〜末っ子の過ち〜
幼さの残る顔に・・・・
夜になれば月明かりによく映える銀の髪に・・・
女の子のように白い肌に・・・
欲望という名の液体を散らばせ、
クォヴレーは嬌声をあげ続けた。
「・・・ぁっ・・・あぁ・・ん・・」
小さな手に握らされている男の欲望からは、
先走りの液体が少しずつ溢れ出てきて、
手をヌルヌルに犯していく。
ベッドの端上に座っているキャリコの上に座らされ、
口端から唾液を溢しながら訴える。
「キャリ・・キャリ・・!」
「・・・・ん?」
「・・・っと・・もっと・・ゴシゴシ・・!・・ふんぅ!!」
全てを言い終える前に、
目の前に立つ男に唇を塞がれてしまった。
「んぅ・・んっ・・・は・・イン・・あぁぁ!」
小さな後の蕾は限界まで押し広げられ、
欲望をくわえ込んでいた。
キャリコはクォヴレーの性器を猫を撫でるように扱きながらピストン運動をしている。
気がふれてしまうんじゃないか?というくらい、
今クォヴレーは快楽という名の世界に取り込まれてしまっている。
口の中に容赦なく進入してきたイングラムの舌が名残惜しげに引いていく。
クォヴレーは嫌だった。
気持ちのいい事がひとつ消えてしまう。
目に涙を溢れさせながら握っていたイングラムのモノを激しく扱き出した。
「・・・く」
眉根をよせ、イングラムは微笑みかける。
「・・・もっと・・口の中・・ネロネロ・・して・・?」
「・・アイン・・舌のお口はゴシゴシで、上のお口はネロネロなのか?」
「クォヴレーは言葉がまだ未発達なのか?・・フフ・・もっと上手におねだりしてごらん?」
最初にイングラムに『初めて』を散らされてからどれくらいの時間が経ったのだろうか?
『もっと奥までゴシゴシして欲しいんだ!!』
欲望に負け、クォヴレーが叫び終わったと同時にイングラムの猛った雄が
奥まで進入してきた。
そうかと思ったら直ぐに奥から引いていき、また最奥まで突かれる。
感じる場所を有無をいわさぬ速さで擦られ全てが考えられくなった。
握っていたキャリコのモノを、突かれる速さと同じ速さで扱く。
するとキャリコも激しく口の中を蹂躙し、クォヴレーの性器を扱きだす。
キャリコとイングラム・・・・
2人の大きな手のひらで性器は玩ばれ、
あっとゆう間に絶頂間が訪れた。
キャリコの唇が離れ、そして・・・
『・・・イきたいか?アイン』
『あっ・・・ん・・・イ・・く!!』
『・・ではクォヴレー・・・イかせてくださいとお願いしてみろ』
『いや・・やっ・・・あぁぁ!!』
『ふぅん?嫌なのか?・・アインはまだまだ耐えられるんだな?』
『無理・・む・・りぃあぁぁぁ!!苦し・・・』
2人の男に根元を握られ精の道筋を封じられる。
『クォヴレー・・・どうする?』
『・・あぁぅ・・・ん・・・ぅ・・・』
『アイン?』
『・・い・・・い・・・イ・・か・・せて・・・』
『『・・・いい子だ』』
閉じられていた道が開かれていく。
我慢できないほどの開放感で全身を痙攣させると、
握っていたキャリコの性器を握り締め、身体をしならせながら射精を開始した。
『ぅ・・あぁぁぁぁぁぁ!!』
『!!うっ』
刺激を与えられキャリコは欲望を吐き出した。
キャリコの精の勢いはクォヴレーの髪の毛まで精液まみれにしてしまった。
クォヴレーが開放したとき、
後を犯していたイングラムも欲望を締め付けられ蕾の中に全てを放った。
3人の荒い息が部屋のBGMとなる。
全てを開放し終えると、クォヴレーは床に膝をつくように座り込もうとした。
だが後にいるイングラムに支えられ、床に尻をつくことはなかった。
『・・・あ?』
