今日は、倉田ちゃんから変な薬を渡されたから試してみようとおもう。
透明なカプセルの中に変な液体が浮いていた。
よーく見るとキラキラとしたラメみたいなものがたっぷり詰まってる。
毒物かァ?なんて言うとナナミにため息を吐かれた。
相変わらずおばかさん、とご丁寧にも付け足してくれる。
ナナミの説明によると、これはデジソウルの働きを抑制するものらしい。
つまり、大門マサル率いるデジモンたちから通常進化できなくなるほどのデジソウルを奪っちまうわけだ。
倉田ちゃんもイイモン作るじゃん、なァんて茶化したらこのおっさん、ナナミよりも数倍憎たらしいため息をついて笑った。

「…で、これをアイツに飲ませろってコト?」

俺は、あえて倉田の笑みに触れないで言う。
倉田の狙いは、デジソウル抑制なんかよりも別にあるんじゃないか。そう、何となく察した。
俺の推理はアタリだったらしく、倉田は意外そうに眼鏡の奥の瞳を細めて笑った。

「意外と鋭いですね、コウキくん」

「あン?」

意外と、は余計だ。
目だけで睨むと、倉田は肩を竦めて低く笑った。
さっさと用件を言えばいいものを、このおっさんは時間をかけて焦らしやがる。
俺はカプセルをポケットに入れて倉田に顔を寄せた。

「どーせあのガキ共をヨトギの相手にでもしたいんだろ?ヘンタイだもんなァ、倉田ちゃんは」

「くくくっ…君もなかなか口が悪いですねェ。そういうことにしておきましょうか」

頼みましたよ、と念を押すように倉田が言った。
これが、今日の俺のオシゴトらしい。
薬で相手を弱らせる、なんて卑怯なおっさんらしいやり方だ。
俺は、たっぷりと戦いを楽しんでからこの薬を使ってやろうとおもった。
その日の昼、デジソウルの気配を頼りにデジタルワールドを散策していると…ビンゴと言うべきか、たった一人で洞穴の中に入っていく男の姿が見える。
何やらぶつぶつと小言を言っていた。

「ちぇ、何で食えるもの狩ってこいとか言うんだよ淑乃のやつ…俺は獣かっ!?いーぜいーぜ、ふて寝してやるから」

大門マサルの姿だ。
全身でふてくされた感情を露にしながら洞穴に入っていく。
洞穴は人工的に作られたもののようにも見えるし、デジモンが掘ったもののようにも見える。
俺は笑みを深めて追跡を開始した。
ポケットの中に入っているカプセルを手に取って、握る。
暗がりの洞穴に入り込むと、既に奥で寝転がっているマサルがいた。
何て無防備な奴なんだか。
しばらくすると、大きないびきが聞こえてきた。
洞穴に反響してかなりうるさいいびきだ。
さっさと黙らせてしまおう。
俺は手の中のカプセルを指で摘むと、おもむろに洞穴の奥へ入り込んだ。
奥へ進むと少し開けた場所がある。
地上からの光が天井から漏れていて電気がわりになっていた。
マサルはそこで横になっている。
これから殺されるともしらず、バカな奴だぜ。
俺はマサルを暫く見下ろした後、ヤツの隣に座るとカプセルを飲ませるべく顎を掴んだ。

「…ん、んぅ…ばかやろ、よせよォ…」

コイツは寝ぼけているらしく、俺の手をあの黄色いパートナーか金髪の男と勘違いしているようだった。
おもわず笑みが零れてくる。
そっと、カプセルをマサルの口に入れると、小さな唇が俺の指をくわえた。

「…げっ…」

俺がハッとした時には、もうマサルは唇を小さく動かして俺の人差し指の第一関節までくわえこんでしまう。
寝ぼけながら軽く俺の腕を引いて、指を求めているようだ。
指に絡む舌は、どこか熱い。
黙って見下ろしている俺に気付くはずもなく、マサルは軽く指を吸った。

「…は、ぁ…んく…ぅ…」

洞穴に吐息が反響して、何だかとても卑猥だ。
変声期独特の掠れ声が俺の耳につく。
男の自然現象が静かに起こった。
ズボンをゆっくりと押し上げた俺のものは、ありえねーコトに男の声で反応しちまってる。

