愛妻弁当
 

ボディ・タッチ後編です。
イングが変態&鬼畜(?)と化してます・・・いやな方は読むのを止めましょう!
内容は・・・ピンク小説っぽいです。
エロって難しいので・・・エロになってないかもだけど・・・
では、少しでもお楽しみいただければ嬉しいです。





〜ボディ・タッチ〜後編



今まで聴いたことのない卑猥な音が耳をかすめる・・・
今まで聞いたことのない自分の声が聞こえる・・・

「う・・・うぅ・・・ん」

イングラムは、クォヴレーのソレを丁寧に舌で舐めたり、
搾ったりしていた。
自分で弄ったことはない、と言っていた彼に、最初から
口での愛撫など刺激が強過ぎるかとは思ったが止められなかった。
それに彼は無意識なのか腰も振り出し始めている

「(本当に経験ないのか?だとしたらずいぶん飲み込みの早い・・・)」
「あぁ・・・イン・・・グ・・・も、う」
「・・・もう?なんだ・・・」

ズルリと口から出すと、今度はまた手で愛撫を始め、クォヴレーに話しかける。
先端を指先でグリッとした瞬間クォヴレーの身体はビクンと海老のようにそりかえった。

「もう・・・・も・・・い・・ああああ!!」
「ん?だからもう何なんだ?きちんと言わなければわからないぞ?俺はエスパーではないからな・・」

真っ赤な顔で、息も絶え絶え、目には涙が溜まっている。
それでもクォヴレーはキッと睨みつけて言葉を続けようとする。

「だ、から・・も・・・んんんん!!」

クォヴレーが何かを言いかけるたび、敏感な部分を嬲って言葉を続けさせようとしない・・・。
イングラムはもう少しこの状況を楽しみたいのだ。
なので簡単には懇願の台詞を言わせたくない。
なんだかんだ言っても結局クォヴレーに対して自分は甘いことを知っているので
懇願されればこの状況を終わらせてしまいそうだからだ・・・
まぁこの状況が終わっても次の『お楽しみ』が待っているのだが・・・

「う・・うぅ・・」
「クォヴレー?」

それ以後クォヴレーは何も言わなくなってしまった。
思わず心配になり弄る手を止めた。

「(初心者相手に苛めすぎたか・・・?)どうした?」
「・・・・っ」

イングラムが手を止めた一瞬の隙を逃がすまい!と
パチンッとイングラムの手を自分の秘所からなぎ払い彼の下から逃れ出ようとした。
一瞬のことで呆気にとられその様子を他人事のように見守ってしまったイングラム・・・
クォヴレーも止めておけばいいのに、負けず嫌いの性格が災いしたのか
彼から離れる前に、

「もうこれ以上触るな!!と言いたかったんだ!オレは!!わかったか?バカ!!!
「・・・ほぉ・・・バカ、か・・・」

しまった!と後悔したがそれはもう後の祭り・・・
先ほどよりも素敵にニッコリ笑ったイングラムから逃れようと、
背を彼に向け走り去ろうとした、が子供と、大人・・・体格の差は歴然としている。
彼に背を向けたのも災いして今度は背中から抱きしめられる形でホールドされてしまった。
そしてイングラムはまだ昂ぶったまま一度も開放してやってないクォヴレーのソレを
大人のテクニック(?)で容赦なく攻め立てた。
一番感じるであろう力加減で、一番感じやすい場所を何度も何度も・・・・

