万全の用意をしておけ。
先日の夜、バンチョーレオモンにそういわれた俺は念入りに体を洗っておいた。
何があっても良いように。
ついでにぱんつとブラジャーも新しいものを買ってくれと母さんにねだってとびきり可愛いやつを買ってもらった。
何たって、これから戦いがあるのだ。
俺はトーマと俺しかいない廊下を歩きながらごくりと喉を鳴らした。
先日、コウキと名乗る女に勝負を仕掛けられた俺たちは戦いの場である校長室へと向かっていた。
隣で少し落ち込んだように歩いているトーマはパートナーのワニャモンをきつく抱いている。
「…どうして僕って成長が遅いのかな。プロテイン飲んでも胸、全然大きくならないし」

「にゃ…きにしちゃだめでちゅー、まちゅたー!」

何やらふたりとも改まったようにして話し込んでいた。
戦いは目の前に迫ってるってのにこんなにのんびりしてていいのか?
俺は防音効果がありそうなくらい壁の分厚い校長室を睨んで大きく息を吐いた。
既に敵は校長室の中にいるんだろう。
俺はスカートのポケットに入っている玩具をきつく握った。

「コロモン、敵はどこにいる?」

玩具に問いかけると、コロモンは「わかんねぇけどすげー妖気を感じる」と言う。
頼りにならねー精霊だぜ。
俺はトーマとワニャモンに振り返った。

「いつまでもブルーになってんじゃねーぞ、行くぜ!」

勢いをつけて扉を開け放した時、強い重力のようなものを体中に感じた。
部屋の中に引きこまれるような感覚だ。
強く足を踏ん張って一歩進む。
校長室の中はどこか獣のような匂いがした。

「…ッ、敵は…?」

「…あ、あれ!昨日の…人…」

俺が辺りを見回すと、トーマが顔を赤らめて言った。
トーマが指し示す方角を見やると、そいつは開け放された扉の奥にいた。
つまり、校長室にはまだ別の部屋があったのだ。
恐る恐る近付いて奥の部屋を覗くと、そこには俺たちの敵ひろあkiとそれから…コウキがいた。
コウキは惜しげもなく大きな乳房を晒して、ひろあkiのものを舐めしゃぶっている。
自分のことをプリキュアだって言ったくせに何で敵にとあんなことしてんだよ。

「…おいこらッ!客が来てやったぞッ」

俺はわざと大声で言ってみた。
すると、コウキはやにわに振り返って白濁まみれの顔で言うんだ。

「遅ェんだよ、クソガキ」

ぺろり、と唇の周りについたそれを舐めとってコウキが上体を起こす。
手には俺とトーマが持っているような玩具が握られていた。
「変身してみせろよ、伝説の戦士なんだろ?」

どこか挑発するような声だ。
もちろん、俺は元から変身する気バリバリだけど、トーマはどうなんだろう。
そうおもってトーマの表情を伺うと、奴はまだ落ち込んだような顔色でコウキの胸を見つめている。
俺は乱暴にトーマの手を取った。

「胸なんかな…揉めば育つんだよッ!!行くぜ、トーマ!」

若干強引に変身をうながすと、トーマの腕の中にいたワニャモンが青い玩具へと姿を変えた。
トーマの手が俺の手を握り返す。
それを見たコウキがニヤリと笑った。

「デュアルデジソウルパワー!!」

強く玩具を握って呪文を唱えると、まばゆい光が俺たちの体を包んだ。
燃えるくらいに熱い衣が俺の体にまとわりつく。
オレンジを基調とした衣装がふわりと広がった。
黒いスパッツに、ミニのスカート。これが俺の変身した衣装だ。

「愛と情熱のキュアホット参上!何だかよくわかんねーけどオマエをぶっ倒してやるぜ、コウキ!」

「希望と知性のキュアクール!胸が大きいのは羨ましい事だが…将来垂れてみっともなくなるのは目に見えているんだぞ!」

パニエで広がったトーマの…いや、キュアクールのスカートからはちらりと上質のパンツが覗いた。
言っている事は滅茶苦茶だが戦う気になってくれたらしい。
俺たちは絶対負けない…ハズだ。

「…キュアホットにキュアクールね…ふーん…オレの敵じゃねーな」

俺たちを品定めするように眺めたコウキは、手の中の玩具を握って口元を歪めた。
紫の濃いオーラがコウキの体を包む。

「ハイパーバイオメタモルフォーゼ!」

コウキが呪文を唱えた途端、玩具から漏れた紫の光がコウキの体を包んだ。
足にまとわりついたり、胸にまとわりついたり、俺たちの変身とは違う。
どこか苦しそうに紫の光をまとったコウキの体は鈍く光っていた。

