在宅ワーカーの青年は、自宅マンションを少年達のたまり場にして、気に入った子には次々に手を出す暮らしを続け、少年達からはただ「おっちゃん」と呼ばれていた。

　梅雨のある日、部屋を訪ねてきた伸介という幼い少年は、学校帰りに直接、誰にも言わず一人で来たという。無防備に濡れた服を脱ぎ捨て、人なつこく甘える少年の相手をしながら、青年はさらなる一線を超える決意をする。
伸介少年を監禁し、思いのままに弄び調教しようというのだ。

　年齢よりも幼く見え性的にも全く無知で未成熟な伸介を暴力的に陵辱し、性急にあらゆる調教を進める青年。
そんなある日、伸介の親友である駿を含む少年達を、伸介を浴室に拘束した上部屋に招き入れるという冒険を青年は試みる。そして駿らから、伸介の境遇の一部を知り、青年は目の前にいる伸介以外の彼にも興味を抱くようになるのだった。

　自らの業と伸介への想いのはざ間で揺れる青年のとった選択は？
　異常な世界に身を置くことを強要され、多くを語ることのない伸介は、その幼い心に何を抱いているのだろうか？