森のリー  第2部1話 (2度目の…)
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さすがに村から歩いて帰るのに疲れた。

リーは風呂上りに
ビンに詰めた真っ黒な乾燥粒コショウを大事そうに見つめていた。
ビンのふたを開けると、食欲をそそるピリッとした香りがあたりに漂う。
リーはその香りを胸いっぱいに吸い込んでは満足そうなため息を漏らしている。

「はぁ〜〜〜」

コショウはリーへの贈り物として山剣士のロンから貰った物だった。

「10グラム金貨一枚だよ。」
「しかも滅多に見ないもん、こんなの」
「ロンさん度招待した時、それ使った料理作ってあげたら?」
「えっ!?あ〜そうか…そうだよな〜」
「いいやつだなぁ、あいつ」
「風呂入って来るように言わないとな…あいつら臭いから」


リーはそう言いながら、何だか嬉しそうで
身体の匂いなんてさほど気にしていない様子だった。
「料理なにがいいかなぁ〜」

たった一日でリーは変わった。
一度話した人はもう友達だと思っているし、実際友達になるだろう。
純心、素直。すぐ人を信用してしまう。
裏切られ、傷つくのが怖いからずっと人を遠ざけていた。

リーは誰からも好かれる…初対面の人からも。
カリスマって言うのが分かりやすいけど
純粋な所とか含めて人間的に魅力があるんだろうな…


「あいつら…来るかな」
「リー…山剣士の人達にえらく好かれてたみたいだけど」
「え…好かれてたのか!?私!」
「うん、ロンさんや他のみんなにもね」
「え〜そうかなぁ?…でもコショウくれたからなぁ」


リーは好かれていたって言っても
自分が女だからという部分にとは思ってない。
友達として…って考えてるんだな…。


「そうそう、ほんとに山剣士の人達の関節外したり、色々してきたの?」
「ああ特にロン、しつこいから、肩の関節外してレバー打ちしてやった」
「加減したんだけど真っ青になってたから、
隠れて様子見てたけど自分で関節入れて帰ったんだっけ…」

「レ…レバー打ち…」
リーの力じゃ、さぞかし悶絶したろう…

「でも帰る途中であいつ気絶したから、担いで村の前まで置いてきたんだ」
「気絶…」
「だから…仕返しされるかと思ってさ〜」
「あんなにいいやつだったなんて発見だ…」
「はははっ…」
一応様子見て送ったりしてたんだ…
でも、思った以上に無茶だなぁ…


「悪かった…かなり反省してる…」
僕の顔色をチラチラ見てる…そういう顔されると、
意地悪って言うか…ついかまいたくなってしまう…

「そ、そうだね、僕にはしないでよね…レバー打ち」

冗談のつもりではあったけど、真剣な顔をして
大げさに椅子から立ち上がって後ずさった。


「しないよ!サンデイにするわけないよ!ひどいなぁ」

僕の事が好きだといわんがばかりの素直で過剰な
反応にリーの事がたまらなく愛しくなる。
ついつい悪乗りしてしまう。


「でも…ケンカしたりしたら必ず僕が負けちゃうな」
「しないよ?ケンカは嫌いだよ!」
リーは急いでベッドの端に腰掛けていたサンデイの隣に座る。
「違うんだ、ロンの時はいろいろ抵抗したから仕方なくて」
「逃げなかったやつだけって前言ったろ〜」

かわいいな、必死に弁明して…でもちょっと意地悪っぽかったかな?
肩がつくくらいの距離でこっちに向いて座って…

「リー…」
「なに!なに!?」
リーの腕に手をかけ頬に口付ける。
「はっ、はふっ!…わぁ!」
「なっ…なに…するんだよ…」

「ほっぺた、やわらかい」
「あたり前だろ….そんなとこ」
び、びっくりした!
…背中ぞくぞくして熱くなる

お互いの顔が近すぎる。
息がかかる程の距離でする会話。
「体…平気?」
「へっ!…あっ…」

今日は疲れたかと言う意味では無い…
リーは怪我等での治癒が人一倍早い。
破瓜のダメージはもう随分前になくなっていた。

「う…うん全然平気!」
「そう、良かった…」

「んっ…あぅ」
今度は口に近い部分にキスされる。
「なんだよっ…そんなとこ…」
「嫌なら言って…」
「嫌じゃ無いけど…変だよ?」
「リー…もっとこっち向いて…口にするから」
「え!?う、うん……んっ…んっっ…はぁ」

次は唇を挟むように塞がれる。

「リー…」
心臓が…鼓動が速くなってる…
サンデイの何気ない自然な雰囲気に、さすがの鈍感なリーも
なんとなく次にする事を想像してしまう。

サンデイ…したいのかな…
私と…したいのかな?