「ははッ…バカかおまえ。どう責任とってくれんだよ、そのおクチで舐めてくれるとか?」

俺はマサルの前髪を払ってから指を引きぬいた。
同時にマサルの喉がコクンと音を立てる。
どうやら薬は飲み干したらしい。
俺はズボンの前を開けると、寝ているマサルの口元に押し付けた。
指舐めてあんな声上げるヤツが悪いんだ。
可愛い顔してるくせに喧嘩っ早くてシモい事に興味なさそうなのにヤり慣れてるとはな。

「ほら、おまえの大好きなチンポだぜ」

そう言ってマサルの顎を無理やり掴んで口の中へと肉棒を突っ込むと、小さくくぐもった声が聞こえた。
誰と勘違いしてんだか知らねーが素直に肉棒をくわえてそっと舌を絡めてくる。
吸い付くように俺のものを吸い上げて、時折身を捩らせた。
仲間が戻ってきたらどうするつもりだよ?
こんなことしてる所を見られたら…死んじまいたくなるんじゃね?
すがるように唇をすぼめて、それでもどこか怯えの混じった愛撫。
意識はねェはずなのにこの遠慮がちの愛撫は何だろう。
そうおもっていたときだ。

「けふ…うぅ…む…ん…?ごほっ、てめ…!!」

不意に腰を強く押された。
どうやらマサルが目を覚ましたらしい。
そして自分の置かれている現状に気付いたのか、マサルは怒りと羞恥で顔を真っ赤に染め上げる。
キツイつり目を俺に向けて、乱暴に腕を払う姿はいつもの大門マサルだ。
でも、その力はとても弱々しいものだった。

「…っ、何だコレ…体が痺れて、力が入らねェ…」

マサルは、荒い息をつきながら地面に手をつく。
倉田から渡された薬がきいたのか。
俺はマサルの顎を掴んで上を向かせた。
笑いがとまんねー。
だって、今のコイツの命は俺が握ってるようなモンなんだから。

「イイザマだな、大門マサル」

そう言って体にのしかかると、マサルは低くうめいて顔を背けた。
強引に、上着の中に手を突っ込んで乳首を擦ってやる。
嘘みてーに敏感なそこは、既にぷっくりと膨れ上がって俺の指に遊ばれている。はは、マジで感じてンだ。
爪で引っかくように擦りながら顔を寄せると、マサルの腕に胸を押された。
抵抗にすらなっていない抵抗で俺を引き剥がそうとしている。
倉田の薬は筋肉弛緩剤だったようだ。
こんな体じゃ殺してもつまんねーよな。
だって張り合いがねーし。
せっかく見つけた獲物なんだからじっくり味わいたい。
俺はそうおもっていた。
紳士だろォ?俺って。

「っ、ふ…やめろっ…てめ…俺を尾行してたのかよッ!?」

「そんなことどうだってイイじゃねェか…愉しめよ、おら」

口調だけは強気なのか、マサルは釣り目がちの瞳で睨んでいる。
そんなコト言って、堕ちちまったらどーすんのよ?
俺はマサルのズボンを無理やり下ろすとわざとらしく目を細めながら言った。

「へーェ…これが大門マサルのチンポかよ。おい」

できるだけ洞穴内に響くような声で言ってやると、こいつ…拳を震わせながら俺のコト睨んでやがんの。
アッハ…あんまり馬鹿馬鹿しいんで噴き出すかとおもっちまった。
可愛いモンだぜ。身体はとっくに抵抗できなくなってるくせによォ。
俺は地面に腰を下ろすと、マサルの下腹部を靴で踏みつけた。
びくんとマサルの体が反り返る。
乱れたシャツから覗く腰は少し捩れていてなかなかセクシーだ。
洞穴の中の暗闇と、天井から差し込む光がマサルの体を照らして淫猥な光を放っている。

「いっ、いでぇ…やめろぉッ!いづっ…うぐぅう…いてェんだよっ!!」

マサルの拳が俺の頬に向けて繰り出される。
勢いはなかった。
薬の効果がなければ、きっと全力なんだろうが。
俺はマサルの拳を手で押さえると、そのまま関節とは逆方向にねじってやる。
また、苦痛に歪む顔が見られた。

