〜末っ子の過ち・その後〜
2人の兄に散々といっていいほど体を開かれてから1日が過ぎた。
微熱を出しているクォヴレーは相変わらず不自然な格好でベッドに蹲っている。
どんな風に変な格好かというと、
うつ伏せに横たわりお尻を持ち上げた格好である。
クッションを枕代わりに、涙目でクォヴレーはうーうー唸っていた。
なぜ枕でなくクッションなのか?
2人の兄の仕打ちに腹を立てたクォヴレーは枕に八つ当たりをして、
ボフボフとベッドに打ち付けていた。
そうしたら力が強すぎたのか、中から羽毛がヒラヒラと飛び出し、
枕は壊れて(破れて)しまったのである。
熱を出しているクォヴレーを心配して様子を見に来たヴィレッタに
破れた枕が見つかり烈火のごとく怒られてしまう。
排泄部分を2人の兄の凶器でさんざん嬲られたあとだというのに、
そんな事情を知らないヴィレッタは、クォヴレーのお尻を容赦なく叩いた。
声にならない悲鳴を上げ、クォヴレーはベッドに蹲り
『3週間外出禁止』令を言い渡されてしまう。
反論したかったが、排泄部分と叩かれた尻が痛み、
あうあう・・としか言えず
結局『外出禁止令』を取りやめてもらうことは出来なかった。、
絶望に追い込まれたクォヴレーは、1人ベッドの上で泣いた。
そんなクォヴレーに更なる追い討ちが襲ってくる。
子供部屋にしてはいささか大きいクォヴレーの部屋。
ベッドの上ですすり泣いていると、
誰かが階段を登る音が聞こえてきた。
足音はどうやら1つではなく2つのようだ。
涙の溜まった目を拭うと、時計に目をやる。
「(・・・12時・・・もう昼か・・ヴィレッタとスペクトラが
お昼ご飯をもってきてくれたのか・・・?)」
コンコンッ・・とドアが叩かれた。
モゾモゾ・・・とドアへ視線を送ると、
視線を送ったことを大変後悔したクォヴレー。
「・・・クォヴレー、昼ご飯だ」
「熱は下がったか?アイン」
楽しそうに微笑んだ兄2人が入り口に立っていた。
無駄と分りつつもみなかったフリをし再びベッドに蹲る。
「お腹がすいただろう?おかゆを持ってきたぞ」
「・・・・・・」
「・・・返事がないな?寝ているのかな?」
「・・・・・・」
頭まで布団を被り、クォヴレーは狸寝入りを続ける。
コツ・・コツ・・と2人分の足音が近づいてくるのを肌で感じ、
鳥肌が全身にたつが、
布団の端を固く握り締め諦めて去ってくれるのをひたすら願う。
「・・・クォヴレー?」
ギュ〜と布団の端を握り締める。
「アインはやはり寝ているようだぞ?」
「そうだな・・お口があるのに喋らないし・・寝ているようだ」
「フフフフ・・なぁ?イングラム」
「うん?」
硬く目を閉じクォヴレーは布団の中で震える。
早く出て行ってくれ!と願いながら・・・。
「アインは寒いんじゃないか?」
「・・・寒い?」
「ああ・・・ほら?」
「・・・ん?・・本当だ・・寒いようだな」
2人が咽で笑うのをビビビビ・・と肌で感じ取るクォヴレー。
「(寒くない・・・!寒くないぞ!!いいから出て行ってくれ!!)」
ブルブル震える小さな身体。
その震えが布団まで伝わっていることに気がつかないクォヴレー。
「可哀相だから温めてやるとしないか?キャリコ」
「いい考えだ・・・ククククク」
2人は黒く笑いながらベッドの両サイドに立った。
そして布団の端を持つとガバッといっきに剥いでいく。
「!!うわぁぁぁぁぁ!!」
布団を剥がすとお尻を高く掲げてうつ伏せになっているクォヴレーが姿を現した。
「・・・なんだ・・起きていたのか?」
「起きていたのに返事をしないとは・・いけない子だなクォヴレー」
青い顔でギロッと2人を交互に睨みつけながら、
剥ぎ取られた布団を必死に手繰り寄せる。
だが、起きあがるとあらぬ場所がピキーン!と痛むので、
どうしても奇妙な格好となってしまう。
「寝ていたんだ!お前達が布団を剥ぎ取るから起きてしまったんだ!!」
「・・・そうか・・それは悪いことをしたな」
「お詫びに俺達が手厚く看病してやる、アイン」
「結構だーー!!看病してくれなくていいから、
オレを一人にしておいてくれーーー!!!」
「「遠慮するな」」
2人は声を揃えて素敵な笑顔を向けてきた。
そして黒い微笑のままキャリコがベッドの上に座り込んでくる。
「!!?」
ワタワタと逃げようとするクォヴレーを膝の上に乗せると、
逃げ出せないようにしっかりと腰を抱きしめる。
「離せ!!離してくれーー!!」
「熱を下げるには解熱剤・・・薬の前にご飯を食べないとな?アイン」
ベッドの端に腰を下ろすとイングラムは持ってきたおかゆを
