〜末っ子の疑問〜
目を覚ますと全身に激痛が走った。
おまけに身体中ベタついている。
「(・・うぅ・・またヤってしまった・・・それにしても・・)」
クォヴレーは不思議だった。
いつも2人に蹂躙された後は意識を手放してしまうが、目覚めた時にはスッキリしている。
なのに今回は身体中ベタついていて気持ちが悪い。
「目が覚めたのか?」
「・・・・・」
クォヴレーは返事をしなかった。
「覚めたみたいだな・・・30分くらい寝ていたぞ?おはようクォヴレー」
「・・・ベタベタする・・・」
「あぁ・・そうだろうな。今回は拭かなかったからな・・」
「!!それくらいやっておけ!!」
「アイン・・・俺達も拭こうと思ったんだが・・・」
「思うだけじゃなく、拭け!!」
「俺達が出したモノを頭の上から足のつま先までこびり付けたまま
無防備に眠るお前が可愛くてな。おもわず二人で見とれていたんだ」
「写真も取ったしな・・コレクションに加えよう」
「!!なんだ!?そのコレクションって!?」
ニヤリ、と2人は黒く微笑みながら見つめてきた。
両方の耳に2人の口が近づけられ、
「知りたいか?」
と聞かれる。
面白そうにニヤニヤ笑うその顔に悪寒が走った。
「知りたくない!!
絶対にロクなコレクションじゃない気がする!?」
「残念だな・・・」
「可愛いアインがいっぱいなんだがな・・・」
「!!?変態〜!!・・・痛っ・・????」
急に襲ってきた激痛にクォヴレーは声にならない悲鳴をあげソファーに崩れ落ちる。
2人は面白おかしく笑いながらクォヴレーを見下ろした。
「流石の淫乱ちゃんも2本はきつかったようだな・・・」
「直ぐになれるだろう・・・淫乱ちゃんだからな」
「違いない・・フフフフ」
「クッククク・・・」
「なんだと!?・・あぅ!!・・・」
頭の上から足のつま先まで精液まみれのクォヴレーは、
うつ伏せになりながら2人の兄を睨みつけている。
結局、4時間もえっちな時間をすごした3人。
2人は満足そうに笑っているが、クォヴレーは不機嫌オーラ満開だった。
「腰痛い!!股関節が痛い!!身体中べたついて気持ち悪い!!」
だが2人はニヤニヤ笑うだけで何も言おうとしない。
腹が煮え繰り返ったクォヴレーは、
「この強姦魔ども!!笑ってないで何か言え!!」
「・・・強姦魔?」
「聞き捨てならない言葉だな・・・?キャリコ」
「ああ、全くだ・・アレは合意の上の行為だと云うのに」
「オレがいつ!YESといった!?」
するとイングラムがおもむろにそれを取り出した。
細長い棒のような機械のスイッチをポチッと押すと・・・
『あっあっ・・・いい!!・・・んっ〜!!』
『気持ちいいか?クォヴレー・・』
『いい・・・もっと、イングの大きな・・・ので、苛めて?』
『・・・あぁ・・いいとも』
『キャリは、この後、苛めてくれるんだろ?』
『ああ・・・いっぱい苛めてやろう・・・
だからアインの手とお口でいっぱい大きくさせておくんだ・・大きいのが好きなんだろ?』
『んんっ・・・大きいの・・好き・・んっ・・むぅ・・・』
『えっちは好きか?クォヴレー』
『好き〜・・・んっんっ』
『では、これからもやろうな?』
『やる〜・・・ふっ・・ぅ』
『我々以外とはやってはダメだぞ?』
『ヤらない・・・だって、イング・・とキャ、リの・・が一番気持ちい、い』
『比べたことがあるみたいな言い方だな?アイン』
『・・・ない、けど・・・ぜったいそうにきまってる・・・ふぅ・・』
「うそだぁぁぁ!!こんなこと言ってない!!」
クォヴレーは青い顔をしながらそれを取り返そうと身を起す、が
身体中に激痛が走り再びソファーに蹲った。
「・・・・フっ、だが現に証拠があるだろ?」
「!!だいたいなんでこんなもの持っているんだ!?」
「今度仕事で使うから買っておいたんだ。で、テストをしてみた」
「どうやら壊れていないみたいだな?そのICレコーダー・・・よかったな?イングラム」
「ああ・・・クォヴレーもこれからはいっぱいえっちに
付き合ってくれると言っていたし?いい事尽くめだ・・・・」
「本当だな・・・さて、2人が帰ってくる前に風呂に入っておくか、3人一緒に」
ニヤリ、と黒く微笑んだ兄2人に見下ろされ悪寒が走るクォヴレー。
「いやだぁぁぁぁぁ」
ソファーの上でジタバタ暴れるが、
結局ズルズルとバスルームに連行されるクォヴレー。
「なんで男3人で風呂に入らなければならないんだ!?」
「・・・ガス代の節約だ、クォヴレー」
「ウチはマサにガスではなく、オール電化だ!!」
「・・・相変わらず、えっち以外の時はつれないなぁ・・・アイン?」
「うるさい!!これが本当のオレだ!!アレの時のオレは違う誰かだ!!」
「フフフ・・キャリコ、クォヴレーは照れているんだ」
「あぁ・・・成る程な・・照れ屋さんなのか、アインは」
「オレは日○レじゃない!!」
「「は?日テ○??」」
2人は顔を見合わせ再びクォヴレーに視線を戻した。
「・・・・・」
「・・・・・」
「・・・・?なんだ??」
「・・・アインはたまに面白いことを言うな」
「天然ちゃんなんだろ」
「むかっ!もういいから1人で入らせてくれ!!」
「・・・それは聞けないなぁ・・・クォヴレーの身体を隅々まで綺麗にしないと」
「そうだぞ、アイン・・俺達のモノでグチョグチョにしてしまったから責任をもって綺麗に・・」
「結構だ!!」
「そんなこと・・」
「言わずに・・」
大きな浴槽の端に逃げるクォヴレー。
しかし着々と2人の大男に追い詰められていく。
「やめろぉぉぉ!!近寄るな!!変態ども!!」
「大人しくしなさい、クォヴレー」
「暴れると変なところに指が入ってしまうぞ?・・ほら」
「あん!・・・(!!あんっってなんだ!?)」
自分の失態を嘆きながら恐る恐る二人の兄を見上げた。
見上げた瞬間クォヴレーは後悔せずにはいられなかった・・。
黒く微笑んだ兄2人の魔の手が伸びてくる・・・。
「いやだぁぁぁぁぁ」
「そんなに叫んで・・・」
「よっぽど嬉しいんだな・・」
「ちーがーうー!!」
その後お風呂でもエッチな時間を1時間ほど過ごしたとか・・・
「(だからなんで2人の性的対象がオレなんだ!?
なんでいつもいつもメロメロにされるんだ!?
悔しい〜!!!!
いつか家出してやる〜!!!)」
ちょっぴりサービス?
3Pは難しいですね。
ちなみに3Pのクォヴレー君は、H中はすごく素直になります。
そしてたまに「〜しなさい」と言っているのはイングラムです。
長男らしく?たまぁに「〜しなさい」と言わせてみました。
キャリコは言ってないのですよ!「〜しなさい」とは。
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