「おい、腕折るぜ?その前に内臓引きずり出されて血まみれにされてェのか、大門?」

がん、がん。
腹部を蹴りながら言ってやると、マサルは苦痛に喘ぎながら俺を睨む。
息も絶え絶えに、俺を汚いやつだと罵る声が上がるがそんなモンどうだってイイ。
だっておまえは抵抗できねーんだろ?
自分の立場考えろよ。マジで潰すぞ。

「乱暴されたくなかったら足開いてオマエのあそこ見せてみな。俺が味見してやるから」

俺は唇を舐めて笑った。
その言葉に身を堅くしたマサルは、力の入らない腕を動かしてむきだしのふとももをゆっくり開いていく。
羞恥に歪んだ顔がすげーソソる。ゾクゾクしてきた。
よくよく見ると、マサルのふとももや下腹部の周りには何かで引っかいたような痕や押し付けたような痣が残っている。
誰か、俺以外にもココを使わせてるんだろう。
つーことは、だ。

「何だよ、これは。オマエ…誰とでもセックスしてんのか?よう、大門マサル」

「…っ…違ェ…っ!」

マサルの声は押し殺したような掠れ声だった。
屈辱に耐えるような、俺の大好きな声。
俺は先ほどまでマサルが舐めていたものを取り出すと、きつく結ばれた唇に押し当てて言ってやる。

「舐めろよ…舐めてきもちよくしろ。歯ァ立てたら…分かってんだろ?」

マサルの視線が下へ泳いだ。
俺の膝がマサルの下腹部に体重をかける。
苦痛に歪む顔。アア、むちゃくちゃそそるですけど。
一度でも俺と拳を交えた、敵である男をこうしてねじ伏せちまうのはたまらない快感だ。
そっか、こういう楽しみかたもあるんだな、なんて呑気に考えながら俺はマサルの後頭部に手を添えて軽く腰を使い出した。

「うぐっ…ぶ、ぶはぁっ…あぐ…うぅ…」

マサルは苦しそうに俺の肉棒に手を添えると、どこか慣れた喉の動きをしてみせる。
ヒクヒクと収縮する喉の動きは、女のマンコみたいでサイコー。
俺はマサルの前髪をなでながら笑った。
真ん中で分けられているマサルの前髪は少し乱れていて、それを指で正してやるとマサルがきつく眉を寄せる。

「…すげー上手いじゃん。ヤッパ経験済み?上の口も、下の口も…」

俺はわざとらしく視線を下にしてマサルの下肢をしげしげと見つめてやる。
それが悔しいのか、マサルは時折嗚咽しながらかぶりを振った。
コイツが経験ずみなのは明らかだ。性器を強く縛ったような後や、何者かにきつく押さえ込まれた痕がこんなにくっきりと残っている。
もし、自分でやったものなら相当ヘンタイだろう。

「げほっ…ごほっ…う…あ…」

「もっと奥まで銜えろよ…じれってェな…できンだろ?」

俺はマサルの頭を強く押し付けて凄んだ声を出してみせた。
それでもマサルは気丈に俺の事を睨み上げてきやがる。
良い度胸じゃねーか。
どんなに乱暴な真似をしても堕ちねーヤツってのは壊れるまで楽しみたくなる。
コイツは倉田への献上品だが、ちょっとくらい楽しんだってバチはあたらねー。
俺はマサルの脚を大きく開かせてから自身を引き抜いた。
同時に、ぴゅぴゅっと短い音を立てて白く濁った精液がマサルの顔中に飛び散る。
モロに喉を直撃したのか、マサルは苦しそうに咳き込んでかぶりを振った。
もっと辛い目にあわせてやりてェ。
コイツが泣き叫ぶサマが見たい。
俺は猛りきった自身をマサルのつぼみに押し当てると、そのまま力任せに細い器官を貫いた。

「あぐ…ひぐぅぅうっ!!」

洞穴内にマサルの悲鳴が響く。
唇を強く噛んだのか、マサルの唇は赤く血を滲ませていた。
なかなかそそる表情だ。
いつもの強気な眉は苦痛に寄せられていて、緑がかった瞳には涙さえ浮かんでいる。
マサルは下唇を強く噛んで声を出すまいと耐えているようだ。
そんな事したって今の状況が変わるワケねーのに。

