〜末っ子の過ち〜


クォヴレーが朝しか自慰をしたことがなかったこと。
クォヴレーがセックスの本当のやり方を知らなかったこと。

この二つが2人の心の底に眠らせていた『獣』を一気に呼び覚ましていった。

「え?・・あっ・・ちょっ・・!?」

ベッドの上で獣のポーズを取らされたかと思うと、
腕は再び、今度は後ろ手に縛られてしまった。

「!?なんでまた縛るんだ!?」
「フフフ・・アイン、初体験はどうせなら刺激的に思い出に残したいだろ?」
「・・・は?」
「刺激的で、官能的な忘れられない思い出にしてやるぞ?クォヴレー・・」
「・・・え?」

前にいたキャリコに、胸をドンっと押されイングラムの体によりかかる。
そして、テッシュを数枚引きぬくと、縄状にしていく。

「・・・・????」

ニヤリ、と笑うとキャリコはソレをクォヴレーの張り詰めた性器の根本に縛り付ける。

「!?何を!?」
「輪ゴムとかあれば丁度いいんだが、生憎ないのでな。テッシュで代用した」
「まぁ、テッシュだからあまり張り詰めると千切れるだろうが、とりあえずは大丈夫だろう」
「・・・何が??」
「さっき、言っただろ?根本を縛ると達しようと思っても達せないと・・」
「・・・・・」
「我慢して、我慢して、我慢しまくって・・射精すると天国だぞ?クォヴレー」
「・・・・・」

クォヴレーはだんだん青ざめていく。
それは、経験したことないが物凄く苦しいことなのではないのだろうか?
頭の中がグルグルし、無防備になっているとキャリコが両足を持ち上げた。

「!?なんだ??」

キャリコの顔が両足の真ん中へと沈んでいく。
ギリギリ視界に入ってくるその光景にクォヴレーは目を奪われる。
何と!キャリコは、クォヴレーの性器の先端に舌を這わせているではないか!?

「あぁぁぁ!!あっあっ・・んぅ・・やっ」

縛られた腕をギチギチ動かし、クォヴレーは暴れる。
クォヴレーの声に、不適に微笑みながら一瞬視線を合わせると、
立ち上がった『クォヴレー』をゆっくりとその口の中へと飲み込んでいく。

「ぇ・・?え??・・えぇぇぇ!?」

手とは違う感触。

「やだぁぁぁ!!ゆ、許して!!」

クォヴレーは身体を大きく揺らし必死に声を殺した。
熱い舌が性器の敏感な部分を這うたび体は大きく痙攣する。
裏筋に舌が這い、尿道をくすぐられる。

「あぁぁぁ!!んぅ・・んっんっ」

たまらず叫び声をあげた。

限界だった。
持ち上げられた両足をバタつかせ止めて欲しいと訴える。
しかし足はキャリコの肩の上に乗せられ動きを封じられた。

「やぁぁぁ!!キャ・・キャリ・・もう・・やめっ・・くぅっ」

イングラムの胸に背中を預けていたが体に力が入らなくなり、
ズルズルとベッドに倒れ落ちていく。

「は・・ぁ・・・あー・・」

イングラムの足を枕にしクォヴレーは悶える。
涙のたまった目でイングラムを見つめると、ミカエルのように優しく微笑んでいる。

「・・・気持ちいいか?」
「・・・ん・・ぃぃ・・」
「もっと気持ちよくなりたいか?」
「ん・・・なりたい」

更にやさしく微笑むとイングラムは、
自分の中指と人差し指をクォヴレーの口元へと持っていく。

「今、キャリコがお前の性器を舐めているように舐めるんだ・・できるな?」
「・・・ん。・・・ふぅ・・・んんっ」

細く長い指に舌を絡ませ濡らしていく。
目を閉じ腰を揺らしながら口の中の指を舐めていく。

「んっ・・アイン・・俺の・・首に、足を絡ませて・・ふっ・・」
「フフ・・本当だな・・まるで離したくないかのようだ・・気持ちいいんだな?」
「ふぁ・・んんっ・・キャリ・・のお口・・の中・・あったかくて・・気持ちいい・・」
「フェラは初めてだろうから当然の反応だが・・クォヴレー、もういい」
「ん・・」