「あ・ぁぁぁぁぁ・・・んんんんんん!!」

クォヴレーの口に自分の指を入れ口の中も指で愛撫した。

「んむぅ・・はぁ・・・んん・・」

何かを言おうとしているクォヴレー・・・しかしイングラムの指に邪魔され喋れない・・・

「なんだって?俺は『バカ』だからちゃんと言ってくれないとわからないぞ?・・・」

イングラムは彼の顔を自分に向けさせ意地悪く笑いながらそう言い放ちそんな彼を恨めしそうに睨むクォヴレー。

「・・・教えてやろうか?そんな時なんていえばいいのか・・・?」

せめてもの反抗心で首を横に振る。
しかしその態度がよろしくないと、より一層激しくクォヴレーのソレを愛撫をした。

「んん!!んんん!!」
「知りたくなったか?・・・ああ、先に言っておくが指は噛むなよ・・・」

巧みな愛撫にビクンッビクンッとクォヴレーの身体は痙攣している・・・

「・・知りたいだろう?クォヴレー(もう一押しか?)」

しかし開放されない苦しさと、イングラムに勝てない悔しさで涙を目に溢れさせながらそれでも
この身体の火照りを止めたくてコクンと頷いた・・・

「・・・『イかせて下さい』だ・・・」
「????んむぅ・・・?????(何処にだ?い、いやだがもうそんなことを思っている場合ではないか)」

口から自分の指を抜くと

「ほら、言ってみろ」

その間にも愛撫の手を休めない。
クォヴレーがその言葉を言うまで続けるつもりである。

「あ、ああ!!イングラム!!」
「なんだ?」
「オ、オレ・・・変なん・・・だ、んんん!!」
「・・・何処がどう変なんだ?ん?」
「か、かは・・下半身が・・沸騰しそうに・・・熱いし・・あ、頭、もまっ・・・しろ・・」
「俺がソレから開放してやる・・・だから言ってみろ・・」
「んんん!!あぅ・・なん、て?」
「さっき教えただろう?」
「あ・・ぁぁ、イ・・」
「・・イ?」
イかせて・・・くだ、さ

良く出来ました、と最後に絶妙な力加減でソレを搾るように扱うと開放を促した。

「ひぁ・・あああぁぁぁ!!」

ビクビクと身体を痙攣させ、イングラムの手に開放した・・・

「・・・・・・うぅ」
「クォヴレー・・・気持ちよかっただろ?」
「あ、ああ・・あああ」
「?クォヴレー?」
「な、なななな、何か出たぞ!イングラム!!」

開放の余韻を残し息をみだしながら、自分が今出したものが一体なんなのか
わからず慌てふためく。笑ってはいけないとわかっていても笑ってしまう。

「くくく・・・(そうだったな・・・自分で弄ったこともないのだったな・・・)」
「何を笑っている?イングラム、今のは一体・・・?」
「心配する必要はない。男なら誰でも出すものだ・・・『エッチ』の時に、な」
「そうなのか?」
「ああ・・しかしお前は結構淫乱だな・・・(腰もふれてたしな・・・)」
『いんらん』ってなんだ?」
「あとで自分で調べてみろ・・」

まだ後ろから抱きしめられているので身動きが取れないクォヴレー。
クォヴレー自身はこれで『えっち』は終わったのだから放してくれという感じなのだが
一向にその腕から開放される気配はない。
不振に思いながら身じろぎしていると、イングラムの指があらぬ場所に侵入してきた。

「ひゃっ」
「・・・大人しくしろ・・ココからが『本番』だ」
『ほんばん』!?またわけのわからないことを!!今ので『えっち』は終わりだろう!?
 なぜそんな所に指を入れる必要がある!?」
「あれで『エッチ』が終わりなわけないだろう・・。今までのはまだ前戯の段階に過ぎない」
「????前戯?あ・ああ!!かきまわすな!!」
「確かにお前は1回出してスッキリしたかもしれないが・・俺はまだだ・・・。お互いに気持ちよくならなければな・・・」
「(・・・う、確かにイングラムはアレを出していないが・・・?アレを互いに出すのが『えっち』か?
 ならば確かにまだ『えっち』は終了していないな・・・)だ、だが!!」
「今度は何だ?」
「ソレと、ソコに指を入れてかき回すのと何の関係がある!?」
「・・・こうして指で慣らさなければお互いにきついからな・・・一つになるには」
「??一つ??ああぁ!!指をふやすな〜!!」