「くく…コウキくんは私の実験体なんですよ。精霊の力を使わずにプリキュアになれるのか…私はずっと研究シてましたからねェ…」

コウキの後ろでひろあkiが言う。
背中から腕を回してコウキの大きな乳房を掴んだひろあkiは、乱暴にそれを揉みながら説明した。

「…あ、あッ…んん…」

コウキは苦しそうに小さく喘ぐと、ひろあkiの腕にしなだれかかってからニヤリと笑った。
シュルシュル、と蛇の鳴き声のような音が聞こえたと同時にコウキの身体には黒い縄のようなものが幾重にも巻きついていた。
短く広がったエナメル質のスカートからは赤い豹柄のぱんつが覗いている。
コイツ、とことん豹柄が好きだな。
そんな事をぼんやりおもっていると、コウキの体から光が消えた。
むっちりとした足は黒いブーツを履いていて、上半身には縄のようなものが巻きついているだけ。
胸を押しつぶすように巻かれたその縄は鞭のようにも見えた。

「残虐と絶望のキュアウルフ参上…どーだよ、精霊がいなきゃ戦えねェテメーらとはワケが違うんだぜェ?」

コウキ…いや、キュアウルフはおかしそうに笑ってひろあkiの体にしなだれかかる。
ひろあkiがわざとらしくキュアウルフのスカートの中に手を突っ込むとウルフはびくんと肩を竦ませて見せた。
プリキュアは変身すると感度が上がってしまうってコロモンが教えてくれたことがあるけど、人工的に作られたプリキュアでもそれは変わらないようだ。

「…ん…はァ…来いよ、プリキュア。センセーが滅茶苦茶に犯してくれるってサ…」

ウルフはひろあkiを先生と呼んだ。
小さく腰をもぞつかせて、行為をねだるようにしている。
冗談じゃねー。犯されてたまるかよ。

「行くぜ、クール」

「…僕に指図するな」
コウキの胸にぼーっと見惚れている様子のクールに声をかけると、クールはムキになったように反発した。
マジで大丈夫なのかよォ…。

「行きなさい、私の可愛いギズイナーたち!」

ひろあkiが声をかけると、いつの間にか部屋の壁が徐々に変形していった。
分厚い壁がみるみるうちにギズイナーの姿へと変わっていく。
俺たちは後ずさりながら互いの背中を合わせた。
クールの背は冷たい。緊張しているんだろうか。

「クール、安心しろよ。俺がついてるからさ!」

そうは言ってみたものの、ギズイナーの数はかなりの多さだ。
部屋の壁と言う壁がすべて敵になったのだから。
怯んだ俺たちを見たキュアウルフが腹を押さえて声を殺すように笑った。
縄でキツく締め付けられたウルフの胸は、その形を強調するように押し出されている。
乳首は尖っていて、欲情しきっているのがよく分かった。

「なぁ、クール」

「…何だ?」

「俺があのデカパイの相手をするから、おまえはギズイナーを倒せ」

「ちょっ…あんな数をか!?む…っ…」

無理、と言いかけてクールが押し黙る。
俺に弱音を見せたくないんだろうか。
クールは足を震わせながらもぎこちなく笑って見せた。

「あの程度…僕の片手だけで十分だよ」

そう言ってギズイナーの群れへ突っ込んでいくクール。
もちろん、やられちまうことは分かっているんだろう。
俺は大きく息を吸ってウルフに近付いた。
コイツは俺と勝負をしたがっている。
なら、俺がトドメをさしてやるよ。

「おら、デカパイッ!勝負するんだろ?ちゃっちゃと始めようぜェ!」

「くく…アツくなってんじゃねーよバーカ」

ウルフは小馬鹿にしたように笑って俺の額を指で突いた。
いちいちムカつく野郎だなぁ…。
おもわず睨みつけてやるけど、ウルフは俺なんか見ちゃいない。
ギズイナーを指図しているひろあkiにしなだれかかると、自分の胸を触らせながら言った。

「オレさァ…センセーのチンポでコイツと勝負してェんだけど…ダメ?」

わざとらしい上目遣いでそう言ったウルフに、ひろあkiはニヤニヤと笑いながらほっそりした腰を抱き寄せる。 俺はごくんと息を飲んだ。
なんか、ヒワイな光景だ。エッチだし、いやらしいかんじがする。
俺みてーな子供にはまだ早ェんじゃねーかってくらい、大人びた行為だ。

