| ----------s@----------------------------------- 「ふーーーすっきりした」
全身の武装を外して戻ってきた彼女は髪の毛をかきあげて
深呼吸した
「!!」
挑発的な表情をしているのを除けばかなり美人ではないだろうか、
というかカワイイ人という感じだ、
もう少し歳が上かと思っていた...。
「なんだい、じろじろ見て、」
「ごめんごめん、なんでもない」
「それじゃ、お前の部屋は今私が入っていた部屋をやる」
「え!?やるってもらっても...」
「お前召使いにするって言ったろ!!」
「え!!!本気!?」
「言っとくけど私が細そうだって襲いかかっても痛い目見るよ」
「わかりやすくいうと私は素手で熊に勝てる」
「いや襲わないです......」
「それに逃げ出してもすぐわかるからね、タダじゃおかないよ!」
「え〜」
ここでしばらく暮らすことになりそうだ...
彼女は言葉も悪いし、僕を脅迫してるわけなんだど
なにか憎めない所がある...嫌な気がしない。
仮に僕が襲い掛かっても本気で殴ったりはしないような...
怖いからしないけど。
でもこんなかわいい人となら、
一緒に住むのも悪くないと思ってしまったから...
下心ってわけじゃないけど、
こんな無茶苦茶を受け入れてしまった。
「お互い名前言ってなかったね、僕はサンデイ・マロリー。君は?」
「あ、ああ、私はリー。リー・サリスベリィ」
「それじゃあ、よろしく、リー」
「あ?なんだその手は?」
「握手だよ、知らない?」
「手を軽く握り返すんだ、よろしくっていう挨拶」
「う、うん、こうかい?」
...手、意外と大きいなぁ、意外と硬いっていうか、
こんなに肌が白くても男なんだなぁ。
「な、なんかこれこっぱずかしいなぁ」
実は、こういう落ち着いた中で男と居る事がなかったので、
どうしていいかわからない。
しかも見たことがないくらい肌が白く整った顔。
押し付けがましくない性格、やわらかい喋り口。
一目見て気に入って、つい召使いと言ってしまったが、
それからどうしたらいいのか、自分でもわかっていなかった。
拒否されて、組み敷いて逃がしてやるつもりだったのだが。
「まぁ、なんにもかわんないか!!」
「ん!?何のこと?」
(次)
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