クォヴレーがさっき放ったものでイングラムの指は十分濡れているのでわりとすんなり
指は進入できるらしく容赦なく1本、2本と増やしていった。

「ココを使って一つに交じり合う・・・ソレが『エッチ』の『本番』だ」
「・・・交じり合う??・・・!?んん!?
「ああ・・・ここか?」
「ん!!ん!」

イングラムの指がある場所を擦ると、先ほどとはまた違った快感の波がクォヴレーの
身体中を駆け巡った。

「あ・・あ・・や、やめ・・」
「どうして?気持ちいいだろう?」
「ん〜!!変・・変に、な、る」
「なるがいい・・・遠慮なくな・・(そろそろいいいか?)」
「そう、い、う問題じゃ・・・な・・んむ!」

抗議をしている口をキスで塞ぎ、後ろから抱きしめていたクォヴレーを
そっと押し倒し馬乗りになった。
巧みなキスと後ろへの指での刺激で頭が真っ白になっている彼を見下ろす。
そして自身の雄をクォヴレーに埋めるべく取り出すと狭い入り口に押し当てた・・・。


が・・・




ガチッ


・・!!クォヴレー・・・」
「お、お、お、お前が悪いんだ!何をする気だ!?」

再び舌を噛まれたイングラムはクォヴレーを睨んだ。

何をするか?だと!?ナニに決まっているだろう!?」
オレが何と聞いているのに何とは何だ!?
「(はぁ〜・・・そうだったな・・・)・・・お前のこの入り口に、俺のコレを入れて一つになる・・・。」
「!?オレのココにお前の・・・ソレ、を・・?」

クォヴレーはイングラムの屹立したソレを見やると冷や汗が流れた・・・。

「そんなの無理に決まってるだろ!!どう見てもサイズが合わない!!」
「だがソレをおこなってこそのSEX・・・『エッチ』だ!」
「!?!?!?」
「それに心配しなくてもちゃんと根元まで入るから安心しろ」
「!!!!!」

クォヴレーは再びイングラムの雄を見やった・・・
先ほどよりも冷や汗が流れた・・・

無理だ!!絶対に!!
「・・・・クォヴレー・・・」
無理!!

これ以上言い合っていても仕方ない、とイングラムはクォヴレーの足をかかえ強引に自らを埋めようとした。

や、やだやだ!!いやだ!!
「大丈夫だ・・・ほら、身体の力を抜け・・」
いやだ!!イングラム!!







「・・・そうか・・そんなに嫌、か」

スッと悲しげな表情をしたかと思うとクォヴレーから身体を離した。

「(あ!傷つけた・・・?)イングラム・・」
「・・・・・」

イングラムは何も答えない。

「(オレはイングラムに気持ちよくしてもらったのに、オレはイングラムをちっとも気持ちよくしていない・・
 もうオレを嫌いになったのか?だがアレを入れるのは・・・怖い・・!そうだ!!)」

立ち上がろうとしたイングラムをクォヴレーは腕を引っ張って止めた。

「クォヴレー?」
「・・・口でする!!
!?は!?
「イングラムには申し訳ないがソレをココに入れるにはまだ・・・その・・心の準備が・・・
 でもイングラムにも気持ちよくなってもらいたい!!だからさっきオレにしてくれたように
 オレも口で気持ちよくしてやる!!」


・・・本気でいっているのだろうか?
口でやってくれると言うのは男であれば願ってもないことだが・・・それこそ上級者向けのような気もするのだが・・・


「本気か?」
「本気だ!・・・根元までは・・その・・咥えられないと・・・思うが・・・」

自分のいった言葉が恥ずかしかったのか真っ赤に全身が染まっている。
そんな彼の髪の毛を優しくすいてやると、

「・・・そこまで言うのなら・・・お願いしようか?」






「く・・・」
「んむぅ・・・ぐぅ・・」
「・・・クォヴ・・レー・・・あまり無理は、しなくて・・・いいぞ」
「・・・んん・・・はぁ・・・大丈夫・・・気持ち・・・いいか?」
「ああ・・・最高、だ」
「それは・・・良かった・・」

