犬小屋
「その夏、ぼくは犬になった」
ペットショップの主人の罠にかかり、監禁され犬として調教される少年。身も心も犬に堕とされていく少年のひと夏の記録。「飛ぶ力」「夢幻童」共同制作。
ここで飼われるようになってから、何度目の朝なんだろう。今日は何月何日なんだろう? カレンダーも目覚まし時計も、学校のチャイムも、時間割も、今のぼくには何の意味もない。
ぼくは犬になったから。ならされたから。
「君がここに住めばいいのさ」
「犬なんだから、その格好が当たり前だろ」
「バカな犬だ……たっぷり躾が必要だな」
泣いてもわめいても、許してくれない。もう苦しい。からだじゅう熱いのに、寒気がする……。
「どうだ、気持ちよくなってきたのか」
ぼくは、ぼくは外見だけじゃなく、心まで、犬になっていく。おじさんの思い通りに、犬にされていく。
あの日まで僕は、確かに人間だったんだ。
飛力空灼さんの傑作少年陵辱WEB長編小説を、とりさんがストーリー展開、責め等はそのままに文章表現を推敲、
飛力さんは新たに主人公ら三人の少年をキャラクターデザイン、表紙、挿絵を描き下ろした。
特殊紙を使ったフルカラーカバーつき、新書サイズなど個性的で豪華な仕様の一冊として蘇った。
長編小説本編(原作:飛力空灼 推敲:とりさん)
挿絵・表紙 飛力空灼
おまけ短編 2P とりさん
新書サイズ フルカラーカバーつき 本文モノクロデータオンデマンド 100P(挿絵8+α)
頒価 800円
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