「ひっさぁつ、ミルクセーェキ濃度50%!」

「ぶッ!あまぁっ…何すんだこの馬鹿おっぱい!」

ぼーっとしていた俺の顔面を目掛けて、ウルフが自慢のデカパイからミルクを発射した。
とんでもねー技を使いやがる。
顎に垂れたミルクを拭って、俺は何回かむせた。
そんな俺を見て、ウルフが続ける。

「…どっちがセンセーのチンポに耐えられるか、俺と勝負しようや」

ウルフは、不意にそんな事を言って自分のスカートをたくしあげる。
豹柄のぱんつを脱がすと、俺とそことは違う花弁がヒクヒクと震えていた。
俺のより大きいというか、なんというか。
俺は自分のスカートを掴んで少し落ち込んだ。

「あにきぃ、落ち込んでる場合じゃねーよぉ!早くウルフを倒しちまえっ!」

コロモンが俺をしかりつけて言う。
俺のすぐ目の前では、ひろあkiの腰に跨っているウルフがいた。
2本のもやしちんぽのひとつを掴んで、自分のあそこにあてがっている。

「…っあ…ああァッ…!センセェ…んッ…!」

腰を上下させながら、ウルフは飲み込むようにしてもやし野郎のものを挿入していく。
俺がおなじ真似できるかよ。まだ10歳だぞ。
絶対、ウルフみてーにはできない。

「ギズイナー、ギッズイナー!」

「うわぁあ…!離れろこのっ…」

俺の後ろでクールの悲鳴とギズイナーたちの声が聞こえた。
振り返ると、既にクールの衣装は引きちぎられて、小さな花弁にギズイナーのものが挿入されていた。
ぐちゅぐちゅと体内をかき回されているクールは全身で喘ぎながら行為から逃げるように腰をもぞつかせている。

「まちゅたー、はやくギズイナーをたおすでちゅー!こしをふるでちゅよー!」

「ワニャモン、そんな…無茶苦茶なっ…あああぁっ…!」

ぐちゅぐちゅ。俺の耳に聞こえてくるのはいやらしい音とクールの悲鳴だ。
クールは白い肌を上気させて涙ぐんでいる。

「ミラージュにもこんな事されてないのにぃ…ふあっ…ああっ…!」

「まちゅたぁー!あとでいっぱいえっちしてあげまちゅからーっ!いまはがまんでちゅよぉ!」

そういう問題じゃねーだろ変態精霊。
俺はワニャモンに突っ込みつつ大きく息を吸った。
既にウルフがひろあkiのものを体内に入れて腰を動かしている。

「早く来いよ、ガキ。まさかデキねーわけじゃねェんだろ?毎晩その精霊とヤッてるくせに」

「…うッ…」

ウルフが玩具を指差して笑う。
コロモンとはそんなにエッチしねーぞ。
そう言いたかったんだけど、俺はごくりと息を飲んでからひろあkiに近付いた。
生き物のようにうねうねとうごめくそれの先端からは先走りのようなものが浮いている。

「…うっ…ホントにもやしみてー」

「センセーのドコがもやしなんだよッ!とっととしろっつってんだろーが」

ひろあkiのものを見て身を竦めた俺の手を引っ張って、ウルフが言う。
強引に花弁を指でこじ開けられた。
痛い、と言う間もなくひろあkiのものがねじこまれていく。

「…ぅうっ…いたい…」

「痛いだァ?きもちよくてたまんねーくせに…」

ウルフは勝手な事を言って俺の胸をぐにぐにと揉み始めた。
昨日の仕返し…というつもりだろうか。
俺は涙ぐみながら必死に痛みと戦っていた。

「あっ、んあ!」

痛いくらいに、ウルフが俺の胸を揉みしだく。

俺は乱暴にされるのは嫌なんだ。
エッチだって好きじゃねーし、どーせなら好きな奴と…。

「おら、腰が動いてねーぞ…キュアホット」

「んんっ…あ、ふ…うるせーな…っ…テメーみたいにガバガバじゃねーんだよ」

「…ん、なッ!?誰がガバガバだよッ!12歳でマンコがガバガバになってたまるかッ!」

俺の悪態に、ウルフはおもいきり焦るように完全否定した。
それなりに気にしてるんだろう。
ちょうどいいや、いじめてやれ。

「ガバガバじゃねーならユルユルかよ…ダッセー」

「ち、ち、ち、ち…違うッ!ンなわけあるかッ!誰に向かってガバガバとかユルユルとか抜かしてんだクソガキッ!」

ウルフはすっかり腰の動きをやめて、俺の言葉を打ち消そうと必死だ。
さあ、ここからが本番。
俺は体内でビクビクと反応しているひろあkiのものを徐々に締め付け始めた。
遠慮がちに腰を使って、最奥へとちんぽを導く。
もちろんその間もウルフを罵る事は忘れない。