抱きしめられると、なにやら背中の辺りに硬いモノを感じる。
『・・・!?』
青い顔をしながら、目の前に座っているキャリコを見ると
やはりソレはもう元気を取り戻している。
クスクス・・と耳元で笑うイングラム。
キャリコはアインを見つめながら黒く微笑んでいた。
そしてクォヴレーに向って腕を伸ばすと、
『アイン・・・今度は俺だ』
『・・・・!?』
『良かったな?クォヴレー・・・いきなり座位を体験できるなんて・・』
『・・・ざ、い?』
『・・・キャリコの上に座ってココを犯される・・・それが座位だ』
『!!?』
『そんな事を言っては、初挿入は立ったままバックだったぞ?イングラム』
『・・・そうだな』
楽しげに会話する2人。
だがクォヴレーの耳には2人の会話は入ってこない。
ゴクン・・と咽をならしキャリコの欲望を見る。
大きな欲望が目に映ると頭を左右に振った。
『・・やだぁぁぁ!!あっ・・やだ!!放せ!!』
問答無用とばかりにキャリコにクォヴレーを渡すイングラム。
『やだぁぁ!もうやだ!・・疲れた!!やだ!!』
力の入らぬ身体を必死に動かし抵抗するが、
キャリコはクォヴレーを捕らえると、
背を自分側へ向けさせ強引に自分の上へ座らせる。
『あぁ!!・・・んぁぁぁぁ!!』
『・・・アイン・・・直ぐによくなる・・・ほら・・』
腰を揺らし、刺激していく。
とたんに全身に導火線が走っているかのようにビリビリし始めた。
『あっ・・・あっ・・・ひ・・ぁ』
『・・・もうよくなってきたか?
ではクォヴレー・・・可愛い手で俺のコレを慰めてもらおうか?』
「・・・おねだり・・って?」
「そうだな・・・もっと速く動いて・・とか」
「・・・唇がはれるくらいキスして欲しい、とか」
クォヴレーは頭を振る。
「・・・は・・ぁ・・・無理・・・だ・・だって・・・」
「だって?」
「・・・気持ちよくて・・・頭・・・まわらない・・・」
「そうか」
「だから・・・いえない・・・お願い・・だ・・・もっと・・ネロネロゴシゴシして・・くれ」
「初めてだしな・・・今回はそれでもいいが・・・」
「あぁ・・次回はきちんと言えるまで我慢させるか・・・」
真っ白になっているクォヴレーの頬を撫でると、
イングラムは深く口付けた。
「・・・ん・・ふ」
目を閉じ、幸せそうな表情でそれに応えるクォヴレー。
ソレと同時に力強くイングラムの性器を扱きだす。
キスに没頭していると、小さい子が用をたすように足を抱え上げられ、
キャリコに激しく蕾を犯された。
「ん〜!!・・んっ・・・んんっ」
まもなくして3人が一斉に絶頂を迎えると、
クォヴレーは意識を手放した。
・・・・・ピチャン・・・と雫の垂れる音がし、
目の辺りに熱いタオルがあてがわれた。
「こんなに腫れて・・・可愛い顔が台無しだな」
「そうだな・・泣き顔も可愛いが泣かせすぎると痛々しくなってしまう」
遠くから大好きな肉親の声がする。
起き上がるため身体を動かそうとするが、
身体は何故か重くて起き上がれない。
それでも自分を叱咤し何とか身体を起き上がらせた・・・だが・・・
「痛ーーーーー!!!」
起き上がるとあらぬ場所に激痛走った。
「・・・起きたか」
「・・・10分くらい気を失っていたぞ?」
心配そうに覗き込んでくる2人などかまっていられなかった。
それほどまでに、いつも排泄している場所が痛むのだ。
おまけになぜか全身が痛い。
「?????」
自分の手首を見てみると何故か擦り切れている。
排泄場所の痛みが少しだけ和らぐとクォヴレーは顔を上げた。
ベッドの両サイドに腰掛けて、心配そうに自分を覗き込んでいる兄2人。