「おら…どうだ、ココか?くっそ…狭いヤツだぜ…」

慣らしてもいない器官はまるで処女のように俺の侵入を拒んでいる。
こんなに慣らされた形跡が残っているのに、こいつの反応は新鮮そのものだった。
岩のベッドに身を投げ出して苦しそうに身悶えるマサルは、地面の岩を強く掴んで全身で息をしている。
腰を使っていけば嫌でもココはほぐれていく。
こいつがどんなに足掻いたって俺のものはマサルの中に入っているんだ。
つくづく、レイプってサイコーだよなァ…なんておもった。

「ひぎっ…ぅあ、ぐ…あっ…はぁあっ…」

マサルは虚ろな目で喘ぎながら誰かの名前を呟いている。
この体を開発したヤツに惚れているんだろうか。
へー、なかなか健気じゃねェか。
顔を真っ赤に染め上げて、時折結合部をぴくぴくと締め付けながらマサルが身を捩る。
倉田の渡した薬は媚薬効果もあるんだろうか?
そう感じたのは、マサルのものが勃起していたからだ。
いくらヘンタイでも慣らさずに突っ込めば息子だって萎えちまうモンだ。
でもマサルのものは腹までつくほどに反り返っている。
コイツ、痛みに耐えてるんじゃなくて、もしかして…。

「おい、マサル…敵にレイプされて、脚開かされてよォ…腰揺すられてンのにテメーは感じてんのか?…ヘンタイだな」

「ひ、ぎ…違ェ…違ェッ!!俺は…俺、はっ…ううぅぐっ!」

マサルは上擦ったような声を上げてビクビクとつぼみを締め付けた。
そのたびに俺のものはきつく四方から締め付けられて射精しちまいそうになる。
体内を抉るたびに漏れるマサルの掠れた声を聞くたびにゾクゾクした。

「テメーみたいなヤツをなァ…淫乱って言うんだよッ、大門マサル!」

俺は大声で怒鳴ると、マサルの頬を殴った。
鈍い音がしてマサルの頬が赤く染まる。
一瞬だけ、マサルの瞳に陶酔の色が宿ったような気がした。

「…あ…ぐ…」

たぶん、こいつは気付いてない。
自分が淫乱でドMヤローだってことに。
無自覚な淫乱が一番タチ悪ィぜ…。
俺はマサルの前髪を掴み上げてナマイキな顔を吟味した。
口の端から垂れた唾液を舐め取ってやると、つぼみがピクンと反応を返す。
何て素直な口だろう。
けれど、上の口は天邪鬼だった。

「離しやがれ…ぇっ…ぶっとばしてやるッ…ぐあっ、あふ…はぁっ…」

「誰に口聞いてんだ?コラ。こんなに揺さぶられて感じてるくせに俺をぶっ飛ばす?笑わせんじゃねェよ、ガキが」

つくづく口の減らないガキだ。
俺は、マサルのものを乱暴に掴んでやった。
だってそうでもしねーと自覚しないだろ?
きもちよくするつもりは更々なかったけど、精神的に堕ちるコイツを見るのも悪くねーかな、なんて。
…おもっただけだ。

「あっ…あうっ…やめ、ああァっ…感じてなんか、ねェッ…んぁ…」

洞穴に反響して甘い声を返すマサルの声は、俺の問いを肯定しているようなモンだ。
バッチリ感じやがって。
あとは、これを仲間にでも見せてやれば一番なんだけどな…。
そんな事をおもっていた矢先、洞穴の入口で男の声がした。

「マサルー、どこにいるんだ?拗ねていないで出て来い…」

「ひっ…」

マサルの声が飲み込まれる。
この声はトーマとかいうガキの声だ。
仲間がどうなっているかも知らずに、拗ねてないで出て来いだなんて笑わせてくれるじゃん。
俺はマサルを見て笑ってやった。
ぎりぎりまで顔を寄せて額をあわせると、マサルはこれから起こる事態を予想したのか小さくかぶりを振りながら「やめろ…」と呟く。
もちろんそんな事、俺が聞くわけがねェ。
俺は繋がったままマサルの腰を強く打ちつけてやった。