自分の口の中へ入れた。
嫌な予感がして冷や汗をかくクォヴレー。
手足をバタバタさせながら逃げようとするが、
熱で力は入らないし、あらぬ部分が痛んで力は入らないし、
何より『大人』な彼等に力で適わないことは昨日たっぷりと体に教えられた。
次第に涙が溢れてくるクォヴレーの瞳。
愉快気に笑いながらクォヴレーの顎に手を添え動けないように固定した。
そしてわざとゆっくりと自分の顔を近づけていくイングラム・・・。
「な、何する気だ!!イヤだ!!いや・・・んぅっ!!」
唇を塞がれると同時におかゆが口の中いっぱいに広がった。
「んー、んー!!」
必死に頭を振って振り払おうとするが、イングラムの力に適うはずもなく、
イヤイヤながらもそのおかゆを飲み込んだ。
「う〜・・・」
上目づかいでイングラムを睨みながら、
腰にまわっているキャリコの腕をピシピシ叩く。
「アイン、叩いたら痛いだろ?」
「コレ位、痛いものか!?
痛いというのは昨日の・・・!!」
そこまで叫ぶとクォヴレーはハッとする。
今、自分は何を叫ぼうとしていたのだろうか?
どうしてこうも簡単に彼等の術にはまってしまうのか?
唇を噛み締めながらクォヴレーは唸った。
「うー・・うー・・・!!」
「痛いというのは・・昨日の?なんだ?」
「・・・・うー」
「アイン、続きを言ってみろ」
「・・・うー!!」
だが唸るだけでクォヴレーは何も言わない。
やれやれと大げさに肩を竦めるとキャリコが耳元で囁く。
「フフフ・・さて、ご飯も一口だが食べたことだし、
そろそろお薬を飲もうか・・・?」
「そうだな・・・・よっと」
「!!うわぁっ!!」
ナナメに座っていたイングラムが物言わぬ速さで
クォヴレーのパジャマのズボンを引き下ろした。
「!!何する気だ!!」
「・・・お薬の時間だ、と言っただろ?クォヴレー」
「薬!?」
「イングラム、下着も早く取ってしまえ」
「了解だ」
「!!?止めろーー!!」
「クォヴレー、今更恥ずかしがることはない・・・
昨日散々俺達に何もかもを見られているのだから、な」
その言葉にかぁぁっ、と一気に全身が真っ赤になり、
今度は脱がされるものか、と必死に両足をバタバタさせた。
だがその抵抗は虚しく終わる。
なぜなら今度は正面にいたイングラムが、
クォヴレーの腕を引っ張り逃げられないようしっかりと抱きしめると、
後にいるキャリコが一気に下着を引き下ろしたからだ。
「!!やめっ!!」
「・・・まずは傷の確認からだ、アイン」
腰を抱きしめていたイングラムの指が双丘を割る。
すると昨日2人を受け入れた場所が
赤くはれ上がっているのがよく見えるようになった。
「やだぁ・・・っ」
涙声で訴えるが、二人は楽しそうに笑うだけで聞き入れてはくれない。
イングラムの背中をドンドン叩いてみたが状況は変わらなかった。
「どうだ?キャリコ」
「うん・・・多少腫れているが裂けてはいないようだ・・・
可愛らしい形は変わっていない」
「それは何より・・・だが腫れているなら一応消毒は必要だな」
「そうだな・・・」
「!!消毒ってなんだ!?何をする気だ!?」
「フフ・・・アイン・・消毒、といえば決まっているだろ?」
「!?」
「クォヴレー・・お前が小さい頃怪我をして帰ってきたとき、
俺達はどうやって消毒してやっていた?」
「・・・え?・・・確か・・・舐めて・・舐め!?」
「正解だ・・・キャリコにたっぷり舐めてもらえ」
「ひぁぁぁぁぁぁ!!」
腫れ上がった蕾にヌメッとした舌が何度も行き来をする。
「やめっ・・やめ・・ろ!!やだぁぁぁぁ!!」
卑猥な音が耳を掠めては消え、消えては掠めていく。
クォヴレーは本気で泣き出してしまいたかった。
だがプライドがそれを何とか食い止め必死に歯を食いしばった・・が、
今度はイングラムに性器をユルユルと扱かれ始め、
嬌声をあげてしまう。
「いぁっ!!あっ・・あぁぁ」
「・・もうこんなにヌルヌルだ・・クォヴレー」
「アイン・・ヒクヒクしているぞ」
「あっ・・あっ・・・やぁ!!」
「・・・入れるぞ・・アイン」
「!!?入れるなぁぁぁ!!」
腰を振り抗うがソレは容赦なくクォヴレの孔へ進入してきた。
「・・・ひっ・・・・あ?」
だが昨日のような衝撃は襲ってこない。
「?????」
一体どうしてだろう?と首をかしげながら後を振り向くと、
丁度キャリコが孔にから指を抜いたところであった。
「・・・投薬完了・・しばらくおしりに力は入れるなよ」
「・・・・???」
「クォヴレー・・お薬の時間だ、と言っただろ?