「それにそのおっぱい…シリコンでも入れてんじゃねーのか?違和感ありすぎだろ」

俺がウルフのおっぱいを突くと、小豆色の乳首からミルクがピュピュッと勢い良く飛び出してきた。
これが濃度ナンタラ%、ってやつか。
俺はウルフの乳房を掴んで笑みを深める。
ウルフが俺を睨んだ。

「テメッ…散々失礼な事言っといて何するつもりだよッ…」

「こーする!」

「あッ!!」

俺は掴んだままのおっぱいを睨むと、そのまま乳首に吸い付いた。
口の中にじわーっと牛乳の味が広がる。
コクがあって、なかなか美味い。
俺は乳首をペロペロと舐めながらウルフの体をいじめてやった。
これで俺がいじめられたことのし返しができるつもりだった。

だけど…。 「んっ…あッ…おっぱい、きもちイイよォ…センセーにもこんな事されたことないのにィ…」

ウルフは全身をビクビクと震わせながら俺の愛撫に応えている。
何だ、あれだ。コイツは…。

「乳首が弱いのか?」

「あ…ああぁんっ…そこダメェッ!」

チュッ、と強めに乳首を吸い上げると、ウルフはクールもびっくりするくらい可愛い声を上げて仰け反った。
軽くイッたんじゃないかってくらいの可愛い声だ。
掠れた声が耳についてエロチックだし、おっぱいを震わせて喘ぐその姿はとてもさっきまでの強気なウルフとはおもえない。
俺は指先でウルフの乳首を擦りながら言った。

「おいおいウルフさんよー、アンタのミルクが指についちまったろー?どう責任取ってくれるんだよ」

「あ…あぁん…舐めて綺麗にするからァ…んっ、ん…ちゅぱ、むぅ…」

コウキはすっかり犬みてーに従順になって俺の指を舐めしゃぶっている。
掠れた吐息を漏らして、時折腰をもぞつかせていた。
よし、今だ。
俺は体内のちんぽをきつく締め上げた。

「くらえひろあki…秘奥義、もやし縛りィッ!」

「お…おおおおッ!素晴らしい…素晴らしいですよキュアホット…!!」

聖なる力を込めてひろあkiのものを締め付けると、途端に奴の腰さばきが激しくなった。
ウルフがガクガクと揺さぶられて甘ったるい声を上げている。
乳首からは絶え間なくミルクを噴き出しながら、だ。

「あッ…あぁあん!センセェ…すごすぎるよォ!オレ、オレェ…ホットを倒さなきゃいけないのにィ…センセーのちんぽでズコズコ突かれて感じる淫乱になっちゃったよォ…ッ!」

ウルフは、大きなおっぱいを揺らして甘ったるい声を漏らしている。
ちなみにどうして俺は感じてないのかっていうと…秘奥義もやし縛りでひろあkiのもやしちんぽを最大にまで締め付けた俺のまんこは、ひろあkiのピストン運動を受け付けない状態になっている。
今の状態だと引き抜くこともできねェしこれ以上押し込むことも不可能だ。

「さすが伝説の戦士キュアホット!締め付けのエキスパートだな!」

コロモンが俺を絶賛した。
その通り、俺は締め付けのエキスパートだ!
ただ、この技は秘奥義ということもあって持続時間が長くない。
ただ力んで強く締め付けているだけだから少しでも気を抜くと俺のほうがイカされちまう可能性があるのだ。
だから…早くイけ、キュアウルフ!

「ひひひッ…コウキくん、いつにも増してすごい締め付けですねェ…!これじゃあ勝負に負けてしまいますよ?」

「あぐっ…そ、うか…テメッ…キュアホット…!謀ったなァッ!?」

案の定、ひろあkiが俺の計算を読んだかのように言った。
まずい…ウルフにバレたらこの勝負…俺が負けちまう。
それだけは嫌だ…!

