森のリー  3話
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3話 出会い
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「おい」

「わっ!!!!!」

「何してる!?私に勝負を挑みに来たのか?」

「人!?迷ってしまって、勝負って?」

「こんな森の深くで迷うってここまでこれないだろ?普通」
「わざとらしい、奇襲のつもりか!」

そう言ってとがったツメのついた手を前に突き出す

「わわわ!、誤解だ!道案内に逃げられて」

「おかしい...殺気がまるでないし、それに...」
なんだろこの男、肌が白くて細くて、
腰なんか羽交い絞めにしたら折れそうだ...
それなのに骨は男の骨だ、手なんか私より大きいし。
それになんてキレイな顔してるんだろ...
こんな人間がいるんだねぇ


「殺気って...君からは殺気を感じたよ...」

「ふーん、本当に迷ったんだ?」

「そうなんだ、君はこの辺に住んでるの?」

「まぁ...ね」

「出来れば森から出る道を教えてくれないかい?」

この男、いい匂いがする...なんだろ
なんか変な気分だ...

「ダメだ!!!」

「え!?」

「お前、私の召使いにする事に決めた!

「な、なんて!?召使い?」
「ちよっと決めたって!勝手に」

「力で撥ね退ければいいだろ」
背中のドリルをまわしながら言う。
「死にゃしないよ」

「........」
「わかったよ...お好きなように...」

「そ、そうか!わかったんならいい、よし、じゃ家行こ」

お茶出して帰してくれるだろう
きついジョークだ...でも逆らわないでおこう


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(更新2003-10-13)