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ボクの告白〜その1


 ねえ、ボクの話を聞いてくれる? とっても恥ずかしい話なんだけど、ボク、誰かに話さずにはいられないんだ・・・
 
 そう、ボクね、4年生くらいの時から、変な夢を見るようになったんだよ。自分が虐められる夢なんだ。虐められるって言っても、友達に殴られるとか、そんなんじゃないんだよ。夢だから、前後のつながりはよくわからないんだけど、いつの間にか、何だかせまい牢屋に閉じこめられているんだ。そしてね、ぼくは裸なんだ。最初は服を着ているんだけど、なぜか脱がなきゃならないんだ。それから、ボクは両手と両足を鎖で引っぱられて、大の字になって宙づりになるんだ。ううん、夢だから、痛いかどうかよくわからないの。それからね、おチンチンに悪戯されるの。釣り糸みたいなのを結ばれて、おもりをつけられたり、逆に、大きな鉄のドラム缶みたいなのが下からおチンチンの所をぐいぐい押し上げたりするんだ。だいぶ後になってからエッチな本で女の人が三角木馬っていうのに乗せられているのを見たけど、あれと同じなんだよ。見たことない時に同じことを夢で見るなんて、何だか不思議だよね。
 そんな夢をしょっちゅう見るようになってさ、ボク、実際に同じようなことをしてみたくなっちゃったんだ。自分は変だと思ったけど・・・どうしてもやってみたくて・・・夜中に、自分の部屋に鍵をかけて、裸になって、硬くて冷たい物・・・例えば鉄の缶とかパイプとかさ、そういう物の上にうつぶせになって体重をかけて、ぐいぐいおチンチンを押しつけたりして・・・そうすると、しばらくやってると、急にとても変な気持ちがして、後から見ると、おチンチンの先が少し濡れてるんだ。冬に窓を開けて寒くしてやると、なんだか敏感になって、もっと気持ちよかった。
 だんだんそれだけじゃ満足できなくて、自分の体を縛ってみたりもした。両足を縛って、ゴムのロープを使って、自分の手を後ろで縛ったりもするんだ。それも、だんだんエスカレートしてきて、洋服かけから自分の体がぶら下がるようにしてみたりさ。
 おチンチンを虐めるのも、いろいろやったけど、5年生の時にね、女の人と男の人がセックスするときは、女の人の穴の所におチンチンを入れるんだって初めて知ったんだ。だから、穴の中に入れるようにすれば気持ちいいんじゃないかと思って、手で筒をつくって、おチンチンをきゅっとつかんで、出したり入れたりしてみたんだ。びっくりするくらい気持ちよくて、ボク、興奮してきて、だんだん手をすごく早く動かしたら、もう止まらないんだ。急に目の前が真っ白になって、気がついたらおチンチンから白いねばっこい液が飛び出して、壁を汚しちゃった。後で知ったけど、それがオナニーって言って、出たのは精液。初めて精液が出ることを精通っていうらしいこど、ボク、精通は夢精じゃなくてオナニーだったんだ。しかも誰にも教わらないで、やり方を見つけたんだ。後で友達が教えてくれたときは、恥ずかしいから初めて知ったことにしておいたんだ。
 ボクってヘンタイなんだ。いろいろ自分の体を虐めるのがやめられなくて、しかもどんどん新しいやり方をやってみたくなるんだ。ろうそくの蝋をお腹とか太股に垂らすのだって、本を読む前にカイハツしてたんだよ。
 だんだん部屋でやるのじゃ満足できなくて、親がいないときとか寝ちゃったときとか、目を盗んで、寝間着で外に行くんだ。ウチにはけっこう広い庭があるんだけど、そこに裸になって寝そべってオナニーすると、部屋でやるよりずっと気持ちがいいんだ。ウチの飼い犬が庭につないであるんだけど、そいつに見られているような気がすると、カイカンなんだ。犬の所に行って、試しにおチンチンを突き出してみたら、ぺろぺろ舐めてくれたんだよ。犬の舌はざらざらしていて、それまで味わったことがないくらい気持ちよかった。時々軽く噛まれたりもするんだよ。それも癖になって、何回もやったけど、犬の方は飽きちゃったのか、舐めてくれなくなっちゃった。それで、考えて、おチンチンにバターを塗ってみたら、めちゃくちゃ激しくかぶりついてきたよ。犬の首輪をはずしてさ、自分につけて、離された犬に舐められていると、何だかとてもドキドキするんだ。
 寒くなってからも、うっすら雪の積もった庭に出て、首輪つけて自分を縛って、水まき用のホースで水をかぶるんだ。すると体が逆に熱くなって、もうそれだけで、おチンチンが硬くなってしまうんだ。
 自分で自分を縛って、そんなことを続けながら心のどこかで願っていたのは、やっぱり誰かに自分を虐めて欲しいっていうことだったんだ。こんな気持ち、誰にも話せないよ。だからずっと、そんな願いはかなわないと思ってたんだけど、ある日その夢が現実になったんだ。嘘みたいだけど、本当の話なんだよ。

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