「あぐっ…ひ…あああァっ…!!」

薬ですっかり毒された身体は俺の動きだけで達しそうなほどに熱くなっている。
足音がだんだん近付いてきた。
いいぜ、そのままこっちに来い。
俺はニヤニヤ笑いながらマサルを見下ろした。
マサルの瞳が絶望の色に変わっていく。
サイコーだ。

「マサ…ル…?」

足音が止まった。
同時に、息を飲むような音が聞こえる。
視線を背後にやると、案の定、そこには金髪の男が突っ立っている。
初めて見る光景なのか、顔を真っ青にして岩肌に手をかけていた。

「…あぐぅ…と、ま…見んな…トーマっ…」

マサルが、俺の下で掠れ切った声を上げた。
それでもトーマはアイスブルーの瞳を丸く見開いたまま俺たちを見ている。
たぶん、状況が把握しきれていないんだろう。
俺は笑みを浮かべて言ってやった。

「よう、ガキ…見てろよ、大門マサルが中出しされる瞬間をな…」

「な、か…だし…?」

トーマは目を閉じる事もなく、ぼんやりと俺たちを見ている。
どうやら、コイツはマサルを調教した男とは違うらしい。
ってことは、コイツを開発したのはあの隊長とか言うおっさんか?
隊長さん、生真面目そうな顔してこんな趣味があるとはねェ…。

「マサル…仲間の前で大恥かいてイッちまえよ…!」

言いながら腰を振る俺に、マサルはもう膝を立てて苦しそうな声を上げていた。
手はきつく刺々しい岩を握り締めていたせいか、すっかり血が滲んでいる。
悲鳴にも似た声を上げて身を捩るマサルのものを掴んで上下に扱き上げてやると、だんだん声が上擦ったものへと変わっていく。
目からは止め処なく涙を零して、見れば見るほどいやらしい表情を浮かべている。
そのツラを見ているたびにゾクゾクする自分はホモなのかと自嘲しつつ、俺は腰の動きを早めた。

「あ、あぐ…ひぃい…ぐ…見んな…見んじゃねえぇ…!ああああぁぁぁ…っ!!!」

ぎゅっと岩を握って上体をそらしたマサルは、不意に甘い声を上げて俺のものを締め上げた。
千切られちまうんじゃないかっておもうくらい強く。
射精をこらえる暇さえなかった。

「ぐっ…うお…すっげェ…マジで良い締まりしてンだな、オマエ…」

俺は、つぼみからあふれる自分の白濁液を見つめながら、腹に散ったマサルのものをすくった。
それをマサルの口におしつけてやると、マサルはむせながらそれをすすっていく。
むき出しの尻を音高く叩いて超ゴキゲンの俺はトーマに向き直ってから笑った。

「どーだよ?コレがオマエの仲間だぜ。俺のチンポで突かれてアンアン言ってるような変態がな」

「…よくも、マサルを…」

トーマは、生理的なものなのか目に涙を浮かべて俺を睨んでいる。
そんな目で見られたって、俺が喜ぶだけだ。
俺はマサルの中から自身を抜き取ると、マサルとトーマを交互に見つめた。

「…また遊んでやるよ。ズタズタのボロボロになってから引っ立てたほうが倉田ちゃんも喜ぶし。今度は…そうだな、トーマ…オマエに俺の相手をしてもらおうかなァ」

「……望むところだ」

トーマは感情を抑えた声で言った。
岩肌に投げ出されたままのマサルはひくひくと腹部を震わせながらぼんやりと天井を見つめている。
まだ理性が残っているらしく、その瞳は悔しさいっぱいに歪んでた。
薬まで使ってあんなに犯したのに、それでも自我を保っていられるなんて面白いヤツだ。
俺は2人の男を順番に見つめてから、ゆっくりと洞穴を後にした。
さァて、次はどんな手でアイツらと遊んでやろうか。
…絶望と快楽に歪む顔を想像するだけで笑いがとまんねーよ。

















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つづきものです。「狂犬・2」はコキトマ強姦になります(汗)