きました。

食事の後、比嘉中の人達に長太郎が直談判していました。
「わかってねぇな、お前は」
「現に何人かケガした奴はいるだろーが」
どうやら比嘉中の考える“跡部サマプレゼンツ・氷帝以外の学校は潰そう計画”をぶちまけた後のようです。
「そう思わせるのが作戦だとどうして気付きませんかね。物分りの悪い人だ
ち、違うよ!長太郎は純粋すぎてそんな風には考えられないんだよ!物分りが悪いとかそんな風に思ったままをズバッと言わないであげて!
さすがにオボッチャマでもこれにはムッと来ました。
「そこまで言われちゃ、俺だって黙ってられませんよ!」
「やるってのかよ?」
ここでヒロインが割って入りました。つーかここ食堂なんですよ。人目もあるでしょうに。
「…何です、キミは。関係ないのにでしゃばって」
本当に木手サマは厳しいお方です。
関係ないことはナイ、止めるのが当たり前!とヒロインは怒りました。
「ひゅー、言うじゃん」
ひゅーってお前…今どきの子はそんな事言いません。

何が原因なんですか?と尋ねました。
「簡単な事ですよ、そこのお坊ちゃんが、我々に協力を求めてきた。それに対し、我々はその気がない事を伝えた。それだけの事です。」
ほぼ初対面の人にお坊ちゃんと呼ばれる長太郎。
やはり育ちの良さはにじみ出るものなのです。

しかし長太郎もピシッと言ってやります。
「…肝心な事が抜けていますよ。我々氷帝学園に対する侮辱が」
木手サマはやはり氷帝の陰謀説を唱えます。そして事実を知りたければ跡部サマに直接聞くようにと言いました。

この後、午後に長太郎が不審な感じで出掛けようとするのでどこに行くか問いただします。
「…ふう、わかった、言うよ。今から比嘉中の人達と話し合いに行くんだ」

話し合いって!!もう話は終わってたのに!!!まだ何を言うつもりなんだ。
向こうは言いたいこと全部言ってたのに、まだボロクソ言われに行くつもりの長太郎。
「誤解はちゃんと解かないと」
まっすぐないい子すぎてバカだなーと思ってしまうのはプレイヤーが汚いオトナだからでしょうか。
ヒロインは一緒に行くと言います。連れて行きたくない長太郎。
「でも…危ないかもしれないよ。ウワサでは、比嘉中の人達って、みんな武術の達人らしいし」
さりげに比嘉っ子達がヒロインにも暴力をふるう人でなしのように言う長太郎。

海岸に木手サマ達がいました。
「跡部くんに確認はとったんですか?」
「そんな必要はありません。全ては誤解なんですから」
「やれやれ…話になりませんね。帰ってもらえますかね」
木手サマのいう通りじゃないですかね、コレ。

長太郎は木手サマの仮説には穴があると言いました。
「この強化合宿には全国大会に関係ない学校も参加しています」
「くだらないことを。忘れたんですか?聖ルドルフは、大阪の四天宝寺が辞退したから、代わりに選ばれた学校ですよ
えぇぇぇぇっぇーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!
驚愕の新事実ですよそれは!!!!
そうなんだ、四天宝寺が辞退したから観月さんがいるんだ!!!!ありがとうございます。

「まだあります!」
と跡部サマが毒蛇に咬まれたということで仮説は全て覆すとか言っています。
もういいよ…
そんな事では仮説に穴はあけられないよ…
なんか長太郎が痛々しい目でしか見れなくなってきました。
「やれやれ…無知が罪とはよく言ったものです」
毒蛇に咬まれたのは芝居に決まってるでしょう、とぶちまけました。
「救いがたいな、全く」