「秘奥義ッ、シャイニングホットいりゅ〜じょんッ!!」

こうなったら最後の奥義だ。
俺は両手でウルフのおっぱいを掴んで激しく揉み始めた。
どのへんがいりゅ〜じょんなのか俺にも分からない。
でも高速で相手を責めるこの行為がいりゅ〜じょんなんじゃないかなっておもう。

「あっ…ぁああッ!ああん!らめぇ…きもちよすぎるゥ…!おっぱいとマンコ、いっぱい責めてくれよォ…!」

俺の秘奥義にハマったウルフは、おっぱいを揉まれて理性をなくしたかのように喘ぎ出した。
お望みどおりまんこも責めてやろーじゃねーか。
俺は片手でウルフのおっぱいを揉みながらむき出しになっている花弁からちらりと見えるクリトリスを指で摘んだ。
同時に、ウルフの息がヒッ、と音を立てる。
ひろあkiが達したのと俺がクリを摘んだのはほぼ同時だった。

「あ…あッ…くりぃ…いや…あ、ぁああああーーーーーーぁああああァッ!!!」

すさまじい快感がウルフを襲ったのか、奴は全身を激しく痙攣させながらのけぞった。
ピンクの舌を突き出して、ガクガクと震えているウルフの目は焦点が合っていない。
目を大きく見開いて、それからすぐに糸の切れた操り人形みてーにガクンとひろあkiの胸に倒れこんだ。
これでようやく俺のもやし縛りも解除できるわけだな。
俺は体の力を抜いておもむろに立ち上がった。
そんな俺をひろあkiが見て愉快そうに笑う。

「ずいぶん上手い戦術じゃないですか、コウキくんを先にイカせるなんてねェ…くく…ますます可愛がってあげたくなりますよ、キュアホット…いえ、大門マサル」

「もやしみてーなちんぽに犯されるなんてやなこった!」

俺は腰に手を当てて相棒へ振り返った。
キュアクールはまだギズイナーに責められている。

「いやぁ!おっぱい吸っちゃやだよぉ!ふぇ…ワニャモンッ、たすけてぇ…!」

ぐすぐすと泣きながら触手に犯されているキュアクールの服は既にボロボロだ。
早く助けにいかねーとヤベェ。
そんな俺の後ろでひろあkiが言った。

「今回はこれで引き上げましょうかね…またの機会によろしくお願いしますよ…くくく…」

そう言ったひろあkiが白衣を翻すと、もうそこにはひろあkiもキュアウルフも、ギズイナーたちもいなかった。
キュアクールは足をもじもじさせながらひっくひっくとしゃくり上げている。

「あぐ…体が熱いよぉ…おまんこがムズムズするよぉ…僕、淫乱なんかじゃないのにぃ…ミラージュ、たすけて…」

「マスターッ!今私が舐め…いや、介抱しますから泣かないでくださいッ!」

すっかり欲情しきっているキュアクールに、ワニャモン…ではなくてミラージュが駆け寄る。
ミラージュはワニャモンが人になった姿だ。
青白い髪をした長身の男。
なかなか美形だとおもうけど、俺の好きなタイプではない。
ちなみに、コロモンも人の姿になることができるんだ。

「兄貴、お疲れ」

何時の間に変身していたのか、俺の隣にシャインがいた。
赤銅色の髪をアップにしていて、どこか野生的な顔立ちをしている。
コイツは俺のパートナーであるコロモンが人になった姿だ。
シャインは俺を抱き寄せると、ほっぺたとかおでこにキスをしながら労ってくれる。

「…ったく、とんだ人騒がせのおっぱい野郎だったぜ…あのウルフとかいう奴」

俺が憤慨したように言うと、シャインは少しだけ笑って俺の唇に口付けた。
そうしてひろあkiが消え去った場所を見て僅かに目を細める。

「しかし、ひろあkiが人工的にプリキュアを作り出せるとは知らなかったぜ…スグルは教えてくれなかったしな…」

「父さんも知らなかったのか?」

それは初耳だ。
父さんがコロモンとワニャモンに力を与えて、ひろあkiを倒せる存在「プリキュア」を探すように命じた、と言う話は聞いたけど。
ひろあkiと父さんの関係は一体何なんだ?
俺の父さんはどこにいるんだ?
俺はいつまでプリキュアでいなきゃならないんだ?
さまざまな疑問が残る中、それでも俺は前を見つめてシャインにもたれかかった。
こんな所で疲れちゃいけない。
俺たちの戦いはこれからだ!


















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打ち切りまんがの要領で…(笑)
一から話を書いていくのはものすごいことになりそうなので断念。
キュアウルフがすきです(笑)