何故か上には何も纏っていなく、下に履いているズボンもジッパーが下りている。
「?????」
クエッションマークを浮かべながら交互に2人を見、
記憶を必死に思い起こす。
「痛むか?」
「初めてだからな・・・痛むだろう?」
2人の手がクォヴレーに伸ばされた・・・その時、
「ひぃぃぃぃぃ!!」
「「!?」」
シーツを身体に巻きつけ、ベッドの端に逃げるクォヴレー。
パチクリ・・・と2人はゆっくりと瞬きし、やがて笑い出した。
「ははははっ・・・アイン、何故逃げる?」
「そんなに怯えなくとも・・今日はもう入れないぞ?」
「近寄るな!!近寄るな!!強姦野郎共ーーーー!!」
フフフ・・・と愉快そうに笑いながら、
「強姦・・・ね」
「強姦されていたわりには感じまくっていたな・・」
「そんなわけあるか!!今日を限りに兄弟の縁を切ってやる!!」
2人は更に面白そうに笑うと、
「それはいい考えだ」
「兄弟でないのであればこれからは遠慮なしに夜這いが出来るな・・」
「夜這い!!???」
どういう意味だ!?と言い返そうとしたときにキャリコがベッドから立ち上がる。
「とにかく目を覚ましたんだ・・・風呂に入れてやろう・・
そろそろお湯がたまるだろうからな・・・
俺は着替えなどを用意してくる・・・」
「了解だ・・・では俺がクォヴレーを浴室に連れて行く」
「遠慮する!」
「・・・強がるな・・・残滓まみれで気持ち悪いだろう?」
「・・・悪い」
「1人で歩けるのか?」
「・・・無理・・・かもしれない」
「風呂に入りたいだろう?」
「・・・・入りたい」
「なら大人しくしているんだな」
キャリコが出ていった後も散々抵抗したが、
結局力負けしてお姫様抱っこで浴室まで連れてこられてしまった。
納得のいかないクォヴレーはせめて口だけは負けない!と必死に罵りだした。
「変態!変態!!強姦魔〜!!」
「・・・俺達が強姦魔ならお前は色魔だな」
「・・・しきま???」
「・・・要約すればとんでもなくエロイということだな」
「なっ!!」
「・・・俺とキャリコ相手に腰を振りまくって感じまくっていたじゃないか・・淫乱だな」
「オレは色魔でも淫乱でもない!!放せってば!!」
「い・い・や・・・お前は色魔で淫乱だ・・・試してみるか?」
「出来るものならやって・・・」
いい終える前にクォヴレーは後悔した。
脱衣所においてある椅子に座らせられたかと思ったら、
いきなり足を左右に割られたのだ。
「!!!?」
性器を数回扱かれ刺激されると、硬くなり勃ち上がる。
フッと笑われたかと思うと、先端を舐められる。
「んっ」
先端を舐められただけだというのに、内股はもう痙攣し始めた。
「・・・早いなアイン」
「・・・え?」
いないはずのキャリコの声が聞こえてくる。
不思議に思い声がした方向へ視線をむけると、
家庭用ビデオを手に持ったキャリコが脱衣所の入り口に立っていた。
「まだ舐められただけなのにもう足が震え始めている・・・早いなアイン」
「なっ!」
「キャリコ・・遅かったな」
「あぁ・・・コレがなかなか見つからなくてな」
「撮るな!!撮るなってば!!肖像権の心外だァァァ!!」
「何を言っている、クォヴレー・・・
家族が可愛い末の弟の勇士を撮るのは当然の権利だろ?」
「???勇士???」
口を歪ませると、イングラムはゆっくりと口淫を開始した。
「いっ・・・あぁぁぁ!!」
「・・・ふっ・・・立派に・・・成長した・・・コレ・・勇士だろ?」
「アッアッ・・ぁ・・」
散々嬲られた後のフェラは直ぐに快楽を呼び覚まし、
