2004/12/05(山吉。続き物) ★

 「あ・・・は、ぁ・・・」
今何時やろか?大体腹も一杯になってきて、プレイにもなれてき
て、そう思った瞬間。余計な事を考えるなとでも言いたげに、ペニス
を更に上につきあげられた。・・・気持ちいい・・・。
 「・・・もう、飯ええ?」
首を縦に振る。口をピザについていた紙ナプキンで拭かれる。・・・
大分慣れた事は慣れたんやけど、気になる・・・。
 「・・・・・・逝きたい?」
 「・・・うん」
すっと顔を撫でられ、キスをされる。
 「ちょっと離すな・・・」
もたれ気味だった身体が、真っ直ぐに戻される。
 「山・・・田ぁ・・・」
ペニスを掴まれ、上へ上へと扱かれる。
 「は・・・ぁ、嫌、嫌っ、そんな、駄目っ・・・!」
そんな事されたらっ・・・
 「嫌なん?・・・こんなんなってるのに?」
尿道に、ぐいぐい指を入れられていく。まだ調教も何もされていない
のに、奥へ奥へと指を締め付けていく身体。
 「・・・自分で腰動かして、逝って?」
否定したいのは山山なんだが、下半身は素直に喜んでしまう。山
田にはじっくりその様子を見られている為、嘘はつけない。
 「汚れたら困るからな・・・」
そう言って山田は、白く濁った精液を漏らしている俺のペニスに、コ
ンドームをつけた。じっくり見られているという事が、快感に拍車を
かけている。


2004/12/06(山吉。続き物) ★

倒れそうになる腰を支えながら、山田の首にまとめられた手首を
かける。見た目はな、・・・普通やねん。でも中身は・・・
 「・・・ん?どうしたん、動かな逝かれへんよ?」
・・・そんな言葉に、感じてしまう俺がいけないのか。
 「・・・ぁ、あぁっ、・・・んぁ、ぁぁっ・・・!」
腰を上下に動かす。ぐちゅぐちゅ音がする。じっと見られる。
気持ちいい・・・可笑しいと言われてもいい、もうどうでもいい。
 「あっ、はぁっ、山田ぁ、山田ぁぁっっ・・・!」
肩を安定するように掴まれる。
 「あぁ、はぁ、はぁっ、・・・ん、ああっ・・・!」
もっと気持ちよくなりたい。もうそれぐらいしか、思えない。
 「・・・気持ちいい?そんなに涎たらして・・・」
こくっと頷く。夢中で腰を振る。
 「・・・あっ、ぁっ、・・・はぁ、はあぁぁっ・・・!」
ずっとペニスを入れられているからか、もう逝ってしまいそうにな
る。山田の目線は俺の顔から動かない。
 「あっ、あぁっ・・・・・・逝く、逝くうぅっ・・・!!」
どぴゅっと、精液の塊が出た。
 「はぁ、はぁ・・・」
射精をしたショックでぼうっとしていると、机の上に押し倒された。
ピザの箱やビールはどけてあり、ペニスは俺の中に入ったまま。
 「・・・俺の事も、気持ちよくしてな?」
ペニスを一端抜かれる。山田は俺の手首を自分の首から外して、
俺の足をM字に大きく開けさせた。さっき逝ったばっかりのペニス
は、酷く敏感になっている。アナルに指を入れられる。
 「あっ・・・うぅっ・・・!」
思わず足を閉じそうになるが、許されない。
 「・・・此処に、入れて欲しいんやろ?」
しつこく抜き差しされる。素直に反応してしまう下半身。
 「・・・山田ぁ、早く入れて・・・」


