〜カボチャの日の恐怖 続き〜
「い、いやだぁぁぁぁぁぁ!!」
全力疾走で戦艦中を逃げ回るアイン。
その後を、楽しげに追い掛け回すギメル。
アインは息を切らせながら逃げ回るが、ギメルは少しも息を切らせていない。
「こっちに来るなぁぁぁぁ!!」
「はっはっはっ・・アイン、逃げるスピードが落ちてきているぞ」
「う、うるさい!・・はぁ・・はぁ・・・」
「くくくく・・・」
角を曲がったところで、アインは足を滑らせた。
顔から転びそうになり、思わず目を閉じたが来る筈の衝撃は起こらなかった。
衝撃は起こらなかったが、腕になにやら力強い感触が・・・・。
「危ない危ない・・・折角『ハロウィン』の衣装を用意したのに、
着せる前に顔に傷が付いたら元も子もない・・・」
掴まれた腕をひっぱられ、肩に担ぎ上げられるアイン。
だが最後の抵抗を試みてみた。
「放せ!放せ〜!!おろせぇぇぇぇ!!」
だが、ギメルの指がそっと背中を撫でるとアインは身体をしならせた。
「・・・あっ」
散々調教を施されているので、
ギメルがちょっと触っただけでもいやらしい声が出てしまう。
何度も背中を撫でられアインは身体に力が入らなくなってしまい抵抗を止めた。
フッ・・と笑うと大人しくなったアインを自室へと持ち帰った。
「わっぷ!」
ベッドの上に下ろされると、面白そうに笑うギメルから命令が下った。
「着ているものを脱げ!下着もろともだ」
「いやだ!」
負けじとアインは抵抗を再開する。
ベッドの端に身をよせ、掛け布団を身体にくるめる。
ギメルはベッドの上に膝をつくと、
「アイン・・・大人しく言うことを聞けば優しくしてやる」
「え?」
「・・・逃げられないことは・・・」
「・・・んっ」
ギメルに頬を・・・そして首筋を撫でられ鳥肌がたってしまった。
「この身体が、よぉーく知っているだろう?」
「・・・・・っ」
「アイン・・・どうせなら優しいのがいいだろう?」
「・・・ほんと、に・・優しくしてくれるのか?」
「あぁ・・・俺は嘘はつかない」
どうせ、ヤラレルのならば・・・
アインは覚悟を決め、掛け布団から身体をだし着ているもの全てを脱いだ。
ベッドの上にはウサギの尻尾の形をした卑猥な道具が
愛液にグッショリと濡れ転がっている。
「ぅぅん・・・んっ」
白い指がシーツを掴む・・・そしてベッドが激しく軋むとシーツを持つ指が離れる。
「ぁぁぁ・・・あっ」
頭にはウサギの耳の飾りがついているが、
頭をシーツに何度もこすり付けているのでもう取れかけている。
編みタイツは無残に破かれ足首の辺りまで落ちてきてしまっている。
バニーガールの格好をさせられていたが、上半身の部分はすでに腰まで引き下ろされていた。
「・・・気持ちいいか?」
「・・・んぅ・・・んっ」
きわどいハイグレの格好をしているので、
キャリコの手や卑猥な道具は太股の隙間から難なく進入することが出来た。
纏っている衣装で見えないが、キャリコの指は今後孔を激しくかき回している。
「あっ・・・あぁぁぁ!」
先ほどまでウサギの尻尾の形をした卑猥な道具が入っていたので、
アインの孔は指3本を難なく飲み込んでいった。
「いやっ・・・やっ」
「何がイヤなんだ?もう前も後もグショグショではないか・・・」
「・・・ぅっ・・・も・・・指じゃなくて・・・」
黒く微笑むとキャリコは孔をかき回しながら、
まだ外に出ていない、アインの性器を布越しに扱き始めた。
「あぁぁぁぁぁぁ!!」
ビクッビク・・・としながらアインは絶頂を迎える。
もう何度も布越しに射精しているので、洗濯後のようにグッショリと濡れていた。
「フフフ・・・何度目だ・・?」
「ぅ・・く・・・」
「アイン・・・何度目だ?」
更に孔をかき回しながら再び前を扱き始める。
「あぁぁ!あっ・・3・・3回目!」
「・・・4回目だろう?」
「ひぁっ・・・んぅ・・・うぅぅ!!」
布越しに弄っていた性器を今度は直に弄り始めた。
「・・・ギメル!ギメル!!」
「・・・・なんだ?」
「もぉ・・・やっ・・・くっ・・入れ・・入れ・・て!」
「入っているではないか・・・俺の指が」
「違う!・・・あっ・・」
「・・・あぁ・・・バイブがいいのか?」
「違う!・・・判っているくせに!・・優しくする・・っていった・・のに!」
「・・・だから優しくしているではないか・・・お前が痛い思いをしないよう、