口の中から指を引き抜くと、

「腰を少しだけあげるんだ・・・」
「・・・ん・・腰?」

クォヴレーは言われたとおり腰を少しだけ持ち上げた。

「そう、・・最初は1本しか入れないからそんなに痛まないと思うが・・・
 力は抜いているんだ・・・できるか?」
「・・・わかんな・・・あっ・・あぁぁ!」

返事をし終わらないうちに、細い指が後孔へと忍び込んできた。
なれない異物感に腰を上へと持ち上げると、
キャリコの口の中により一層深く分身は包み込まれていった。

「んっ・・・ぐっ・・アイ、ン・・腰、下げ・・ろ」

いきなり奥深くまで入ってくると流石に苦しいのか、
キャリコは多少苦しげな顔をしながらアインの尻を叩いた。

「ひぁっ!?」

尻を叩かれ、クォヴレーは腰を下に引き戻す。

「うぁぁぁぁ!!」

すると今度はイングラムの指が後孔の奥深くへと入ってき、
なんともいえない挿入間に体を震わせた。

「い、・・いやだぁぁ!イン・・イング・・気持ち・・わるっ」
「直ぐによくなる・・少し我慢しろ」

グチュグチュと孔の中の指を中でかき回し入り口を広げていく。
中指で丁寧に入り口を解していくと、人差し指を進入させた。

「・・あっ・・・くぅ・・」

2本目になるときついのか、クォヴレーは眉を寄せる、が、
口に性器を含まれているためか痛みで悲鳴をあげることはなかった。
後の異物感と、前の快楽がどうやら相殺しあったようである。
キャリコは、クォヴレーの分身に舌を這わせながら、
快楽と異物感の間で戦っているその姿を面白そうに見ていた。

イングラムはというと2本目を進入させた時、
今度はかき回すのではなく、内壁を指の腹で押すように慎重に奥へと移動させていく。
そして、ある盛り上がった部分を見つけると、

「あぁ・・見つけた」

ペロッと自分の唇を舐め、クォヴレーの額にキスをする。

「クォヴレー、今から信じられないくらいの『気持ちいい』を与えてやろう」
「・・・・ふぁ?」

盛り上がった部分を2本の指の腹でグググッ・・と押す。
すると、キャリコの肩の上にあった細い脚をバタつかせ悲鳴を上げた。

「あぁぁぁぁぁぁ!!」
「んぐっ・・」

激しく腰を上下させキャリコの口の中に性器を出し入れする。

「ふっ・・アイン・・落ち、着け・・んぐっ・・」
「・・・予想以上の反応だな・・平気か?キャリコ」
「ぅっ・・少し・・・キツイ、が・・」
「もう少し我慢してくれ、・・気持ちいいだろクォヴレー?」
「あっ!!・・っ、あーーー!!」
「クォヴレー・・・前を銜えられながら、ココを弄られるのは気持ちいいのか?」
「・・・っ・・ひっ・・んぁ!!」

クォヴレーは何も答えられなかった。
いや、もう頭がまわらなくなっていた、というのが正しいだろうか・・・。
イングラムの指がある場所をなぞった瞬間、
脳から全てのものが吹っ飛び、『気持ちいい』しか考えられなくなっていった。
激しく腰を上下にさせ、後の刺激と前の刺激を愉しむクォヴレー。


「・・・クォヴレー?気持ちいいのか?」


銜えていた性器を口から一旦だすと、ベロと性器の先端に唾液が伝う。
自分の唇をペロッと舐めると、キャリコは、

「気持ちいいに決まっている・・アインのココはもう鉄棒のように固く、溶岩のように熱い」
「ククク・・・上手い例えだな?キャリコ・・・どれ?」

入れていない側の手を、クォヴレーの性器へと持っていく。
そして、熱く立ち上がっているソレを確かめると、

「あぁ・・・本当だ。鉄棒よりも硬いんじゃないか?・・・辛そうだ」
「鉄棒よりも硬い?・・・では、出てくる『ミルク』は溶岩よりも熱いのか?」
「やぁっ!!・・・さ、・・触ら・・な、いで!!」

悲痛な叫び声を聞くと、二人の中の『獣』が総毛立ち覚醒していく。
どうやらこの2人、『S』の気があるらしく、
それは、クォヴレーに対してだけ目覚めるらしい。
2人は視線を合わせるとニヤッと笑い頷き合う。
イングラムは、一度孔に入っている指の動きを止めると、

「でも、ま、クォヴレーは『初めて』だしな・・」
「あぁ・・今回は『言葉攻め』だけで勘弁してやろう」

2人で黒く微笑んでいると苦しげな声が漏れる。

「・・・ぁ・・もぉ・・だめ、だ・・苦しい・・」
「・・なぜ、何がどうダメだというのだ?アイン」
「・・前が・・前が・・・」
「前が・・どうかしたのか?クォヴレー」
「前が・・朝・・みたいに・・それ以上に・・はって・・痛い」
「前がはる?・・・前とは何処だ?アイン」
「・・・っ・・前・・前だ!」
「前、ではわからないぞ?・・・ここか?」

イングラムは性器のあった指を、胸の突起まで持っていくと、
プクンと立ち上がった突起とギュッと指で押しつぶした。

「!!ぁ・・あぁぁ・・んっ・・」
「なんだ・・前とは乳首のことだったのか・・」

フルフル・・と首を振る。

「あ・・違う・・・違・・う・・そこ・・違う・・」
「アイン・・違うのならどこだ?」
「前・・前・・前、だ」
「前・・?」
「あ・・・さっき・・キャリの・・お口に入ってた・・ヤツ・・が」
「・・キャリコのお口に入っていた・・ヤツ?」
「俺の口・・あぁ・・アインのベロか・・?」