つたない行為でも愛しいものにされているというだけで興奮を誘う。
そろそろ限界が近いのか、イングラムの顔が歪む・・。

「クォヴレー・・・もういい・・口から出せ」
「んむむ・・・?」
「!?バカ!咥えながら喋るな!!」
「むむ・・?」
「く・・!!」
「!!!!!」

イングラムは身体をブルリと震わせたかと思うと自身をクォヴレーの口に放っていた。

「・・・ぁ・・・?」
「!!すまん!大丈夫か?」
「ああ・・・ビックリしただけ・・だ」


イングラムは優しくクォヴレーを抱きしめるとキスをした・・・
なんだか苦い味のするキスだったが・・・2人は十分幸せな気分に満ち溢れていた・・・



「イングラム・・・」
「ん?」
「その・・・『ほんばん』とやらは・・もう少し待ってほしい・・・その心の準備が出来るまで・・・」
「ああ・・・俺も少々焦りすぎたな・・・すまなかった」
「・・・だが『えっち』がどういうものかは十分理解できた・・・気がする」
「それは良かったな・・・」


この調子なら一つになれる日もそう遠くないだろうと
腕の中で眠りにつき、現実世界へと戻っていく恋人を抱きしめた・・・。







〜余談〜



アークエンジェルの食堂にクォヴレーはアラド、ゼオラの3人で再び訪れた。
昼食時時間は過ぎているので人はまばらにしかいない・・・。
そんな中、フラガと例のもと学生達がまた話をしていた。

「少佐〜!結局何処までの関係なんですかぁ?」
「・・・お前さんたちまたその質問か?毎回毎回飽きないねぇ・・・」
「いいじゃないですか!減るもんじゃないし・・・ズバッと白状してくださいよ!」
「白状って・・・俺は罪人か?」

クォヴレーはそんな彼らに歩み寄りフラガに、

「フラガ少佐」
「クォヴレー?俺に何か用?」
「少佐はオレに嘘をつきましたね?」
「?嘘?」
「『えっち』のことです!!」
「ブッ・・・ゴホッ・・何を言い出すかと思えば・・・」
「『えっち』とは恋人と抱き合うことだ!とそう教えてくださいましたよね?」
「ああ・・まぁ・・・」
「全然違うじゃないですか!?」
「え・・・?そう?・・・あながち間違いじゃなかっただろ?」
「確かに・・・でも!・・・あ、あ、」
「あ?何?」
「あんな卑猥な行為なんて・・・!!おまけに淫乱とも言われるし・・」
淫乱ねぇ・・・お前さんが?で、どこがどう卑猥だったんだ?」
「・・・あ、あんなところに・・・その・・う・・」
「あんなところに?なんだって?」

フラガはニヤニヤしながらその先を即してくる。
クォヴレーはフラガの術にはまったとも気づかずに・・・

「あんな所にあんなモノ・・・・絶対に入るわけないじゃないですか!!」



ブッ




性について、うといイメージのクォヴレーが卑猥な言葉をつらつら喋り、オマケに最後に大声で
卑猥な台詞を叫んだので食堂にいた全員が吹き出してしまった。


「淫乱と言われたらしいし・・・あんなモノ入らない、か・・・まるで体験してきたような言い方だな?クォヴレー?」
「してきたようではなく実際に・・・・!!!(しまった!?)」
「・・・実際に・・・何?」
う・・・その・・・う・・うう・・


自分の失言に気づき目に涙をためフラガ以下食堂のメンバーを見やった・・・その時。


ドクンッ


クォヴレーの髪は銀から青へと変化。


「「「「「へ!?」」」」」


『お前達が・・・クォヴレーに余計なことを吹き込んだ張本人たちか・・・?
 オマケに俺の可愛いクォヴレーを泣かせたな?』


「い、いえ・・・そんな恐れ多い・・・」

『よほど命が惜しくないとみえる・・・待っていろ・・・ここにいる全員次の戦闘時には骨も残さず無限光へ消し去ってやろう・・・!』

青髪の少年の皆殺し宣言に全員の背筋が凍ったのは言うまでもない。

最もイングラムは少々きついお灸をすえるだけのつもり(つまりクォヴレーに余計なことは吹き込むな、と)
なので次の戦闘では誰も死ななかったという・・・(笑)






最後までやってないから題が『ボディ・タッチ』なのですよ!
タッチではすんでませんがね(笑)
この2人は最後までやれるのか!?
それはアンケートの結果次第ということで・・・はい。
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