戦場リポートVol.3
焼け跡の正太


戦場リポートシリーズ3作目の舞台は日本。
太平洋戦争末期から終戦にかけて、過酷な運命を懸命に生き、はかなく消えていった幼い兄弟の運命を描く。
原典を読んでいる人はすぐ気づくように、ベースは野坂昭如氏の「火垂るの墓」
筆者が、少し時間ができたので最近はじめて読んで、無念さややりきれなさのにじむ異様に冗長な文体と
何よりも兄の健気さとあまりに哀しすぎる運命に心打たれ、「不幸な少年萌え」のアンテナにびんびん響いてしまったのです。
野坂氏の文章をかなり「パクリ」ながら、ショタものに持ち込むための自作の部分とをシームレスにつなぐ、
筆者としてははじめてのパスティッシュ、パロへの挑戦でもあります。ぜひ、ご一読を。

発行 サークル夢幻童

タイトル 戦場リポートVol.3 焼け跡の正太

挿絵・表紙 しん

A5版 インクジェット出力 16ページ(本文14ページ) 価格200円