絶望的な顔をして、クォヴレーは左右に首を振る。
どうやらこの2人は、クォヴレーがきちんとソレの固有名詞を言うまでとぼける気でいるらしい。

「前・・・ぅっ・・」
「前とはどこだ?クォヴレー・・」
「・・・ペ・・」
「ペ?」
「・・ニ・・」
「ニ?」

最後の単語は発音せず、口を『ス』の形にし2人に訴えた。
自分は『ソレ』がはって苦しいのだと。
全てを発音しなくても、クォヴレーの顔は朱色に染まる。
羞恥と、悔しさと、苦しさと・・・一体どの『気持ち』で紅くなったのか・・。

だが、そんな言ったか言わないかわからない発音で2人が許す筈はなかった。
イングラムは再び激しく孔の中の指を動かし始めた。

「あっ・・あぁぁ!!・・やめてっ・・!!」

前立腺を指の腹が押し、擦られる。
テッシュで縛られた根本がギチギチと締められていく。
あと少し大きくなればテッシュなど吹っ飛んでいきそうなものだが・・・。

「クォヴレー・・もう一度はっきりと、聞こえるように言ってみなさい。
 どこが、はって苦しいんだ?」
「んぅ・・・っ・・だか、ら・・キャリの・・キャリコ、の・・!!ひあぁぁぁ!!」
「俺の・・なんだ?」

クォヴレーは目を硬く閉じ、全ての羞恥心を剥ぎ取って大声でその言葉を叫んだ。

「キャリコのお口に入っていた、
 ペニスがはりつめて苦しいんだ!!」

「「よく言えました」」

同時にそういわれたかと思うと、
イングラムは孔から指を引き抜き腕をひっぱってクォヴレーを膝の上に座らせた。

「・・・なに?」
「きちんと言えたご褒美だ。一度開放させてやろう・・偉かったな」
「偉いといえば、ペニスという単語を知っていたのも驚きだな・・
 今の学校はもうそんな事も教えているのか?」
「まぁ、10も歳が違うと教育方針も変化するんだろ?」

キャリコが根本についている、テッシュに手を伸ばしていく。
クォヴレーの咽がゴクンと鳴る。

テッシュの結び目に手を置くと、性器はプルプルと細かく痙攣し始めた。
「早く解いて」と訴えかけているようでキャリコは口の端を歪ませる。

「アイン」
「・・・?」
「言ってみろ」
「・・・なにを?」
「『オレの鉄棒よりも硬くなったペニスからミルクが噴出す姿を見てください』
 と、言ってみろ」
「!!?」
「ククククク・・変態くさいぞ?キャリコ」
「それはお前もだろ?・・さぁ、アイン、言え」
「バカを言うな、俺は変態じゃないぞ?ただセックスの趣味が変わっているだけだ」
「それを世間では変態というんだ」
「成る程・・・。でも、そうだな・・
 イかせてやるのだしそのくらいのお願いの言葉は聞きたいな・・クォヴレー、言いなさい」
「やだ!!恥ずかしい!もぉ、いい加減・・・!んぅ」

無理やりイングラムの方へと顔を向けさせられ、唇を塞がれた。
熱い舌が絡み合ってクォヴレーはトロンとしてくる。
唇が離れると、

「んぅ〜・・気持ちいい・・これ、好き」
「キスが好きなんだな?・・・あのセリフを言ったらもっとしてやるぞ?」
「・・・ほんと?」
「あぁ・・・キャリコもしてくれるぞ?」
「ほんと?」
「本当だ・・言うか?」
「言う!・・・イングラム、キャリコ」

縛られた腕をモジモジさせながら、

「オレの・・鉄棒よりも硬くなった・・・からミルク・・噴出す・・・見てください」

「・・・フフフ、途中あやしかったが・・」
「まぁ、初めてだしな、上出来なんじゃないか?」
「そうだな・・これから調教していけばいいしな・・・では、解いてやるか」

キャリコは歯でテッシュを引きちぎると、性器を下から上まで搾り取るように手を動かした。
クォヴレーの体は、大きく痙攣し張り詰めた欲望を解き放っていく。


「あぁぁぁ!!あっ・・気持ちいい!!・・・んっ・・んぅ・・・・んー・・」

たくさん我慢したクォヴレーの欲望は、噴水のように溢れ出し、
目の前にいたキャリコの顔やら服やらを汚した。
その勢いは引くことがなく、後からクォヴレーを抱きしめているイングラムの顔や髪にもかかっていく。



鬼畜×2 種馬×2 こんな2人にヤられれば淫乱になるでしょうね・・・。 私、言葉攻め大好きです。


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