「リー…脱がせていい?」
「はっ?へっっ!?」

リーは上ずって変な声を出してしまう。

や、やっぱり…!
「サンデイっ…えーーっと、それはどうして?」
リーは頬を紅潮させて、落ち着きがなく
目をキョロキョロさせている。

「僕はリーに焼きもち焼いてるんだよ…」
「え?何?どうして?」
「ロンさんにひっつきすぎだよ…」
「あっ…あれっ!あああーーーー!!えーーーっ!?」
「僕だけのリーだよね?」
「何言ってるんだよ…変だよ?」

サンデイいつもと違う感じ…
ドキドキが止まらないっ!!

「リー抱いてもいい?」
「あっ…うっ…いいも悪いも無いけど…」
「その……私は…」


「怖い?」
「ちょっと…怖い」
「前の時も…怖かった?」

そんな事…前の時はよく覚えてないし…
サンデイ…いつもより意地悪なような…優しいような…


「よく…憶えてないけど…びっくりした…」

リー…かわいい…

「リーを不安にさせちゃったかな?」
「ううん、そんな事無い…」
「サンデイ…私」

リーが腿に置いたサンデイの手を握ってくる。
それがリーにとって精一杯の意思表示。
お互いが顔を近づけてキスをする。
「んん…はぁ」
サンデイ…熱い…燃えるみたいに熱い…

「はっ…はふっ!サ…サンデイっ…息っ…出来ないっ」
「ごめん…苦しかった?」

「う、ううんっ…すごいよかったっ!」



「あーーーっ!違うっ!そうじゃなくて…」

リーはとっさに素直に思った事を言ってしまい
あたふたと弁解する。

「リー嬉しいよ」
「えーーー…なんだよ…変なの…」
「もっと色々勉強しなくちゃね?」
「あっ…そっ、そうだよね…」

勉強…?っ…て何を??
リーはベットの上での会話が普段と少し口調が違う気がする…
しおらしく従順で、子供のような甘えた口調みたいな。
僕はリーの一つ一つのしぐさや言葉に興奮してしまう。

サンデイはリーのTシャツの中に手を入れてお腹に手を当てる。

「あっ…」
「手を上に上げて…」
裾からたくし上げるようにTシャツを脱がすと、
リーは真っ白な下着を着けていた。


「えっ…?」
「へ…変?」
ギリギリ布が小さすぎる気がするけど
リーの白い肌に溶け込んで…


「似合ってるよ…リー」
「ほんとか?…ミシェルがくれたんだ」
「というか…やらしい」
「なっなんだよ〜」

リーは両腕で胸を隠し耳まで赤くなっている。
「もう、着けない!!」
「だめだよ…僕、気に入ったのに」
「リーにぴったり…凄く綺麗だよ」
「それに…ちょっと興奮した」

屈託の無い笑みで言った後
サンデイは恥ずかしそうに苦笑いする

「そ…そんならいいよ…」
面と向かって綺麗と言われたリーは恥ずかしさで、曖昧な態度をとる。
サンデイに見せたらびっくりするかと思ったけど…
私見て…綺麗って…興奮だって…なんか…


「ベットにこう手をついてご覧」
「いやだよ…こんな変なの」

ベットに手を乗せて膝立ちさせる。
「後ろからこうしたら…温かいだろ」

サンデイはリーに後ろからかぶさってブラのホックを外す。
サンデイの手がリーの胸をスルリと包み込む
「っ!あっ…ふあっ…!」
リーは力がはいらなくなりベッドに倒れこむ。

↓(第2部2話、2度目の…)はまだ後編へ続きます

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