だから今薬を入れたんだ」
「薬???」
「・・・座薬だ、アイン」
「座・・!?ひっ」
驚いて座薬を抜こうとしたら、
止まっていた前の愛撫が再開された。
「いやっ・・・やっ」
「中途半端は気持ち悪いだろ?折角だからイカせてやる・・・」
「ひぁっ!!・・・あっ・・・んんーーー」
幼い体は快楽に敏感である。
ましてや2人の隙のない愛撫の前ではクォヴレーは
直ぐに体を熱くされてしまう。
膝立ちのままクォヴレーは太股を細かく痙攣させた。
「・・・先走りのミツが凄いぞ・・もうイきそうだな?」
「イク!!・・・あっ・・・あっあっ・・!!」
「アイン、おしりは引き締めないと折角入れた座薬が落ちてしまうぞ?」
「んー・・んー!!ひ・・・あぁぁぁぁ」
激しく腰を動かしクォヴレーは吐精を開始する。
「・・・・・はぁ・・・気持ちよかった・・・あれ?」
何か大切なことを忘れているようで、はて?と首をかしげる。
イングラムが拘束から開放してくれたのでゆっくりと膝立ち姿勢から座り込んだ。
手をベッドの上につくとなにやら小さなカプセル状のものが触れた。
「???なんだ??・・・・あ!?」
拾い上げたそのカプセルをみてクォヴレーは青ざめる。
ソレは間違いなく座薬だったからだ。
どうやら吐精の勢いで孔から外へ出してしまったようである。
あうあうしながら2人を見上げると、ニヤニヤと笑っていた。
「クォヴレー・・ダメだろ?薬を出してしまっては・・」
「あれ程注意したのに・・・おばかさんだなアインは」
「また入れなおしだな、キャリコ」
「そのようだ・・・さぁ、アイン・・四つん這いになるんだ」
「やだ!座薬なんて入れないぞ!?普通の飲み薬にしろ!!」
「知らないのか?クォヴレー・・・熱には座薬が一番なんだぞ?」
「そうだぞ、アイン・・。大丈夫だ・・今度は飛び出ないよう
解けるまで俺が指を入れていてやる」
「なかなかいい考えだな・・・よかったな?クォヴレー・・・
なら俺は解けるまでかわいい性器を可愛がってやろう」
「そんな事しなくていい!!迷惑だーー!!
もういいからゆっくり寝かせておいてくれーー!!」
「遠慮するな、アイン・・・病気の時は心細いものだ」
「心細くなどない!!」
「意地っ張りだな・・・まぁそんなところもカワイイが・・」
「意地っ張りでも可愛くもない!!いいから放っておいてくれーー!!」
「「まぁ、そんな事言わずに・・・」」
「ひぃぃぃぃぃ!!」
その日、クォヴレーは何度も孔に座薬を入れられては吐精して外に出してしまい、を
繰り返し、何度何度も羞恥と快楽の世界を彷徨わされたそうです。
だがクォヴレーはまだ気がつかない・・・。
これはこれから始まる受難の入り口に過ぎないということを・・・
なぜなら・・・・
なんと!外出禁止令の3週間のうち、2週間は2人の兄が夏休みなのだから・・・。
有り難うございました。
ちょっぴり変態プレイでした☆
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