口の中であっという間に成長をしていく。
ビデオがまわっていることなど忘れ、クォヴレーはキャリコに手を伸ばす。
「キャリコ!!・・・お願いだ・・・おしり・・おしりも!!」
座らされていた椅子から腰を浮かせる。
「んっ・・・あっ・・・イン・・もっと・・吸って!」
ビデオをまわしながらクォヴレーに近づくと、
「アイン・・・初めてなのにもう後の味を覚えたのか?」
「んっんっ・・・後・・・苛めてくれ!!」
「・・・んぅ・・・クォ、ヴレー・・気持ち・・いいか?」
「・・・ぁ・・いい・・イング・・・いい、よ・・っ、あぁぁぁ」
ビデオで乱れているクォヴレーを撮影しながらキャリコは指を1本、孔に挿入した。
「アー・・・もっと・・もっと・・1本じゃヤダ!」
「・・・欲張りだな」
キャリコは更に2本、孔に挿入した。
「・・・さて、どうして欲しい?アイン」
「・・・う・・さっきみたいに・・・」
「さっき・・?こうか・・?」
入れた指を勢いよくかき回し始める。
「んぁっ・・・く・・・んぅ・・はっ・・・んぅぅぅ」
指がかき回されると同時に、フェラチオも濃いものになっていく。
イングラムの頭を抱きしめながら、
「あぁぁ!・・も・・・最高!」
ビデオがまわる中、クォヴレーは大きく性器を痙攣させ目の前で全てを開放した。
次の日の朝食の時、テーブルには青い髪の男女が2組座っていた。
いつもなら真ん中に銀の髪の少年が座っているのだが・・・
「それにしても急に熱を出すだなんて・・」
「昨日友達と遊びすぎて疲れたんだろ」
「そうなのかしら・・?」
「他に理由があるのか?」
「・・・あの子、あんまり食べないし・・少し無理すると熱が出るのよね」
「昨日、お友達と無茶でもしたのかしら??」
「そうだな・・夏とはいえ夜風は冷える・・
門限は6時ではなく5時くらいに訂正してはどうだ?」
「・・・男の子に門限なんて普通はいらないんでしょうけど・・・
あの子よく誘拐されかけたものね・・・夏は変なのが増えるし・・」
「そうね・・・門限は見直す必要があるわ」
その時、2人の男はニヤリとほくそえむ。
門限を短くしてしまえば、クォヴレーは友達と遊ぶ機会が減る。
そして友達が1人・・また1人と減っていくことだろう。
そう、クォヴレーに友達など必要ない。
自分達がいれば、何でも与えてやるし可愛がってもあげる。
クォヴレーがこれまで友達が少なかったのは、
髪の色が原因と本人とヴィレッタ、スペクトラは思っていたが、
実はイングラムとキャリコが上手に根回ししていたのだ。
仲良くなりかけたら、2人はわざわざその人物の元へ出向き制裁を与える。
すると二度とその人物はクォヴレーに近づかなくなった。
泣きながら帰ってくるクォヴレーを2人でなだめ、
自分達以外、自分を好きになってくれる人間はいないと思いこませるためである。
2人は顔を見合わせ、黒く微笑んだ・・・が、
「いやだーーーー!!」
バタンっとキッチンの扉が開き、赤い顔をしたクォヴレーが入ってきた。
「クォヴレー・・!ダメよ寝てなくちゃ!」
「トイレだ!!」
「あ、あら・・そう・・それは仕方ないわよね・・で、アイン」
「なんだ!?」
「何が『いやだ』なのかしら??」
「門限をこれ以上早くされるのは嫌だ!!
折角友達が出来たのに!!門限を早められたら遊べない!!嫌われてしまう!」
「・・クォヴレー・・その程度で嫌われてしまうなど、『友達』ではない・・・」
「うるさい!!黙れ!!」
「アイン!なんて口をきくの!?」
「謝りなさい、クォヴレー・・!」
「オレは悪くない!!悪いのはイングラムとキャリコだ!