2004/12/16(山吉。続き物) ★

アナルに、山田のペニスが入っていく。
 「あ、あうぅっ・・・ぁ、ん・・・!」
するすると、異物を受け入れる身体。気持ちいい・・・思わずその快
感に身を震わせる。丁度半分程入る。
 「あっ、あっ、・・・あぁっ、ああっっ・・・!」
ずっ、ずっと抜き差しされ、俺の身体は、素直に山田のペニスを
全部、受け入れた。窮屈になる身体。でもその密着間が、またたまらな
い。山田も興奮しきっているのか、すぐにピストン運動を始めた。ア
ナルが、刺激を快感へ変えて行く。もっと気持ちよくなりたい。貪欲
なアナルは、なおもその異物を締め上げる。溢れていく快感。漏れ
出る精液。自分がどんなヤラシイ顔をしているか?・・・そんな事は
どうでもいい。気持ちいいなら。
 「あ、ぅっ、・・・ぁっ、吉本、吉本っっ・・・!」
気持ちよさそうに、山田は目を閉じて、そう声をあげた。嬉しくなり、
更にペニスを求める。もっとして。そう、めちゃくちゃに突いて。気持
ちよくして。・・・もう、壊していいよ。
 「・・・ああぁぁっ、山田、山田っ・・・!」
快感が強くなる。逝く・・・!
 「山田ぁ、山田ぁああぁっ・・・!!」
絶頂に達する。山田もほぼ同時に達したらしい。山田は全部中で
出すと、ふーっと荒い息を吐きながら、俺から身体を抜いた。ねちょ
ねちょになった、コンドームを取る。俺も取る。
 「・・・うわー、めっちゃ出てる」
まぁそら、そうやろ。
 「・・・山田って、Mやんな?」
後片付けをする山田。ふと聞いてみた。
 「・・・うん、まぁどっちかって言うと」
 「・・・俺の事いじめんの、楽しい?」
山田がSなら、まだ分かんねん。
 「ああ、楽しいよ。吉本の事苛めて、自分もそれ見て興奮してるから」
・・・・・・ああ、そうですか。
 「風呂入ろ?汗でびっちょびちょやん、お前」
・・・そうしたのは誰やねん。
 「・・・うん」
・・・まぁ、ええか。


2004/12/23(金赤+哲西) ☆

ルミネの劇場で一休みしていると、珍しい顔に会った。
 「・・・おーい」
手を振る。気付いたらしい。笑い飯の哲夫。この前番組の収録で一
緒だったけど、あんまり話せなかった。その後相方連れて大阪行っ
ちゃうし、俺もその後、仕事あったからなぁ。
 「・・・東京来てんだ?」
 「・・・あ、はい」
・・・固いなぁー。そんなもんか。あんまり歳、変わんないんだけどな
ぁ。俺、先輩なんだ。何時もどっちかって言うと先輩に囲まれてるか
ら、あんまり後輩と接しないもんなぁ・・・。
 「・・・何か飲む?奢るよ」
 「あ、有難う御座います」
・・・そっか。何か違和感がするなぁと思った。いっつも俺、こういうの
は亮君にやらしてる。俺が言わなくても、する時あるし。
 「・・・ね。相方と、やってるんでしょ?」
哲夫は、ぶっとコーヒーを吹いた。
 「・・・あはは、かわいーい。隠さなくていいよ、俺も同じだもん」
・・・いいなぁ。何か若い。
 「・・・ね。アドバイスしたげる」
・・・これだけは、言っときたい。
 「何ですか?」
 「結婚したら、別れなよ」
あー疑惑に満ちた目。そりゃそうか。
 「・・・お前はどうなんだ、って言いたいんでしょ?」
 「いや、別に・・・
 「いいよ。・・・そうだね、俺は亮君が結婚しても、ずるずるしてるよ。
軽蔑してもいいよ。・・・でも、だからそういうの、増やしたくないんだ」
・・・自分の相方、泣かせたくなかったらね。
 「・・・もし続けてたら。何時刺されるかわかんない、って覚悟しときな」
それは、自業自得。
 「・・・・・・はい。有難う御座います」
 「・・・それじゃあね。さっきから亮君に、来るように言われてるん
だ。・・・あ、楽屋覗いていいよ、・・・やってるから、混ざっておいで」
 「・・・そんな事、しません」
・・・・・・苦笑する。・・・あーあ、羨ましい。


2005/01/11(山吉、和町) ☆

 「はぁ・・・」
最近、悩んでいる事。和田がMで、俺がSだという事。
反対だったらよかった。・・・抱かれるのが、時々耐えられない。好き
なのに。抱き合うのは、好きなのに。
 「・・・何溜息、ついてるん?」
そう声をかけたのは、山田だった。
 「・・・ちょっとな」
 「・・・あれやろ。・・・和田との、Hの事」
・・・図星だ。腹立つ。
 「まぁ受身なくせに?サドやからなぁ〜」
・・・むかつく。
 「・・・可哀想になぁ。Hしても、気持ち悪さが残るんやろ?」
 「・・・・・・M同士で苛めあってる、お前に言われたないわ」
こっちを睨みつける山田。
そんなんされても、全然怖ないし。
 「・・・あー気持ち悪っ。レズみたい」
 「何やと・・・!」
あ、キレた?
 「・・・山田さん。もうすぐ出番ですよ」
そう言って静かに割り込んできたのは、中山。
 「・・・あ、ごめん・・・」
 「別にいいです。・・・ただ、騒がしいんでケンカは外でやって下さい」
山田は楽屋を出た。中山は何とも無かったかのように、雑誌を開い
た。・・・まぁ、ええか。








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