「なにっ??―――ん!!」
いきなりサンデイに肩をつかまれて、体を引き寄せられる。
唐突にキスされる。
驚きと戸惑い、反射的に目をつぶる。
「―――ぅん!!....っ!!」
知識としては知っている
キスは、お互いの唇を軽くつけて愛情を示すもの。
しかし...
「――――んっ?〜っ!!んくっ...ぅん...っ」
サンデイはリーに唇が絡み合うような深いキスをする。
お互いの舌が絡みつき息が出来なくなる。
「っ〜!!ふっ...ふはっ..はぁぁ」
「んっっんっっっっっ〜!!!」
リーにとって初めてのキス
いつか自分が男とキスをするなんて考えた事もなかった。
森で屈強な男達をなわばりから追い返す毎日の自分には、
関係無い遠い世界の出来事だと思っていた。
しかも、触れたぐらいですまない、激しいキス。
相手から強く求められるキス。
これが...キス!?恋人がするっていう...やつ...?
サンテイの唇が、私の唇...食べるみたいにしてる...
すごい...ドキドキする...天井が回る...
「――――ふ、ふはぁっ!――――」
口を離すと深く暖かい息が出る、唇が濡れている。
「っん...サン...デイ...どうして?」
どうして私にキスするんだろ...キスは愛情を示すもの?
上気したリーは、ボーっとして思考がまとまらない。
サンデイは、リーの両肩にかけた手を、
腕に這わせて滑らせるように、手の甲まで下ろし、手を握る。
濡れたリーの唇を、半開きにした唇で柔らかく噛む。
「んっ!!」
熱い...血が沸騰してるみたい...
「っ...リー...舌を出して」
言われるまま、震えながら目をつぶって、
小さな舌を精いっぱい突き出す。
「あ...んっ」
サンデイは舌に舌を絡めたり、
下唇を唇で柔らかく滑らせたり甘く噛んだりを繰り返す。
(ちゅるっ)
「っあ゛〜んっ!んっ...んあっ」
サンデイ...優く撫でるみたいに...
リーは、初めての淫靡すぎるキスに戸惑いながら、
サンデイの優しく温かい気持ちを感じていた。
キスは...相手の気持ちがわかるんだ...
...でも
.
.
.
私とサンデイ...は...恋人どうし?
サンデイと...もっとキスしてたい...
リーの方から少し体を離す。
「リー...?」
リーは何かを待っているようにサンデイを見つめるが、
すぐ目を伏せる。
私...サンデイの事...好きなんだ...
男の人を好きになるなんて...信じられない
私の事どう思ってるか...言葉で言って欲しい...
でも...こんなに私にキスして...
もっと、もっとしてほしい、私の知らないこと...
こみ上げてくる衝動。
もっと、もっとサンテイと繋がっていたい。
「リー、下...邪魔だから、取るよ?...」
サンデイはすぐ目の前、
喋ると唇どうしが触れ合うほど近くでリーに囁く。
リーはサンデイの目が見れない。
「いいかい?」
今まで聞いたこと無いような、優しい声...
サンデイ...下脱がせて...何する気?
「何するんだよ...そこは...そんなとこ...」
「恥ずかしいよ...」
言葉より先に体が自然に動いてしまう。
僕の気持は伝わっただろうか...リーの全てが欲しい。
(次)
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