こうしてバイブや指で沢山解してやっている」
「んぅ・・・はっ・・・も・・・が、我慢でき・・ない」
ギメルはゆっくりとアインを抱き起こすと、自分の足の上に座らせた。
密着すると彼の昂ぶりがわかりアインはゾクッ・・・となる。
そしてギメルの昂ぶりに自らの孔をなすりつけ始めた。
どうしても、熱くムズついている蕾にこの熱い昂ぶりが欲しい。
後ろ手でギメルのズボンのフロントホックを外す。
だがその手を戒められてしまい、ジッパーを下ろすことは出来なかった。
「いやだ!・・いやっ・・・」
「・・・・くくく」
アインは涙を流しながらどうしたらこの熱を埋め込んでもらえるのか必死に考えた。
そして今自分はハロウィンの仮装をしていることに気がついた。
「ト、・・トリック・オア・トリート!!」
「・・・・ん?」
「お、お菓子をくれないと・・い・・いた・・悪戯・・悪戯・・する・・!」
ギメルは目を細め次にアインが何を言うのかを待つ。
「お菓子・・あるのか!?ギメッ・・」
「・・・ないな」
「じゃ・・じゃあ・・いた・・いたず・・ら・・してやる!」
「ほぉ・・・?どんな悪戯だ?」
戒めていた腕の力をわざと緩めた。
アインはそれを見計らって、一気にジッパーを下ろす。
下着の間から熱い昂ぶりを取り出すと、その熱を欲しがっている所へと導いていく。
だが、自分はまだ下に服を着ているので熱を招き入れることが出来ない。
「ん〜!!ん〜!!・・い、入れられ・・ない!」
脱いでしまえばいいのだが、今のアインにはそんな考えは思いつかない。
そんなアインの布越しの蕾に昂ぶりをこすり付ける。
「やだぁ!・・・やっ・・・んっ」
「・・・入れて欲しいか?」
「ふぅ・・・んっ・・入れて・・!」
「・・・・どうしようか」
「入れ・・て!・・・ギメ・・ル」
「・・・この後、俺が満足するまで付き合うか?」
「付き合う!」
「これからは絶対に逃げないな?」
「逃げない!」
「俺が抱きたい、と言ったら素直に抱かれるな?」
「う・・ん!」
「よし、では入れてやろう」
人差し指で少しだけ布を持ち上げ、その間から昂ぶりを埋め込んでいく。
「は・・ぁ!・・・あぁぁぁ・・・・・っぅん!」
「・・・・・っ」
「・・・いい・・気持ちいい・・んぅ〜」
シーツは2人分の精液で湿っていた。
ギメルに身体を預け、グッタリとしているアイン。
細く長い指が口元に寄せられ、
「・・・ほら」
「・・・・?」
何かが口の中に入ってきた。
それは口の中でシュワー・・と音たて幸せを運んでくれる。
「・・・飴?」
「のど飴だ・・・今回も随分喘いでいたからな」
「・・・・・・」
なら喘がせてくれるな!と叫びたかったがやめた。
「俺からのハロウィンのお菓子はのど飴1年分だ・・・
そしてまた来年のど飴を贈る」
「・・・・なぜだ?」
「・・・・・・」
だがギメルはただ笑うだけで何も答えなかった。
しかめっ面をしながらその腕の中で音をたて飴を舐める。
アインの頭をなで髪の毛をすく。
ギメルはいつもそうであった。
強引にコトに進めるがコトが終わるととても優しくなる。
まぁ、欲求が満たされ満足されたからなんだろうが・・・
アインはいつもコトが終わった後のこの時間にとてつもなく違和感を感じている。
「(よくわからん奴だな・・)」
本当にどうしてなんだろう・・?と考えながら飴を舐め続ける。
飴を舐め終わる頃にはトロン・・となり始めアインは眠りに落ちた。
「(逃げるから追う・・・嫌がるから意地悪をする・・・
アインは何故そんな簡単なからくりがわからないんだろうな・・・
本当は優しくしてやりたいというのに・・・・)」
眠るアインを抱きしめギメルも眠りに落ちた。
アインにとって『ハロウィン』はその後、『楽しい』と『恐怖』と『複雑』の
3つが交わりあったきて欲しいがきて欲しくない日となった。
有り難うございました。
楽しい=お菓子がもらえる、
恐怖=ギメルに襲われる(これは毎度のことだが)
複雑=コトが終わるとギメルは優しい(これも毎度のことだが)ということです。
ハロウィンはあまり関係ないですがね♪
あんまりエロい駄文ではなかったですがお楽しみいただけたら嬉しいです。
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