オレが熱を出したのだって元はといえば・・・はっ」
そこまで言うと、クォヴレーは確かに見た。
キャリコがポケットからなにやら四角い物体をだし、ニヤッと笑ったのだ。
「(・・あれは・・まさか・・まさか・・)・・う〜」
「・・どうした?クォヴレー・・?お前が熱を出したのは俺とキャリコがどうしたって??」
唇を噛み締め、目に涙を溜めながらクォヴレーは地団駄を踏む。
「2人がどうしたっていうの?クォヴレー」
「う〜・・だから・・」
「・・・熱を出したのは腹を出して寝ていたからだ・・そうだろう?アイン」
「う〜!!」
あの時、確かに恥ずかしいシーンをビデオに撮られた。
キャリコがちらつかせているのはおそらくそれだ。
そうだとしたらここは逆らわないのが得策だ。
だが13歳のクォヴレーには『我慢』をし続けるのは心が限界を迎えていた。
「ちがーーーう!!!!」
叫ぶと同時にクォヴレーは朝食がのっているテーブルをひっくり返した。
そう、まるで昭和の時代の頑固親父の如く・・・
「・・・はぁ・・・はぁ・・・あ!」
食べかけの朝食は無残に床に散らばる。
そして食器は割れ、スープは床にシミを作っていった。
「・・おやおや、アイン」
「・・・物にあたるとは・・いけない子だなクォヴレー」
本当に困った・・という風な2人の声が聞こえてきて、更に腹がたつクォヴレー。
だが今はそんな事気にしていられなかった。
恐る恐る2人の姉を見れば、冷たく自分を見ていた。
「具合が悪くて不安定なのはわかるけど・・クォヴレー・・」
「食べ物を粗末にするような子に育てた覚えはないわ・・お仕置きが必要ね」
「そうね・・・クォヴレー・・1週間外出を禁止するわ」
「え!?」
「・・・どうせ熱であと3日は寝込むでしょうけど・・・
それから夏休みの門限は4時にします」
「そんな・・・」
「・・・フッ・・癇癪はおこすものではないな、クォヴレー?
話がまとまったところでもう部屋に帰って静かにしていなければな?
お兄ちゃんが部屋に連れていってやろう・・疲れたろ?」
「結構だ!!」
「・・・アイン、では俺が連れて行ってやろうか?」
「結構だ!!お前達なんか兄じゃない!!近寄るな!!」
小猿のようにキーキーとヒステリーを起こしているクォヴレーに
小さくため息をつく2人の姉。
「アイン!お兄ちゃん達にむかって何てことを・・!」
「・・・反省していないようね・・?2週間外出を禁止するわ、クォヴレー」
更に酷い仕打ちを言い渡され、絶望に追い込まれた。
「う〜・・!!オレにだって・・オレにだって・・言い分はあるのに・・!
皆大ッ嫌いだーーー!!バカーーー!!!」
涙を流しながら、不自然な走り方で部屋に戻っていくクォヴレー・・・。
「・・・いったいどうしたのかしら??普段はいい子なのに」
「・・・反抗期に入ったんだろ」
「ああ!・・・もう13歳ですものね・・そういう時期よねぇ・・」
「そういうことだ・・あと腹も減っていたんだろ・・あとで”かゆ”でも持っていこう」
クォヴレーはベッドの上でうつ伏せになり何故かお尻を持ち上げた格好をしている。
そして枕の布地を噛みながら・・・
「(う〜!!痛い・・!痛い!!・・おまけに発熱するし!!外出禁止になるし!!
いいことない!・・・お腹もすいた・・・なんでこんなことになったんだ???)」
悔し涙を溜めながらクォヴレーは枕をボフボフとベッドに殴りつける。
だが少しでも身体を動かすと全身に、特に排泄する場所がビキンと痛んだ。
「あぅ!!・・・く・・う〜・・痛い!だるい!!お腹減ったーー!!」
さんざん枕をボフボフしたせいか・・・枕は破れ羽毛が中からヒラヒラとしだした。
クォヴレーはこれが原因でまたヴィレッタとスペクトラに怒られるハメとなった。
だが、クォヴレーはまだ知らない。
外出禁止の2週間・・・
その2週間は実は兄達も夏休みで家にずっといるのだということを・・・。
有り難うございました。
散々な目にあっているクォヴレー君をお楽しみいただけましたでしょうか?
2回目の話も密かに進行中・・・?
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