なんか木手サマも相手にするの疲れたみたいな感じになってまいりました。
長太郎のオドロキの白さは木手サマにも眩しいのでしょうか。ウザッと思ったのでしょうか。

これから脱出するから帰ってもらえますか、という木手サマ。ボートで海を渡るそうです。それはムチャだよ。
でも本気です。
長太郎はもちろん危険すぎると止めます。腕づくでも。
「辻本さん!キミは合宿所に戻って、応援を呼んで来てくれ!」
えっ、その判断はどうなのでしょう。だってその間に長太郎がやられて三人が脱出してしまいます。ヒロインもそう思って必死で三人を止めます。
「永四郎!グズグズしてると他の奴らもやってくるぞ。チャッチャと片付けようぜ」
ちょ…凛が悪役そのもののセリフを言ってしまいました。武闘派!

さがりなさい、出来ません!という問答の後、ついに木手サマが仕掛けました。縮地法キック!
ほう…よくかわしましたね。しかし、ヘタに動かない方がいい。急所に当たってしまうかもしれませんよ」
わーー、木手サマも悪役ソノモノって感じのセリフを言っちゃってます。
「面白いな…次は俺がやるぜ、木手」
甲斐まで…
鳳の白さが光る為に、比嘉っ子達は三文悪役になってしまいました。

「さがって!キミは…どんな事があっても俺が守るから」
ヒーロー!
「かっこつけてんじゃねぇっ!」
これ、プレイヤーの心の叫びかもしれません。

ここでジャジャーン!跡部サマ登場です。
「お前ら、その辺にしとけ!」
「えっ…跡部さん、身体の方は…」
いい加減気付けよ。
「フッ…どうやら黒幕がしびれを切らしてご登場の様ですね」
そしてどこまでも自分の説を信じて疑わない木手サマ。もうどっちもどっちです。
跡部サマがネタばらしをしてくれてやっと収集つきました。


見せたい物があるんだイベントです。
ピアノとバイオリンが趣味なんだって?と尋ねました。
「うん、そうだよ」
「すごい…お金持ちなんだ」
「そんな事ないって」
謙遜する長太郎。でもヴァイオリンの話になると、やはり高そうなのを使っているようです。お坊ちゃま。

さて、ここまで長太郎シナリオなのにまーーーったく宍戸サンの話が出てきませんでした。が、ヒロインが爆弾を落とします。
「宍戸さん以外に長太郎って呼ぶ人がいないから、何かあるのかと思った
何かって、トリシシとかそういう事かーッ!
「何かって、そんな訳ないよ」
否定する長太郎。またまたあ。
さっきのヴァイオリンの話と一緒で謙遜なんだろ。
まあこの話の流れで下の名前で呼び合うようになりました。
一緒に蛍を見て、好感度はMAXです。


最終日。
長太郎を呼び出して好きな人がいるか尋ねました。
「えっ?そういう話?」
どういう話と思ってたんでしょうかね。
答えは
「いるよ。俺の…目の前にね」
この期におよんで(えっ…宍戸サンはどうするの)とか思ってしまうプレイヤー。すいません、ほんと。
「俺、キミの事が好きなんだ。だから、付き合って欲しい」
そしてハグ。
「…こうやってると、キミへの想いが次から次へとわきあがってくるよ」
恥ずかしいセリフ出た!

EDは冬。クラシックコンサートに行った帰りです。
ヒロインは後半ずっと寝てしまったようです。気付いてた?と尋ねると
「そりゃあ、俺にもたれて寝てたしね。可愛い寝顔だったよ」
ぬけぬけとそういう事を行っちゃう長太郎。
「俺がキミにバイオリンを聴かせている時は、キミの事だけ考えて、キミの為だけに弾いてるからね」
もういいっス…
「ね、まだ時間早いし、俺の家、来ない?今日はピアノ聴かせてあげる」

まあそんな感じの、なんか………白さが際立つ長太郎シナリオでした。

あ、あとキーワードが一つ入手できませんでした。たぶん宍戸サン絡みで何か見落としたんだと思います。

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